バス釣りの楽しみ方大研究!【ボート釣り VS 岸釣り】特徴を徹底比較

バス釣りのボート釣りと岸釣り、それぞれの特徴、メリット・デメリットを改めて考えてみました!あなた自身のスタイルに合った楽しみ方を選ぶポイントを詳しく紹介しています。
こんにちは!店長の小山です!
バス釣りの楽しみ方はぞれぞれにあるものです。
私はバス釣りの他にも好きなことがありますが、たとえばサッカーや野球の観戦をするとき、テレビやネットで楽しむこともあれば、スタジアムに行くこともあるという感じで、ひとつの物事に対して様々な角度から楽しめるのが、人間の良いところではないでしょうか。
同じように、バス釣りの楽しみ方も人それぞれあると思います。
なんでしたらバス釣りをしない方がバストーナメントを見て熱狂していても、それはそれで最高ですよね。
そんな中、バス釣り界ではときどき「ボート釣り 対 岸釣り」の図式になるのを目にすることがあります。
これは、初心者アングラーさんの目線で自分がこれからどうしていくかというシンプルな疑問であったり、自分のスタイルを他のスタイルの人に侵害された、傷つけられたというような文字通り対決・共感の議論になっている場合もあります。
このブログでは(私の性格上)、後者の議論をするつもりはありません。
特に初心者バスアングラーさんにとって、これからバス釣りの世界を探検するにあたり、ボートの釣りと岸からの釣りのどちらを頑張ればいいかの考え方のガイドにこの記事がなればいいと思い、書いてみました。
それではあらためて、バス釣りの2大スタイルと言えるボート釣りと岸(おかっぱり)釣りについて、その特徴とメリット・デメリットを考えてみましょう。
結論
始めに結論になりますが、これはもちろん「どちらも最高に楽しい」ということになります!(論点ずれてますかね?)
ボート釣りも岸釣りも、どちらも現地のルールに従ったうえで楽しむことが前提ですが、それぞれに制約があったとしてもその中で充分楽しめるのがバス釣りだと思います。
ただ、「どちらが良い」ということはありませんが、「どちらが向いているか」というのはあります。
または、どういうアングラーになりたいかという目標によっても変わるかもしれませんが、最終的には好きなほうをすることになるはずです。
そして、どうしたいかについて私個人的に初心者アングラーさんに対して心配なのは、「自分を他人と比べてしまう」こと。
他人を羨ましいと思ったり、憧れたりするのはひとつのモチベーションになりますのでとてもいいことなのですが、それと比べるのはちょっと違います。
どんなに憧れてそうなるように努力してもその人にはなれませんので、どこまで行ってもそれは自己嫌悪になるだけです。
今の自分が来月にはどうなっていたいのか、みたいな感じで、自分の中にある「ほんとうの声」に耳を傾けてください。
どっち派というのもないので、どっちも楽しんでください。
ということで、本日は最後までご覧いただき…
じゃなくて、ここからはボート釣り・岸釣りそれぞれの特徴とメリットデメリットについて確認していきたいと思います。
ボートでのバス釣りの特徴

ボート釣りは、ボートを使って湖や川の広い範囲を移動しながら釣りを楽しむスタイルです。 広いエリアを自由に移動でき、様々なポイントを目指すことができます。
ボートでのバス釣りのメリット
自由で素早い移動・・・メリットは特徴でも書いたように、岸釣りに比べて行きたい場所に自由に移動できること、そしてより早く辿り着けることも言えます。これにより実質ムダなキャスト回数が減り、釣果につながると言えます。
キャスト範囲が広い・・・岸釣りはどこかに投げられない方向があるのに対して、ボートは360度どの方向にもキャストできるという利便性があり、これが直接釣果につながることもあります。
ボート専用の装備が使える・・・魚探やアンカーなどを使うことにより、岸からでは実現できない釣りをすることができます。これも釣りの効率化となり、釣果につながると言えます。
混雑を避けることができる・・・人気の釣り場や、岸から釣りをする場所が少ないフィールドでは、1ヶ所に釣り人が集中してしまうことがありますが、ボートならこれを避けることができます。
ボートでのバス釣りのデメリット
操船に知識や技術が必要・・・操船には安全に対する知識や技術が必要で、船舶免許が必要な場合はそれなりの予算が必要になるため、ハードルが高くなります。
天候に左右されやすい・・・ボートは特に風や波の影響を受けやすく、注意が必要です。
コストがかかる・・・ボートを所有するには大きな予算が必要ですし、それを維持するにも費用が掛かります。レンタルボートを活用してもなお、ある程度の出費は覚悟しなければんりません。
岸釣りでのバス釣りの特徴

