5月の木崎湖バス釣り:シャッドテールのノーシンカーでI字系ピロピロピー
こんにちは!店長の小山です!
本日は2021年5月12日の木崎湖釣行のようすをお伝えせさていただきます。
この時期ならではの釣りのひとつ、I字系を楽しんでいただくための助けになれば幸いです。
この日の木崎湖のようす
この時期の特徴のひとつ、連日の爆風に見舞われる木崎湖ですが、この日はまあまあ穏やかな感じでした。
- 天気:晴れ
- 気温:最低8℃、最高20℃くらい
- 水温:13.5℃~14.5℃
- 水質:クリアところどころターン残る
- 風:南1m~2m、時々北風
いよいよバスのスポーニングベッドができ始め、岸際には白っぽい丸い産卵床が見受けられるようになりました。
スポーニングベッド(産卵床)は第1段階としてオスのバスがベッドを作り、第2段階としてできたベッドにメスのバスを呼び込み、第3段階として産卵させたベッドをオスのバスが守るという感じになります。
一般的にはどう呼ぶか詳しくは分かりませんが、第3段階のベッドを守るオスが付いた状態を「ネストまたはネストのバス」と呼び、第2段階で自分のベッドを主張するようになるバスのことを「ロックされた状態のバス」と私は呼んでいます。
一般的に倫理的に良くないとされているのはネスト、つまり卵や稚魚を守るバスで、私もそのバスを釣るのは今はあまり好きではありませんが、第2段階のバスを釣るのはそれほど抵抗はありません。
第2段階のバスはスポーニングに意識が傾きながらも捕食に対してもまだ積極的な状態という感じだと思っています。
クリウォーターのフィールドであれば発見しやすいバスですが、言うほどイージーではないという相手ではないでしょうか。
今回はこのネストを作る前段階でのナワバリを主張している(と思われる)バスを相手にしていますので、もし倫理的またはその他の理由で抵抗のある方にはすみませんが、よろしければご覧くださいませ。
最後に嬉しいゲストさんも来てくれてラッキーでした(笑)
ヒットルアーと釣り方
まず朝イチは、ロンサムスイーパーというI字系ハードプラグを使っていきました。
動画内ではバイトシーンは1回でしたが、この日は風が吹いたり止んだりで、風がやや強い時はこのロンサムスイーパーを投げていました。
バイトは結構あったものの、何かが気に入らなかったのか、どれもフッキングに至らず。情けない…!
ルアーは良いものですので、ぜひ使ってみてください!
ハードルアーはとりあえず水深を問わず使っていきますが、どシャローをウロウロする見えバス(ネストを持っていなそうなやつら)が溜まっている場所を見つけたら、警戒心を与えにくいソフトルアーの出番だと判断し、フレキシーシャッドを投入です。
シャッドテールのノーシンカーのただ巻きのことを「ピロピロピー」と呼ぶのはまあまあおじさんアングラーだということは分かっています(笑)。しかし、それなんですよ(笑)
動画内で使っている「半サイト」という用語ですが、これも正しい使い方はよくわからないのですが、スモールマウスバスの場合、サイトフィッシングをするほど1ヶ所でじっとしていることが少ないので、だいたいのあたりに投げて、バスの方から発見してくれるようにするときに私は使っている用語です。
間違っていましたらすみません。
水深2m前後のほぼ周囲が丸見えな状態でできるだけロングキャストし、本当に超スローにただ一定スピードで巻いているとどこからともなくバスが現れてバイトしてきます。
周囲は丸見えなはずなのに、不思議なんですよね、どこにいたのか。
45センチくらいかな、太ってて重たかったです。嬉しい(笑)
まだ風のあたりが弱く、水中が見やすいままなので引き続き投げまくっていくと2本目が来てくれました。
これも全く同じ釣り方です。45センチくらい。でっかい!
このフレキシーシャッドというワームはかなり遅いスピードで引いてもテールが動く設計になっています。また、3インチというサイズに対してややボリュームがあるので、ノーシンカーでもわりと飛距離を稼げるタイプのワームだと思います。
ボディ途中までややボリューミー、テールのところだけ長めの超うすうすになっているのがこの釣りをしやすい理由だと思います。
私はこれをオフセットフックにセットし、PE0.6号とフロロ5lbのリーダー1mというタックルで使っています。
PEラインに対してリーダーが太くて短いのはリーダーの重さでも飛距離を稼ぎたいのと、リトリーブの時にルアーを浮き上がらせたくないためです。
まあ、これも私が良かれと思ってやっているだけで、タックルはそれほどこだわらなくても大丈夫だと思いますし、釣り自体は非常にシンプルかつ簡単ですので、ぜひやってみてくださいね!
今回釣れたカラーはワカサギパープルというカラーでしたが、バスが浮いてくるか、追っかけてくるか、バイトして来るかという感じで、ルアーのカラーごとにバスが示す反応を見ることが非常に重要だと思いますので、カラーは複数あった方がいいかと思います。
このシャッドテールワームのI字系ピロピロピー釣法(今はなんて呼ぶのでしょうか)は、これからアフターのころまで使える息の長い釣りですので、ハードルアーのI字系で反応しない時にぜひ試してみてください。
ご注文、お待ちしております!
それではまた。
毎度ありがとうございます!