夏のビッグスモールマウスバスを釣る7つのこと

2018年6月7日

夏のビッグスモールマウスバスを釣る7つのこと

photo by Bass Fishing Tips

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”7 Secrets to Sharpen Smallmouth Success”という記事がありましたので引用してご紹介いたします。

引用先:Bass Fishing Tips & Tactics7 Secrets to Sharpen Smallmouth Success(海外サイトです)

※この記事は2016年6月28日の記事を再編集しております。

 

夏のスモールマウスバス。野尻湖や桧原湖で夏といいますと虫パターンが有名なのですが、夏も後半を迎え、だんだん虫パターンが効かなくなってくるころから大型のスモールを釣るのがすごく難しくなってきます。

私にとっても苦手な季節になってきますから、とにかく何でも試してみます。いろいろ試してみても結局釣れないということになると、どの釣り方が良いのかがわかりづらく、どんどん迷い道に入って行ってしまいます。

あとでその日の釣果情報を見ると、自分が使ったワームやリグで釣れていたりするもので、完全に間違っていたわけではないことを知ります。

「ということは、エリアやレンジやアクションがいけなかったのか…」

という反省はできるものの、それを次に活かすのもなかなか難しいものです。

ましてやそんなに頻繁に釣りに行けるわけでもない方の場合は、何を信じてやればいいのか。これがわかるとかなりありがたいと思うのですが…。

この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「Bass Fishing Tips」のブログ記事で、夏の大型のスモールマウスバスを釣るのに必要な事柄を7つ、共有してくれています。

ビッグスモールマウスバスが突然手ごわくなる盛夏以降の心構えを、ぜひ覚えておきましょう。

 

1.ビッグフィッシュがいるフィールドで釣る

Fish where they are. This may seem like an overly simplified approach to picking a spot, but the fact is, many people overlook it. If you are fishing one of the storied lakes of Tennessee, you stand a reasonable chance to boat a six-pounder, but you will not likely catch more than a handful of fish. In direct contrast, you may catch a hundred or more in a mountain stream in Northern Arkansas, but you’ll be hard-pressed to find one over four pounds. Certain locales, like the upper Mississippi River and Lake Erie, offer excellent numbers and a good chance at big fish. Be sure to check with the state wildlife agency and look at creel reports to determine the expectations you should have for a certain body of water.

魚はどこにいるのか? これは、釣り場を選ぶためのかなりシンプルな考えのはずなのですが、実際は多くの人々が見落としています。 あなたがテネシー州の有名レイクで釣りをするなら、6ポンドオーバーをランディングするチャンスがありますが、多くの魚を釣ることは難しいですし、 北部のアーカンソー州の渓流では百本以上が釣れるかもしれませんが、4ポンドオーバーを見つけるのは難しいでしょう。 アッパーミシシッピーリバーやエリー湖のようなフィールドでは、素晴らしい魚を釣ることができます。 そのフィールドの釣果レポートなどを見て、そのフィールドで期待できるサイズを確認し、判断してください。

 

2.彼らが望んでいるものを使う

I like to fish with spinnerbaits, but once smallmouth move up on the beds, they much prefer to eat a tube or crawfish colored Fuzz-E-Grub in my home waters. Likewise, in the late summer when I’ve been catching them on jigs for two months, they begin to feed heavily on shad and I need to switch to crankbaits to turn their motors on. Pay attention to what techniques are working and don’t be afraid to try several different things to see what is best. Also, watch closely to see if a fish spits anything up when it comes to the surface – this can be the clue you need to really hone in on the hot pattern.

本当はスピナベで釣るのが大好きなのですが、ネストができるころの私のホームレイクではチューブワームやクローカラーのグラブが良くなります。それから2か月はジグで釣れるようになり、夏の終わりにはシャッドを大量にフィーディングし始めるため、クランクに切り替える必要があります。どんなルアーでどんなテクニックがいいのかということに注意を払い、ベストが何かを知るためにいろいろ試すことを恐れないでください。また、釣れたバスが吐き出すものを注意深く見ましょう。その発見があなたのパターンフィッシングの精度を上げる手掛かりになるかもしれません。

 

3.深さに注意

A good smallmouth angler will know the exact depth at which fish are holding.
Locating and keeping track of the depth of actively feeding bass can also be indications of whether the fish shown on the sonar are smallmouth or something else.

