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低水温期のパワーフィッシング

低水温期のパワーフィッシング
Photo by bayoulifemag.com

スローダウンすることがセオリーである冬のバス釣りですが、冬でもパワーフィッシングオンリーというアングラーさんもいらっしゃいます。量より質という表現がぴったりくる冬のバス釣りですが、どのようなことを意識すれば、冬のパワーフィッシングが成立するのでしょうか。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”COLD WATER POWER FISHING”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bayoulifemag.com ”COLD WATER POWER FISHING”by KENNY COVINGTON|JAN 28TH, 2021

バス釣りの楽しさというのは人それぞれですが、本来のといいますか、発祥という意味では、バスフィッシングの醍醐味はパワーフィッシングにありました。

広くキャストをし、ルアーのパワーでバスを振り向かせ、バスの方から寄せて食わせるというタイプの釣りが成立したことで、この釣りは人気になったのではないかと思います。

その後、フィッシングプレッシャーが高いフィールドでの釣りや、よりピンポイントな攻めを可能にするソフトルアーやフィネスな釣りが誕生・進化したことで、バス釣りはますます発展していく流れになって行ったように感じています。

まあ、バス釣りの発展の歴史は置いておくとして、ここで重要なのは、バス釣りのどこに面白さを見出すかは人それぞれだとしても、また、どんなにフィールドのフィッシングプレッシャーが高いフィールドのに通おうとも、このパワーフィッシングが好きでそればかりしているという方が一定数いらっしゃるということです。

そういう方々というのは、この寒い冬であっても、パワーフィッシングをやめません。

ずいぶん昔の話になりますが、バスは冬眠する魚で、冬は釣れないと言われていた時代があるのです。(ただ、アメリカの冬には猟銃を使ったハンティングという大きなアウトドアの楽しみがあるので、これが冬にバス釣りをしない理由になっていたことも背景にあると思いますが)

今はバスが冬眠すると思っているアングラーはほとんどいないと思います。

それは、このバスフィッシングの歴史の中で、効果的な冬のバス釣りというものが確立してきたからでしょう。

冬のバス釣りの方法が確立したとはいえ、バイトの数はそもそも多くはありません。

しかし、パワーフィッシングで冬のバスが釣れると分かっている以上、パワーアングラーは冬でもフィールドに出ているんですね。

では、この「量より質」の釣りとも言える冬のバス釣り、具体的にはどのように取り組むと、より効果的なのでしょうか。

この記事は、アメリカのバイユー地方を中心とした総合情報ウェブマガジン「Bayou Life」の釣り部門のコラム記事で、ライターのケビン・コビントン氏が、冬のパワーフィッシングのバス釣りについて解説してくれています。

ぜひ読んでみてください。

低水温でのパワーフィッシング

引用文(タップすると開きます)
For the sake of this article, I will refer to the aforementioned 50-degree water temperature and lower as cold water. To being with, always remember, in order to survive, fish have to eat, regardless if it is spring, summer, fall or in this case, winter. Years ago, it was held in high belief the only way to catch cold water winter bass was to use more vertical presentations such as a grub, a bucktail or a jig in deep water. While those lures and techniques proved successful, I have found a few other horizontal presentations and lures that produce just as well and opens up the complete water column, from shallow to deep. Another thing I would like to point out is all of the lures I am going to talk about will be fished in water depths less than six foot. I know that seems odd when fishing cold frigid water but there is always a population of fish that remain shallow year-round and I have found that even in the worse conditions, they can be easier to catch. Shallow fish are usually the ones who are most actively feeding, so their aggressiveness can be used against them.

この記事では、ひとまず10℃以下の水温を低水温と呼びます。また、まず第一に覚えておかなければならないことは、春、夏、秋、また冬であろうと関係なく、バスは生き残るためには食べなければならないということです。数年前まで、冬の低水温でバスを釣るためにはディープのグラブ、ラバージグやヘアジグなどのよりバーチカルなプレゼンテーションでなければ釣れないと考えられていました。これらのルアーとテクニックは確かに釣れましたが、私はその他に横方向のプレゼンテーションやルアーも有効であり、シャローからディープまで、あらゆるレンジで同様に有効なものがあるということを見つけました。

私が指摘したいもう一つのことは、ここで私が話そうとしているすべてのルアーは、水深2メートル以内で釣ることができるということです。極寒の冷たい水で釣るときは嘘のように思われるかもしれませんが、一年を通してシャローに残るバスというのは常にいて、より悪い条件でも釣れることがわかりました。シャローにいるバスは通常は活発にフィーディングしようとしている個体なので、その積極性を利用します。

バスの居場所

引用文(タップすると開きます)
First let’s talk about where to look for the fish. Rocky banks, hard bottom areas, deeper grass flats, stump fields, cypress trees and docks are all the main areas I focus on regardless of where I am fishing. All of these types of cover or bottom contours will attract fish in the winter time. If they have a deeper water access nearby, that makes them even better. Please, don’t let the phrase “deeper water access” fool you. To a fish that spends most of his time in two foot of water or less, five foot of water is considered deeper water.

