秋のリザーバーのベイトフィッシュパターンを構築しよう【秋のバス釣り重要課題】

2020年10月24日

秋のリザーバーのベイトフィッシュパターンを構築しよう【秋のバス釣り重要課題】
Photo by lurenet.com

秋のバスはベイトフィッシュを追っています。決して春のように産卵のことを考えているのではありません。食べることで頭がいっぱいになっているバスを釣るには、そのためのパターンを考えなければなりませんよね。秋のベイトフィッシュパターンを構築しましょう。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Find The Shad”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:lurenet.com ”Find The Shad” Oct 10, 2018

どのバス釣りメディアを見ても(もちろんこのブログでも)、「秋はベイトフィッシュ」という言葉が多く登場してきます。

秋のバスはベイトフィッシュに着いて1日中追いまわしている。これが秋のバスを釣る上での重要なキーとなっていますよ、という意味ですよね。

言っていることはいかにも簡単です。

春のバスは、スポーニングを意識していますので、スポーニングフラット近くでエサを探していることが多くなります。ですので、その近くのエリアを探すのが重要です。

どの季節のバスを釣るにも、いえ、どんな魚を釣るにしても、重要なのは狙った魚がいるところで釣りをすることです。

そういうことを言っているんですよね。

しかし、春はスポーニングエリア周辺を探しますし、夏は日陰や流れ込みなど涼しいところを探しますし、冬は水温が安定しやすい水の動きの少ないところを探すと思うのですが、秋だけが、ベイトフィッシュを探すって言ったって、ベイトフィッシュだって動き回っているのですから、まったく意味が違います。

重要なことが分かっていたとしても、それが難しいのが秋なんです。

特にリザーバーというフィールドではベイトフィッシュの移動が盛んになり、本湖から各クリークアームと活動範囲が広いため、秋のバス釣りを読み解きたいのなら、ベイトフィッシュパターンを無視するわけにはいきません。

では、どうやってリザーバーでの秋のベイトフィッシュパターンを構築すればいいのでしょうか。

この記事は、アメリカのルアーショップ「LURE NET.com」のブログ記事で、リザーバーでの秋のベイトフィッシュパターンについて解説されています。

秋のバス釣りの重要なキーです。早速読んでいきましょう。

ベイトフィッシュを探す

引用文(タップすると開きます)
Specifics vary substantially based on weather conditions, how a reservoir sets up, the color of the water, whether a lake stratifies, the nature of the cover and other factors. That said, the concept is simple: As fall progresses shad tend to form huge schools and move into tributary arms of reservoirs, often congregating atop broad flats. Not surprisingly, many bass follow the shad to take advantage of the ever-available groceries. The bass fisherman’s job begins with finding the best concentrations of shad. Sometimes that calls for searching with electronics. Often, though, the shad will be shallow enough and sufficiently plentiful to create a visibly dark spot on the water, or they’ll give themselves away by flipping on top and creating little rings. A congregation of gulls or multiple fish-eating birds such as herons or kingfishers in an area also provides a good clue that plentiful shad might be nearby. Of course, the best clue – and one that really isn’t uncommon to see this time of year – is a fleeing shad coming out of the water or the splash of a bass or other predator fish attacking a shad. Once shad have been located, it’s time to find the bass and figure out how to catch them. If bass are busting shad, the finding game is easy. It’s worth noting, however, that the bass won’t always be among the shad. Just nearby. If a shallow flat is covered with shad, for example, most bass might be along the creek channel edge, just off the flat, or even across the creek arm, using downed trees or docks or some other type of cover. Use the shad as a starting point, and then search the area both with lures and electronics to find and pattern the bass. The best fish-finding lures for autumn fishing generally have two things in common. They mimic shad in their behavior and/or appearance, and they be fished fairly quickly to cover a lot of water. Crankbaits that run to a variety of depths, floating jerkbaits, swimming soft plastics, spinnerbaits and buzzbaits, all in shad patterns, are excellent choices. Of course, it’s always good to keep a topwater lure that you can work quickly tied on and nearby. Cast it to breaking fish, but also cast it to interesting-looking spots from time to time. You never know when a bass will be willing to bust the surface this time of year. Success or a lack there of will dictate whether to work an area more thoroughly with other approaches, continue up the creek in search of a completely different area, or move to another creek and try to match what just worked. Just start with the shad and go from there.

