秋のバス釣りにスピナーベイトが効く5つの理由
台風が上陸したり木枯らしが吹く秋という季節は、「風が吹いたらスピナーベイト」という日本一有名な格言を持つスピナーベイトの出番が増えるのではないでしょうか。この秋、スピナーベイトについておさらいしておくことはプラスに働くはずです。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”5 Reasons Spinnerbaits Crush Bass In The Fall”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:shopkarls.com”5 Reasons Spinnerbaits Crush Bass In The Fall”
「風が吹いたらスピナーベイト」という、バス釣りで一番有名な格言があります。
台風が来たり、秋風や木枯らしが吹く秋という季節は、スピナーベイトの出番が増えるタイミングなのかもしれません。
私自身、実はこの風が吹いたらスピナーベイトという言葉はあまり信じておりません。
なぜか今まで、風が吹いていたからといってスピナーベイトを投げていい思いをしたことがないためです。
ただし、むしろより多くの機会でスピナーベイトで釣れてくれた場面がありますので、私の中でスピナーベイトは風が吹かずとも主力ルアーのひとつになっています。
それならそれでもいいのでしょうけども、風が吹いたらスピナーベイトという格言に沿っていない自分は、何か間違った部分があるはずなのです。
ルアーの使い方に絶対の正解などないと考えても良いと思うのですが、ルアーのことについてもっと覚えればもっと釣れるようになるなら、覚えたいですよね。
風が吹きがちな秋、スピナーベイトについておさらいすることは必ずプラスに働くことでしょう。
この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s Bait&Tackle」のブログ記事で、秋のバス釣りにスピナーベイトが有効となる理由が5つ書かれています。
これを読んで、スピナーベイトに対する理解をより深めてみましょう。
大きさがちょうどいい
秋にスピナーベイトとベイトフィッシュの大きさを比べてみると、ちょうどバスが探しているものに一致しています。 春に生まれたベイトフィッシュは秋には大きくなり、バスはこの大きくなった食べものに照準を合わせています。 秋には大きめのブレードのスピナーベイトを使用してマッチザベイトさせます。 これにより、よりバスが食べているベイトフィッシュに似るようになります。
広く探れる
秋になるとバスはいわゆる「足が早い」状態になりますので、アングラーはスピナーベイトのようにバスを引き付ける力が大きいものを投げると良いでしょう。 秋には、特にチャンネルラインやクリークの上流にあるウィードやカバーや地形変化の周りで釣ります。
カバー周りで釣る能力に優れている
ベイトフィッシュがワンドの奥やクリークの上流へ入ってくると、バスもそれに続きます。 ラージマウスバスはこれらのエリアに入ってくると、桟橋、レイダウン、オダなどにタイトに着きます。 バスはこのような場所を待ち伏せスポットとし、通りかかる魚を待っています。 スピナーベイトをカバーから強く当ててみると、バスがバイトするきっかけになる可能性があります。 通常、このやり方でバスがルアーにアタックする場合、かなり強烈なバイトになるので、準備をしてください。
スピナーベイトはよりハードカバーの近くでも釣りをすることができます。 ルアーを物に当てれば当てるほど良いです。
小魚の群れに似ている
秋はベイトフィッシュが大きな群れを作り、バスの主なフィーディングの対象となります。 スピナーベイトのシルエットやアクションは、大きな群れからはぐれた小さな群れに見えます。ベイトフィッシュが多く集まるエリアを探してから、スピナーベイトを群れの中に突っ込ませます。 スピナーベイトを途中でフリーフォールさせる「キル」という技も有効です。 これは、死に掛けたベイトフィッシュがボトムに向かって落ちていく様を模倣させるのに役立ちます。
速くも遅くも使える
ベイトフィッシュの群れの周りでスピナーベイトを早巻きしたり、ディープのオダにルアーをスロリトリーブで通すのもバイトを引き出すのに有効です。 秋にはシャローの桟橋を素早く通してから、反対側に同じスピナーベイトをキャストしてディープのオダをスローロールで通すなんてこともあります。スピナーベイトのブレードが動いている限り、バスがバイトする可能性はあります。
スピナーベイトでの釣りには多くのメリットがありますが、こうしてならべてみると、秋の釣りに適したルアーだというのがわかります。
マッチザベイトさせるのもプラグではできないブレード交換によって簡単にできますし、釣り方も例えば春なら岸際のアシ原に向かって投げ続ければ済むかもしれませんが、秋なら振り返ってディープに届くならキャストすることもあるでしょう。
どれもスピナーベイトの性能としては当たり前のようなことに思えて、たしかに秋を感じる要素がありますよね。
また、こうして秋に有効になる理由を考えるということは同時に、秋のバスの居場所を考えることにもつながります。
通常のバス釣りは、バスの居場所があってのルアー選びになるのかもしれませんが、この秋という季節は、バスの居場所がとても絞りにくいことが特徴です。
そのような状況でのルアー選びとして、スピナーベイトのバーサタイル性はかなり有利ですよね。
この秋、フィールドへ向かい際はスピナーベイトをお忘れなく!
それではまた。
毎度ありがとうございます!