ベイトフィッシュが多すぎるときの対処法:ベイトフィッシュの群れに付くバスを釣るのは難しい

ベイトフィッシュが多すぎるときの対処法:ベイトフィッシュの群れに付くバスを釣るのは難しい
Photo by wired2fish.com

ベイトの中でも特にベイトフィッシュと呼ばれる小魚の群れ、これがあまりにも巨大な群れになった時、ルアーの存在感は薄れますし、わざわざルアーを食わなくても他にエサがいっぱいいる状態になっていますので、非常にルアーを食わせにくい状態になるんですよね。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”4 Ways to Deal with Too Much Bait in Bass Fishing”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:wired2fish.com ”4 Ways to Deal with Too Much Bait in Bass Fishing”By Luke Stoner •March 31,2020

バス釣りをしている方の多くが一度は聞いたことがある言葉「ベイトあるところにバスあり」。

これを無視してバス釣りは上達しないのではないかと思います。バス釣りが上達したいのであれば、ベイトの勉強をすることも大事なことのひとつになるんですよね。

バスは、何かを食べなければ生きていけません。人類もおなじで、その歴史を見るとわかるのですが、人類は世界の大きな川の周りから、いくつかの古代文明が発達して行ったとされています。これは生きるのに必要な淡水と食料が多くあったことが、その理由のひとつになるのではないかと思います。

食べ物が近くにあるということは、そこで生きていきやすいということですもんね。

バスには人間のような高度な文明はありませんから、今その時を生きています。今ベイトのいるところに、今のバスがいます。

ですので、今この時のベイトがどんな生き物で、どんな場所にいて、さらにはどんなところで産卵するかなどを勉強することは、間接的に釣果に繋がります。

バス釣りの上手な人って、私の意見ですが、やっぱり色々な生き物が好きで、バス以外の生き物のことを良く知っていたりするものなんですよね。

しかしここには、大きな大きな落とし穴があります。

それは今回のテーマでもあります「ベイトが多すぎる」という現象に遭ったときです。

ベイトの中でも特にベイトフィッシュと呼ばれる小魚の群れ、これがあまりにも巨大な群れになった時、ルアーの存在感が薄れますし、わざわざルアーを食わなくても他にエサがいっぱいいる状態になっていますので、非常にルアーを食わせにくい状態になるんですよね。

これは例えば野尻湖のように、岸にも水中にもヘビーカバーが少ないようなフィールドでより起きやすくなるようです。

実際に私は、ワカサギの群れが大きくなる秋の野尻湖でのワカサギに着くスモールを釣る釣りが苦手で、でも他に釣るすべもわからず、毎年のように悪戦苦闘しています。

私の他にも、似たような経験や状況にお困りの方は多いのではないでしょうか。

決して「ベイトあるところにバスあり」という言葉が矛盾しているわけではありませんが、この言葉だけを知っていても報われないんですよね。本当に厄介ですよね!

では、そのベイトフィッシュが多すぎる時期や状況に遭った時、私たちはどんな対処をすればいいのでしょうか。

この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「Wired 2 Fish」の記事で、メジャーリーガーのマット・リー氏などに、そんなベイトフィッシュ過多な状況を打開する方法を取材しています。

アメリカのプロはこんな時、どんな打開策をもって対処しているのでしょうか。早速読んでいきましょう。

いいタイミングが来るまで我慢

引用文(タップすると開きます)
Much like your dad or grandpa might’ve told you, patience may be a fisherman’s best friend. Especially when you’ve found an area with an oversupply of baitfish. Many anglers, myself included, have a bad habit of always seeking greener pastures on the lake. If a few minutes go by without a bite we run to a new spot, even if the area has everything we’re looking for.

Bass relating to roaming schools of shad have feeding windows. They are opportunistic predators, so bass are always willing to feed, but they are more aggressive in certain windows of time. Staying patient and enduring these slow periods can be extremely rewarding if you are there when the fish fire up.

