7月の野尻湖はアフタースポーン!?フォロースティック・ネコリグ
こんにちは!店長の小山です!
本日は2020年7月16日の野尻湖釣行の様子をお伝えさせていただきます。
どうにも長い梅雨が抜けない野尻湖ですが、さて、夏らしい釣りをした方がいいのか?そうでもないのか?どんな感じなのでしょうか。
この日の野尻湖の様子
この日の野尻湖は
天気:小雨時々晴れまたはくもり
気温:最低17℃・最高23℃くらい
風:午前中無風~午後北風5m以上
水温:22.5℃~23℃
水質:やや濁り
気温がずっと低い割には思ったより水温は下がっていませんが、先週の大潮でまたネストがたくさんできたということで、シャローにはネストの跡が多く残っています。
梅雨がずっと続き、バスにとってはまだ春が長く続くという感覚なのか、遅いスポーニングをしたんですね。
こんなときはどんな釣りをしたらがいいのでしょうかね…?
ということでひとまず動画の方からご覧くださいませ。
今年の野尻湖、ここまでの傾向
今回の釣果とはあまり関係はないのですが、今年は冬が暖冬で雪もなく、野尻湖は水位が上がらないのではないか、水温が高くなりすぎないかと心配されていましたが、春の解禁時は始まってみれば普通に春、という感じでした。
その後は夏の猛暑になるのではないかという予想もされていたのですが、今回、梅雨が長引き、ここまでは冷夏、それどころかこの水温を見る限りですとまだ春を引きずっているような印象まであります。
そんな中、動画の冒頭でも触れていますが、この日に一番釣果が良かったのは、色々な情報を集めてみる限りですとどうやら虫パターンだったのです。
たしかに途中は晴れ間もあり、夏っぽい感じにはなったのですが、セミもほとんど鳴かず、理想的な虫パターン日和にはまだ遠い印象だったのに、です。
それでも虫パターンが一番良かったそうですから、分からないものですね。
たとえ今年の気候がどんなに異常気象と感じても、当日の天気予報が雨や曇りでも、この時期は虫ルアーは必ずタックルボックスに入れてきた方がいい、といういい教訓でした。
皆さんはぜひ忘れないでくださいね。
ヒットルアー
さて、虫パターンの予想が外れてしまった私、この日の作戦は「アフタースポーンっぽい釣りをしてみる」ということで、前回も野尻湖で釣れていたフォロースティックのネコリグをメインに持ってきました。
魚探で各エリアをチェックしてみたところ、雨がパラついた午前中は水深6mぐらいがワカサギ・バス共に多く映る感じで、お昼くらいからは6~9m位にワカサギもバスも良く映るという感じ。
しかし、魚影の濃いそれぞれの水深ゾーンを狙って行ったところ、一番ルアーへの反応がいいのが水深7mくらいにいるバスでした。
ちなみに釣れたエリアは菅川・島東・カトリックワンドの岬ということで、フラット・バンク問わず、良かったのが7mという感じでした。
今回はバックシートに連れがいたのですが、釣れも私と同じような釣れ方をし、船中6本とバラシ少々、サイズもまあまあという感じでしたので、私としては上出来です。
しかしフォロースティックはよく釣れます。
ヒットカラーはソリッドブラック、グリーンパンプキンブルーフレーク、スカッパノンの3つですが、一番反応が良くバイトが深かったのがスカッパノンでした。
これは私の意見ですが、スカッパノンというカラーは好きでよく使いますしよく釣れますが、特に晴れ間が出た時に好調なような印象があります。実際はどうなのでしょうか。
ネコリグシンカーは1/64oz(0.45g)ですが、フォロースティックソルトインは塩入りなのと、ネコリグはシンカーの重さに対してフォールが早いリグですので、ディープのこのような釣りでもそれほど苦にならないと思います。
また、もうひとつ良い点といたしまして、フォロースティックソルトインは塩入りの割に素材の針持ちがすごく良く、ワームが壊れにくいのです。
うまく行けば1本のワームで3本くらいのバスは釣ることができると思います。(ワームはいいとしても、ネイルシンカーが高いですからね、この耐久性は見逃せません)
ぜひお試しください。
また、この日はボートの後にオカッパリもやってみました。
7月になるとオカッパリでの釣果が段々と望めなくなってしまうのですが、今年の感じはどうだろうと思って残業ですね。
するとこんな感じで釣れてくれました。
ゲーリー4インチグラブで30くらいのお友達サイズを2本。(写真の2枚は同じ魚です。もう1本のバスは写真なし)
遠投しやすいように重めのジグヘッドでボトムズル引きでした。まだ釣れるのは嬉しいのですが、このサイズとは…いつもの年なら数は釣れなくてももっと大きいのが釣れたような気がします。
ボトムズル引きですとウィードとトロロ藻が多く引っ掛かるので、それが影響しているのかもしれませんね。
特にこの時期からのオカッパリでは飛距離が重要になってきますので、ワーム単体でもよく飛んでコンパクトなシルエットのゲーリーヤマモト・4インチグラブはおすすめですよ!
長めのポーズを織り交ぜてズル引きしてみてくださいね。
まだもう少し梅雨が続きそうな気配ですが虫パターンがいよいよ本格的に開幕しそうな雰囲気もありつつ、実際の真夏はどんな気候になるのか全く予想できませんが、激釣れの野尻湖はまだまだ続きます。
ぜひ遊びにいらしてくださいね!
野尻湖は、明らかに例年より1回多かったスポーニングがこのタイミングで終わりました。これは木崎湖もそうですし、聞くところによるとまあまあ全国的にスポーニングが1回多かったフィールドは多かったようです。
これは来年以降、バスの数がめちゃくちゃ増えると思いますので、また楽しみが増えますね。
皆さんのフィールドはどうでしたでしょうか。
それではまた。
毎度ありがとうございます!