プロップベイトのミスバイト

プロップベイトのミスバイト

Photo by fish code studios

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外Youtubeチャンネルより、”Topwater prop baits: why you miss blowups”という動画をご紹介させていただきます。

引用先:fish code studios”Topwater prop baits: why you miss blowups”2018/07/16

 

ここでのプロップベイトとは、スイッシャーと呼ばれるトップウォータールアーのことを指しています。

私はこのスイッシャーというルアーが大好きで、長細いボディの両端にプロップ(プロペラ)が付いているダブルスイッシャー、前か後ろのどちらかにプロップが付いているシングルスイッシャーがあるのですが、私はダブルスイッシャーが好きです。

初めて使ったのがスミスウィックのデビルズホースというルアーで、使い方も知らないのに名前がカッコ良くて買いましたっけ(笑)

始めはプロペラの回転で魚を誘うものだとばかり思っていたので、ストレートリトリーブでバズベイトのように使っていましたが、どうやらそれだけではないようで、ペンシルベイトのようにドッグウォークさせるとプロペラが抵抗になってより移動の少ない首振りができるということを知りました。

実際にやってみると私のイメージには全く無かったほど見事なテーブルターンをしてくれて、さらにその時にはペンシルでは出せない「ジャッ」というノイズがとても釣れそうで心地いい音に感じます。

それから、ジャークすればポッパーのような水しぶきを出せたり、フックをすべてダブルフックに替えればウィードマットの上なんかもフックが3本も付いているのに意外なほど引っ掛からずに滑ってくるので、1本のルアーで色々な所へ投げれて色々なことができるのがお気に入りでした。

そんなプロップベイトの興味深い動画があります。

アメリカ・フロリダ大学のゲイネスビル研究所のジミー・リョウ准教授のYouTubeチャンネルで、プロップベイトはよく釣れるルアーだとしながらも、ミスバイトが起きるルアーだということで、バイトの瞬間をスーパースローで撮って研究されています。

私の個人的な意見としましては、プロップベイトはプロップが邪魔な割にはよくフッキングできるというイメージでしたが、私よりもっと釣っている方の方が、多くのミスバイトも経験されていることでしょう。

実際の水中ではどんなことが起きているのか、この映像でイメージが湧くと思います。ぜひ見てください。

 

 気になるところだけ読んでもOKです 

トップウォータープロップベイトのミスバイト

here in Florida, if the locals reach for top water, you can bet it’s a prop bait.

Jimmy liao, from fish code Studios. today we’re gonna look at slow-mo video of underwater strikes on a prop bait.
now there’s a certain frequency that a prop bait makes that gets the attention of Florida strain bass.
the lateral line system can detect frequencies of about a hundred Hertz that is cycles per second or less.
now almost certainly this is the range in which these props are spinning.
the bottom line is that these baits flat-out work, now with three troubles hanging down you’d think you’d catch every fish that hits.
but is this the case, let’s go to the slow-mo video and find out.
now if they slurp it from behind, yeah, but if they attack it from the side, not always.that’s because the length and rigidity of the bait prevents it from entering the mouth.
natural prey fold when they get sucked in by bass.
so if you hear a slurping sound, that’s a good sign and the bass probably has the bait in its mouth.
now a blow-up, even though it’s exciting says less about how well that bait is in the mouth of the fish.
prop baits are the deal here in Florida and they are Blast two fish.
I’m Jimmy liao from fish code studios if you liked what you saw, please like and subscribe until next time.

ここフロリダでは、地元アングラーがトップウォーターで釣るとなったら手を伸ばすのが、プロップベイトです。

こんにちは、フィッシュコードスタジオのジミーリョウです。今日は私たちの動画、プロップベイトへのバイトシーンをスローモーションでご覧いただきましょう。
プロップベイトの出す周波数がフロリダの神経質なバスの注意を引きつけます。
魚の側線は、毎秒約100ヘルツの周波数を検出することができます。
これはほぼ間違いなく、このプロペラの回転数に相当しています。
結論としてはこのルアーを一生懸命使った時、このルアーが抱える3つの問題を考えることで、ヒットしてきたすべての魚をキャッチできるはずです。
本当でしょうか。ではスローモーションの動画を見てみましょう。

プロップベイトのミスバイト
これはバスが後ろから飲み込んでいることろです。いいですね!

プロップベイトのミスバイト

しかし、バスがサイドからアタックしてきた場合、必ずしもこうはいきません。ルアーの長さと硬さが口に入るのを妨げるからです。

プロップベイトのミスバイト
自然のエサなら身体が曲がるのでバスは吸い込みやすいのです。
ですので「ガボッ」という音が聞こえたときは、素晴らしいサインであり、バスは口でルアーを咥えようとしているでしょう。
爆発の瞬間はエキサイティングではあるものの、バスの口の中にルアーがうまく入っているかどうかまではあまり分かりません。
ここフロリダでプロップベイトで釣りをしたら、2匹のバスが飛び出してきてくれました。
以上、フィッシュコードスタジオのジミーリョウでした。もしこの動画を気に入ったら、チャンネル登録して次回までお待ちください。


 

いかがでしたか。

相変わらずフィッシュコードスタジオの動画は素晴らしいなと思います。

プロップベイトはよく釣れるけども3つの問題を抱えているということでしたが、整理してみると、

  • ルアーに長さがあること
  • ルアーが硬いということ

この2つが横方向からのバイトには弱いとして、

  • バイトの瞬間では判断できないこと

それがバイトを見ただけでは判断できないということなんですね。

しかし、どうでしょう。これはルアーを使っている人間側でどうにかできることなのでしょうか・・・。

ルアーの長さや硬さは変えられっこありませんし、バイトの瞬間では判断できないのでしたら、どうしようもないのでは…。

できるとすれば…フッキングの方向を常に上方向にしてみたり、真ん中のフックをやや大きくすることで、横方向からのバイトを掛けることができるでしょうか…うーん…分かりません(笑)

この動画だけでは何とも言えませんが、ポーズ中に横方向からバイトしているような気がしますので、後ろから追尾させて食わせるような使い方をするというのもひとつの手なのでしょうか。

ティムコのプロップペッパーはそういう使い方を推奨されているルアーなんですね。

フッキングのいい使い方であるスローリトリーブで使うために開発したルアーということなのでしょうか。

 

このごろは私もあまりトップウォーターのプロップベイトは使っていませんでしたが、なんだか使いたくなってきました。トップで釣りたいですね…。

 

そしてこのチャンネルの新しい動画も、今から楽しみで仕方ありません。

 

また新しい動画が出ましたら、ここでもご紹介させていただこうと思います。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!