教えて!タクちゃん:その1「ロッドのクルクル」
こんにちは!店長の小山です!
本日はバスプロ、タク石黒さんに教わった小ネタをお届けさせていただきます。
普段、何気なく見ているバスプロさんの行動には、小さなことだけど意味のある行動が多くあるものです。
あまりにもさり気なくやるもので、気が付かなかったりすることがあるのですが、「誰も説明してくれないけど、あれは何をやっているんだろう?」という、ありそうでなかった素朴な疑問をタク石黒プロに聞いてみよう、というのが「教えて!タクちゃん」のコーナーでございます。
ロッドのクルクル!?
よくバスプロさんの動画を見ていると、移動や終了の時にルアーをリールかロッドガイドに引っ掛けて、リールのクラッチとハンドルを数回カチャカチャやって、ラインをロッドにクルクル巻きつける動作をするのを見たことがあるかと思います。
あれって、どんな意味があるかご存知でしたか!?
そんな疑問を今回はタクさんにぶつけてまいりました。ぜひ動画をご覧ください。
ロッドのクルクルは、ロッド同士が絡み合わないようにするため。が正解だったんですね。
知っている方も多かったかもしれませんが、私は知りませんでした。やっぱり聞いてみると、ためになりますね。
他にもこんな効果が
動画の中ではタクさんは言っていませんでしたが、ロッド同士が絡み合わないということは、オカッパリで使っていて藪漕ぎなんかした時でも木の枝や雑草にロッドを取られずらいという効果もあるということです。なるほど、それは大きいですよね。
リールをカチャカチャやるのは、ハンドルをロッドに対して平行にするためだそうです。
そうするとボートのデッキに置いたときにきれいにピタッと並べることができて、しかもバスボートの衝撃でハンドルが曲がってしまうのを防止できるのだそうです。
ボートの衝撃でハンドルが曲がるって…琵琶湖恐るべし…。と思いますが、他にもうっかり踏んでしまったときにもこうしておくことで曲がりずらいということでした。
たしかにハンドルが立っていたら、たとえハンドル自体が曲がらなくても軸が曲がってしまいやすくなってしまうでしょうし、防ぐことができるなら防ぎたいものですよね。
ですので、クラッチ切る→ハンドル回す。をハンドルがいい向きになるまで繰り返して、そこでラインをロッドに巻きつけているんですね。
こんなことを言ったら失礼になるかもしれませんが、普通の人より何倍も湖上に出ている以上、もしかしたら今までうっかりミスで壊してきたタックルも普通の人の何倍かもしれません。
そんなミスを無くすちょっとした行動が、色んなバスプロさんが身を持って学んだ行動なんだと思いました。
さて、タクさんはいつもサービス精神が旺盛でいろいろと教えてくれるのですが、今回の小ネタ、皆さんのお役には立てましたでしょうか。
役に立ったよーという皆様は、よろしければ心の中でいいので、ご唱和ください。「タクちゃん、教えてくれてありがとう!」
今後もこういった疑問を時々タクさんに投げてみようと思いますので、よろしければお楽しみにお待ちください。
ただし…そんなに頻繁に会えませんので遥か長い期間の不定期更新になってしまうと思いますが、何卒お許しくださいね。
それでは、また。
毎度ありがとうございます!