巻いて釣るワームの使い方3選: スイムベイトで大物ゲット

2022年5月5日

巻いて釣るワームの使い方3選: スイムベイトで大物ゲット
Photo by lurenet.com

スイムベイト(シャッドテールワーム)は、数あるワームの種類の中でも数少ない「巻いて釣るワーム」です。このワームの使いかたを覚えると、自分のバス釣りの幅が広がり、バス釣りが上達するのは間違いありません。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”The Top 3 Ways to Fish Single Swimbaits for Big Bass”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:lurenet.com”The Top 3 Ways to Fish Single Swimbaits for Big Bass”By Dustin Elder|Apr 22, 2022

みなさんはスイムベイト(シャッドテールワーム)というルアーをお使いになりますでしょうか。

このルアーはハードルアーとソフトルアーに分けるとソフトルアーに分類されるのですが、そのソフトルアーの中では珍しく、アングラーがアクションを入れなくても勝手に動いてバスを誘ってくれる類のルアーになります。

他のソフトルアー(ワーム類)はだいたいアングラーがチョンチョンしたりジャークしたりしてその個性が引き出されるものだと思うのですが、スイムベイト、シャッドテールワームはリールを巻くだけでテールがピロピロと動きますからね。

このタイプのワームが登場したのは1990年代の前半ごろだったような気がするのですが、最もブレイクしたのはアラバマリグが大流行した2011年ごろだったと思います。

アラバマリグの熱が冷めてきた今、このルアーの使いかたは従来の1本使いに戻りましたが、「巻いて釣るワーム」としての地位は絶対的なものになっていますよね。

そこで今回、そんなスイムベイトの使いかたをおさらいしようではありませんか。なんて思ったわけです。

この記事は、アメリカのルアーショップ「LURE NET」のブログ記事で、スイムベイト(シャッドテールワーム)の代表的な使いかたを3つ、紹介してくれています。

巻いて釣るワーム、覚えておいた方がいいですよ。早速読んでいきましょう。

ジグヘッドリグ

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
This is the most well-known option, and the easiest option for new fishermen to get started with a single swimbait. For this technique you need two main components. A quality swimbait such as the YUM/Scottsboro in a size that fits the shad or minnow forage around you and a swimbait jig head in a size that matches the swimbait size and depth you’re fishing. For larger sizes you need a larger hook and vice versa for smaller swimbaits, this goes the same for the depth you are fishing. Move up weight for deeper and smaller for shallower water. For this option you want to be fishing open water or around sparse cover because with the open hook it is very easy to hang up. The best option for this model is to find fish suspended in deep water, schooling, or near sparse structure and slowly reel the swimbait by. You want to sneak this bait past them, so it looks as realistic as possible as its wagging by.

これは最もよく知られている使い方で、経験の浅いアングラーがスイムベイトを使い始めるのに最も適しています。 このテクニックには主に2つのものが必要です。 そのフィールドに生息しているベイトフィッシュによく似た色やサイズのスイムベイト(シャッドテールワーム)と、釣るレンジに合うサイズや重さを持ったジグヘッドです。

ルアーのサイズが大きい場合はフックも大きくする必要があり、スイムベイトが小さい場合はその逆になります。これは釣りをしているレンジによっても同じです。 水深が深い場合はジグヘッドを重くして、水深が浅い場合は軽いウェイトを使います。 多くの場合、オープンフックのジグヘッドを使用するため、根掛かりしやすく、オープンウォーターや根掛かりしにくいカバー周りで釣りをする必要があります。 このテクニックの最も有効な使いかたは、ディープ、ベイトの群れ、ストラクチャー周りでサスペンドしているバスを見つけて、ゆっくりとスイムベイトを巻くことです。 このルアーは非常にリアルなアクションをするため、バスの向こうに投げてしらじらしく通り過ぎるように使います。

巻いて釣るワームの使い方3選: スイムベイトで大物ゲット
Photo by lurenet.com

ウェイテッドフック

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The second rigging option and technique to use for a single swimbait is to rig it on a belly weighted swimbait hook. This is essentially an extra wide gap hook with a weight along the shank so the swimbait can be rigged weedless to fish around cover. For this option I like to choose the YUM 4.5” Pulse because it has an exaggerated tail action that works well around dense cover. Simply Texas rig this swimbait and you are ready to go. To fish a swimbait in this style you want to look for heavy cover such as shallow laydowns, grass, or deep-water cover such as brush piles. Rigging the swimbait this way allows you to fish heavy cover without snagging and present a lure that not many fish in this type of cover see often.

