バスマスターエリートシリーズ成功の秘訣【セス・ファイダー】

バスマスターエリートシリーズ成功の秘訣【セス・ファイダー】
Photo by the fishing wire.com

ここ数年で、特に大きく変化(進化)しているバス釣り業界、そしてバストーナメント事情。そんな中で成功を収めるには、どんなことが必要なのか。世界最高峰のトップトーナメンターから、その秘訣を学んでみましょう。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”SETH FEIDER SHARES SECRETS TO ELITE SUCCESS”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:thefishingwire.com”SETH FEIDER SHARES SECRETS TO ELITE SUCCESS”JULY 7, 2021

現在、伊藤巧プロを始め数名の日本人選手が活躍していることで注目されているアメリカバスマスターエリートシリーズのトーナメント。

アメリカのB.A.S.S.にエントリーしているトッププロ約100名で競う文字通りアメリカトップレベル・つまり世界最高峰のトーナメントですが、日本人選手が活躍することに加えて、全世界にライブ中継されていることも注目されるひとつの要因でしょう。

参加しているプロの方々は高額な賞金のため、または名誉のため、または自分のプライドのため、1試合1試合はもちろんのこと、年間成績であるAOY(アングラーオブザイヤー)の順位を少しでも上げるため、当然ながら、手を抜くことはありません。

そのような目に見えない精神的な部分も含め、ライブカメラを通して実際にトッププロの釣りを見ることは非常に勉強になりますから、注目されて当然ですよね。

さて、そんな熾烈なトップトーナメントの世界でも、後半戦になっていくたびに年間成績の結果が予想できるようになってきます。

2021年の今シーズン、好調なのがセス・ファイダーという選手。

彼は2006年ごろからバスマスターに参戦し始め、これまで多くの入賞歴があるほか、メディア出演やファンサービスも精力的にこなすプロの鑑であり、人気の高い選手です。

これまで残念ながらアングラーオブザイヤーの名誉をつかむことができませんでしたが(AOYチャンピオンシップには勝ったことがある)、今シーズンはかなり可能性を感じるので、ぜひ念願を果たしてほしいと個人的にも思っています。

この記事は、アメリカの釣り専門Web新聞「The Fishing Wire」の記事で、セス・ファイダーが今シーズン好調の要因について取材されています。

ここ数年で大きく変化しているバス釣り業界やバストーナメント事情、その中で成功する秘訣とは何なのか、ぜひ読んでみましょう。

セス・ファイダーがエリートシリーズで成功する秘訣を共有

引用文(タップすると開きます)
RACINE, Wis. — With a few exceptions like Humminbird pros Kevin VanDam and Brandon Palaniuk, most winners of the Bassmaster Elite Series Angler of the Year trophy have at least one thing in common: Southern roots. And while the list of previous winners from northern latitudes is short, another Northerner could be hoisting the trophy this year with Humminbird pro Seth Feider, who leads the 2021 Bassmaster Elite Series Angler of the Year race by 48 points with two regular-season events left. Historically, Northern anglers haven’t enjoyed the consistency that Feider’s displayed throughout the first seven Elite Series tournaments. His performance this season has been impressive with three Top-10 finishes and none lower than 29th. Feider said one of the keys to his continued success this season has been an increase in his experience levels with the fisheries on the Elite Series schedule. “It really is more time on the water,” Feider said. “The more time you spend on a certain body of water, the more you’re going to learn about it.” Whether it’s adapting his game plan to incorporate new technology or dealing with adverse conditions, staying nimble on the water and not getting caught up in overdeveloped game plans are other keys for Feider. This philosophy leads him to pursue unexpected opportunities and avoid the temptation to anchor down in one place for too long. Few Elite Series anglers are more relaxed and go-with-the-flow than Feider, who said his demeanor gives him an advantage come tournament time by allowing him to avoid rushing his casts and letting his mental state get in the way of his game. “Bad stuff is going to happen, it’s inevitable,” Feider said. “This year, a lot of chances are going my way and I think that’s because I let them come to me instead of chasing them down.” Momentum is crucial for any angler and as Feider mentioned, bad things are going to happen. Having equipment you can rely on will limit the amount of opportunities for bad things to occur. With his Minn Kota® Ultrex® at the bow and Minn Kota Raptors® at the stern, having equipment Feider can rely on to perform has been crucial to his momentum this season. Heading north for the season’s last two events, Feider’s lead in the Angler of the Year race is made all the more intriguing by the June announcement of Humminbird MEGA Live™, which combines live sonar with the unparalleled detail and clarity of MEGA Imaging. In addition to giving Humminbird pros the best-equipped boats on the water, the new technology expects to play a significant role on these northern fisheries where finding at least one big bite a day will be required to stay in contention. Feider’s final key for success is the fishing technology with which he surrounds himself. Relying heavily on Humminbird® Lakemaster® Mapping has given Feider the confidence and ability to quickly adapt to the variables he encounters on the water during every day of competition. “Each tournament I base what I’m going to do on Lakemaster mapping. Especially in situations like this year’s tournament at Pickwick [where heavy rainfall caused a 6-foot water level increase], sometimes you’re fishing a lake that’s totally different from when you practiced on it,” Feider said. “That’s where LakeMaster comes in really handy. I’d be scared to go fishing without it.” As he prepares to finish the season strong, Feider’s hopes for the AOY trophy rely on the two remaining events in this year’s Bassmaster Elite Series — and Feider has a history with both. First up is Lake Champlain, a Northern tournament that “feels like home” according to Feider, a place where he’s already logged a pair of second-place finishes in his career. The final tournament of the season is St. Lawrence River, where Feider also has a Top-10 finish in his career. Feider isn’t the only Humminbird and Minn Kota pro looking to finish the season strong. Joining Feider near the top of the Bassmaster Elite Series Angler of the Year race are teammates Brandon Palaniuk (5th place), Wes Logan (8th place), Lee Livesay (11th place) and Matt Herren (12th place). In addition to Feider’s cumulative success thus far, the Humminbird and Minn Kota pros have been dominant, winning four of the first seven tournaments in the 2021 Bassmaster Elite Series season: Jeff Gustafson—Tennessee River Bill Lowen—Pickwick Lake Lee Livesay—Lake Fork Wes Logan—Neely Henry Lake Humminbird and Minn Kota pros have truly demonstrated the power of combining their skills with their equipment. An already-potent collection of anglers is about to become even more so with the release of Humminbird MEGA Live, which will greatly expand the power and efficiency of the One Boat Network™ to give Humminbird and Minn Kota pros the best-equipped boats in bass fishing.