まず、バスを探す場所について話しましょう。岩の多いバンク、ハードボトムエリア、ディープのウィードフラット、スタンプエリア、立木エリア、漁港(桟橋)まわりはすべて、釣りをするフィールドを問わず私が注目する主なエリアです。これらのカバーやボトムはすべて、冬のバスを引き付けます。そこが近くのディープエリアへよりアクセスしやすいようなら、さらにバスを引き寄せます。 「ディープへアクセスしやすい」というフレーズに惑わされないでください。いつも水深60センチのところにいるバスにとっては、水深1.5メートルでもディープと見なされます。

使うルアー

引用文(タップすると開きます)
While my choice of lures this time of year is pretty simple. I will start the day with these lures rigged up on the deck of my boat and at the end of the day the same ones will still be tied on. I seldom switch colors unless water clarity dictates such a change. I will use a ½ ounce Rat L Trap style of lure, a ½ or ¾ ounce single bladed spinnerbait, a ¼ ounce swim jig, and a flat sided crankbait. My follow up bait is always a ½ black/blue jig and/or a Carolina rig. With these six baits I can win a tournament on any body of water I am fishing. The idea behind my lure choices is to cover enough water and make enough casts to search for and catch whatever active fish a body of water may have to offer. I will slow down with a jig or a Carolina rig if I believe a particular area is holding a number of catchable bass. Even in the winter I have always believed if I can present my lures to more fish, even inactive ones, the better my chances of catching them. My rattle bait is usually a Strike King Red Eye Shad. I like a crawfish or red colored one most of the time but I have seen times when a shad pattern works betters. Your retrieve speed can be critical so always be aware of that. My spinnerbait is usually a ½ ounce homemade version with a single #5 Colorado blade, I prefer the ¾ version on wind blow days. I don’t go too crazy with colors as I usually go with Chartreuse/white with a white trailer behind it. The key with the spinnerbait is to retrieve it just fast enough to feel the blade thump. The swim jig is something I discovered by accident and usually works best in areas where grass or dead lily pad fields are still present. I like a ¼ ounce shad pattern regardless of water clarity and I use a boot tail style swim bait, such as a Reaction Innovations Skinny Dipper, as my trailer. This is a finesse slow rolling technique and it will catch giants! I use 30 lb. braided line due to the heavy cover and grass. When choosing a flat sided crankbait the DT6 by Rapala would be a solid choice. I like crawfish and shad patterns and will usually have one of each tied on. The tight wiggle of the flat sided crankbait is something that works extremely well in colder water but I also believe the lack of a rattle chamber in these lures is also a key element to their success. My choice of line for this technique is 12 lb. monofilament. This size line allows the lure to work better and handles better in colder weather.

この時期のルアー選択はとてもシンプルです。私が1日の始まりに釣りをスタートする時に結んであるルアーは、1日の終わりを迎えても同じものが結ばれているでしょう。水の透明度が劇的に変化でもしない限り、私はめったにカラーも替えません。 私が使うルアーは、1/2オンスのラトルトラップのようなバイブレーション1/2から3/4オンスのシングルブレードのスピナーベイト、1/4オンスのスイムジグ、フラットサイドクランクベイトです。フォローとして1/2オンスのブラック/ブルーのラバージグまたはキャロライナリグです。私はこれらの6つのルアーで、どのフィールドで行われるトーナメントでも戦って勝ってきました。

このルアー選びの背後にある考え方は、そのフィールドにいるより積極的であろうバスを探し出せるほどのキャストができ、広いエリアをカバーしやすいということです。釣れるバスが多くいるスポットが特定できたと思われる場合に、ラバージグやキャロライナリグでスローダウンします。たとえ冬でも、ルアーを多くのバスの前を通すことで、バスの活性が低くても釣れる可能性は高くなるはすだと考えていました。

バイブレーション

私が使うバイブレーションは、ストライクキング・レッドアイシャッドです。ほとんどの場合、クローカラーや赤いカラーが好きですが、ベイトフィッシュカラーが有効だったこともあります。リトリーブスピードが重要になる可能性があるため、常に注意してください。

スピナーベイト

スピナーベイトは、1/2オンスに#5のコロラドブレードが1つだけの自作ルアーです。風が吹いていれば3/4オンスです。またトレーラーはほぼホワイトかホワイト/チャートのみなので、カラーで迷うことはありません。スピナーベイトの鍵は、ブレードの振動を感じる速さでリトリーブすることです。

