バスを釣るには、バスの気持ちになること

Photo by outdoor canada.ca

バス釣りが上手なアングラーは、バスの視点に立つということをよく言います

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”GORD PYZER: TO CATCH FISH, YOU NEED TO THINK LIKE A FISH”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:outdoorcanada.ca ”GORD PYZER: TO CATCH FISH, YOU NEED TO THINK LIKE A FISH”by GORD PYZER·NOVEMBER 7, 2019

バス釣りというのは、人間対バスの戦いです。

バスをだますために色々と手を尽くして、最終的には針に掛けることを目的としています。

そこには戦略や戦術というものがあり、戦略や戦術があるために人間は効率的にバスに近づくことができるのだと思います。

戦略や戦術というのは何かというと、目的を達成するための計画・準備・行動の事だと思いますが、その目的とは文字通り、戦いに勝つためのものです。

有名な言葉に「敵を知り、己を知れば、百戦あやうからず」という孫子の一説がありますが、戦いとは相手あってのものですから、自分中心に考えていては勝つことができないんですね。

バスプロの方やバス釣りが上手な方の話を聞いていると、バスの気持ちが分かっているのではないかと感じることが多いものです。

自分が釣りたい釣りではなく、バスの立場から逆算して、今するべき釣りをしている、そんな感じがします。

では、具体的に、バスの気持ちになるとは一体どんなことなのでしょうか。

この記事は、カナダのアウトドア専門メディア「OUTDOOR CANADA」のブログ記事で、バスとの戦いを有利に進めるには「バスの気持ちになること」を推奨する記事を共有してくれています。

バス釣りが上手になるには、いろいろな角度から考えることが必要なんですね。

それでは読んでいきましょう。

人間の立場と魚の立場

引用文(タップすると開きます)

Despite what some anglers believe, fish do not experience the world in the same way people do. That’s why many of us pay a repeated price for falling into the trap of attributing human frailties to our quarry, whether it’s walleye, bass, trout, northern pike or muskies. I know I have. For example, I’ve dipped my hand into soupy warm green water and lost sight of my fingers, leading me to think I needed to shove a glass rattle inside the soft-plastic creature bait I was pitching. Why? So the fish could find the bait more easily. Similarly, while trolling for walleye and casting for muskies, I’ve selected the loudest crankbaits and most thunderous tail-spinners in my arsenal in the mistaken belief that the more commotion I created, the better I could attract the predators.

Not only do those strategies usually backfire, the opposite approaches are typically more effective. What we fail to understand when we try to make it easier for fish to see, hear and feel our lures is that they are accustomed to the conditions in the lake, river, reservoir, pit or pond they call home. After all, they’ve evolved over eons in their respective waterbodies.

So, no matter how challenging we may view the conditions, the fish find them completely normal. What’s more, it’s actually unnatural for fish to encounter rattling lizards, noisy frogs, spitting stickbaits and neon-bright minnows in their super-sensitive, ultra-tranquil worlds. When they do, therefore, they go on guard and become all but impossible to catch.

多くのアングラーにはお分かりのことかと思いますが、魚は人間と同じ世界には住んでいません。そのため私たちの多くは、バス、トラウト、パイク、ウォールアイ、マスキーなどどんな魚を相手にしているかに関わらず、人間の立場に立って物事を考えてしまう罠にはまるという代償を何度も払ってきたと思います。私がそうでした。たとえば、水温が高く緑色に濁った水に手を入れた時、指先が見えないほどの濁りと感じたため、その時投げていたワームにラトルを入れる必要があると考えます。なぜでしょうか? そうすることで、魚はより簡単にルアーを見つけることができると思ったからです。同様に、パイクのトローリングやマスキー釣りのときに、波動やノイズが大きいほど魚の注意を引くことができるという誤った考えで、タックルボックスの中で最も大きなクランクベイトや最も派手なテールスピナーを使いました。

通常、これらの戦略は裏目に出るだけでなく、むしろ逆のアプローチのほうがより効果的です。私たちが魚に対してルアーを簡単に見つけてくれたり、聞こえやすくしたり、感じやすくしたりできるようにしようと考えても失敗してしまうのは、彼らのホームである湖、川、リザーバー、池の状態にはすでに慣れてしまっているためです。つまり、彼らはそれぞれのフィールドで何年もかけて進化してきているのです。

