秋のバス釣りはトップです

アメリカのフィールドはスレてないバスが多いからトップでも釣れるんでしょ?というわけではありません。秋にトップウォーターが有効になるのには、ちゃんとした理由があります。それはアメリカでも日本でも同じなんですね。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”FALL MEANS TOPWATER TIME”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:flwfishing.com ”FALL MEANS TOPWATER TIME” November 23, 2020 by Alex Davis
アメリカのバスアングラーは、本当にトップウォーターが好きです。
多くのアメリカのバス釣り記事を読んでみたとき、よく登場するルアーの代表格がクランクベイトとトップウォーターなんですね。
アメリカに限らず、トップウォーターの釣りが嫌いという人はあまりいないとは思いますが、アメリカでトップの釣りがなぜそれほど好まれているのかといえば、やはり「よく釣れるから」という理由です。
そしてなぜそんなにトップでよく釣れるのかと言えば、ロングキャストができ、早い釣りで手返しが良いということで、結果として釣りの効率が良いからよく釣れる、という図式が成立するためです。
フィールドや地理上の違いから、日本のトップウォーターの釣りと同じ部分もありますが、全く正反対の「点で狙う」トップウォーター戦術も日本には多くあるため、理解するのにちょっと戸惑う部分もありますね。
アメリカのはさすが広大なアメリカのフィールドの釣り、という感じがします。
しかし、秋のトップウォーターの釣りとなると、日本のトップの釣りもまあまあアメリカ寄りになると思います。
なぜなら、フィールドに浮いているボートの数が極端に減り、バスへのプレッシャーはハイシーズンに比べてガタ落ちしていて、なおかつ広いエリアをひとり占めできることが多くなるためです。
また秋はベイトフィッシュを追うバスが多くなるため、バスが広範囲に散っているということもあります。
こういう理由で、秋は1点で止めて誘うトップの釣りよりも、横へ動かして誘うトップの釣りの方がバイトが出やすくなると思うのですが、どうでしょう、アメリカっぽいですよね(笑)
さて、そんな状況ですが、アメリカのトッププロが実践している秋のトップウォーターのバス釣りというのは、どんなものなのでしょうか?
この記事は、アメリカのバスフィッシングトーナメント団体「FLW」のツアープロ、アレックス・デイビス氏が、秋のトップウォーターの釣りについて解説してくれています。
まだトップのルアーを仕舞うには早いかもしれませんよ。
それでは読んでみましょう。
秋はトップを意味します
秋に楽しみになることと言えば、美しい紅葉を見ること、七面鳥を食べること、チャンピオンズリーグを観戦することではなく、バスがトップォータールアーにバイトするシーンを見ることです。
今年は例年とは違う年でした。理由は他でもない、天候のためです。今年は季節の進行が遅れているようで、この秋も例外ではありません。秋の到来が遅いようですが、それはそれで悪くはありませんね!多くのアングラーが釣りをやめ、湖へのプレッシャーは少なくなり、バスは本気のフィーディングを始めたところです。

秋についてひとつ言えることは、ベイトフィッシュを見つければ、バスも見つかるだろうということです。湖のあるエリアにはまったく何もいなかったとしても、またその湖のベイトフィッシュが何であろうと関係なく、どこかで必ず大量のベイトがいるエリアやクリークにぶつかります。そこが、努力を集中する必要がある場所です。
ですので、ベイトフィッシュを見つけたら仕事の半分は終わりです。あとはバスがどこにいるのかを理解するだけです。
私はまず、岬を確認します。岬は釣りをするのに最も分かりやすい場所です。そにいなければ、ワンドの奥を確認してください。これは通常、ベイトフィッシュが向かう場所だからです。そこにもいなければ、オダや漁礁を探してください。秋はちょっとした何かにベイトが身を寄せています。魚探を使って、魚がいるオダや沈みブッシュを見つけます。それが終わったらあと1歩です。釣りを始めましょう。

ペンシルベイトやプロッパースタイルのルアーを使うなど、ルアー選びはシンプルに保つようにしています。私としては、速くしたり遅くしたりでき、放置もでき、逃げるベイトフィッシュのように演出できるということで、ペンシルベイトが好きです。カラーに関しては考えすぎないでください。必要なのはナチュラルさだけです。ベイトフィッシュに似ている感じであれば、それを投げ続けてください。バスはそれほど選り好みする時期ではないので、とにかく広く探ることのほうが重要です。
ということで、次の釣行はトップを持って出かけましょう。チャンピオンズリーグはスポーツニュースでも見れます。私を信じてください、あなたは狂ったようにバイトするあのシーンをきっと気に入ってしまうでしょう!

秋はバスが散るとよく言われますが、たしかにその通りでもあり、しかし、ベイトもバスもいないところにはさっぱりいないという時期でもあります。
「散る」という言葉の通りではないので、これには本当に惑わされます。
記事の中に「ボトムのちょっとしたものにベイトフィッシュが寄っている」ということが書かれていましたが、これを読んで私が撮った写真を思い出しました。
これを見てください。

この魚探画像のように、ボトムの変化のある場所の水深7メートルにある岩をきっかけにしてベイトフィッシュ(ワカサギ)の群れが始まっているのが分かりますでしょうか。
いえ、もしかしたら、ただ単にちょうどその岩にバスがいて、バスがワカサギ襲い始めたタイミングだっただけかもしれません。
しかし、このような魚探に映った画像をきっかけにすることで、今日釣りをするエリアやベイトやバスの居場所(レンジ)をかなり絞り込めます。
この私の例が正解だから見習ってねというのではなくてですね(笑)、この時期にバスが釣れるようになるには、自分なりに、魚探を見れるようになるというスキルを磨くことではないかと思うんです。
逆に、この時期に釣れるようになるということは、魚探を使うスキルが向上している可能性があるため、春から夏など他の季節の釣りも自然とレベルアップすることに繋がると思います。
私はまだ秋でも思い通りにバンバン釣れるほどのスキルは身に着けていませんが、まず魚探を掛け、ベイトとバスを探すこと、それまでは釣りたい気持ちをぐっとこらえて我慢することを最近になって身に着けることができました。
私は1ヶ所で粘って釣るタイプですので、これができないと釣りの効率が非常に効率が悪くなってしまうんですね。
良い場所を見つけるまでは、釣りをしない方がかえって効率が良い。これがなかなか理解できなかったんです。
よく釣る方からすれば当たり前のことなのかもしれませんが、ステップバイステップ、1歩ずつ上達すればいいのです。
さて、本題はトップの釣りでしたね。
魚はスモールマウスですが、この記事にピッタリの秋のトップウォーターの釣りの動画があります。
川口直人プロのいいお手本です。
水面を見てナブラを発見して、魚探を見てベイトのレンジを確認して、ハンクルジョーダンを広く投げてサッサッサッとリトリーブしていますね。
これは桧原湖の動画ですが、野尻湖でも木崎湖でも同じような釣りが秋には盛り上がりを見せます。
川口プロはハンクルジョーダンをおすすめしていますが、ルアーについては自分の信頼のあるものを使うか、色々試してみるのが良いのではないでしょうか。
もちろんソフトルアーのトゥイッチやI字引きも効果的ですので、試してみてください。
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飛距離の65、食わせの50を使い分けてくださいね!
それではまた。
毎度ありがとうございます!