子供を釣り好きにさせる10の方法

子供を釣り好きにさせる10の方法
Photo by shopkarls.com

現代の子供たちはネットやゲームが身近にありすぎるため、釣りを教え、釣り好きにさせるのは昔より大変かもしれません。親子の絆を深めたい場合は、これをご覧いただければ、子供と一緒に楽しみ、思い出を作り、釣り好きにさせることができます。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”How To Take A Kid Fishing: 10 Tips You Need To Know”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com ”How To Take A Kid Fishing: 10 Tips You Need To Know”

私がこのブログを運営するにあたって心掛けていることのひとつに、なるべく時事ネタを入れないという決め事があるのですが、今回は新型コロナウィルス絡みの話題になります。

今年の新型コロナウィルスの影響は世界的に広がっており、全世界が同時に変化しています。

私のような一般市民はこれに大きく振り回され、生活自体に不安を感じる日々を過ごしていますが、きっと日本国内のみならず、世界中の多くの人々が同じような不安を抱きながら過ごしていることと思います。

ただ幸いなことに、この世界的な生活の変化の中には、大きなアウトドアブームの発生も含まれていました。

ウィルス感染と拡散を防ぎつつ、自分自身の心のケア(癒し)を求めるため、アウトドアアクティビティ(活動)を行うというのはとてもいいアイデアです。

私自身が趣味としている釣りもアウトドア活動の一環であるため、世界的に関心が高まっているようですね。

これを新型コロナウィルスのおかげというと語弊があるのですが、それはさておき、このウィルスがあろうとなかろうと、私たち釣り人は少なからず、誰かに教えられて、誰かに連れられて、釣りに夢中になっていった経緯をお持ちの方が多いはずです。

釣りは癒し効果のほか、自分自身をたくましく育ててくれたり、プラス思考になったり、好奇心や観察力を鍛えてくれると私は信じているのです。

この機会に、特に子供たちに釣りの楽しさを教え、夢中になってもらい、健全な人格形成に釣りを活用していただけたらと思っています。

しかし、私たちはどのように釣りの楽しさを伝えれば子供たちが夢中になってくれるのでしょうか。

私なんかは子供のころにはゲームもネットもなく、勝手に好きになったので、そんなことはよく覚えていないのです。

この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s bait & tackle」のブログ記事で、子供たちに釣りを教えるときの10の方法が書かれています。

あなたも子供の頃はきかん坊だったはずです(笑)。次の10の項目を読み、辛抱強く子供と接してあげてください。

その日は何のためにあるのか

引用文(タップすると開きます)
From start to finish, keep reminding yourself this day isn’t about you. It’s about the kids. Your objective is not catching fish but helping others attempt to catch fish and, more importantly, enjoy the day outside. Once you grasp this concept, it’s going to make the day much more comfortable. Being out on a nice day with someone you care about is what it’s about; catching fish is just the icing on the cake.
子供を釣り好きにさせる10の方法
Photo by shopkarls.com

最初から最後まで、その日は自分のための1日ではないことを忘れないでください。 子供たちのための日です。 あなたの目的は魚を釣ることではなく、他の誰かが魚を釣れるようにするのを助けること、そしてもっと重要なことは、外で一日を楽しむことです。 この考えを理解すれば、1日が快適になります。 大切な人と天気の良い日に出かけることが重要です。 魚を釣るなどということは、ケーキの箱の中の保冷剤くらいなものなのです。

まずは釣りやすい魚を対象に

引用文(タップすると開きます)
Start with a species of fish that are accessible and more willing to bite. For most of us, this is going to be panfish. Panfish is an umbrella term for a cluster of small warm-water fish known for their delicious taste and inability to outgrow a large frying pan. Panfish species like bluegill (also known as bream) crappie, and perch are the most common panfish species targeted. The best way for a kid to learn fishing is with active and predictable fish like small panfish. Catfish, carp, stocked trout, or bass are also viable options, especially if you’re looking to advance to larger fish.
子供を釣り好きにさせる10の方法
Photo by shopkarls.com

身近で、より釣りやすい魚から始めましょう。 私たちにとってこれは、パンフィッシュがそれにあたるでしょう。 パンフィッシュとは、食べて美味しく、フライパンに収まるほどの小さな魚の総称です。

(アメリカでは)ブルーギル、クラッピー、サンフィッシュのような魚が最も一般的にパンフィッシュと呼ばれています。 子供が釣りを学ぶための最良の方法は、この小さなパンフィッシュのような活発で予測可能な魚を狙うことです。

