お湯でカンタン5分!スピニングリールの糸グセを直す! バス釣り前日に試すべき方法
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Quick Hack to Remove Line Memory from Spinning Reels”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:wired2fish.com ”Quick Hack to Remove Line Memory from Spinning Reels”By Walker Smith •Jul 26, 2019
スピニングリールの糸グセ。嫌ですよね。
ここぞという時のキャストの時に限って、モジャモジャーというのがガイドを通っていこうとしてルアーが失速するのを見るのは本当につらいところです。
スピニングリールに巻いているラインというのは、リールの構造上、使っているうちにどうしてもねじれが発生してしまいます。糸ヨレというやつですね。
これは使うリールにもよるかもしれませんが、多かれ少なかれあるはずです。
糸ヨレだけならグシャグシャになってもまだ簡単に治ることもあるのですが、ここに糸グセが付いてしまっていると厄介です。まっすぐに伸ばしてもちょっと力を抜くとすぐクルクルに戻ろうとするので、いつの間にか結びこぶができてしまったりしてラインを切るしかなくなってしまったりするんですよね。
今日は小ネタとして、そんなスピニングリールの糸グセを簡単に除去する方法を見つけましたのでご紹介させていただこうと思います。
この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「Wired 2 Fish」の記事で、記者のウォーカー・スミス氏がやっているスピニングリールのスプールに巻かれたラインの糸グセを簡単に除去する方法を共有してくれています。
実に簡単な方法ですので、覚えておいて損はないと思います。早速その手順を読んでみましょう。
リールからスプールを外す
では、まずラインにルアーが結ばれているならカットしなければなりません。 面倒ですが、価値はあるはずです。 ラインを切り、スプールにラインを巻ききって、ラインの端をスプールの側面にあるラインクリップに挟んでください。 ラインがしっかり留まったら、リールの本体からスプールを外します。
お湯を注ぐ
外したスプールを台所などへ持って行き、1~2分ほどお湯をスプールに当ててください。 スプールを回して、すべてのラインにお湯が直接かかるようにします。
このようにラインを加熱すると、ほとんどの糸グセは消えます。 これは、風による結び目、ラインの折れ、ねじれなどのライントラブルを劇的に改善できることを意味します。 また、これまでよりもロングキャストができるようになります。 オーバヘッドキャストでも、オーバーハングの下へルアーを入れたいときも、その違いは明らかです。
良い状態を長く保つために
次ですが、これに関しては20年以上前に父から教わったことではありません。 技術と研究は、大きな進歩を遂げています。 スプールの上にお湯を流し終わったら、元に戻す前に、ラインに何らかのラインコンディショナーをスプレーすることを強くお勧めします。 私の意見では、これで長い間ラインをしなやかに保つことができると思います。
しかし、私はガス噴射式(スプレー缶タイプ)のラインコンディショナーを使用していません。 私も長年にわたり、ライントラブルに悩まされてきましたが、 私のお気に入りはReelsnotとKevin VanDam・Line&Lure Conditionerです(リキッド系のもの)。 どちらも非常に優れていますが、Reelsnotの方は撥水性があります。
これは釣りの前日にやりましょう
私が若い頃、トーナメントに何回か参戦してきましたが、スピニングリールに巻いたラインを信用することができなかったので、他にもラインを巻いたスプールを予備で持って行っていました。 突然のバックラッシュや風による結び目の発生が原因で、トーナメントの最中にリールがダメになってしまうのが怖かったのです。 それが二回も起きてしまった時、私は二度とゴメンだと思いました。
私が説明したこの方法は、これらすべての悩みを解決するものです。 あなたが遠くまで釣り遠征に行ったとき、スピニングタックルがそこにあるのであれば、水面に立つ前の夜に数分だけ、これをやってみてください。 これにより安心してロングキャストや正確なキャストに繋がるはずです。
お役に立てば幸いです!
この方法、皆さんはご存知でしたでしょうか。
私は初めて知りました。
釣りをする前の晩にお湯をスプールに当ててライン全体を温めて、その後にラインコンディショナーをかけるんですね。
紹介する私がまだ試していないので申し訳ないのですが、私はどうもPEラインがメインになってしまって試す機会があまりなくてですね…すみません…
(ラインのヨレや糸グセが気になる方はPEラインにするのもおすすめですよ…。)
しかしここで注意したいのは、あまり高温のお湯をかけてしまうと、スプールの内側にあるグリスを溶かしてしまう恐れがあるということです。
これを試してみる場合は、お湯をかけた後はスプールの内側をチェックしてみるといいかと思います。
釣りをするには道具が必要で、釣りに限らず、道具というのはどんなジャンルでも、どんなに優れたものでも、消耗やトラブルがつきものだと思います。
それでも人間側に知恵と工夫があれば長く使い続けることができるものがと思いますので、またこんな情報があればご紹介させていただこうと思います。
こんな私の探してきた情報でも、みなさまのお役に立てばと思っております。
それではまた。
毎度ありがとうございます!