I faced this exact situation a few weeks ago. The water temperature was in the upper 40s but it was a warm and sunny day. I found a small pocket teeming with shad, and even though the water was cold I watched a few bass eat shad flicking on the surface. I thought I was about to load the boat. 45 minutes later, I had caught one dink on a Rapala Shad Rap and was scratching my head. I tried every bait I could think of but couldn’t get another bass to bite.

Out of pure stubbornness, I decided to re-fish the pocket with a Strike King KVD Jerkbait. Somewhat surprisingly I caught a 5-pounder, immediately followed by two other nice keepers. I had thrown that same bait 150 times just a few minutes prior, and I genuinely believe those same bass were there the entire time. Nothing changed; patience and persistence just paid off.

昔からお父さんやおじいちゃんに言われたように、忍耐力は釣り人にとっての友達なのかもしれません。特に、ベイトフィッシュが多すぎるエリアに遭遇した場合です。私も含め、多くのアングラーは、漠然と湖のウィードエリアを探してしまうという悪い習慣があります。数分ほどバイトがないと、そのエリアにバスがいるのにも関わらず、新しいポイントへ向かいます。

ベイトフィッシュの群れに付いているバスには、フィーディングのタイミングというものがあります。バスは気まぐれなプレデターですから、いつでもフィーディングをしてはいますが、特定のタイミングではそれがよりアグレッシブになるということです。そこに辛抱強く居座り、その長い時間を耐えることは、バスのスイッチが入ったときに報われます。

数週間前、私はこのような状況に直面しました。水温は7℃台でしたが、暖かく晴れた日でした。小さなワンドがベイトフィッシュで溢れているのを見つけました。水温が低いにもかかわらず、バスが水面をボイルしているのを見ました。これはチャンスだと思いました。 45分後、私はラパラ・シャッドラップをその小さなワンドで投げまくった結果、頭を抱えていました。考えられる限りすべてのルアーを試したのですが、バスからのバイトはなかったのです。

そこで意地になって、ストライクキング・KVDジャークベイトでそのワンドを釣り直すことにしました。驚いたことに、私は5パウンダーを釣り、さらに2本のキーパーサイズが釣れたのです。ほんの数分前に同じようなルアーを何百回と投げたところですが、同じバスがずっとそこにいたと私は信じています。何も変わっていません。忍耐と粘り強さが報われたのだと思います。

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後で入り直す

引用文(タップすると開きます)
Patience is a virtue, but sometimes you can’t force the fish. Leaving the area and letting it rest for a while can drastically change the number of bites you get. If you are unable to get the bass to eat, be mindful of where the bait was located and come back to them later.

We see this play out each year during the shad spawn, when bass feeding on swarms of shad seem easy to catch in low-light conditions but leave us scratching our heads throughout the rest of the day. The same sequence of events occurs with bass roaming near baitfish no matter the time of year.

Something like a change in wind direction or having a little cloud cover roll in can drastically change a fish’s mood and start a feeding frenzy in an area that seemed dormant a few hours before. The presence and aggressiveness of birds in the vicinity of the baitfish is another thing to watch for. If you notice seagulls getting active around a large school of shad or herons setting up on the shoreline, it’s a good idea to give that spot another try.

忍耐という言葉には美しい響きがありますが、必ずしも報われるとは限りません。エリアを離れてポイントをしばらく休ませると、バイトの数が大幅に変わる可能性があります。バスのバイトがない時は、ベイトフィッシュの居場所を覚えておき、後でそこに入り直してみてください。

毎年、シャッド(ベイトフィッシュの一種)の産卵中にこのパターンが見られます。シャッドの群れをバスがフィーディングしている場合、ローライトコンディション時であれば簡単にキャッチできますが、そうでない場合は苦労します。同じようなことは、季節に関係なくベイトフィッシュの近くを回遊するバスには起きています。