ウィスコンシン州ラシーンより
バスマスターエリートシリーズのアングラーオブザイヤーに輝く選手には、ケビンバンダムとブランドンパラニュークを除けば、少なくとも1つの共通点があります。それは、アメリカ南部出身ということです。北部の選手でAOYに輝いた選手は少ないのですが、今年は北部出身でハミンバードのプロ契約選手であるセス・ファイダーがそのトロフィーを掲げる可能性があります。彼はあと2試合を残し、AOYポイントレースに2位と48ポイント差をつけて首位に立っています。

歴史的に見ても、セスを含む北部出身のアングラーはエリートシリーズの最初の7試合(ラージマウスバス戦)は楽ではありません。しかし今シーズンの彼のパフォーマンスは印象的で、トップ10入賞が3回、あとは29位以上でした。セスは、今シーズン好調の鍵の1つは、エリートシリーズが開催されるフィールドでの経験値の向上に努めたことだと言います。

「かなりフィールドで多くの時間を費やしました。 そのフィールドにいる時間が多くなるほど、そのフィールドについて多くを学べます。」

バスマスターエリートシリーズ成功の秘訣【セス・ファイダー】
Photo by the fishing wire.com

その他の鍵としては、自分のゲームプランを最新技術を取り入れたものにすること、タフコンディションにアジャストすることなど、フィールドでは常に動き、ある程度見えているゲームプランに縛られないことです。

この考えのもと、彼は予定外のチャンスすらものにするため、1つの場所で長時間釣り続ける誘惑を回避するようになります。エリートシリーズのアングラーの中には、キャストを急いでしまったり、精神状態が試合に影響する選手も多く、彼のようにリラックスして流れに乗るような態度で臨める選手はほとんどいません。

「悪いことは起きるもので、それは避けられない」とセスは言います。 「今年は多くのチャンスがやってきていますが、それは私が追いかけたからではなく、私が呼び込むようにしたからだと思います。」

勢いというものはどんなアングラーにとっても重要なものですが、セスが言うように、悪いことは起こるものです。このとき、信頼できる装備があると、悪いことが起こることも減らせます。今シーズンのセスには、エレキがミンコタのウルトレックス、船尾にはミンコタのラプター(パワーポール)という、今シーズンの勢いに欠かせない装備があります。

AOYポイントレースのリードをもって今シーズン最後の2戦が北部の試合であること、それに加えてハミンバードの新兵器であるメガライブが6月に登場したことによってさらに興味をそそられます。 ハミンバードの契約プロのボートに最高の装備を提供することに加えて、北部のフィールドならではの戦いとして1日に少なくとも1回のメガバイトを取ることが求められるため、この新しいテクノロジーが重要な役割を果たすことを期待しています。

セスが成功するための最後の鍵は、彼が持つ釣りの技術です。ハミンバードのレイクマスターマップのおかげで、セスはトーナメント中に起きる様々な事にすばやくアジャストできる自信と能力を手に入れました。