スイムジグ

スイムジグは偶然見つけたものなのですが、通常はウィードやリリーパッドにまだ枯れかけの葉っぱが残るようなエリアで最もよく機能します。水の濁り度合いに関係なく1/4オンスのベイトフィッシュ系カラーが好きで、トレーラーにはリアクションイノベーション・スキニーディッパーなどのシャッドテールを持つスイムベイトを使用しています。これはフィネスなスローローリングテクニックであり、ビッグバスキラーです!ヘビーカバーでありウィードに巻かれるため、PE30ポンドラインを使用します。

フラットサイドクランク

フラットサイドクランクを使うなら、ラパラのDT6が間違いない選択です。私はクローカラーとベイトフィッシュカラーが好きで、通常はそれぞれ1つずつを結んでいます。フラットサイドクランクのタイトなアクションは低水温で有効なのですが、このルアーにはラトルが入っていないということも、釣れる要因ではないかと私は信じています。このテクニックで使うラインは、ナイロンの12ポンドです。このラインの太さは、ルアーがよりアクションしやすく、またより扱いやすくすることを可能にします。

冬のパワーフィッシングの注意点

引用文(タップすると開きます)
It is very important this time of year to pay close attention to where you are getting your strikes. Were the fish off of the bank, half way back to the boat on your retrieve? Were they on the sunny side of the dock suspended? Maybe the fish hit when you pulled your lure free from a brush pile or grass clump? Each fish should give you a clue as to how to catch the next one; this is especially true when targeting bigger bass. Each year I spend a lot of time tweaking my techniques or trying to learn new ways to catch bass. In order to stay competitive in tournament competitions or to just feel like I have a chance to catch fish on the days I spend on the water, I have to keep an open mind as to what will be the best way to be successful. That being said I have found, at least for me, it is best to go with what you know and put the percentages in your favor. Fishing cold water with power does that for me!

この時期は、どんな場所で、どのようにバイトが発生したのかということに細心の注意を払うことが非常に重要です。 ルアーのリトリーブ中にバンク際から飛び出してきたのか? 桟橋の日当たりの良い側にサスペンドしていたのか? オダに当たってルアーが跳ねた時か、絡まったウィードからルアーが外れた瞬間にバスが食ってきたのか。 それぞれのバスがあなたに次のバスを釣る方法についての手がかりを与えてくれます。 これは、より大きなバスをターゲットにする場合に特に当てはまります。

毎年のように私は、自分の持つテクニックを微調整したり、バスを手にするための新しい方法を学ぶことに多くの時間を費やしています。 トーナメントでの競争力を持つためにも、また普通の1日を過ごす時でも、そのフィールドでバスを釣るチャンスを感じ取るためには、どうすればもっと上手くいくかという最善の方法についてオープンマインドでいる必要があります。 まあ、ここまで色々と言いましたが、結局のところ、あなたが得意なことをやることが、確率を上げるのには一番いいということが言いたいのです。 少なくとも私にとっては、低水温でもパワーフィッシングをやることが自分のためになったということですね!

低水温期のパワーフィッシング
Photo by bayoulifemag.com

ひととおりパワーフィッシングの解説を聞いたところで、最後に結局は自分の得意なことをするのが一番いいみたいなことが書かれていて笑ってしまいました(笑)

たしかに、自分が得意なことは武器になりますから、自分な得意なことがハマりそうなシチュエーションを探すといいますか、それを貫けることをするしかないんですよね。

まあそうなのですが、この方がパワーフィッシングが得意だったおかげで、そういう方の冬の釣りを知ることができましたね。

どのみち数を釣ることはなかなか難しいわけですから、いるであろうバスの前により多くルアーを通すこと。これは冬でも夏でも同じなんですね。

おそらくですが、これは日本のハードルアー大好きアングラーの皆さんも同じ意見なのではないでしょうか。

冬にハードルアーオンリーまたはパワー系の釣りで釣っている方は、冬の釣りをするというよりは、他の季節と同じような釣りをしてもなんとか釣れるところを探すというか、まあそれが冬の釣りになるんでしょうけども、そういうシチュエーションを探す釣りをしているような気がします。

冬のバスの条件に合わせて釣れる釣り方を探していく釣りと、自分の得意な釣りで冬のバスが釣れる条件を探していく釣り。

まったく別のアプローチですが、これらを使い分けることができれば、冬でももっと有利にバス釣りが展開できそうなんですけどね。

皆さんはこの厳しい季節、どんな釣りを展開されてますでしょうか。

それではまた。

毎度ありがとうございます!