風向きの変化やわずかな雲の量の変化などで、魚の気分は劇的に変化し、数時間前には無気力状態であったはずの場所でフィーディング祭りになる可能性があります。 もう1つ注意すべき点は、ベイトフィッシュの近くにいる鳥や鳥のダイビングです。バンク沿いにいるベイトフィッシュの大きな群れの周りでサギや他の水鳥が活発になっていることに気付いた場合は、そのスポットも一度試してみることをお勧めします。

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魚探をフル活用する

引用文(タップすると開きます)
Electronic tools like the Hydrowave H2 and Garmin Panoptix LiveScope are another way to up your chances of catching bass relating to large schools of baitfish. Professional anglers like Kevin VanDam have been using the HydroWave H2 to excite otherwise inactive bass around the country for years.

“If you’ve got bass and bait in the same vicinity, that’s when the HydroWave can be a perfect trigger to set them off," VanDam said.

A HydroWave emits a wide array of different noises mimicking things like bass feeding on baitfish or active baitfish schooling on the surface. Oftentimes these noises will ignite competition amongst a school of passive bass and cause them to start feeding.

Garmin’s LiveScope technology has been another game changer when it comes to locating and targeting individual fish; specifically when they are suspended around structure or baitfish. There have already been several major tournaments won by anglers utilizing this technology in 2020 alone.

Panoptix LiveScope allows an angler to pinpoint the location of a single bass amongst a school of shad or other baitfish and make targeted casts right to the fish. It’s awful hard for a bass to resist a swimbait, spoon, umbrella rig or jerkbait if you can drop it right in front of their face, even if they aren’t actively feeding.

ハイドロウェーブH2やガーミン・ライブスコープなどの最新機器は、ベイトフィッシュの大きな群れに着くバスを釣る可能性を高めるもう1つの方法です。 ケビン・バンダムなどのプロアングラーは、ハイドロウェーブH2を使用して、何年もの間、あらゆる低活性なバスを刺激してきました。

「バスとベイトが同じ場所にいる場合、ハイドロウェーブはバイトトリガーとなる可能性がある」とバンダムは言います。

ハイドロウェーブとは、バスがベイトフィッシュを襲っている時の音や、活性の高いベイトフィッシュが泳いでいる時の音を模したさまざまな音声を水中に放出するものです。多くの場合、これらの音はニュートラル状態のバスの群れの競争心を刺激し、バスのフィーディングを促します。

ガーミン・ライブスコープのテクノロジーは、個々のバスの位置をダイレクトに特定して狙うという、もう1つのゲームチェンジャーです。特に、バスが地形変化やベイトフィッシュの周りにサスペンドする場合です。 2020年だけでも、この技術を利用したアングラーが優勝した大きなトーナメントがすでにあります。

ライブスコープを使用すると、アングラーはシャッドや他のベイトフィッシュの群れの中にいる1匹のバスの位置を正確に特定し、バスに向けてダイレクトにキャストを行うことができます。たとえ積極的にフィーディングしていない状態でも、スイムベイト、スプーン、アラバマリグ、ジャークベイトがすぐそばを通れば、バスがそれに抗うのは非常に困難でしょう。

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まったく関係ないルアーを使う

引用文(タップすると開きます)
Sometimes the best way to catch bass in an area with a plethora of baitfish is to throw a lure that looks vastly different. Major League Fishing pro Matt Lee suggests trying your favorite straight-tail soft plastic worm or something resembling a craw. When there is no shortage of the real thing, it can be unnecessarily difficult to trick a bass with a shad-imitating lure.

“It can be so hard to fool bass when they get dialed in to shad and have thousands of baitfish surrounding them," Lee said. “If there are bass in the area but I can’t get them to eat something mimicking a shad I will throw a craw colored 6th Sense Crush Flat 75x crankbait or drag a 6th Sense Divine Shakey Worm. I can’t tell you how many Smith Lake spotted bass I’ve caught on a shaky head even when they are primarily feeding on baitfish. You just gotta show those jokers something different."

Even though they aren’t actively feeding, bass usually won’t completely leave an enormous school of shad. They’ll hunker down underneath them or hole up in a nearby brush pile.

