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プリスポーンバスを釣るための「裏」ルアー!?

プリスポーンバスを釣るための「裏」ルアー!?
Photo by wired 2 fish.com

プリスポーンのバス釣りには、例えば赤い色のルアーですとか、いくつかの定番と言われるパターンがありますよね。こういった情報はとても重要ですが、ちょっとした裏をかいたようなひと工夫で、さらに釣果を伸ばせるかもしれません。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”3 Must-Have Lures for Big Prespawn Bass”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:wired2fish.com ”3 Must-Have Lures for Big Prespawn Bass”By Shaye Baker •Feb 28 2020

バスアングラーの心理として、釣れるルアーの話を聞くとそれを使ってみたくなりますよね。

たとえば釣り場に行ってボート屋さんの情報を聞いた時、あまりにも多くの人がある特定のルアーで釣っているというような話を聞いてしまうと、不安に思うことさえあります。

そんな心理が端を発してか、噂が噂を呼び、その釣れるルアーと言われるものがそのフィールドで多く投げられることによって、さらにそのルアーでの釣果情報が増え、ますます釣れるルアーとして「出世」していくなんていう現象が起きたりもします。

そして面白いことに、そんなブレイクスルーを果たしたルアーを横目に、裏をかいたようなルアーでひっそりと釣果をあげるという人たちもいます。

こう書いてしまうと語弊があるかもしれませんが、彼らのような方々は決して反骨心や秘密主義やアンチのような存在ではなく、自分のやりたい釣りを持っていたり、考えがあるだけだったりするんですよね。

実際、釣れていると言われるルアーを投げてその理由を探ったりすることってすごく大事で、バスプロの方々も自分のスポンサーメーカーのルアーでなくてもかなり多くの種類を投げて試しているものです。

さて、時にプリスポーンという時期、フィールドを問わず釣れるルアーというのは結構同じようなルアーだったりします。

シャロークランク、ジャークベイトやシャッド、ジグヘッドスイミング、バイブレーション、赤いルアー・・・これらが基本となっていたりしますよね。

でも、こういった定番ルアーを定番の使い方をしているだけでいいのでしょうか。

この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「WIRED 2 FISH」の記事で、FLWのフォレストウッドカップのチャンピオンでもあるプロアングラー、クレント・デイビス氏に取材されたものです。

彼は、「みんなは基本から離れて何でもやろうとしすぎです。基本ができていなければ、何もマスターすることはできません。」というほど、特に基本に忠実なアングラーとして知られているようですが、そんな彼にあえて、プリスポーンの時期に基本から外れてやるような釣りはないかという内容のインタビューをされた記事です。

基本に忠実なバスプロが使う「裏ルアー」なるものとはどんなものなのでしょうか。早速読んでみたいと思います。

ミディアムクランクの「スローコンタクト」

引用文(タップすると開きます)
Davis loves a small, medium-diving crankbait in the prespawn and throughout much of the year for that matter. One in particular, the Yo-Zuri 3DS Medium Diver, he calls his “auto bass". When he needs a fish, he picks up this crankbait.

“During the prespawn, I like to crank primary points and secondary points with it," said Davis. “Seawalls, wood; pretty much any kind of cover."

The crankbait deal is all about two things for Davis-fishing it as slow as possible while still making contact with cover.

“The more you can hit stuff with that crankbait, the more bites you’re going to get. And to me it seems like the slower the better unless they’re just really hot with a front coming in."

This is also a bait that’s ideal for reeling down into deeper submerged vegetation. The kind of deal where you want to just tick the tops of the grass and rip it free when it occasionally grabs on.

And when it comes to color selection, Davis will again limit his options.

“I really like the Red Crawfish color in the pre-spawn. And the Hot Tiger color if you have a little off-color water."