「各トーナメントは、レイクマスターのマップを基に行っています。特に今年のピックウィックレイクでの試合のように大雨で1.8メートルも水位が上昇したような状況では、プラクティスとはまったく別の湖で釣りをしているようなものです。 そんなときにこのマップは本当に便利です。これなしで釣りをするのが怖いくらいです。」

バスマスターエリートシリーズ成功の秘訣【セス・ファイダー】
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彼が今シーズンを強いままAOYトロフィーを手にできるかどうかは残りの2試合にかかっていますが、セスには両方のフィールドでの実績があります。まずはレイクシャンプレーンです。これはセスにとってホームレイクのようなもので、彼のキャリアですでに2位フィニッシュを記録しています。今シーズンの最終戦はセントローレンスリバーで、ここでもセスはトップ10フィニッシュを果たしています。

ハミンバードとミンコタの契約プロで今シーズン好調なのはセスだけではありません。バスマスターエリートシリーズAOYの上位選手の中には、ブランドン・パラニューク(5位)、ウェス・ローガン(8位)、リー・リーブセイ(11位)、マット・ヘレン(12位)がいます。

これまでのセスの成績に加え、ハミンバードとミンコタのプロは非常に優秀で、2021年のバスマスターエリートシリーズのこれまでの7試合のうち4つを勝っています。

  • ジェフ・グスタフソン —テネシーリバー
  • ビル・ローウェン —ピックウィックレイク
  • リー・リーブセイ —レイクフォーク
  • ウェス・ローガン —ニーリーヘンリーレイク
バスマスターエリートシリーズ成功の秘訣【セス・ファイダー】
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ハミンバードとミンコタのプロ選手たちは、そのスキルと装備を組み合わせる力を示しています。ハミンバード・メガライブの登場により、すでに強力なアングラーたちにさらなる装備が増えようとしています。これにより、バスフィッシング界ではハミンバードとミンコタの契約プロのボートにワンボートネットワークコンセプト(魚探、エレキ、アンカー、スマホなどが連動するシステム)という最高の装備が提供されることによる効率化が大幅に進みます。

バスマスターエリートシリーズ成功の秘訣【セス・ファイダー】
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記事の後半はかなりスポンサーに配慮した商品情報のような感じになっていましたが(笑)、前半、セスのインタビューには重要なことが書かれていたと思います。

これまでの歴史が証明しているように、アメリカのトーナメントでは南部出身者が優勢だということですが、これは試合が開催されるフィールドが南部のラージマウスバス戦が中心になっているということ、すなわち地の利が働くということですよね。

そこでセスは今シーズンの準備として南部のフィールドにも通い込み、地の不利を解消したということが好調の原因として大きいようです。

たしかにこのレベルになれば、釣りの技術や魚や釣りに対する理解など、どの選手も大きな差はないのだと思います。

あとはフィールドの理解度とそのフィールドを正確に効率的に映し出す魚探ということになるのも分かる気がします。

それが正確にできることで、その日のフィールドコンディションやバスの気分に素早く正確にアジャストできるということなのでしょうね。

なんと言うハイレベルな世界…驚くばかりです。

ちなみに、私は商業高校出身でしたので電卓やそろばんの授業があったのですが、スキルの高い生徒が使う電卓はちょっと違うんです。よく分かりませんが、ハイエンド電卓なんですよ。

電卓だって性能がピンキリありまして、8ケタ表示と12ケタ表示のもので値段が全く違います。

12ケタ表示のハイエンド電卓、私に必要ありますでしょうか(笑)?

※ちなみのちなみに、どんな安い電卓にもついている(M+)(M-)(MC)(MR)というキーと機能があるのですが、使うことができますか?私は使っています(自慢)(笑)

しかし、私のレベルでハイエンド電卓を持っていても、ほとんど意味がありません。それならば、もっと安い電卓を使っておいて、浮いた予算でファミコンのソフトでも買った方がずっと充実した高校生活を送れるということが言えます。

これは高級な魚探やエレキを買うべきか、それとも同じ予算で他の釣具を買うべきかという問題に似ていると思います。

道具は自分のスキルを高めてくれるとともに、自分のスキルを余すことなく発揮できるものでもあります。

たとえばセスが言っていたマップもそうで、マップは直接的な釣りの道具とは言えないのかもしれませんが、自分のスキルを発揮する、または引き上げるために必要なタックルと言えると思います。

しかも、今日の多くのタックルや機器に比べると圧倒的に安い!

ですので、野尻湖か木崎湖にお越しの際には、ぜひとも当店のオリジナルポイントマップを活用されることをおすすめいたします。

野尻湖と木崎湖をあなたの地の利にしましょう。

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