岸釣りは、すべての魚釣りの原点であり、基本のスタイルです。自分の手足を使い、土や草を踏みしめ、木の幹を触りながらする岸釣りは、より自然と一体化したスタイルと言えます。
岸釣りバス釣りのメリット
手軽に始められる・・・大げさな装備も必要なくはじめられます。しかし、どんなに偉大なバスプロも、ほとんどが岸釣りからスタートしています。そういう意味では、手軽という文字よりもはるかに、その意味は軽くはありません。
ボートの費用をタックルに当てられる・・・費用には個人差がありますが、ボートの購入費・周辺機器費・レンタル代・メンテナンス費とその時間をそのまま、ロッド・リール・ルアーなどのタックルに充てることができます。
ステルス性が高い・・・「バス釣りは忍者になれ」という言葉がある通り、岸釣りではバスに人間の気配を感じさせることなく釣りが工夫できます。ボートでは人間の存在がバレバレです。水深が浅いほど、この差が出ます。
ながら釣行が楽しめる・・・たとえば旅行先で少しだけ釣りがしたいとか、犬の散歩をしながら釣りがしたいなど、ながら釣行をするには岸からの釣りが向いています。実際のところ、岸からのアクセスが良いフィールドは数多くあります。
安全性が高い・・・水辺ですのでどちらも常に危険がつきものですが、操船がない分だけ、ボートに比べて注意事項の項目は少ないです。
岸釣りバス釣りのデメリット
ルアーの多くは岸釣り用に設計されていない・・・残念ながら、多くのルアーはテスト段階からボート釣りでの使用を前提に考案・設計されているため、岸釣りではルアーの性能をフルに発揮できない場合があります。ただし、岸釣り用ロッドというのもありますし、ロッドワークやキャストの方向などである程度リカバーはできます。
キャストが大変・・・岸辺ではなにかと障害物が多く、キャストの方法が限られてしまうことがあります。上下左右前後のいずれかがふさがっていれば、その状況に合ったキャスト方法ができないとバスにアプローチすらできません。(ただし、その不自由さこそが成長につながるためデメリットとは言い切れません)
まとめ

あらためて考えてみると、どちらにもメリットとデメリットがありますよね。そして、どちらかのメリットがどちらかのデメリットだったりしますので、やっぱりどちらが正しいということはありませんよね。
バス釣りを楽しむのに、ボート釣りと岸釣りのどちらを選ぶかはそれぞれの好みや状況によって変わるということです。
ボート釣りの自由さと効率、岸釣りの手軽さと安全性、それぞれに魅力と課題がある。ということは、それぞれが自分のスタイルに合った方法で楽しむことが重要だということです。
そして、どちらの釣り方を選んだとしても、自然とのふれあいや釣りの楽しさを存分に味わうことができるんです!
自分以外の釣りスタイルを否定や批判をするのはやめ、そうされても気にとめることなく、比べることなく、自分のスタイルを磨き、それでいてどんなスタイルも楽しむようになりたいですね。
あらゆる意見やスタイルを受け入れ、それを確かめるための釣りの冒険に出掛ければいいと思います。
あなたの次のバス釣りは、どんな楽しみ方ですか。
それではまた。
毎度ありがとうございます!