スモールマウスバスを釣る5つの基本

スモールマウスバスを釣る5つの基本

 

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Killer Smallmouth Bass Baits, Techniques, And Tips For Triggering Stikes”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:Oldschool Fishing Secrets.com”Killer Smallmouth Bass Baits, Techniques, And Tips For Triggering Stikes”(海外サイトです)

 

野尻湖釣具店としてこのブログを立ち上げてからここまでおよそ2年。これまで、さまざまなバス釣りやバスそのものに関する情報、特にスモールマウスバスの情報を集めてまいりましたが、皆様、スモールマウスバスフィッシングの腕前は上達されましたでしょうか。

私自身は正直、それほどでもありません(笑)

スモールマウスバスという魚は、私にとっては簡単な相手ではありません。だからこそここまで飽きずに相手にすることができ、もっと知りたいもっと知りたいと思わせる相手でもあります。

日本のバストーナメントを見ると、スモールマウス戦が得意な方がいるという傾向はあるものの、たとえば野尻湖のプロガイドさん方のブログなどを拝見すると、毎日のように湖上に出るプロの方をもってしても、日々変わるパターンに悪戦苦闘する様子が書かれていますし、ガイドさんでもそうなら当然、トーナメントの試合でもそうなのでしょう。

アメリカのトーナメントでも、後半戦にスモールマウスバスフィールドが続くような日程になっている事が多く、後半戦で年間順位がガラッと変わるのを見ていても、やはり掴みづらい魚なんだろうなという印象を受けます。

ですので、もし、私と同じようにあまり上達していないと自覚されている方がいるとしても、あわてずじっくりと取り組んでいきましょうね。そして、お役に立てていないようですみませんです…(笑)

 

さてこの記事は、北アメリカを中心とするルアーフィッシング専門メディア「Oldschool Fishing Secrets」の記事です。メインコンテンツのシークレットなネタの部分は定期的にメール配信をされているようですが、基本のテクニックなどは通常記事として読むことができます。

ここでは、スモールマウスバスを釣るための基本として、5つのテクニックといいますか、心構え的なものが書かれております。

スモールに振り回されないようにするため、基本的な内容かもしれませんが、改めて読んでおきませんか。

 

1:自分自身がバーサタイルであれ

The smallmouth bass is very unpredictable and “nomadic". There’s no clear, consistent pattern like with many other species of fish. So…instead of trying to figuire out “seasonal behavior" just find a group of spots that are good “holding zones" for smallmouth bass, and rotate through this spots throughout the year. Pick areas that are fairly deep…deeper than a largemouth bass fishing hole.

スモールマウスバスは、非常に予測不可能な「遊牧民」です。 他の多くの種の魚にあるような、明確で一貫したパターンがありません。 ですから… “シーズナルパターン(季節的な行動パターン)"を解明しようとするのではなく、スモールマウスバスの “魚影の濃いエリア"をいくつか見つけて、一年を通してこういったスポットを回わってください。 少し深めのところ…ラージマウスバスよりはかなり深いところを見つけていってください。

 

2:群れを見つける

Smallmouth bass travel in schools…so when you find one, the fun has just begun.

Some things to remember about finding them: The school will follow baitfish wherever they go. So find the bait, and find the smallies. Also, they love hiding from the current and will hang out in shelter areas like current breaks near bends, channels or holes.

スモールマウスバスは群れで回遊しています…ですから、1匹を釣ったとしたら、お楽しみは始まったばかりということです。

それらを見つけることについて覚えておくべきこと:群れはどこであろうとベイトフィッシュを追っているでしょう。 ですので、ベイトを見つけて、スモールを見つけるのです。 また、彼らは流れから隠ることを好み、曲がりくねった場所、チャンネル、穴などのような流れをさえぎる場所の近くに固まっています。

 

3:スモールマウスが好むところ

Structure is a necessity for smallmouth bass. Target shorelines around heavy vegetation and thick weeds. The only exception is fishing deep holes. You see? I told you they are unpredictable. 🙂

Also try areas near fallen timber, logs, and docks. Make sure you go deep off the edges of the these structures. This are spots smallmouth bass love to use as ambush points. Additionally, find sandy or rocky areas…avoid mud bottoms…and always be on the lookout for steep drop offs.