上級者はスモールマウスバスがどの深さにいるのかを正確に知っています。
活発にフィーディングしているバスのレンジを見つけるには、魚探に映った魚が実際にスモールマウスか他の魚かわからないとしても目印としておくことです。

 

4.ブレイクラインを探す

A good topographical map loaded onto your GPS can be your best friend when targeting smallmouth bass – especially on large reservoirs. Summertime bass will stack up at the bottom of rock piles and off of main lake points during the day and move on top during active feeding periods. Even on cloudy, cool days when fish feed all day, they will almost always be near to deep water where they can escape if necessary. Look for areas with steep drops or stair-stepped ledges where fish will hold. With a little practice, you can pick out likely spots before you ever leave the boat ramp and maximize your time on the water.

あなたの魚探に地形の分かるマップが入っているのであれば、スモールマウスバスをターゲットにするとき、特に大きなリザーバーでは、強い武器となります。 夏場のバスは、昼間はロックパイルやメインレイクの岬のボトムに身をひそめ、積極的にフィーディングする時間になると表層まで上がってきます。 魚が一日中フィーディングしているような曇りの涼しい日でさえ、彼らはディープに近いエリアにいて、必要に応じてディープへ逃げれるようにしています。 魚が溜まりそうな急なドロップオフや階段状の棚がある場所を探します。 ちょっと練習すれば、ボートを出す前から可能性の高いスポットを選んでおき、釣りの時間を最大限にすることができます。

 

5.ストラクチャーに注意する

Okay, so you’ve got the fish figured out. They are holding on the leeward side of main lake points where the depth changes from 15- to 24-feet…sometimes. Why are the fish on some of these spots but not all of them? The answer could be because the structure is different. On a given day or moon phase, fish will relate most closely to a particular type of structure. Generally, rocks are a good bet for mid-summer smallmouth, but they may key on sand, grass or even mud flats. Pay attention.

さて、あなたは魚を見つけました。 彼らは4.5から7.2メートルの深さまで変化するメインレイクの岬の風下側に溜まっているようです…例えばですよ。 なぜこの一部のスポットには魚がいて、他のところにはいないのでしょうか? その答えは、ストラクチャーが異なるためである可能性があります。 その日その日で、または月齢によって、魚は特定の種類のストラクチャーと最も密接に関連します。 一般的に、岩場は真夏のスモールマウスを釣るのに良いチャレンジですが、砂、草、さらには泥のフラットがキーとなることもあります。 注意してください。

 

6.フォールスピードを考える

Much of the fishing for brown bass this time of year involves jigs or tubes and a big factor in the effectiveness of either is fall rate. Active fish will often inhale a lure before it reaches the bottom, but how they view that lure determines whether they will hit it or just watch it fall. A lighter weight lets your bait spend more time in the strike zone, but a heavier presentation often triggers a reaction bite as the jig zooms past a smallmouth’s line of sight. Try several different jighead weights before settling on one to determine which the fish prefer. Generally this will change throughout the day.

この時期のスモールマウスバスを釣るためにはジグやチューブを使いますが、その効果を分ける大きな要因となるのはフォールスピードです。 アグレッシブな魚は、ボトムに着く前にルアーを食うことがよくありますが、このままフォールさせるか、ルアーにヒットするかどうかはフォール中に判断します。 より軽いウエイトなら、ルアーはストライクゾーンで多くの時間を過ごすことができますが、重いウエイトのプレゼンテーションは、スモールマウスの視界をサッと通過するため、リアクションバイトを引き起こしやすいです。 ジグヘッドの重さはいくつか試してから、どれが良いかを判断してください。 一般的に、これは1日を通しても変わります。

 

7.カラーについて考える

It is much too deep of a topic to get into here, but color matters. In general, use bright colors on bright days and dark colors on overcast days; use metallics in clear water and neons in stained water; pearl to white is good pretty much anytime. Sometimes glow colors pay big dividends. The bottom line is EXPERIMENT. The fish will tell you pretty quickly which colors they like best – especially if there are several people in the boat fishing different options. It is a good idea to fish three color combinations if possible to provide maximum contrast. For example, a Sapphire Shad Fuzz-E-Grub with a black Max Gap jig gives you blue, white and black – a deadly combination. For even more variability, try the X-Change Jig System and fine tune on the go.