プリスポーンバスを釣るための「裏」ルアー!?
Photo by wired 2 fish.com

デイビスは、プリスポーンの時期、またシーズンを通して、小さなミディアムクランクベイトが大好きです。特にデュエル・3DSミディアムクランク(MR)のことを彼は「オートバス」と呼んでいます。バスをどうしても釣りたいとき、彼はこのクランクベイトを手にします。

「プリスポーン中は、本湖やクリークやワンド内の岬をこれでクランキングするのが好きです。」とデイビスは言います。 「護岸やウッドカバーなどあらゆる種類のカバーで使います。」

クランクの使い方としては、カバーにコンタクトさせつつ、できるだけゆっくりと釣るという2つのことをデイビスは心掛けています。

「クランクベイトはより多くのものに当てていくことで、より多くのバイトを得ることができます。そして、前線の影響などでよほど暑くなった時を除けば、遅いほど良いと考えています。」

これは、水深のあるウィードエリアで巻いていくのに理想的なルアーでもあります。ウィードトップをカチカチ音をたてながら通し、ときどきウィードに捕まったらジャークして外すといった使い方です。

そして、デイビスの色の選択に関しては、ここでも決まっています。

「私はプリスポーンのときはレッドクローカラーが本当に好きです。少し濁りが入ったら、ホットタイガーが好きです。」

「フローティング」ジャークベイト

引用文(タップすると開きます)
A jerkbait, like a medium-diving red crankbait, is another one of those baits that just screams prespawn. Though Davis admits he doesn’t throw a jerkbait as much as he probably should and leans more heavily on the crankbait when fishing water where both could be deployed, he still knows there’s a time and place for the jerkbait to shine bright. He’s had a lot of success using the Yo-Zuri 3DR Series jerkbait.

“I usually let the water color tell me," Davis said. “I like a jerkbait when the water is real clear. And when the bass get to floating."

“Floating" is a term Davis uses to describe when bass suspend up near the surface. When the water temps exceed 57 degrees, that’s when Davis notices that the bass start to suspend a lot within 5 to 10 feet of the surface. These fish relate more to the surface than they do the bottom, so Davis finds them in all depths of water and the jerkbait is the perfect tool to target them.

“The depth in which you can catch them just depends on what lakes you’re on. If you’re out in Arkansas on a highland reservoir or at Smith Lake here in Alabama or something like that, it’s definitely great over a hundred feet of water out off the ends of points and secondary points. Those fish are always floating and that’s when the jerkbait is better."

プリスポーンバスを釣るための「裏」ルアー!?
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赤いミディアムクランクと同じく、ジャークベイトもまた、プリスポーンに有効なルアーのひとつです。デイビスは必要以上にジャークベイトは投げず、両方を使えるような状況ならクランクベイトを投げるようですが、ジャークベイトが特に有効となるタイミングや場所があることも知っています。彼はデュエル・3DRジャークベイトを使用して多くの成功を収めています。

「水の色が使いどころを教えてくれます、」とデイビスは言います。 「水がかなりクリアなときは、ジャークベイトが好きです。あとは、バスが浮いているときかな。」

デイビスが言う「フローティング」とは、バスが表層近くに浮いていることを表す用語です。水温が14℃を超えると、デイビスはバスが水面から1.5~3メートル以内にサスペンドすることが多くなると考えています。これらのバスはボトムよりも水面を意識しているため、デイビスはあらゆる水深でバスを探し、そんなバスがいたら狙うのにジャークベイトは最適なルアーだということです。

「そんなバスが釣れるレンジは、あなたがどの湖に行くかによって異なります。アーカンソー州のハイランドリザーバー、またアラバマ州のスミスレイクなどであれば、岬から少し離れるとすぐ水深30メートル以上あるようなところが間違いなく素晴らしいです。これらの場所にいるバスはまず浮いています。そういうときはジャークベイトの方が良いです。」

効率のいいバイブレーション

引用文(タップすると開きます)
The third of Davis’ three prespawn baits is another that’s hard to leave out for this season of fishing; the lipless crankbait. A Yo-Zuri Rattl’n Vibe in particular is his go-to lipless plug.