ナマズ、コイ、管理釣り場のトラウト、ブラックバスも良いオプションです。特にさらに大きな魚を狙うステップアップを検討している場合に向いています。

道具は簡単なものを

引用文(タップすると開きます)
Part of the experience of learning to fish is mastering the equipment you’re using. To help make this process easier, you want to start with simple fishing gear like a spin cast or push-button fishing combo. Most kids fishing combos come spooled with fishing line and cost no more than $35. Tie on a small hook, pinch a little split-shot weight roughly 6-10 inches above the hook, and then pinch on a small bobber float so that it’s 12-18 inches above the hook. Attach natural baits like worms, minnows, corn, or bread to your hook and start targeting shallow water ponds and creeks. This technique will work virtually anywhere with shallow water panfish. If you need to target deeper water, try using a slip bobber rig.
子供を釣り好きにさせる10の方法
Photo by shopkarls.com

釣りを学ぶということの中には、道具の使い方を習得することも含まれます。 このプロセスを簡単にするために、スピンキャストリールのような扱いが簡単な道具から始めるといいでしょう。 多くの子供用のロッド&リールセットは釣り糸まで巻かれていて、5000円以内で購入できます。

小さなフックを結び、フックの数センチ上に小さなカミツブシおもりを付け、その上にウキを付けます。 ミミズ、小魚、トウモロコシ、パンなどの餌をフックに付けて、池や小川へ向かいます。 これなら、浅瀬にいるパンフィッシュならどこでも釣ることができます。

釣りは2~3時間以内で

引用文(タップすると開きます)
Keeping the fishing trip short will help prevent the youngster from getting burnt out. Sure, you might be able to fish for 6+ hours, but kids usually aren’t as excited to spend that much time fishing. Go for short trips and continually lengthen your outings as the young anglers’ comfort level and interest advances. Pro tip: Fishing early in the morning or a couple of hours before sunset is the best time to catch fish.
子供を釣り好きにさせる10の方法
Photo by shopkarls.com

釣りの時間を短くすることは、子供が飽きてしまうのを防ぐのに役立ちます。 釣り自体は半日以上もできる時間があるかもしれませんが、子供たちは通常、それほど多くの時間を釣りに費やすことにそれほど興奮しません。 子供の釣りのレベルと興味が増すにつれて、短い釣行から段々と長くするようにしてください。

プロのヒント:早朝または日没の数時間前に釣りをするのが魚を捕まえるのに最適な時間です。

良い時に終わりにしよう

引用文(タップすると開きます)
You always want to leave on top; this can be at a casino, work meeting, or a fishing outing with your kid. Instead of your day dwindling from a roaring fire to a dying bed of embers’, you want to end things at the peak. End your day on a solid moment; this can be a fish catch, a joke, or something that randomly makes you feel good. End things positively, and the chances are that young anglers will want to come back for more.
子供を釣り好きにさせる10の方法
Photo by shopkarls.com

人間は常にピークを楽しみたいものです。 これはギャンブル、仕事の会議をはじめ、子供との釣りにも当てはめてしまいがちです。 物事のピークを越え、徐々に冷めていくところで一日を終えるのではなく、ピークで終わらせるのが良いでしょう。 これは決まった!という瞬間に一日を終えましょう。 これは、魚が釣れた時はもちろん、笑い話でもいいですし、とにかく何かしら良い気分で終えられるタイミングのことです。 物事を前向きに終わらせると、子供はまた釣りをしたいと思う可能性があります。

小さなイイコトをほめる

引用文(タップすると開きます)
A small win can be anything from identifying something in nature, tying on a lure, or helping you pick things up before you move to the next spot. Anytime that kid does something right, hit them with some positive affirmation and let them know you appreciate their help. This makes everyone feel involved and usually increases interest in the task at hand.
子供を釣り好きにさせる10の方法
Photo by shopkarls.com

小さなイイコトとは、自然界の何かに気付いた時、ルアーを結べた時、次の場所に移動する前に荷物を片付けるのを手伝ってくれたことなど、何でもかまいません。 子供が何か正しいことをしたときはいつでも、何らかの前向きな言葉を子供にかけて、あなたが子供のしたことに感謝していることを伝えてください。 これにより、全員が参加していると感じ、通常は自分がすることへの関心が高まります。

予定変更を受け入れる

引用文(タップすると開きます)
Kids have incredibly short attention spans, so don’t be upset if your little one decides they would rather throw rocks, play with worms, or spin in circles until they’re dizzy. Who cares? As a young kid fishing with my dad, I think I spent more time looking for frogs than fish.
子供を釣り好きにさせる10の方法
Photo by shopkarls.com

