ビッグバスを釣るための5つのステップ

ビッグバスを釣るための5つのステップ
Photo by majorleaguefishing.com

せっかくビッグバスが釣れる季節・タイミングで、いつもと同じ釣りをしていては、そのチャンスを最大化することはできないかもしれません。ここで、エドウィン・エバースのビッグバスを釣る方法の5つのステップを学んでみましょう。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”EDWIN EVERS: My Five-Step Process for Finding the Biggest Fish of the Year”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:majorleaguefishing.com”EDWIN EVERS: My Five-Step Process for Finding the Biggest Fish of the Year”MARCH 12, 2022 • EDWIN EVERS

私はバスを釣る上でサイズはそれほど重要視するタイプではありません。

実際、当店のYouTube動画をご覧いただいた方ならお気づきかと思いますが、私がバスのサイズを測る場面はほとんどないんですよね。どちらかといえば釣れるまでのプロセスを楽しむタイプなんです。

これはいやらしい私の考えですが、釣具屋の私としてはビッグサイズのバスにこだわるよりも、ある程度のサイズのバスがコンスタントに釣れたほうが商売としては成立しやすいと思うので、我ながらいい性格になったものだと自画自賛しております(笑)

とはいえ、サイズにまったく興味がないわけではありません。

あまり釣り慣れていないラージマウスバスが釣れたときや、スモールマウスバスでもこれは自己最高記録ではないか?と思った時はちゃっかり計測しています。

いくらサイズは重要視しないタイプでも、ときめきメモリアルなやつは別なんです。

そして、そんな私でも色めき立つ季節というのが今、プリスポーンの時期でございます。

この時期はやはり釣れればデカい、そして同じく釣れればデカい冬に比べればはるかに釣れやすいというタイミングに突入するわけですから、私だけでなく多くのアングラーさんが楽しみにされていることでしょう。

しかしながら、物事はそれほど単純ではありません。

大きなバスを釣るためには、それなりのことをしなければなりません。

せっかく大きなバスを狙って釣りに来たのに、やっていることが今までと同じでは、チャンスをつかむ確率は最大化しないということです。

この記事は、アメリカメジャーリーグフィッシングのアングラーズコラムの記事で、メジャーリーガーのエドウィン・エバース氏が、ビッグバスを釣るための行動を5つのステップに分けて解説してくれています。

チャンスを最大化するためのエドウィン・エバースの5ステップに注目してみましょう。

ビッグバスがいるフィールドへ行く

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The first step is choosing the right body of water. You can’t catch a giant bass if no giants live where you’re fishing. To find the right water, talk to your state fisheries biologists, look for reliable reports of big fish, or talk with trustworthy anglers who know.

最初のステップは、適切なフィールドを選択することです。 釣りをする場所にビッグバスがいないのであれば、ビッグバスを釣ることはできません。 ビッグバスがいるフィールドを探すのは、ビッグバスに関する信頼できる報告を探したり、知っているアングラーの中で信頼できる人に相談してください。

ベストなエリアを探す

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The second step is to identify the best spots on the right waters. Remember that although pre-spawn bass are typically quite shallow, they like having close access to deep water. They also prefer areas where they can move short, vertical distances to get into the spawning areas rather than moving long, horizontal distances. Look for those sorts of places off the beaten path. The closer you’re fishing to a boat ramp or heavily populated place, the more likely that area gets a lot of fishing pressure. Those bass will be extra skittish. Instead of fishing an area that obviously looks good, try to find something that has the right elements without being flashy. The obvious spots are going to get pounded. The less obvious spots can hold a ton of fish without getting a ton of pressure. Think “outside the box” just a little. If you know everyone else is sight fishing or beating the banks, look a little deeper. Just because you fished a spot earlier without any success doesn’t mean it won’t produce later in the day. Give it another try. Maybe they’ll be feeding when you go back. Try different baits or different angles of presentation the second time.

2番目のステップは、適切なフィールドの中でも最適なエリアを特定することです。プリスポーンのバスはだいたいシャローにいますが、ディープが隣接しているのが好きなようです。また、彼らは横に長く移動するのではなく、縦に短い距離を移動してスポーニングエリアに入ることができるエリアを好みます。

なるべく人混みを避けられる場所から探してください。ボートランプや人の多い場所に近づくほど、そのエリアのフィッシングプレッシャーは大きくなる可能性が高くなります。そのような場所にいるバスは非常にスレています。

誰がどう見てもめちゃくちゃいい場所のようなエリアを釣るのではなく、派手さはなくとも適切な要素が備わっている場所を探すようにしてください。誰がどう見てもいいポイントは叩かれまくっています。あまり目立たない場所は高いプレッシャーにさらされることなく、多くのバスを釣ることができます。

枠にとらわれないようにしてください。他のみんながサイトフィッシングやバンク撃ちをしているようなら、もう少しディープまで見てみる。早朝に釣りをして釣れなくても、午後も釣れないとは限りませんので、もう一度試してみる。もしかしたら、入り直した時にちょうどフィーディングが始まるかもしれません。 2回目は、さまざまなルアーやさまざまな角度からのプレゼンテーションを試してください。

ステルスモードで釣る

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The third step is some practical fishing advice that works for all fishing but is essential when your goal is a lunker. You need to be quiet and take a stealthy approach. That means cutting off the outboard well before you’re within casting distance. It means slowing your trolling motor. It might even mean shutting off your electronics if you’re fishing extremely shallow water. It also means being patient with your presentations. Instead of launching a cast when you think you might be within range, wait until you’re in the perfect position, then try to get the lure in the water as quietly as possible. Be aware of your surroundings. Try not to disturb the birds or the turtles when you come in. Bass have to notice when everything around them is frantically running away.