そのため、私たちにとってコンディションがどんなに劇的に変化していようとも、魚にとってはいたって正常であると判断することです。さらに、魚の住む穏やかで繊細な世界では、ラトル入りのリザードワームやフロッグ、水しぶきをあげるポッパー、ネオンのように明るいジャークベイトに遭遇することはなく、不自然なことです。したがって、彼らは警戒し、釣り上げることはほとんど不可能になってしまいます。

ソフトなアプローチ

引用文(タップすると開きます)

My buddy Pete Garnier is a southern Ontario bass pro and a renowned frogger—the best in the business. If the bite is on with soft-plastic frogs, Garnier is the man to beat in a tournament. He builds his success on two pillars: finding the thickest, densest, dirtiest cover in the lake, and letting his frog sit motionless, seemingly for an eternity, after he casts it to an opening in the weeds.

Basically, Garnier deadsticks his web-footed creatures on the surface, sometimes laying his rod against the gunnel while he has a bite to eat. Then when he hears an explosion, he puts down his lunch, sets the hook and reels in another leviathan. Garnier calls these fish “Houdini bass,” because they appear out of nowhere, like magic.

Of course, his success has nothing to do with magic—every bass living beneath the jungle-like canopy of grass senses his frog the instant it plops into the water. Yes, we would have difficulty finding the lure if we were under the acre of grass, but the fish certainly do not. Again, it serves no useful purpose to view the fishing conditions from a human perspective.

Nonetheless, most anglers pick the biggest, brightest Kermits in their tackleboxes, the lures with the most prominent cupped mouths that make the loudest plops. Then they poke rattles inside the hollow bodies and retrieve the lures so erratically they spew water like Old Faithful. All of that is just not necessary, however.

私の釣り仲間であるピート・ガルニエは、オンタリオ州南部のバスプロであり、有名なフロッガーです。最高の使い手です。フロッグにバイトが出るような状況であれば、ガルニエはトーナメントで負け知らずです。彼は2つの柱となる戦略をもって成功を築いています:その湖のなかで最も厚く、濃く、入り乱れたウィードマットを見つけ、フロッグをそのウィードのポケットに投げた後、パッと見では動かないようにします。

基本的に、ガルニエは水面にルアーのテールだけ浸けて、バイトがあるまで船べりにロッドを置いてしまいます。それから彼はサンドイッチを食べ、バイトの爆発音が聞こえたら、サンドイッチを置き、フッキングをして、巨大なバスを巻き上げます。ガルニエは、このバスのことを魔法のようにどこからともなく現れるため、「フーディーニバス」と呼びます。(フーディーニ=世界的に有名なマジシャンの名前です)

もちろん、彼が釣るのは魔法とは無関係です。ジャングルのようなウィードマットの下に住むバスは、カエルが水に落ちた瞬間にカエルだと感じます。たしかに、サッカーグラウンド1つ分もの広いウィードエリアであればルアーを見つけるのは困難でしょうが、魚にとってはそうでもありません。繰り返しますが、釣りの状況を人間の観点から見ることはよろしくありません。

それにもかかわらず、多くのアングラーはタックルボックスのなかで最も大きく、最も明るく、最も大きなカップを持つフロッグを選び、最も大きな音を出して使うことを選びます。そしてフロッグの内部にあるラトルがよく鳴るようにルアーを不規則にアクションさせ、噴水の如く水しぶきをあげます。しかし、このすべてが必要というわけではないのです。

控えめなアプローチを

引用文(タップすると開きます)

This past winter, I was reminded of how fish always know when something enters their world. I was ice fishing for crappies in 32 feet of brown, tannin-stained water, with almost four feet of ice and snow lying on the surface. As a result, it was as dark as night down on the lake bottom where the crappies were cruising. Even still, the fish would scoot up, as though shot from a cannon, to crush my minuscule, 1/64-ounce jig the instant I dropped it into the hole and it cleared the bottom of the ice.