難しく考えたら、気象条件、リザーバーの場所、水質、湖がターンオーバーしているかどうか、カバーの種類、その他の要因によってだいぶ変わります。とはいえ、コンセプトは単純です。秋が進むにつれて、ベイトフィッシュは巨大な群れを形成し、リザーバーの支流に移動する傾向があり、多くの場合、広いフラットエリアに集まります。言うまでもなく、多くのバスが常に食べもののそばにいたいと考え、ベイトフィッシュに着いているということです。

アングラーがやるべきことは、ベイトフィッシュの濃い群れを見つけることから始まります。それは魚探を使うというスキルが要求されるということにもなるでしょう。ただし多くの場合、ベイトフィッシュは水面近くにいることが多く、魚影が濃ければ水面を見れば目で捉えることができたり、ライズして水面に波紋を出し、自分自身の居場所を知らせていることもあります。エリアによってはサギやカワセミなど魚を食べる鳥が集まったりと、たくさんのベイトフィッシュが近くにいるかもしれないという良い手がかりを示してくれます。

もちろん、一番望ましいのは、この時期は決して珍しいことでもないのですが、水面を逃げるベイトフィッシュか、そのベイトフィッシュを襲うバスのボイルです。

ベイトフィッシュを見つけたら、次はバスを見つけて釣る方法を見つけます。バスがベイトフィッシュを襲っている場合、パターンを探すのは簡単です。ただし、バスが常にベイトフィッシュの中にいるとは限らないことに注意してください。その周り、たとえばシャローフラットがベイトフィッシュだらけだったとした場合、多くのバスはクリークチャンネル沿いにあるレイダウンツリーや桟橋、その他のカバーを使用するために、フラットのすぐ外側や、またはクリークアーム全体にいるかもしれません。

ベイトフィッシュを出発点として考え、ルアーと魚探の両方でそのエリアを釣り、バスを探してパターン化します。秋の釣りに有効なバス探し用のルアーには、2つの共通点があります。まずは見た目がベイトフィッシュにそっくりなこと。そして広く探れるようなファストムービング系ルアーであることです。さまざまな深さを探れるクランクベイト、フローティングジャークベイト、スソフトイムベイト、スピナーベイト、バズベイトなどはすべてベイトフィッシュパターンのための優れた選択肢です。

もちろん、すぐに投げることができるようにトップウォータールアーを準備しておくことも重要です。ボイルしているバスにキャストするだけでなく、時には何かが起きそうな場所にもキャストしてみます。この時期のバスは私たちが全く予想できないところでボイルするものです。

上手くいくかどうかは、そのエリアをあらゆるアプローチで徹底的に探ってみるか、そのクリークを上った別のエリアを釣ってみるか、別のクリークに移動して今と同じことをやってみるかどうかで決まります。まずはベイトフィッシュを探して、そこから進んでください。

秋のリザーバーのベイトフィッシュパターンを構築しよう【秋のバス釣り重要課題】
Photo by lurenet.com

私はかつて、どの季節であっても、まずはポイントがすべてだと思っていました。

釣れる場所はだいたいいつも決まっていて、そのポイントにうまく入れた人が釣っているんだというイメージです。

それはそれでだいたい合っているのだとは思うのですが、秋の釣りについてはその考えを改めました。

釣れているポイントに向かうにしても、魚探を見ながら、ベイトフィッシュを確認しながら向かうという感じです。

良いと言われているエリアに着いてもすぐに釣りをせず、まずは魚探をかけてみて、釣るかどうかを判断します。

秋は特にこのひと手間をかけることで、1日の釣果に差が出ると感じるようになりました。

こう書くと秋のバス釣りが格段にレベルアップしたかのような感じがしてしまいますが、そんなこともないんです。1日やってゼロだったのが、1~2本釣れるようになったくらいです(笑)

ただ、私なりにこれは大きな進歩だと思っていまして、苦手で腰が重かった秋のバス釣りが、もっと釣れるようになるかもしれないという前向きな気持ちと高いモチベーションでできるようになったんです。

最初に書いた通り、秋という季節だけが、場所ではなく、動くものにバスが着く季節ですから、再現性が少ないんですよね。

この再現性の少なさというのが、以前は苦痛だった秋のバス釣りを飽きなくさせてくれているんです。

他のアングラーのボートが近くに来ても構わないんです。なぜなら、ここが良いわけではないからです。

他の場所にも同じような感じになっているところがあるはずで、それは地図や地名には書いていない場所かもしれませんし、ガイドさんやボート屋さんも知らない場所かもしれませんから、今まであまり釣りをしていないようなところかもしれませんし、行ってみなければ分からないということですもんね。

秋は移動する釣りを楽しむ季節なのかもしれません。

移動した先ではまた、まず魚探がけをして、すぐに釣りをするわけではないのですが、そうしてバスに近づいていく感じなんですよね。

まあ私は1本か2本しか釣れないんですけどね(笑)

この記事に書かれていたのは、「秋のバス釣りは難しいようで、コンセプトはいたって単純」ということでした。

私もまた、さらに積極的に移動して釣りをして、1~2本の釣果を3~4本にしたいものです!

秋のベイトフィッシュパターンにはこちらをどうぞ

それではまた。

毎度ありがとうございます!