バスはワームをなんだと思っているのか?

過去の本日はこんな記事を書いてました。読んでみてくださいね。

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バスはワームをなんだと思っているのか?

ワームというのは元々は「ミミズ」を意味しているのですが、ミミズというのは水生生物ではありません。ハードルアーの多くは魚の見た目をしていますから理解できるのですが、バスにとってあまり目にすることのない部類のエサになるはずのミミズ系ワームに、なぜバスはあんなに反応するのでしょうか。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”WORMS: WHAT ARE BASS THINKING?”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:berkley-fishing.com ”WORMS: WHAT ARE BASS THINKING?”

バスという魚は、学習能力があると言われています。

本当でしょうか。

私はあると思います。ただ、学習といっても人間のように九九や漢字を覚えるというわけではなく、もちろん、自分の生命の危機に関することのみだと思います。

例えば釣りをしているとき、サングラスをかけてロッドを手にして見えバスに近づいた時はバスは逃げますが、ロッドを持たずサングラスもしていない時に見えバスを見た時のバスはすぐには逃げないことが多いと思います。

この例は時と場合によるのかもしれませんが、時と場合によることがあることこそ、学習能力があることなのではないかと思います。同じ人間が近くにいるのでも、散歩をしているだけの人と、いかにも釣り人という格好をしている人とでバスの態度が変わるということは、バスが釣り人に対して危機感を持つ原因があって、それでそのバスが取る行動が変わっているとしか思えないからです。

しかし、同じルアーに同じバスが何度もバイトしてしまうということも実際にあるようですし、養殖されているバスは生き餌ではなくペレット(ペットフードみたいなやつ)を食べています。ペレットなんてもともと自然界には無い食べ物ですし動かないものなのに、食べるんですよね。

これは学習能力というより記憶力によるものなのかもしれません。記憶力と学習能力は似ているようで微妙に違いますからね。

私がトランプの神経衰弱をやっていて、なぜか何度も同じカードを開けてしまうのと一緒ですかね。ちがうかな?

さて、そこで気になるのが、ワームというルアーです。

ワームというのはもともと「ミミズ」のことを指しています。日本ではゴムでできたルアー全般を総称としてワームと呼びますが、アメリカではクローラー系、ストレート系ワームのことのみをワームと呼んでいるんですね。(アメリカでワームの総称はソフトプラスチックスです)

でも、ミミズというのは水生生物ではありません。ハードルアーの多くは魚の見た目をしていますから釣れるのも理解できるのですが、バスにとってあまり目にすることのない部類のエサになるはずのミミズ系ワームに、なぜバスはあんなに反応するのでしょうか。

この記事は、アメリカの釣具メーカー、「Berkley」のホームページのコラム記事で、ストレートワームをバスは何だと思っているのかというテーマの記事が書かれています。

バスの生態に関する面白い内容だと思いますので、ぜひ読んでみてください。

 気になるところだけ読んでもOKです 

バスはワームをなんだと思っているのか?

引用文(タップすると開きます)
Did you ever wonder why bass attack plastic worms? It’s not because worms make up a significant part of a bass’ diet. Worms, notably earthworms, are not aquatic animals. Instead, they live on land burrowing through the soil. As fairly lousy swimmers, worms don’t make a point of frequenting local water holes for a cool dip. Worms do sometimes wash into a lake or stream following a heavy rain, but their presence in water is not the norm. A bass could go its whole life without seeing one. Moreover, we have shown in the Berkley lab that bass do not need experience with real worms to appreciate the plastic versions. Even totally naive bass; those with no natural food experience; will eagerly attack real or plastic worms on first sight.

Why do bass strike shapes they have never seen and that resemble no natural prey? In a word, the answer is instinct. Bass are predisposed to seek objects with the long body style of prey fish like minnows or shad. Other anatomical details, such as surface markings or the placement of appendages, likely play a secondary role.

One common mistake among bass anglers is the belief that natural prey shapes make the best strike releasers. Many anglers search out lures with the most natural appearance or simply use live bait believing that the best lure to offer bass is what they normally eat. This concept ignores how bass are built. Bass don’t evaluate lures according to the naturalness of their shapes. Natural is a human term, not a bass term. Instead, bass evaluate lure shapes according to how well they fit pre-established visual criteria. Whether the shape is natural is of no consequence. Anglers would do better to focus on the features of shape that activate strike behavior, and then exploit those features for greater effect.

Though little work has been done on bass specifically, research on fish vision has helped define the probable limitations of bass shape analysis. For example, fish easily distinguish between targets oriented horizontally or vertically, though they find it more difficult to distinguish those placed at a 45-degree angle. Fish can also tell the difference between squares and diamonds, parallel versus nonparallel lines, and straight versus curved lines, but they have difficulty distinguishing between triangles and pie-shaped wedges. Some species are known to be more attentive to size differences along the horizontal rather than vertical axis; other species are probably the opposite.