3番目のステップ、これはすべての釣りに通ずるアドバイスですが、ビッグバス狙いであればなおさらです。 あなたは静かに、ステルスなアプローチをする必要があります。 つまり、キャスト範囲内に入る前にエンジンを止めることを意味します。 エレキのパワーも落とすことを意味します。 かなりのシャローエリアを釣りるのであれば、魚探の電源を切ることを意味する場合もあります。

そして、プレゼンテーションまで我慢することを意味します。 キャスト範囲内にバスがいると思われたらキャストを開始するのではなく、完璧な位置になるまで待ってから、できるだけ静かにルアーを水中に入れるようにしてください。 周囲に注意してください。 ポイントに入るときは鳥やカメの邪魔をしないようにしてください。バスは周りの生き物が必死に逃げればそれを敏感に察知します

正しいルアーを使う

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The fourth step is to choose the right baits — ones that give you the best chance of attracting a big bass. For this, it’s tough to beat a jig, like the new Berkley PowerBait jigs. Tip them with a MaxScent trailer like the Meaty Chunk Trailer and you have a lure that creates a scent path to draw bass in and PowerBait to keep them holding on. Another strong option is to throw something the bass haven’t seen, like the new Berkley PowerBait Agent E Swimbait. Whatever bait you’re fishing, slow down. Big bass didn’t get big by exerting a lot of energy to feed. And make multiple casts. Give the bass plenty of opportunity to say “yes” to your lure.

4番目のステップは、適切なルアーを選ぶということです。つまり、ビッグバスが釣れる可能性が最も高いルアーです。 たとえば、バークレイの新しいラバージグなどです。 これにマックスセントのミーティーチャンクをトレーラーにすることで、バスを寄せるための香りがあり、しかもその香りを長く保持できるルアーができあがります。 もう1つの強力な選択しとして、新しいバークレイ・パワーベイトのエージェントEスイムベイトのようなバスが見たことのないものを投げることです。

釣りをするルアーが何であれ、釣りをするスピードは落とします。 ビッグバスは、フィーディングのときに多くのエネルギーを費やさなかったために大きくなったのです。 そして、キャストの回数を増やします。 バスの前により多くルアーを通し、バスにチャンスを与えてください。

Just do it!!

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Finally — and this step may be the hardest — you need to get out there and spend as much time fishing as possible. There are no good substitutes for time on the water, and even when you do everything right, the very biggest bass don’t come easy!

最後に…このステップが最も難しいかもしれません…あなたはフィールドに出て、できるだけ多くの時間を釣りに費やす必要があります。 フィールドでの時間に代わるものはありません。すべて正しい行動をとったとしても、ビッグバスは簡単には釣れないのですから。

ビッグバスを釣るための5つのステップ
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エドウィン・エバース、なかなか厳しい問題を突き付けてきますね…。

ちょっと簡単に整理しましょう。

  1. ビッグバスがいるフィールドで釣る
  2. いいポイントで釣る
  3. 静かに釣る
  4. 正しいルアーで釣る
  5. 釣りに行く

どうですかこの5つ…私には難しい、特に2と4が難しい…わからない(笑)

もうね、私にとってポイントとルアーは永遠のテーマです。何が良くてどこがいいのか、分からないものはしょうがないです…(笑)

しかし、逆にですよ、私が思ったのは、いくらいいルアーを持っていていいポイントに入ったとしても、3のステルスモードができなければ台無しだということでした。

このステルスモードについては、私なんかが言うのもおこがましいのですが、とくに野尻湖で釣っていると感じることがあります。

たとえば虫パターンの時、できればボートで忍び寄るようにアプローチしたほうがいいのに、エンジン全開で来て直前で止めてポイントに侵入される方がいらっしゃる。

私が人の釣りをどうこう言うつもりはありませんが、もう少し遠くでエンジン切るだけで第1投からかなりのチャンスになると思うのにもったいないなあ、と思うことがあります。

私が慎重にポイントに入ろうとしてるのに横入りされたから言うのではないですよ(笑)

そしてもうひとつ。

バス釣りが上手な方と同船すると、近くに鳥が近付いて来たり、近くの鳥が飛び立ったりするだけで「うわーやめてー!」と声を出すんです。

周りの生き物を良く見ていて、バスに与える影響を心配しているということですよね。エドウィン・エバースも同じことを言っていましたね。

こういうことは、分かってしまえば、意識して行動に移すのは簡単なことだと思います。

分からないことは仕方がないので、ステルスモードなど、できることをやらなきゃな、と思いました。

そうそう、ビッグバスを釣るルアーについてですが、先日ツイッターで軽く皆さんに質問させていただいたところ、お返事をいただくことができたのですが、

私の紹介した記事に賛同いただいた方がお返事をくれたということもあるかもしれませんが、ひとまずビッグバスは遅い釣りで釣れている傾向はあるのかなと思います。

分からないなりに、このあたりは覚えておかなければなりませんね。

またエドウィン・エバースは、すべて正しいことをしてもなかなかビッグバスは釣れないと言います。

フィールドに出ること。

これがすべてだと思いますので、自己新記録を狙いに行ってみてはいかがでしょうか!

わ、私は別にサイズにはこだわりませんけどねっ!

それではまた。

毎度ありがとうございます!