“Of course it’s great for ripping out of grass. And it’s great on mudflats. It’s just a great bait for covering water in general."

As the fish group up and move shallow to prepare for the spawn, there’s often a lot of dead water between fish catches. But when you do find one, you’ll often find a wad of them. Having something on deck that allows you to cover water quickly is critical this time of year. And, a lipless crankbait can be fished at a wide range of depths.

“You can throw it in the dirt. Usually when I’m throwing it really shallow like that I’ll go with a 20-pound test to keep the bait from sinking real fast. And if I’m fishing out in 5 or 6 feet, then I’ll usually drop down to 14-pound Top Knot fluorocarbon."

There’s an ongoing debate among many anglers as to what line to use when fishing a lipless crankbait around submerged vegetation like coontail and hydrilla. Most agree that braid is better for cutting through the grass and ripping the bait free, but some argue the visibility of the braid is not worth the reward. Others then argue that, to a bass in vegetation, the line likely looks like just another strand of weeds. That point is countered with, 'that would be a mighty fast-moving piece of grass’. And the debate goes on. For Davis, however, a combination of both seems to be the ticket.

“I’ve been experimenting with both and I’ve gotten down to where I throw a braid to fluorocarbon leader and I really doing like that."

With a fluorocarbon leader, Davis has the stealth down close to the bait but still has the super low stretch of braid as his mainline which helps rip the bait free from debris.

プリスポーンバスを釣るための「裏」ルアー!?
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デイビスの使うプリスポーン用ルアーの3つ目は、この時期の釣りに欠かせないものです。バイブレーション、特にデュエル・ラトリンバイブは、彼が頼りにしているバイブレーションプラグです。

「知っての通り、これはウィードエリアを巻いたり、フラットエリアを巻くのに最適です。広くエリアを探りたいならまさにこれが最適なルアーです。」

この時期に釣りをしていると、スポーニングの準備のためにシャローへ移動してバスの魚影が濃くなっているところと、それを見つけるまではとことん何もないといったことがよくあります。ということは、1本釣れたら、ここには多くのバスがいると見ていいでしょう。ということでこの時期は、エリアをすばやくカバーできるようなルアーをデッキに用意することが重要です。さらにバイブレーションは、幅広いレンジを釣ることができます。

「それを岸スレスレに投げていきます。私がそんな超シャローへ投げるときは、ルアーが早く沈み過ぎないように20ポンドラインを使います。釣る水深が1.5~1.8メートルくらいであれば、リーダーをフロロの14ポンドに落とします。」

よくアングラーの間で、水中にウィードがあるエリアでバイブレーションの釣りをするときに使うラインについて議論が起こることがあります。多くの人は、PEラインがウィードを引き裂いてルアーをハングオフしやすいので良いということに同意しますが、PEラインは見切られやすいので使いたくないと主張する人もいます。また他の人は、ウィードの中にいるバスからすれば、PEラインは一本のウィードに見える程度だと主張します。その点については、「そんな動きの速いウィードはないだろう」と反論されます。そして議論は続いています。しかし、デイビスにとっては、両方の組み合わせがベストと考えています。

「私は両方のラインを試してきましたが、PEラインにフロロカーボンのリーダーで投げるところに行き着きました。今はこればかりです。」

デイビスは、ルアーの近くにあるフロロカーボンのリーダーは見切られにくく、メインラインのPEは非常に伸びにくく、ルアーをウィードから引き離すのに役立つということで使っています。

まとめ

引用文(タップすると開きます)
When you start talking prespawn, you hear a lot of anglers come back to the same handful of bait categories again and again. The bass are typically very aggressive in the prespawn as they are feeding up to head to their beds. So they’ll hit most anything. The trick is getting something in front of them.

