ケビンバンダム:夏から秋のスモールマウスバス釣り3つのおすすめルアー
Photo by bass365.com
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”VanDam’s 3 Picks for Back to School Smallmouth”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:bass365.com”VanDam’s 3 Picks for Back to School Smallmouth”(海外サイトです)
※この記事は、2016年9月9日の記事を再編集しています。
夏から秋にかけてのスモールマウスバス。
スモールマウスの夏はアフターの虫パターンから始まり、盛夏になってもそれほど水温の上がらない山上湖ではずっと元気にエサを追っている大型のスモールが釣りやすい季節で、避暑を兼ねてのリゾートフィッシングの意味も含めてとても人気があります。
しかし秋が近付くにつれ、それまで順調だった釣果が徐々に落ち始めてきます。釣れるバスもサイズダウンすることが多く、これまでの釣り方では思うように釣れなくなり、まさに秋、と思うことがよくあります。
しかしこれはただ単に私が秋の釣りにシフト出来ていないだけです。
秋に釣って来る方だってしっかりいらっしゃるもので、同じボート屋さんから出ている方とあとで情報交換させてもらうと、とても勉強になることが多いんですよね。
あの皆さんは一体どうやって秋にうまくシフトチェンジしているのでしょうか。
この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「BASS365.com」の記事で、バスマスターエリートプロのケビンバンダム氏が夏から秋のスモールマウスについて解説してくれています。ケビンバンダムは小学校の頃から20年以上もスモールマウスバスを追っているスモールマウスのエキスパートでもあります。
アメリカのトッププロのシフトチェンジというのはどういうものかを知れるかと思います。ぜひ読んでみてください。
夏から秋のスモールマウス
“More so than the season or the calendar – in the Northern US, it’s all about the forage base,” says VanDam. “Whether it’s gobies near the bottom, small perch, or in some cases, open water baitfish – it’s your job as an angler to figure out what they’re eating the most of,” says VanDam.
“But I’ll tell you this, ever since gobies became so prominent, smallmouth are not nearly as nomadic as they used to be – they don’t roam in search of baitfish in open water as much as they once did – and so dropping on them vertically with a drop shot or tube near the bottom is going to be my first choice,” says the Team Toyota angler.
“Secondly, Smallmouth are visual feeders, so I’m always going to have a deep diving KVD jerkbait handy,” says VanDam. “With all the flash and erratic action you get out of a jerkbait, as long as the water is clear enough for them to see it, they can’t hardly stand not to smash it.”
“For a third pick, I want to make sure I’m covered if we’re on a southern smallmouth reservoir like Table Rock or Dale Hollow– so I’m picking a Strike King 5XD in a bluegill or crawfish color,” says the 4-time Bassmaster Classic Champion. “Just because it’s still really hot in the South doesn’t mean smallmouth won’t get around flat, main lake, gravel points to eat bluegills and craws – but the key is to retrieve it really fast.”
「季節やカレンダーを気にするよりも、アメリカ北部においては、ベイトを知ることがすべてです。 それがボトム付近のハゼ系なのか、小さなパーチ系か、あるいはオープンウォーターのベイトフィッシュなのか。彼らが今なにを最も食べているのかを理解することが、釣り人としてのあなたの最初の仕事です。」とバンダム氏は言います。
「しかし(外来種の)ハゼ系がメインベイトになって以来、スモールマウスバスはかつてほどの回遊性はありません(彼らはかつてほどオープンウォーターのベイトフィッシュを探して回遊しません)。そこで私の最初の選択肢はバーチカルに落とすダウンショットやチューブワームです。」
「第2に、スモールマウスバスは視覚でフィーディングする魚なので、私は常にKVDディープダイビングジャークベイトを使用します。ジャークベイトから出されるフラッシングと不規則な動きは、クリアウォーターで彼らがそれを発見できる限り、彼らはバイトせずにはいられません。」
「第3に、もしテーブルロックやデイルホローのような南部のスモールマウスリザーバーにいるならば、私はストライクキング"5XD"のブルーギルかザリガニカラーが有効かどうか確認したいです。それはアメリカ南部はまだ暑いからという理由で、スモールマウスバスはあちこち移動せず、フラットエリア、メインレイク、岩系の岬でブルーギルやザリガニを食べているということを意味します。ただ、その場合のキーはリトリーブスピードを本当に早くすることです。」
ダウンショット&チューブ
“They’ve been eating a tube for 35 years, and they still do,” grins VanDam. “As far as drop shot lures, I use either the Strike King Dream Shot, which has a ton of action, or the new Strike King Half Shell in a color called “Edge” that I’ve done real well with this summer. The Half Shell sits perfectly horizontal on a drop shot hook,” he explains. “I use an 8-pound fluorocarbon leader on a Size 40 TourKVD spinning reel, and 90% of the time I’m using a medium action 7’ 4” TourKVD spinning rod.”
