11月晩秋の野尻湖・フォロースティックでバス釣り!【2019シーズン最終日】

こんにちは!店長の小山です!
本日は11月3日の野尻湖2019年シーズン最終日のバス釣りの様子をお伝えいたします。
この日の野尻湖の様子

11月に入り、紅葉がだいぶ進んできました。
長野では木枯らし第1号も吹き荒れ、紅葉と同時に落ち葉も増えてきています。
朝の最低気温は4℃とかなり冷え込みましたが日中の最高気温は17℃前後ほどあったようで、防寒着であればポカポカ陽気というところで、過ごしやすい感じでした。
水温は15.5℃前後、台風の影響で増水したからかなんなのか、水温はあまり下がりませんし、ターンオーバーの泡も少なめに感じます。水質は結構クリア。ウィード周りは超クリアです。
数年前から野尻湖のバス釣りは11月の第1日曜日まで延長されました(11月1日が日曜日の場合は第2日曜まで)が、私はこれまで11月の野尻湖でバスが釣れたことはなく、とりあえず最終日は野尻湖にお別れを言いに来るのが習慣となっていました。
しかし!ようやく今シーズンはサヨナラバスを釣ることができました…!ありがとうございます。
ということで動画の方をご覧くださいませ。
五十嵐誠プロからの重要なアドバイス
シーズンの最後の最後のバスをバラシで終えてしまうあたりがいかにも自分らしいところではあるのですが(笑)、それよりもなによりも、動画の途中、偶然居合わせたガイド中の五十嵐誠プロから重要なアドバイスをいただきましたのでここで捕捉させていただきますと、
ボイルフィッシュを狙う時は「ボイルしているバスではなくて、その周りにいてスイッチがこれから入る魚を浮かせて食わせるイメージを持つ」ということを言われました。
ですので、ボイルしている場所までルアーが届かなくてもしっかりアクションさせること、集中していることが大事なのだそうです。
私はこれまで、ボイルして狂っているバスがすべてだと思っていましたし、ボイルしているバスがバイトしているのだと思っていましたが、そうとは限らないようですね。
これは野尻湖のようなクリアウォーターのフィールドで言えることなのか、それともスモールマウスにだけ言えることなのかまでは聞けませんでしたが、よく覚えておこうと思います。
五十嵐プロ、貴重なアドバイスをいただきありがとうございます!
しかし千載一遇のチャンスを活かせなくて申し訳ないような、恥ずかしいような(笑)
ウィードに依存し始めている
それからこの日、気付いたことなのですが、この水道局ワンドというエリア、いつもはこの時期のボイル祭りはもっとワンドの出口の沖の方で盛んになっていて、ワンド奥はもう終わっていることが多かったと思うのですが、今年はまだ盛んにボイルしています。
その理由まではちょっと分からないのですが、ひとまずわかったこととして、水道局ワンドの最奥にはウィードが豊富に生えていまして、きれいなウィードラインができています。
そのウィードのアウトサイドエッジを大型のスモールが回遊していて、風や雲の変化でスイッチが入り、そのあたりにいる当歳魚の小さなワカサギにボイルが起きていることが分かりました。(動画でボイルしている場所です)
水道局のコンクリートの壁まで追い込んでいることもありました。

常にそこでボイルが起きるとは限りませんが、ウィード沿いに回遊しているバスがいることは間違いなさそうです。(釣れるかどうかはまた別の話ですが…)
まだ今シーズンは生えたばかりのウィードに依存することはないかなと思っていましたが、いい感じにベイトが絡んでいるからか、早速バスはウィードを利用しているようでした。
これは来シーズンのいいヒントになるような気がします。
フラットのバスが釣れない
この日は先月にいい思いをした菅川のディープフラットにも行ってみたのですが、先月よりもレンジは下がっていたものの、バスの数は相変わらず多く、釣れると思ったのですが全く反応してくれませんでした。
ワカサギのレンジがもっとかなり深くなってしまって、バスが置いてけぼりを食ってテンションが下がっているとかそんな感じなのでしょうか。

こんな感じで魚探にはバスらしきものが映り、ボトムの少ないベイトを食っているように見えるのですが、ワームのカラーを替えてもスピードを変えても反応がなく、難しかったです。
こんなときは見切りをつけてバンクにいる単発のバスを追った方が釣果が伸びるのかもしれませんね。
今回、バンクの単発バスを釣ることができたことで、いい映像を見るとなかなか見切れなくなってしまう自分への良い課題と対策ができました。
ヒットルアーはフォロースティックソルトイン
今回、抜群に反応が良かったのがフォロースティックソルトインカラーでした。
たまたま水道局で居合わせたフォローの五十嵐誠プロに気を使ったわけではありません(笑)、最近の五十嵐さんのブログでフォロースティックが釣れているのを見ていましたので使おうと思っていたのが正解だったようです。
リグはダウンショットリグでラインはフロロの3ポンド、フックはマスバリの#8、シンカーは1.8g、リーダーは10センチで、ずーっとシェイクしながらボートをゆっくり引っ張っていくというやり方でした。
バイトは半分根掛かりしたときのようなヌンと重くなるだけの感じで分かりづらいのですがしっかり食ってきます。
カラーはブラック、スカッパノンではがっちり食ってきましたが、最後のバラしたのはスモークブラウンというやや薄い色でしたので、濃いカラーの方がよかったのかもしれません。
野尻湖は禁漁期間に入ってしまいましたが、スモール、ラージ問わずディープのバスを釣るためのかなり良い武器になるのではないかと思います。
まだお使いでない方はぜひお試しになってみてくださいね!

11月の野尻湖バスを釣ったことがない私に貴重なバイトをくれたフォロースティックに感謝です!
そして今シーズンも無事に野尻湖の釣りを終えることができました。ピノキオボートさんや五十嵐プロをはじめ、関わってくださったみなさま、お世話になりました。また来シーズンもよろしくお願いします。
まだスモールマウスを釣ったことがない方も、来シーズンはぜひ野尻湖へお越しくださいね!
それではまた。
毎度ありがとうございます!
