8月下旬の野尻湖:ダウンショットでナイスなスモールマウスバス(ソアリンシャッド縦割り&ニシネ ドロップショットミノー)
こんにちは!店長の小山です!
本日は2020年8月26日の野尻湖釣行の様子をお伝えいたします。
お盆も過ぎましたが、今年はウィードが増え、雨が多く、減水が遅れるという、いつもと違った夏の野尻湖となりましたが、8月下旬のスモールマウスバスはどんな感じになっているのでしょうか。
この日の野尻湖の様子
8月26日(水)
天気:晴れ
気温:最低19℃~最高32℃くらい
風:午前南風2m~午後北風5m
水温:27.5℃~30.5℃
水質:クリア+ところどころ濁り
8月上旬の時点ではまったく減水していなかったのですが、下旬のこの日は1mほど減水していました。ところどころターンオーバーっぽい濁りのあるエリアがありますが、気にするほどではではない様子。
そろそろボイル祭りが始まってるタイミングだと思い、ボイル撃ち用タックルとディープ用タックルを持ってワクワクして出かけたのですが、どうなったのでしょうか。
それでは動画の方をご覧ください。
ボイルにご用心
期待して出かけたボイルでしたが、そりゃあもうお祭りでした。
1日中、なにかのきっかけで(遊覧船やウェイクの引き波がきっかけになることが多かったです)、ボイルが起きます。そこらじゅうで起きます。
しかし、ボイルしているのはどうやら小バスばかりのようです…
イガジグ、ステルスペッパーなどで釣りました。あっけなく釣れてくれますので、数を釣るならボイル撃ちでかなり稼げるかもしれませんね。
トップといいますかサブサーフェスで釣れるので楽しいですし、ボイルの音がするとつい振り向いてしまうのですが、これにハマってしまうとサイズアップが非常に難しくなってしまうと思われますのでご注意くださいね。
デカバス狙いでやっていてもバイトがないと寂しくなってつい小バス釣り…でもやっぱりデカいのも狙いたい…でもバイトがないので小バス狙い…という無限ループに陥りますからね(笑)
しかし、例年ですとこのタイミングなら45アップのスモールがボイルしていたはずなのですが…どうなってしまったのでしょうか。
ヒットルアー
本当はボイル撃ちででかいのを釣りたかったのですが、一応といいますか当然といいますか、プランBということでディープ用のダウンショットも用意しておいて良かったです。
40アップのデカいのは2本とも7mレンジのダウンショットでした。
まずは最近のお気に入りのひとつ、プロフェッサー・ソアリンシャッドの縦割りです。
現在の野尻湖のメインベイトがワカサギの当歳魚ということで、サイズは2~3センチといったところ。
これにぴったりマッチするのがこのワームです。
カラーはスモーキンシャッド、ブラックで釣れました。1.8インチの自分で縦割りでも2インチ縦割りでも両方で釣れました。
これは本当に助かります。
他にクリアワカサギというカラーもあったのですが家に忘れてきてしまいました。多分ですが、あのカラーでも釣れたのではないかと思います。実績がありますのでね。
次が、回収中の早巻きに食ってきたニシネルアーワークス・ドロップショットミノーです。
回収中に釣ったのなんかアテになるの!?と思われるかもしれませんが、スモールマウスはもともと、回収中のヒットがかなり多いんです。
ただ、回収中の早巻きでもグルグル回ったりしない、動きの破たんしないワームでないといけないんです。
その点、初めて使ってみて分かったのですが、このワームは直線引きでもテールがプルプルプルーと震えるアクションをしました。
一応ドロップショットミノーというネーミングからダウンショット専用と考えてしまいますが、これはジグヘッドリグのストレートリトリーブでも釣れるワームがと思います。
次回は回収中以外でも釣ってみたいですね…!
スモールマウスは回収中の早巻きで食ってくるかもしれないということは忘れずに覚えておいてください。ディープの釣りはゆっくり回収せず、回収の時は早巻きで。ぜひお試しください。
バスの取り扱いについて
今回の釣行では7メートルレンジを中心に釣ったのですが、みなさま、映像を見てみて、釣れたバスがみんな背びれが立っていないのにお気づきになりましたでしょうか。
7mボトムの水温は何度かわかりませんが、日中の表水温が30℃を越える今、スモールマウスバスにはキツイ環境です。すぐにリリースしてもゆっくりゆっくり潜っていく感じで、これまでの元気がないようなんです。
ライブウェルに入れる際は、水の循環、ブクブク、水温など充分お気を付け下さい。
またボートの熱いデッキに直接置いたり、写真撮影などで長時間空気にさらすのも注意しなければなりません。
私が言うのもおかしな話かもしれませんが、バスの取り扱いにご配慮いただけると嬉しく思います。
さて、私はこんな感じの1日でしたが、周りの方々に聞いたところ、釣れている人はもっともっと釣っていますね。
厳しいという人と、めちゃくちゃ釣っている人と、どうやら分かれているようです。
例年に比べるとスーパービッグは出にくいようですが、バスのやる気自体はかなりあるようで、チャンスだそうです。釣れるパターンにいかに早くたどり着けるかがカギのようです。
うまくすれば40アップが連発する(らしい)今の野尻湖、ぜひみなさんも挑戦してみてくださいね!
それではまた。
毎度ありがとうございます!