「スモールはもう35年間もチューブに食ってきていますが、まだ食ってきますよね。」とバンダム氏は笑います。「ダウンショットをやるのであれば、ストライクキング・ドリームショットを使います。これには多彩なアクションがあります。またはストライクキング・ハーフシェルのエッジというカラーのどちらかです。これらはこの夏本当によく釣れました。ハーフシェルはフックを付けた状態で完全な水平状態を保ちます。」と彼は説明します。「私はツアーKVD7’4”のミディアムアクションのスピニングロッドを使いツアーKVDの40サイズスピニングリールに8ポンドのフロロリーダーを巻いたもので90%以上の時間を過ごします。」
ジャークベイト
“One of the most versatile rods Quantum ever built is great for jerkbaits,” says VanDam. “It’s a 6’ 10” casting rod that I pair with a 6.6:1 TourKVD reel spooled with 12-pound fluorocarbon. And again, day-in-day out the deep diving KVD jerkbait that Strike King makes is pretty awesome.”
「クァンタムが作った最もバーサタイルなロッドはジャークベイトに最適です。6’10”のベイトロッドとペアを組むのがギア比6.6:1のツアーKVDリールに12ポンドのフロロカーボンを巻いたものです。そしてまた、ストライクキングのディープダイビングKVDジャークベイトが作る一日はものすごいものになります。」
南部ではクランク
“If you want to cover a ton of water quickly on the big reservoirs down South, it’s hard to beat a 5XD crankbait this time of year in a bluegill or crawfish color. I always crank with a 5.3:1 Quantum reel spooled with 12-pound fluorocarbon, and for 5XDs, I use a 7’ 4” medium heavy TourKVD Cranking Rod.”
「もし南部のリザーバーの広大な水域を手っ取り早くカバーしたいのであれば、この時期ブルーギルかザリガニカラーの5XDクランクベイトはこの上なく素晴らしいものです。私は常に5.3:1のクァンタムリールに12ポンドのフロロカーボンラインを巻きます。そして5XD、これには7’4”のミディアムヘビー ツアーKVDクランキンロッドを使います。」
ケビンバンダムの夏から秋にかけてのスモールマウスの捉え方、いかがでしたか。
私なんかですと秋の釣りってなんだろうなんだとうと探し回ってしまうのですが、これを読む限り、季節やカレンダーの日付にとらわれるのではなくて、スモールがいま食べているベイトに注目するということでしたね。
あくまでもそのベイトに合わせた釣りをすることが基本なんですね。
参考までにケビンバンダムの使うタックルも紹介されていましたが、日本で使うようなタックルはまた違ったものになると思いますので、アメリカではこういうタックルで釣るんだなという程度に考えておいた方がいいかもしれません。
それでもこの記事に出てきたダウンショットやジャークベイトは秋の野尻湖でもかなり有効だと思います。
ダウンショットはリーダーの長さやアクションが肝になるようですし、ジャークベイトはキャロシャッドといってキャロライナリグの先端にワームではなくシャッドプラグを付けてディープでジャークさせるという使い方になっています。
日本とアメリカではルアーのサイズや使い方に差はあるものの、同じような釣り方が有効になるということなんですね。
さすがスモールマウスです。
時期的には釣果的に厳しい季節に感じられるかもしれませんが、実は湖上はアングラーが激減する季節ですから、その分だけ釣果が落ちたように感じるだけという言い方もできます。
ガラガラの湖上で好きな釣りを思い通りに挑戦できるというのは、ハイシーズンとはまた違う楽しみ方になります。そして釣れてくるスモールと言えばサイズに関係なくガンガンに引くコンディション最高のバスになりますから、釣りに出かける価値はあると思いますよ。
ぜひ、秋のスモールマウスに挑戦していただきたいと思います。
この記事に出てきましたケビンバンダム御用達のダウンショットワームはこちらになります。
ストライクキング・ドロップショットハーフシェル3.5インチの売場へ行く
ハーフシェルは私が使っても活躍してくれました。
がっつり口の中にかかっているのが分かりますよね…。
ストライクキングのドロップショットハーフシェルは今年の桧原湖釣行で45アップを含む10本以上を連れてきてくれてワームがなくなってしまうというほど自分的には爆発したワームです。2パック持って行ったらもっと釣れたのでしょうか…。
そんな感じで、ぜひお試しくださいね。
それでは、また。
毎度ありがとうございます!