ロッドへの落雷の恐怖
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Is This Angler Whose Rod Was Struck By Lightning The Luckiest Or Unluckiest Dude Alive?”という記事を引用してご紹介いたします。
私が子供の頃、雷は楽しい一大イベントでした。
今よりも送電設備が盤石な体制ではなかったのか、雷が発生すると結構な確率で停電が起きていましたので、夜に雷が鳴って停電になると、家族でろうそくを囲んで静かに語り合うような夜になるので、そんな非日常を味わうことが楽しかったように思います。
皆さんの幼少時代はどうでしたでしょうか。
最近は雷による停電が本当に減りましたよね。停電になっても復旧までがものすごく早いですもんね。頼もしい限りですね。
しかし、落雷が減ったわけではありません。
子供の頃よりも熱心に釣りをするようになった今、自分が落雷に遭う危険性はむしろ上がっていると言えます。とても一大イベントとして楽しむ余裕はありません。
釣り人が危険な目に遭う代表的なもののひとつが落雷ですが、皆さんは釣りをしていて落雷の危険に近づいたと感じたことはありませんでしょうか。
この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s Bait&Tackle」のブログ記事で、新しく買ったばかりのロッドを持って釣りをしていて落雷に遭い、生き延びたという最悪の不幸と究極の幸運を同時に味わったエピソードが書かれています。
決して他人事ではありません。ぜひ読んでみてください。
ロッドが落雷で壊れてしまったこの少年アングラーは生きて最も幸運なのかそれとも不幸なのか
ある日、釣りをしていた平和な午後は、落雷によってロッドが完全に焦げ、一瞬にして最悪の事態となりました。
月曜日、クーパー・ムーア君とその友人は雨の中で釣りをしていました(雨が止まないと判断したため)。 彼はちょうど新品のルー・マッチロッドを買ったばかりで、それを試したくて仕方ありませんでした。 クーパーは新しいロッドを木に立て掛けると、すぐに数キロ先の落雷に気づきました。 某匿名掲示板ではこういうことを「フラグが立った」と呼んでいます。
ここがこの日の出来事の分かれ目でした。クーパーはまず古い方のロッドでキャストしようとしたとき、ハプニングは起こりました。 稲妻が木に立て掛けておいた彼の新品のロッドに落ちたのです。 辺りの地面からは燃えるような恐ろしさが駆け抜けました。それは彼の体に衝撃を与え、体中のいたるところがビリビリという感覚を感じました。
ありがたいことに、クーパーは大丈夫でした。 しかし、彼の真新しいルーのロッドは大丈夫ではありませんでした…。 その日、電撃によりひとつの武器を失いました。
クーパーのこの経験を私たちは伝える義務があると思ったため、私たちは彼にロッドを送り、彼の落雷したロッドと交換してもらいました。 このひどいありさまを見て、いったい何人のアングラーが落雷に遭ったロッドだと当てることができるでしょうか。 なんという(アン)ラッキーな少年というべきか。 まあ、そのあたりは個人の判断にお任せするとしましょう。
しかし我々は、雷を見たら10人中10人の気象予報士が釣りはやめましょうと勧めるはずだと言いたいです。 嵐の間、金属の棒を持って外で立っているのは良い考えではないと誰でも思うのと同じように。
人生はまさに不運の連続です。
洗車をしたら雨が降った。保存しないでPC作業をしている時に限ってフリーズ。電話と玄関チャイムが同時に鳴る…。そんなことって、あるものですよね。
バス釣りをしていてもありますよね、ルアーを買って最初の一投で根掛かりロスト、釣り場に着いた瞬間に風ビュービュー、ボイルが起きた時に限ってボイル用のルアーを結んでない…そんな不運。
こういったことは意外と、誰にでも起こることですから、実は不運とは呼べないものなのかもしれません。まあ、そうは思えないのですけどね。
しかしこの記事にあったことは間違いなく不運であり、生きていたことは幸運ですよね。
本当に雷は怖いです。
カーボンロッドは雷を呼ぶ性質があるということを再認識しましょう。
また雷は、かなり遠いと思ってもいきなり近くで落雷することもあるようです。雷の音が聞こえたらできるだけ早く撤収するか一時避難しましょう。
雷が鳴っても避難しようとしない人を見かけたら、できる限りでいいので「雷ヤバいですよ」と一声かけて非難を促すようにしましょう。
ちなみに日本では、7月と8月に太平洋側での落雷被害が一番多くなり、日本海側では1月から3月に落雷の被害が一番多くなるそうです。
お互い絶対に雷を甘く見ないように気を付けましょうね。
それではまた。
毎度ありがとうございます!