このテーマに入るのはあまりにも深いのですが、やはりカラーは重要です。 一般に、明るい日には明るい色、曇った日には暗い色を使用します。 クリアウォーターにはメタリックカラーを、ステインウォーターにはネオンカラーを使用します。 パールやホワイトはだいたいいつでも有効です。 時にはグローカラーが大ハマリすることもあります。結論としては、実験あるのみです。 一番手っ取り早いのは、魚に聞くことでしょう。 特に数人で同じボートで釣りをしているならなおさらです。できれば最大のコントラストを得るために、3つの色の組み合わせで釣ることをお勧めします。 たとえば、黒いフックのジグヘッドにツートンカラーのグラブを付けるなどです。

 

8.良いラインを使おう

There is nothing more frustrating than having everything right and losing the big one before you get it in the boat. One of the biggest problems contributing to smallmouth getting off the line is, fittingly, the line itself. Monofilament with too much stretch prevents anglers from setting the hook firmly when a smallmouth grabs a jig. Quality fluorocarbons, such as that made by Silver Thread, are a good low-stretch alternative in clear water. In stained to dirty water, it is tough to beat a good superline for sensitivity and great hook-sets.

せっかく正解に辿り着いたのに、ビッグフィッシュをボートの前で失ってしまうことほど腹が立つことはありません。 スモールマウスがあなたのラインから外れてしまう最大の要因の1つは、ラインそのものにあります。 伸びが大きすぎるナイロンラインは、スモールマウスがジグを食った時に、アングラーのフッキングパワーがしっかり届かない原因となります。 代わりに、クリアウォーターではシルバースレッド社が作るような高品質のフロロカーボンラインが伸びが少なく、優れています。 ステインからマッディウォーターでは難しいため、感度とフッキングがさらに良いスーパーシルバースレッド(フロロカーボンライン)です。


 

いかがでしたか。

この7つのヒントが・・・あれ?8個ありましたね…なぜなんでしょうか(笑)

この8つのヒントを駆使すれば、真夏の大きなスモールマウスを釣ることができるかもしれません。

実際、ここに書かれているヒントの半分は、バスを探すというような内容になっていますよね…。たしかに野尻湖では、真夏のバスはディープフラットか岬などの大きな地形変化にいることが多くなりますので、春などに比べたら、釣る時間を削って、バスを探す時間に充てないといけないかもしれません。

野尻湖はほんとにお盆のころから大型のバスがなかなか釣れなくなりまして、私なら1日やって大きいのは1本か2本だと思います。

しかし釣った時の満足感といいますか、釣れたという感覚よりも狙って釣った感覚の方が大きくなるもので、それが楽しくて厳しくても通ってしまいます。

そんなドMアングラーが集まる夏以降の野尻湖。それが楽しいと思う方は意外と、いえ、きっと多いはずです(笑)

野尻湖の短い夏。もうあっという間に秋、そして禁漁期間が来てしまう野尻湖です。ぜひチャレンジしに来てください。

 

それから、この記事の中に「ストラクチャー」「深さ」「ブレイクライン」をというキーワードが出てきたかと思います。

言葉の意味は分かりやすいものですが、実際の現場では、それがなかなかつかめないから厄介なんですよね。

そんな時に役立つのが当店オリジナルポイントマップ。

これは地形変化や深さまでばっちりフォローしてありますので、どこを狙えばいいのか、自分なりの作戦を立てやすく、非常に心強い味方となるはずです。自宅での予習に、また現場で、そして帰ってからの反省に、ぜひご活用くださいませ。

A4サイズの紙マップのほか、スマホで見れるスマホ版、ロランス魚探用のAT5データ(チャート&ウェイポイント)版もございますので、用途に合わせてお選びいただけます。

夏のビッグスモールマウスバスを釣る7つのこと

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夏のビッグスモール、私も今年も懲りずに狙いに行きたいと思います!

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!