If a bass is around cover, a medium-diving crankbait is great for digging it out. If the bass are suspended, a jerkbait is perfect to get right down in their faces. And when there’s a lot of water to cover, a lipless crank gives you the ability to do so in a timely fashion. These baits are all great at triggering strikes, but the key is keeping it simple and picking the right tool for the job based on what the bait does.

Trying to beat a nail into the wall with a saw would look pretty foolish. But throwing a jerkbait on a grass flat before you locate the fish doesn’t seem like that bad of an idea. Until you’ve covered one tenth of the water with that jerkbait that you could have covered with a lipless in the same amount of time. Yeah this stuff is basic, but is it really?

プリスポーンバスを釣るための「裏」ルアー!?
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プリスポーンの話をすると、多くのアングラーが結局は同じカテゴリーのルアーに行き着くという話になります。バスは通常、プリスポーンの時期は非常にアグレッシブで、産卵のためにフィーディングをしています。極端な話、何を投げても釣れるのです。釣るコツは、バスの居るところで何を使うかということです。

バスがカバー周りにいる場合、ミディアムクランクはそれを引き出すのに最適です。バスが浮いている場合、ジャークベイトは彼らの目の前を通すのに最適です。広い範囲を探りたい場合、バイブレーションを使用するのがベストです。これらのルアーはすべてバイトを引き出すのに優れていますが、キーはルアーをシンプルに考え、ルアーの持つ機能にふさわしいタックルを使うことです。

のこぎりでクギを打とうとするというならおかしな話です。しかし、バスがいるかわからないウィードエリアでジャークベイトを投げることはそれほど悪い考えではないと思います。ただ、同じ時間を使えばバイブレーションの方が10倍広く探れますよね。基本的にはそれでいいはずですが、本当にそうでしょうか?

プリスポーンバスを釣るための「裏」ルアー!?
Photo by wired 2 fish.com

すみません、結局のところ、裏ルアー的な話ではありませんでしたね。

クレント・デイビス氏はまさに基本に忠実なアングラーのようで、この時期の釣りをかなりシンプルに、ベーシックにまとめているようです。

裏ルアーというより、「見落としがちな使い方」という方が正しい表現だったと思います。

個人的には特にジャークベイトの項目を読んで思ったのですが、普段はボトムの釣りが多いからか、中層の釣りをしているとなんとなく釣れる気がしなくなるんですよね。

記事にあったような水深30メートルをジャークベイトで中層を釣るというのはなかなか自信がなければできないのではないかと思います。

しかし、私も経験したのですが、4メートルのボトムを釣るとオスらしき痩せた38センチが釣れて、水深8メートルの中層4メートルで釣れると、45センチの重たいメスらしきバスが釣れたことがあるんです。

そういうことがあると、中層も釣れる気がするんですけどね。他のボートが水深4メートルくらいに集まる中、もっと沖の中層ででっかいのを釣るみたいな裏ルート、やってみたいじゃないですか(笑)

それと、私ではないのですが、ツイッターを見ると、この時期に上を見ているバスが多いというのを裏付ける信頼できるツイートがあります。

アメリカではジャークベイトが一般的ですが、日本で表層と言えばI字系の釣りがかなり強力です。

水深が深いところでI字系を投げるのも最初は勇気がいるものですが、ツイッターのこういう情報は水深があるところでもI字系を投げる根拠になりますので、心強いですよね。

さて、結局のところ、プリスポーンの釣りには定番のルアーがかなり有効ということになりますでしょうか。

しかし「○○のルアーが釣れてるらしい」からそのルアーを使うというより、その理由を知って、自分の行くフィールドにそれを当てはめて、使い方や使いどころを考えて使うことで、より良いアングラーになれる気がします。

その結果、他のみんなと違う釣り方でデカいのが釣れたら嬉しいな、というのが私の理想です。ちょっと性格が悪いようですみません(笑)

皆さんは基本や定番を大事にしていますか?

それではまた。

毎度ありがとうございます!