スモールマウスバスにはストラクチャーが必要です。 濃い水生植物や厚いウィードマットを狙ってください。例外としてはディープの方まで釣ることです。 分かりますか? 彼らのことが予測できないと言うのはそういうことです 🙂

また、沈んだ木、丸太、桟橋の近くのエリアも試してみてください。 これらのストラクチャーの端からディープの方へ向かって探ってみてください。 これらは、スモールマウスバスが待ち伏せスポットとして好む場所です。 さらに、砂地や岩石のあるエリアを見つけてください…泥のボトムは避けてください…そして急なブレイクには常に気にかけておいて下さい。

 

4:ルアーローテーションでいろいろ試すこと

Always be testing this list of baits in every situation and spot you can: buzzbaits, jitterbugs, jerkbaits, and any other topwater baits that look interesting. For the topwaters: the best time to use them is at dawn or dusk. In the mid day hours try using spinners or jig spoons.

A great technique is to cast a jig spoon above a deep drop, and let it sink. Then jig it when you reel in the slack.

バズベイト、ジッターバグ、ジャークベイト、そして他のトップウォータールアーも良いと思ったら常にあらゆる状況でそれらをテストしてください。 トップウォーターの場合、使用する最適な時間は夜明けまたは夕暮れです。 日中はスピナーやメタルジグを試してみてください。

素晴らしいテクニックとしては、メタルジグをディープのドロップオフに投げて沈めることです。 しゃくったらラインスラックを巻き取ります。

 

5:ハンプを釣る

Look for bottom “humps" in areas between 8 and 25 feet deep. (You can even go deeper if it’s early spring or late fall, and the waters are not as warm.

To fish these areas, I recommend “vertical jigging" a tube jig. You can also vertical jig with a carolina rigged worm or a jig spoon in these areas.

The smallmouths will typically form tight schools at the edge of a hump because it provides shelter from current, and it’s also a great ambush spot.

深さ2.5〜7.5メートルのレンジにあるボトムの「ハンプ」を探します。 (早春や晩秋の水温が低い時期であれば、さらにディープでもいいでしょう。)

これらのエリアを釣るには、チューブジグを “バーチカルジギング"で釣ることをお勧めします。 バーチカルジギングのほかには、このエリアではワームのキャロライナリグまたはメタルジグもいいでしょう。

スモールマウスは一般的には、流れを避けるためにハンプの端に群れで陣取り、そして同時にそれは待ち伏せポイントとしても機能するのです。

 

おまけヒント

smallmouth bass are opportunistic nomads…and you need to be one as well. Cycle through likely spots, and present a variety.

スモールマウスバスは、気まぐれな遊牧民です…あなたも同様に振る舞う必要があります。 可能性のあるスポットを回り、バラエティに富んだプレゼンテーションをしましょう。


 

いかがでしたか。

非常に的確なアドバイスがあったと思います。

スモールは気まぐれだから、自分もそうあるべきだと…。

私もここにしょっちゅう書くのですが、私の悪い癖のひとつが、それで釣りたくてルアーを替えないというところがあります。これはスモールを釣るのに致命的なことかもしれません(泣)

これまで1度だけ、五十嵐誠プロの野尻湖ガイドをお願いしたことがあるのですが、その時の五十嵐プロは前日までのパターンを軸にしつつ、いい反応があるまでかなり色々なことを試しているのがわかりました。

色々といっても、私にとっては本当に細かなことです。

実際は季節によっても違うとは思いますが、私が見ている限りでは、フォールの時間を変える、リトリーブスピードを変える、リフト&フォールの早さを変える、微妙なカラーローテーションをする、魚探を掛けるポイントをずらす…そんなレベルです。決して多くのルアーをとっかえひっかえ試すというような感じではありませんでした。

これはさすがに、そのフィールドを知り尽くしたプロガイドさんだからできる絞り込みでしょうから、まずは反応の良いルアーから探すというのが一般的なんでしょう。

そこから先のより良い反応を得るための微妙なテストをしていた、という感じでしょうか。

ここまで高い精度での絞り込みができるようになるまではまだまだ、まだまだ時間が掛かると思いますが、自分の悪い癖のひとつである変なこだわり、これはもっと柔らかくするべきだなと、改めて思います。

 

こう書いてしまうと、初心者の方やスモールをまだ釣ったことのない方にとってはなんだかハードルの高い魚のように見えてしまうかもしれませんが、より良い釣果や大きい魚を求めようとするとややこしいのであって、スモールを釣ること自体はそれほど難しくはないと思います。

レンタルボート屋さんでアドバイスをもらってその通りやってみたり、常連さんらしき人に教えてもらったりすることでスモールを手にする確率はグッと上がると思いますので、まずはフィールドに出て、色々試してみて下さい。

さあ、スモールマウスのあの強い引きと素早い走り、今シーズンはどれくらい楽しむことができるでしょうか。まだ釣ったことのない方は、今シーズンはズモールの引きを味わうことができるのでしょうか。

自分なりの楽しみを追求しに、ぜひ野尻湖へお越しください。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!