And here’s the thing: I didn’t have to use a lure that shone like a flashlight, blared like a jukebox or drew attention to itself in any other way, shape or form. The crappies just knew as soon as my offering had entered their world.

My friend Aaron Martens is well aware of this fish behaviour, and he uses it to his advantage. While others around him shake their rod tips to dance their baits and attract the fish, the elite bass angler typically holds his rod perfectly still. He will even go so far as to turn off his electronics and put his livewell on pause so as not to draw attention to the fact he’s there. I’ll give you one guess as to whose livewell is splashing with fish at the end of the day. The overall lesson here? Think like a fish, not a human.

過去の冬の釣りで、私は魚の世界では常にどのようなことが起きているか分かっているんだなということを思い知らされました。 茶色のタンニン色に濁る水深10メートルのフィールドでクラッピーのアイスフィッシング(氷に穴を開けて釣る釣り)をしていました。水面から1.2メートルほどの厚みで雪や氷が張っていました。そのため、クラッピーが泳ぐ湖底近くは夜のように暗くなっていました。それでも、私が極小の1/64オンスのジグを穴から落とした瞬間に、ボトムからミサイルのような勢いで泳いできてバイトしてきました。

そして、ここで言いたいのは、懐中電灯のように輝くルアーでもジュークボックスのように音を放つルアーでもなく、形や釣り方で注意を引くようなルアーを使用する必要もなかったということです。私のルアーが自分たちの世界に入ってきたことを、クラッピーはすぐさま察知していたのです。

私の友人であるアーロン・マーテンスは、魚のこういった行動をよく知っており、彼はそれを有利に利用しています。彼の周りにいる他のアングラーはロッドティップをシェイクしてルアーを踊らせ、魚を引き付けようとしているとき、マーティンスは通常、ロッドを完全に止めています。彼はかなり遠くから魚探の電源を切り、ライブウェルも止めておくことで、彼がそこにいる事に気付かれないようにしています。それにより一日の終わりに彼のライブウェルにどれだけのバスが入っているかはご想像の通りです。

さて、この記事で全体的に言いたかったことは何だったでしょうか? それは、人間ではなく魚の立場から考えてください。ということです。

Photo by outdoor canada.ca

人間の立場からすると、バスはただ生きているだけのように見えるものです。

しかしバスにとっての毎日とは、24時間、常に外敵から身を守りつつ、エサを食べなければいけないという、必死に生きている毎日なんですよね。

必死に生きている時というのは人間にとっても色々なことに神経が研ぎ澄まされているものだと思います。

そういう風に考えると、私たちが余計なことをしなくても、バスは私たちのルアーに充分気付いているのかもしれませんよね。

人間の例でいいますと、たとえば夜、寝るときに外を通る車の音などはとても気になるものです。改造車でマフラーから爆音を出す車であればなおさらです。

都会の雑踏の中でも、色々な人が声を出して会話をしながら行き交う中で、若い女の子の声を聞き分け、その存在がいることを察知することなど容易いものです(笑)

ということは、やっぱり、思ったより普通にしているだけで充分だということが言えるのでしょうね。

この記事では、できるだけ静かにということが書かれていましたが、すべてにおいてそういうことではなく、フィールドの変化のことを大げさにとらえ過ぎないように注意しているのだと思います。

たとえば、野尻湖に慣れていると、相模湖は濁って感じます。だからと言って濁りに強いようなアピール度満点のルアーを使うと、相模湖のバスには実際は刺激が強すぎてバイトが減るという感じではないでしょうか。

また、同じ野尻湖であっても、雨や風で水が濁って感じたとしてもそれが彼らにとって日常的なことであれば、変に意識しすぎてルアーを変えずに、いつものルアーでこそバイトが出やすい状況であると考えたほうがいいのかもしれません。

必ずしもそうではなく、そういう可能性があるということだとは思いますが。

バスプロやバス釣りの上手な方はそういうことが無意識にできるのか分かりませんが、「なんとなくそう思った」というルアー選びをしますよね。

その「なんとなく」の中に、色々なことがあるのだと思いますが、その中にバスの立場に立った考えも入っているのでしょう。

私もできれば、なんとなくそんなことができるようになりたいものです!

それではまた。

毎度ありがとうございます!

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