This is when a jig, shaky head or crawfish crankbait can be extremely productive. Lee explained a little color in the water only improves this bite and is definitely something to keep in mind if you face this scenario on your next trip to the lake.

ベイトフィッシュの多いエリアでバスをキャッチする最良の方法は、全く関係のないルアーを投げることです。メジャーリーグフィッシングのプロ、マット・リーは、お気に入りのストレートワームやザリガニに似たものを試すことをお勧めしています。本物のエサが不足している状況でないと、ベイトフィッシュを模したルアーでバスをだますのは意外と難しいのかもしれません。

「バスがベイトフィッシュにロックオンしていて、何千匹ものベイトフィッシュに取り囲まれているときこそ、バスをだますのはとても難しいでしょう。 周りにバスはいるのに、ベイトフィッシュを模したルアーに食ってこない場合は、クローカラーのフラットサイドクランクや、ストレートワームのズル引きをやってみます。スミスレイクでは、ベイトフィッシュを主に食べているときでも、シェイキーヘッドリグのワームにバスが食ってくることが分かりました。全く関係のないものはジョーカー(切り札)になる場合があります。」

バスが積極的にフィーディングしていない状態でも、バスは大きなベイトフィッシュの群れから完全に離れてしまうことは通常はありません。バスはベイトフィッシュの下にいるか、近くのオダの中に隠れています。

これは、ラバージグ、シェイキーヘッド(オープンフックでないジグヘッドリグ。主にボトムで使う)、またはザリガニカラーのクランクベイトが非常に有効になる可能性があるときです。リーは、次に湖に出た時にこのような状況に遭遇してしまったら、水中のちょっとのカラーチェンジでもバイトが出やすくなることをよく覚えておいてくださいと説明してくれました。

ベイトフィッシュが多すぎるときの対処法:ベイトフィッシュの群れに付くバスを釣るのは難しい
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ひとまず、これを読んでわかったのは、プロでもベイトフィッシュが多すぎるという状態は厄介だと感じているということです。

私だけが苦労しているのではないというのは、心強いですね。

しかし、立ち止まってはいられません。

このようないいヒントを与えてくれたのは大きいと思います。

確かに私なんかは、魚探を使ってディープフラットのベイトフィッシュの群れを見つけると、次にその周りにバスがいないか確認してみます。

そこにバスらしきものが映ればしめたもの、ということで釣り開始となるのですが、数分間もバイトがないと「あれ?おかしいな」と思うのです。

普段の釣りをしているときに数分間バイトがないくらいは当たり前と思っているはずなのに、魚探でベイトフィッシュの群れを見つけた時は数分も釣れないとおかしいと思うのも欲張りな話なのですが(笑)、バスのスイッチが入ってなければやっぱりそんなもんですよね。

問題はバスのスイッチが入ってない、じゃあどうするか。ということなんですよね。

そこでこの記事の「粘り」「入り直し」「ダイレクト(そんな高性能魚探は持っていないので個人的にこれは除外)」「全く違うルアー」ということです。

私に関しては「粘り」と「あきらめ」くらいしか選択肢がありませんでした。

うまいこと探し出したベイトフィッシュの群れとバスですから、そこを離れたりベイトフィッシュに似ても似つかないようなルアーを使うのはちょっと不安になるのですが、どうせ今まで釣れていないのだからと割り切って、チャレンジしてみようと思いました。

しかし…ライブスコープを使えば、私でもそんな状況を打破できるのでしょうか?

いえいえ、まだまだ私なんて、そんなレベルに無いような気がします。

ちょっと性格の悪いことを言いますが、もし、皆さんも私と同じようにライブスコープを買う予算もなく、それでいてベイトフィッシュが多すぎる状態に悩んでいて困っているのだとしたら、ちょっと嬉しいです(笑)

でもこの状態から一歩抜け出さないといけないですので、貧乏でもなんとか節約しながらがんばりましょうね!

それではまた。

毎度ありがとうございます!