子供は集中力を保てる時間が短いので、子供が石を投げ始めたり、エサで遊んだり、目が回るほどグルグル駆け出したりしても、イライラしないでください。 あなたもそうではありませんでしたか? 子供の頃、父と釣りをしていても、釣りよりもカエルを探したりしていたのではないでしょうか。

おやつを忘れずに

引用文(タップすると開きます)
Fishing can get slow at times, and one thing all anglers depend on is a good fishing snack. I get irritable on trips with little to no snacks, so picture how that 6-year-old feels when they’ve been blistering in the sun and listening to someone instruct them on a sport that is centered around patience. You better get that kid a juice box.
子供を釣り好きにさせる10の方法
Photo by shopkarls.com

釣りとはえてしてスローな時間が流れるものです。そして多くの釣り人が必要とすることの1つは、釣りのときのおやつタイムです。 おやつがほとんどない、またはまったくない釣りはイライラするものです。想像してみてください。釣りという忍耐が必要なスポーツを6歳の子供に教えるため、子供は太陽の下で日焼けに苦しんでいるのです。 あなたはその子供のためにクーラーボックスに入ったジュースを用意したほうがいいでしょう。

ごちそうで終わる

引用文(タップすると開きます)
I don’t mean a literal treat, but it can be. Ending the fishing trip with a stop at the park or the drive-thru for ice cream will be the reward for a day spent on the water. It’s just like grabbing that snack on the way home from a Little League game; it’s just what you have to do.
子供を釣り好きにさせる10の方法
Photo by shopkarls.com

これは文字通りのごちそうを意味するわけではありませんが、そういうニュアンスです。 遊べる公園へ寄り道したり、アイスクリームを買い食いして釣行を終えることで、水辺で過ごした1日のごほうびになります。 少年野球の試合の帰り道でおやつを買ってもらったときのようなものです。 これはあなたがしなければならないことです。

良い釣り場を探す

引用文(タップすると開きます)
I can’t stress this enough. Your fishing hole can be a river, lake, pond, or reservoir; be confident in your ability to catch fish. I suggest starting at a small creek or pond that you know is home to a strong panfish population. Look in your area for places with kid friendly fishing piers, or if you have a boat, fish the shallow calm bays for panfish.
子供を釣り好きにさせる10の方法

これほど大事なことはありません。 釣り場には、川、湖、池、リザーバーなどがあります。 あなたが絶対に魚が釣れる自信のあるところへ向かってください。 この場合、ブルーギルなど釣りやすい魚がいると分かっている小さな小川や池へ行くことをお勧めします。 子供に優しい釣り桟橋などがある場所をお住まいの地域で探してください。ボートをお持ちの場合は、浅い穏やかなワンドなどでパンフィッシュを釣ってください。


アメリカと日本では、家族に対する接し方の文化が違うと言われています。

アンケートによると、アメリカ人にとって一番大事なものは「家族」、日本人にとっては「仕事」が一番になったという結果を何かで見たような記憶があるのですが、これが文化の違いなんだそうです。

アメリカ人は家族と接するのが上手というか当たり前のようなイメージがなんとなくあったのですが、実際のところは、こんな記事があるということはですよ、アメリカ人も子供との接し方を学んでいるということなのだと思います。

ということは、家族や子供との接し方は文化も関係しているのでしょうけども、親としての学びでもあるということですよね。

特に日本人は、自分の気持ちを言葉や態度で表現することが少ないと思います。

実際、私が子供の頃に親に釣れられて行った釣り自体には、多くの会話はありませんでした。

それでも重要なことは話すわけで、会話が少ないことに不満はありませんでした。

もちろん、それはいい思い出でしかありません。

私の思い出を美化するわけではありませんが、釣りには大自然の怖さと命の大事さを教わり、命を食べることを知り、忍耐や諦めない心の大事さを学び、また自分の言葉で誰かを傷つけることを学び、誰かと喜びを分かち合うことも学びました。

口下手で言葉足らずな私たち日本人でもこのような効果があるわけですから、アウトドアアクティビティというのが新型コロナウィルスの副作用的なものでいま流行になっているとしても、全く驚きはありません。

現代社会、特に子供たちにはストレスの発散場所が必要です。

誰にもとがめられずに大声を出せたり、走り回ったりすることができ、社会勉強や食育にもなる釣りをぜひ子供さんにさせてあげてほしいと思います。

何より子供さんとの楽しい思い出を作り、喜びを共有できたら、それはもう親子ではなく釣り仲間ですから、お互いに最高ですもんね!

お父さん頑張って!

それではまた。

毎度ありがとうございます!