春のトップウォーターバスフィッシング

2019年5月21日

春のトップウォーターバスフィッシング

Photo by the fishing wire.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Basic Topwater Fishing Tips”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:thefishingwire.com ”Basic Topwater Fishing Tips”May 15, 2019

 

トップウォーターでの釣りは、バス釣りの中でも最もエキサイティングな釣り方のひとつだと思います。

バスフィッシングに限らず、ルアーでの釣りというのはイメージが大事な世界です。水中をイメージし、地形をイメージし、ルアーの動きをイメージし、魚の動きをイメージする。

イメージ通りにうまくいっていると感じた時に釣れると嬉しいですよね。これがルアーでの釣りの醍醐味のひとつだと思います。

その醍醐味をすべて飛び越えてしまってくるのが、トップウォーターの釣りですよね。

先程あげたイメージの世界が、すべてこの目で見ることができる。

特に、突然目の前で自分のルアーが消し込まれるバイトのシーンは、私たちの記憶からいつまでも消えることなく、しばらくは寝る前に必ず思い出してしまうほどのインパクトがあります。

学校の勉強もこれくらい覚えておくことができればよかったのに。

それぐらい、全ての釣りの動作、釣れた時も、ミスした時も覚えている釣りがトップウォーターです。

そして、本格的なトップウォーターの季節がもうすぐやってきます!

ただ、トップというと夏のイメージがあると思うのですが、そうではありません。トップの釣りは早春から始めて結果を出す方も大勢いらっしゃいますし、晩春には晩春のトップの釣りというのもあると思います。

この記事は、アメリカのアウトドア専門のウェブ新聞「Fishing Wire」の記事で、春のトップウォーターの釣りの基本となる部分を解説してくれています。

春のトップの釣りとは、どんなものでしょうか。早速読んでいきましょう。

 

早朝と夕方に釣ること

引用文(タップすると開きます)
Bass are more likely to be in the shallow areas of a pond, lake, or river during the first and last few hours of daylight. With fish already near the top of the water, fishing in the early morning or late afternoon increases the chance of getting the fish’s attention. Pro tip: This tip works on both cloudy and sunny days on the water!

バスは早朝と夕方の数時間に、池や湖、または川のシャローにいる可能性が高いです。 魚はすでに水面の近くにいるので、早朝または午後遅くに釣りをすることは、魚の注意を引く可能性も高くなります。 プロのヒント:これは曇りでも晴天でも両方の日に有効です。

春のトップウォーターバスフィッシング

Photo by the fishing wire.com

 

釣りの前に天気と水温を確認

引用文(タップすると開きます)
Beginning when water temperatures hit the low 60s, topwater fishing starts heating up! Also be sure to check the weekly forecast. If a front is headed your way and the barometer is falling, fish will feed on the surface just ahead of it.

最低水温が15.5℃になったら、トップウォーターフィッシングがアツくなるときです! 週間天気予報は必ずチェックし、前線がやってきて気圧が落ちてくる傾向があれば、魚は目の前の水面でもフィーディングするでしょう。

 

マッチザベイト

引用文(タップすると開きます)
Make sure your bait matches the prey bass are hunting for. Walking bait and poppers tend to get more bites in early spring. As waters warm, buzz bait becomes the favorite – especially of trophy sized bass. If you’re in an area with shad, use walking bait closely resembling the injured shad that bass are feeding on.

自分のルアーはバスが獲物として追っているものに合わせましょう。 ペンシルベイトやポッパーは早春の方がより良い傾向があります。 水温が上がるにつれて、バズベイトが良くなってきます( 特にトロフィーサイズのバスに)。 シャッドがいるフィールドの場合は、バスがこの時期食べている死にかけのシャッドに似せたペンシルベイトを使用してください。

春のトップウォーターバスフィッシング

Photo by the fishing wire.com

 

水質によってルアーを替える

引用文(タップすると開きます)
If fishing murky water, try using a bright, noisy buzz bait to make sure fish can easily see it. With a buzz bait, do not set the hook when the fish hits. Just keep reeling until you feel the fish, then sweep a hookset. As summer approaches and the water becomes clearer, make sure you mix in some clearer colors.

水が濁っている場合は、魚に簡単に見つけてもらいやすいように、明るく騒がしいバズベイトを使ってみてください。 バズベイトは、魚が当たったときにフッキングをしないでください。 魚の重みが感じられるまで巻き続けてから、フッキングをしてください。 夏が近づいて水がクリアになっていくにつれ、クリア系のカラーを混ぜていくようにしてみてください。

 

ルアーに合ったラインを使う

引用文(タップすると開きます)
Monofilament, 10-12-pound line is great for poppers and walking baits. For buzz baits, a heavier 14-17-pound line works best, and you can even mix in some braided line if fishing heavy vegetation.

ナイロンの10-12ポンドラインはポッパーやペンシルベイトに最適です。 バズベイトには、より太い14-17ポンドのラインが最適です。濃いベジテーションカバーで釣る場合はPEも入ってきます。

 

トップに向いているロッド

引用文(タップすると開きます)
A 7’ to 7’3” rod is ideal. You’ll want a medium-action rod with some give at the tip to provide more action as you work the lure – especially with walkers and poppers. Many folks actually prefer fiberglass rods for topwater fishing. The lighter tip will also let the fish inhale the lure and keep you from pulling the treble hooks out of the fish’s mouth as it is fighting. For buzz baits, a medium-heavy rod with a flexible tip will allow you to get a big fish out of cover.

7〜7.3フィートのロッドが理想的です。 特にペンシルやポッパーを使っているときは、より良いアクションをもたらすティップを持ったミディアムアクションのロッドがいいでしょう。 多くの人はトップウォーターフィッシングにはグラスロッドを好みます。 柔らかいティップは、魚がルアーを吸い込みやすくなり、ファイト中に魚の口からトレブルフックによる身切れも防ぐことができます。 バズベイトについては、柔らかめのティップのミディアムヘビーロッドであれば、カバーの中からビッグフィッシュを引きずり出すことができるでしょう。

春のトップウォーターバスフィッシング

Photo by the fishing wire.com


 

春のトップのいいところは、ウィードにしてもブッシュにしても、まだそれほど濃くなっていないところです。

バスは強い日差しや高水温を避けてカバーの奥深くにいるという感じではなく、カバーの周りでエサを待っていたり、なんなら向こうから近付いて食ってくるような感じではないかと思います。

濃いカバーに引っかかることを恐れることなく投げることができ、さらに向こうから食ってくる感じのバスの状態ですから、これからトップを本格的に覚えたいという方にはいいタイミングかもしれません。

梅雨に入ればトップの季節という感じがします。スモールもそのあたりから虫パターンが始まる頃ですので、よりトップ色が強くなってくるとは思うのですが、釣っている方はもう今頃からすでにトップで釣っているんですね…。

これからはバズベイトが良くなるということです。

まだあまりバズベイトで釣ったことがないという方はこの時期、トライしてみてはいかがでしょうか。

バズベイトも単純なようで、これがなかなか使い方に意見が分かれるルアーで面白いんですよね。

「えーっ!こんな時期にこんなルアーで出るんだ!」

そんな新たな思い出を作りに、バズベイトを持って出かけてみたいですね!

 

それではまた。

 

毎度ありがとうございます!