Biases such as these certainly make sense for our bass that feed principally on long, horizontally oriented prey fish.

バスがワームを食ってくる理由について疑問に思ったことはありませんか?ミミズはバスにとっては主な食事にはなっていないはずです。ミミズは水生動物ではなく、土を掘って土の中に住んでいます。泳ぎが得意ではないミミズですから、いくら暑くなっても涼しさを求めて泳ぎに行くこともありません。ミミズは大雨の後に湖や小川に流されてくることはありますが、水の中にいることが普通ではありません。一生のうちに一度もミミズを見ないバスもいるでしょう。さらに私たちはバークレー研究所において、バスがワームに反応するのに、本物のミミズを見ている必要がないことを発見しました。野生のバスでも、養殖所で生まれて自然の生きた動物を食べたことのないバスであっても、本物またはワームのミミズを見ると、夢中で食いに来ます。

バスが見たこともなく、自然界でよく目にする生き物でもないのに、なぜでしょうか?一言で言えば、答えは本能です。バスは、小魚などのベイトフィッシュのような長細いシルエットを持ったものを探す傾向があります。表面の模様(色柄)、またヒレや触手などの付属物の配置などの生物学的な他の要素は、おそらく二次的なものなのでしょう。

バスアングラーの間でよくある間違いの1つは、ルアーの形は自然に近い方がバイトが多くなるという考えです。多くの釣り人は、バスを釣るには、バスが普段から口にしているものに似ていて見た目やアクションが自然なルアーだと考えています。この概念は、バスを釣るための組み立てを無視しています。バスは、シルエットや色柄の自然さでルアーを評価しません。自然(ナチュラル)という言葉はバスの言葉ではなく、人間の言葉です。バスがルアーの形状を評価するのは、あらかじめプログラムされている視覚的な基準にどの程度沿っているかどうかです。形が自然であるかどうかは重要ではありません。アングラーが心掛けることは、バスに積極的にバイトさせるためにそのワームの特徴を理解し、ワームの持つ機能をより効果的に引き出すことです。

バスに関してはほとんど検証されていないのですが、魚の視覚に関する研究は、バスが形状を分析できる可能性のある限界を知るのに役立ちました。たとえば、魚は水平方向と垂直方向のターゲットについては簡単に区別できますが、45度の角度にいるターゲットを区別することは苦手です。魚はまた、正方形とダイヤモンド形の違い、平行か平行でないか、直線と曲線は区別できますが、三角形と扇型を区別するのは苦手です。バスは、縦方向ではなく横方向のサイズの違いにより注目することが知られています。普通はおそらくその逆です。

このような偏りがあるのは、主に細長く、横に泳ぐ獲物を主に食べるバスにとっては確かに理にかなっているでしょう。

バスはワームをなんだと思っているのか?

バスは本能でワームを食ってしまう。ということです。

非常にシンプルな答えではありますが、釣れるワームと釣れないワーム、またはワームの使い方においてかなりのヒントになるかと思います。

最近よく耳にすることに「釣るためには重要なのはワームが水平姿勢を保つこと」というようなことがないでしょうか。

ダウンショットでもグヘッドスイミングでもノーシンカーでも、水平フォールすることや水平に泳ぐことを重視したワームやセッティングがいいということになっていますよね。

ワームのシルエットや色柄よりも、まずはそういうことができるかどうかが重要なようです。見た目が本物のように見えるかどうかが影響するのはおそらく、そのワームの売上でしょうか。

ただし、止めて見せて食わせるようなワームについては、シルエットもカラーもポーズ中のアクションというか姿勢なども釣果に関係してくるかと思います。

しかしそれもまた、ありえないシチュエーションでは効果も落ちるということをこの記事では言っていると思います。

ザリガニを夢中で食っているシチュエーションでI字系ワームをやってもあまり効果はないという感じでしょう。

横浜中華街へ遊びに行ってお腹が空いた時、そこにお寿司屋さんがあってもあまり美味しそうに見えないという感じと似ているでしょうか。違うかな?

たとえバスに学習能力があったとしても、人間と同じように、知性と記憶力は別ですし、うっかりミスというものもあるのでしょう。

それを引き出すのが私たちアングラーの腕の見せどころということでしょうか。

よく釣れているプロが○○グラムのシンカーを使っているとか、ラインは何ポンドを使っているからその通りに真似するというのも大事ですが、重要なのは、それがバスにとって何に見えているかということなのかもしれません。

野生生物をだますのはある意味、人間をだますよりも難しいのかもしれませんが、よく釣る人はそういうところのイメージがよく出来ているのかもしれません。

私もそういうところに挑戦したいと思います。

それではまた。

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