スイムベイトの使いかたの2つ目は、フックにシンカーが付いたスイムベイトフックを使うものです。 このフックは基本的にシャンクにウェイトが付いたエクストラワイドゲイプであるため、ウィードレスで使うことができるのでカバーの周りで釣ることになります。

この場合、たとえばYUMのパルス4.5インチを使います。このワームは濃いカバー周りでもアピールできるテールアクションを持っているためです。 使い方はシンプルなテキサスリグにするだけです。 このスタイルでスイムベイトを使うなら、シャローのレイダウンやウィードなどのヘビーカバー、またはオダなどのディープレンジのカバーを探す必要があります。 このフックにスイムベイトをリギングすることで、根掛かりすることなくヘビーカバーを釣ることができ、ヘビーカバーに着くバスにとってはあまり見たことがないルアーをプレゼンテーションすることになります。

スイングヘッドジグ

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
The third and final rig I want to specify for rigging single swimbaits is one that not many anglers are going to be familiar with and that is fishing them on a swing head style jig like the Gene Larew Biffle Hardhead. Fishing swimbaits on a swing head jig gives them a remarkable free swimming action and also allows them to be weedless. Most importantly this option gives you the ability to present a swimbait tightly to the bottom to attack bass that are set up on creek channels, rock piles or other deep water cover. For this scenario I often look for a smaller swimbait with a tighter action such as the Gene Larew Long John Minnow. This swimbait has a slender body and tight action that lends well to this rig. Just match up the swimbait to the right hook on the Hardhead and you are ready to chunk and wind!
巻いて釣るワームの使い方3選: スイムベイトで大物ゲット
スイングヘッドジグ

スイムベイトの使い方の3つ目は、多くのアングラーにとってなじみのないものかもしれませんが、Gene Larewのビッフルハードヘッドなどのスイングヘッドジグでの釣りです。 スイングヘッドジグでスイムベイトを使うと、ウィードレス効果が高いまま、驚くほど自由なスイミングアクションが得られます。

最も重要なのは、この使い方だとスイムベイトをボトムでしっかりとアピールでき、クリークチャンネル、ロックパイル、その他のディープのカバーに着くバスを攻めることができることです。 この使い方には、アクションがよりタイトで小さなスイムベイトが向いています。 スイムベイトを正しいサイズのフックにセットするだけで、巻いて使う準備は完了です。

巻いて釣るワームの使い方3選: スイムベイトで大物ゲット
Photo by lurenet.com

スイムベイトの使い方は巻いて使うのですから、当然と言っていいのでしょうか、巻きに適したリグが紹介されていましたね。

僭越ながら、この3つに加えて私が個人的におすすめしたいのは、ノーシンカーリグとライトキャロライナリグです。

ノーシンカーは、ゲーリーヤマモトでハートテールワームを開発した市村プロがプロトを出した時の河辺社長との会話のなかで「ワームっていうのは基本的にはノーシンカーで使えないと良いワームとは言えなくなる。だからノーシンカーで使えるように見直そうよ」みたいな話があって結果として良いワームが出来上がったというのを何かで読んだ気がします。

私もそれは大賛成で、ハートテールは本当に釣れると思いますし、ノーシンカーで使ってて気持ちの良い泳ぎをします。

その話を知って以来、2インチや3インチといった超小さいスイムベイトでもノーシンカーでバランスを崩さず、グルグル回らないでしっかり泳ぐものでのノーシンカーが私のお気に入りの使い方になっています。

ライトキャロ、いわゆる巻きキャロは、特にディープのスモールマウスバスを釣るときに使うものです。

ディープで軽量ジグヘッドを使ったスローな巻きの釣りをすると、どうしてもリグ全体が頭上がりの姿勢になってしまい、これがどうも気に入らないといいますか、釣れる気がしないんです。

これがキャロライナリグですとリーダーを介してシンカーがかなり先の方にあるため、しっかり水平姿勢を保って泳いでくれるという特徴があるんです。

ジグヘッドリグがダメという意味ではなく、巻き上げでなくレンジキープをした使いかたをしたいと思った時に有効なのが巻きキャロということですね。

冒頭ではただ巻くだけでアクションする数少ないワームと言いましたが、実際はワームの素材や形状などの要因でブリブリのパワー系からヌメヌメのナチュラル系まであり、かなりアクションに幅があるワームだと思いますので、お気に入りのアクションをするワームを探すのも面白いのではないかと思います。

ぜひこの巻きのワームの釣りを楽しんで下さい。

当店のおすすめは

ティムコのフレキシーシャッド3インチ

このワームは超弱アクションが特徴ですが、テール自体はしっかり左右に動いていて、その力がボディのロールを発生させる構造になっています。

クリアウォーターやハイプレッシャーフィールドにピッタリですので、ぜひ使ってみてください。

次にケイテックのスイングインパクト2インチです

これはスモールマウス用に絶大な支持を得ているシャッドテールワームで、秋のベイトつきのバスに効果的です。

もうひとつが、ケイテックのイージーシャイナー2インチです

イージーシャイナー2インチは超細身のボディですが2重構造のボディの下側に比重の重い素材を使っているため、ノーシンカーでもグルグル回りにくい特徴があるところが非常に優秀です。

水面近くでのI字引き、巻きキャロで大変威力を発揮しますのでぜひ使ってみてください。

フィネスだけど巻いて釣るこのシャッドテールの釣り、ぜひ楽しんでくださいね!

ご注文お待ちしております!

それではまた。

毎度ありがとうございます!