【小ネタ】スモールマウスバスと一緒に泳ぐ【水中映像】
こんにちは!店長の小山です!
本日は小ネタですが、スモールマウスバスアングラーならだれでも憧れる(?)スモールマウスバスと一緒に泳ぐという内容の動画をご紹介いたします。
これは私の意見になりますが、いつもスモールマウスバスを非情にも釣りあげているわけですから、彼らからすると私たちは敵です。
しかし不思議なことに、私自身も彼らを敵のように表現することはありながらも、心の中では友達のような感覚を持っています。
どこか憧れのような、神々しさすら感じることもあります。
皆さんはそんなことありませんでしょうか。
スモールマウスバスの生態研究に役立つ水中動画
次の動画は、アメリカのトップトーナメント組織のひとつ「FLW Fishing」のYoutubeチャンネルに2020年7月23日にアップされたもので、「Swimming with smallmouths」というタイトルの動画です。
セントローレンスリバーの水中映像になりますが、巨大なスモールマウスバスの群れを見ることができます。
ぜひご覧ください。
スモールマウスバスの水中映像から気付くこと
映像を見て、とても癒されてしまいます。ずっと見ていたいのですが、この方はシュノーケリングで撮影していますので長時間撮影というわけにはいかないでしょうね…。
しかし癒されると同時に、スモールマウスバスに対していくつか気付く点もありました。
まず第1に、スモールマウスバスたちは人間を怖がっているような様子を見せていないことですよね。
ロッドとルアーを手にした陸上にいる人間だけを避けるのでしょうか?それとも、水中を通るルアーを人間が操作しているという認識ではないのでしょうか?
それとも、スモールマウスバスたちも、同じ土俵にいるのなら人間のことも友達感覚で接してくれるのでしょうかね?だとすれば嬉しいのですが(笑)
他に気付いた点をあげてみます
大きな尾びれ
撮影フィールドがセントローレンスリバーという大河のためか、バスの尾びれがとても大きいように感じます。
川バスは引きが強いと言いますが、この大きな尾びれとそれを満足に動かすための筋肉が備わるわけですから、やはりそうなのでしょうね。
底ベタにいない
いくつかのシチュエーションで撮影されていましたが、共通してスモールマウスバスたちはボトムよりも少なくとも30センチほど浮いて泳いでいるようです。
さらに、下を見ている魚は少なく、多くが目線かそれより上を意識しているように見えます。
これを見ると、スモールマウスバスにダウンショットリグが有効なのが納得できますね。
体色は環境と関係ない?
この動画の中には多くのスモールマウスバスが登場していますが、その体色については様々でした。
同じ群れの中でも体色が違う、同じサイズ同士でも体色が違うというのは、どういうことなのでしょうか。環境や食べ物は関係ないのでしょうか?
だとしたら、この体色の差は何なんでしょうか?
背ビレを立てる意味は何?
バスには第1背ビレと第2背ビレがありますが、前方にある第1背ビレだけ動きが違うことがありました。
よく見ると(これだけではわかりませんが)、普通に泳いでいる時は閉じていて、カメラマンを見ている時だけ立てているようにも見えます。
あるいは、カメラマンは関係なく、ホバリングしている時だけかもしれませんが、これを見てパッと思いつくのは、自分を大きく見せる威嚇の意味があるのかもしれない、ということです。
もしサイトフィッシングをしていて、見つけたバスが背ビレを立てているのと立てていないのとでルアーへの反応が違うことに気付ければ、サイトフィッシングの効率、ひいては釣果にも影響しそうなのですが、どうなのでしょうね。
釣り上げたスモールは、ラージに比べて第1背ビレを立てていることが多いような気がしますが、これは関係あるのでしょうかね。
水中映像は声を出して観ましょう(笑)
さて、3分弱の水中動画でしたが、それなりに気付くことがあり、とても興味深く観ることができました。
最後に、本当にどうでもいいことなのですが、私なりの水中動画の楽しみ方をご紹介させていただくとすれば、それは「思ったことを声に出すこと」なんです。
もう見たまんまを口に出すことで、気付けることが多くなるんですよ、例えば、
- 何だこのウィード3種類ぐらいあるな
- コイツ黒いなあ、あれ、隣のやつはそうでもないか
- でっかい岩だな
- 結構流れ弱いな
- こいつめっちゃこっち見てるじゃん
- もう終わりかい
私はこんな感じで独り言を呟きながら観ています(笑)
これに限らず、いろんな水中映像をこうして観ると、より色々な発見が出来るかと思いますので、ぜひ試してみてくださいね、って、どうでもいいですよね、すみません(笑)
もしよろしければ、他にも当ブログで紹介している海外動画がございますので、そちらもお楽しみいただければと思います。
それではまた。
毎度ありがとうございます!