6月:初夏のスモールマウスバス釣り
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、” Early Summer Smallmouth Bass Fishing ”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:everything-smallmouth.com ” Early Summer Smallmouth Bass Fishing ”By John Rankin
初夏のころのスモールマウスバスというのは、私にとってまた特別なものです。
野尻湖でよく釣りをする私にとっては、スポーニングシーズンとなる解禁から5月いっぱいの期間というのは、大型のスモールが釣れやすいため自己記録を更新するチャンスでもあり、資源としてのスモールマウスを守りたいという気持ちにもなるという、自分の中でちょっとした矛盾があるデリケートな期間なんです。
この初夏というのはそのちょっとした矛盾が解消される時期に当たります。そしてスポーニングを終えたスモールは体力を回復し、いえ、回復どころかプリスポーンのころより数段パワーアップしており、引きの強さが尋常ではありません。また、色々な釣り方で釣ることができる時期でもあるため、記録よりも記憶に残りやすい、スモールマウスのことを本当に好きになる時期でもあります。
大げさな言い方をすれば、第二の解禁日が来たような感覚でしょうか。
厳密に言えばまだネストを張っているバスはいるのですが、野尻湖の広さと湖岸線の複雑さから、色々な場所に色々な状態のバスが居るため、わざわざネストのバスを狙わなくても、条件を読み、狙ったバスを狙った釣り方で釣るといったバス釣りの醍醐味を味わうことができます。
そして、初夏が過ぎお盆以降となると一気に釣るのが難しくなるのがスモールの特徴でもあるため、特に遠征して来られる方にとってはいい思い出を作るラストチャンスの期間でもあります。
この時期はできれば、良い釣りをしておきたいもの。
では、初夏のスモールマウスバス釣りで気を付けなければいけないこととは、どんなことなのでしょうか。
この記事は、アメリカのスモールマウスバスフィッシング専門メディア「everything-smallmouth.com」の記事で、初夏のスモールマウスバスのことについて解説されています。
ぜひ読んでみてください。
初夏のスモールマウスバス
プリスポーンやスポーニング中のスモールマウスバスを釣りに行けなかったという方々にとっては、まだ夏になりきる前の初夏の獰猛なスモールマウスバスを釣るという希望が残されています。夏が進んでいくにつれて大型のスモールを釣るというのが段々難しくなってきてしまうというのは間違いありません。しかしどこで釣ればいいか、どんなルアーを使えばいいかを知っていれば、大型のスモールを釣ることはまだ可能と言えます。あなたが初夏により多くのスモールマウスバスをランディングするために、次のいくつかのヒントを読んでください。
ほとんどの湖や川では、産卵直後のスモールマウスバスはそれほどアグレッシブではなくなっています。これは水温などをはじめいくつかの要因によるものです。天気はスモールの活動レベルに大きな影響を与えるので、良い条件のときや、数日もすればスモールマウスバスのフィーディングは超アグレッシブになっているかもしれません。これは小さめな湖でのアフタースポーンの時期に特に当てはまりますが、大きめの湖で釣りをしているならば、その広さのためより長い期間にわたってスポーニング期間となることを意味しますので、エリアを移動し続けることで、ルアーを喜んで追ってくるアグレッシブなスモールマウスバスを見つけることができるでしょう。
初夏のスモールの居場所とルアー
初夏のコクチバスの釣りというのは通常、全国的に6月からのことを言います。 産卵してからの数週間は、バスは子育て期間になるでしょう。 この期間、ベイトフィッシュやその他のベイトといった食物源が少なくなるので、あらゆるルアーでスモールマウスバスを釣る絶好のチャンスです。 この時期は多くのナイスサイズのスモールマウスバスがキャッチされます。
この期間は水温に注意してください。 水温が少なくとも21℃に達していて風が穏やかなときを狙ってください。 このとき、スモールはディープを回遊し、水中のディープストラクチャー(地形変化)の周りにたまります。 ハンプまたはフラットからディープに落ちる急なブレイクとなるエリアを探してください。こういったところが魚のいるところとなるでしょう。
こんなところが正確に把握できたら、これらのスポットはディープクランクから始めます。 これでは難しいと判断できた場合は、大型のスモールが好むジグに替え、ディープを狙ってみてください。
アメリカのスモールもやはり、6月ごろからアグレッシブになるようですね。
スモールのポジションがディープよりになるので、それを考えると難しいのかもしれませんが、ボート屋さんの釣果情報でだいたいの釣れているエリアや水深はつかめると思いますので、ディープであっても実際はそれほど難しくはないと思います。
また、記事ではディープクランクが良いということでしたが、野尻湖で言えばシャッドがこれに当てはまると思います。ラバージグはフットボールジグパターンが有名ですので、このあたりもアメリカとの共通点を感じますね。
スモールがいるエリアに関しても、フラットエリアのディープに向かうブレイク、ハンプ(水中島)は初夏の代表的なスポットになっています。
こういったところをライトキャロやシャッドのドラッギング、フットボールのズル引きやリフト&フォールで狙うのが定番のテクニックだと思います。
ただしそういったスポットは魚探だけでは見つけづらいものですので、マップを使って家でイメージトレーニングしておくのがおすすめです。
当店のオリジナルマップはエリアを細かく分け、一つ一つのエリアの地形が詳細にわかるようになっています。目に見えないディープエリアを魚探に表示される水深だけを頼りにやみくもに狙うよりも、エリア全体の地形をイメージできているだけで釣りの効率がはるかに良くなると思いますので、ぜひご活用いただければと思います。
スマホにダウンロードしてボートの上で地形を確認できるスマホ版もございますので、必要に合わせてお求めいただければと思います。
もちろん、木崎湖もございますので、こちらの方もご利用ください。
ボート屋さんの釣れてるエリアの情報と、マップで 地形さえつかんでしまえば、 バスのやる気はかなりある時期ですので、いい思い出ができるのではないかと思います。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。