アメリカのフィッシングショー
こんにちは!店長の小山です!
本日は、アメリカのフィッシングショーと少しの当店との関わりについてお話ししたいと思います。
世界最大のフィッシングの祭典、I-CAST
アメリカのフィッシングショーというと、真っ先に思い浮かべるのは、「I-CAST(アイキャスト)」ではないでしょうか。
アイキャストはまさに世界最大のフィッシングショーで、フロリダにあるオレンジカウンティというコンベンションセンターというところで行われるのですが、その会場の大きさはだいたい東京ドーム2個分くらい、もうちょっと大きいでしょうか?だいたいそれくらいの感じです。
2018年の出展社は470だそうです。日本で行われた2018年の横浜フィッシングショーは出展社が180くらいですので、いかに巨大な規模であるかが分かります…。
ちなみにアメリカではフィッシングショーとはあまり言われず、FISHING EXPO(フィッシングエキスポ)と呼ばれ、実際はフィッシングだけでなくハンティングやカヌー・カヤック、キャンプなどアウトドア全般の関係メーカーなどが出展する感じなんですね。
世界最大のI-CASTの話は知ってらっしゃる方が多いと思いますのでこれくらいにして、広いアメリカのフィッシングエキスポ、これは他にもまだまだあるんです。
地方のフィッシングショーとは
広大なアメリカですから、フィッシングだけ取ってみてもものすごく幅が広いです。海がある州ではもちろん海釣り、海がない州では湖や川での釣りがされますし、アメリカ南部と北部、またと東部と西部でも釣れる魚が異なってきます。
そんなわけで、いろんな地方で全く別のフィッシングショーが行われているんですね。分かりやすい点では、アメリカ南部ではラージマウスバス中心のメーカー、北部ではスモールマウスバス中心のメーカーが出展して来るといった感じでしょうか。もちろん、そんな極端に偏っていることはないのですけども。
FISHING EXPO USAで検索するといろいろ出てきますので、見てみて下さい。ネット上で見てるだけでも面白いと思いますよ。
ニューイングランド・フィッシング&アウトドア・エキスポ
(New England Fishing and Outdoor Expo)
今回私がご紹介するのは、明日(2018.1.26)から行われます、このニューイングランドフィッシング&アウトドアエキスポです。
Picture by nefishingexpo.com
ニューイングランドというのは、カナダ国境に近いアメリカ北東部の6つの州のある地域のことを指します。
カナダ国境といえばスモールマウスバスの聖地、五大湖がありますが、そことも目と鼻の先ですので、意識されている魚にはもちろんスモールマウスバスが入ってきます。
会場はボストン郊外のアダムスプレイスというところなのですが、日本で言うと北海道の室蘭と同じくらいの緯度にあるので、今なんて極寒ですね…。
そこはホテルでもあり、結婚式場でもあり、展示場でもある多目的施設で、会場の規模は約720坪ほど、だいたい大き目のスーパーマーケットくらいでしょうか。そこに106ほどの出展社が集まります。
これも釣り具メーカーばかりではなく、アウトドアブランドなども含めてですから、釣具だけを目的にしている方には少々物足りないのかもしれません。しかし、地方のフィッシングショーのいいところは、メーカーやプロとの距離感が近いところと、地元で頑張っているルアーメーカーが出展しているところです。
Picture by nefishingexpo.com
このようにパイプとカーテンによるパーテーション、会議テーブルでのブース展開ですので、コストも非常に抑えられていますが、しっかりプロによるセミナーやトラウト実釣スペースもあったりして、ショーとして充実しています。
Picture by nefishingexpo.com
Picture by nefishingexpo.com
トレーラーの水槽での実釣セミナーのステージがバスボートを模したものになってるのがオシャレですね。パワーポールまでついてますね(笑)
Picture by nefishingexpo.com
トラウト実釣ブース。これ、大人も燃えるんですよねえ。
Picture by nefishingexpo.com
こういった豪華な顔ぶれもありますから、規模に関わらず楽しそうです。
参加ルアーメーカー
参加ルアーメーカーも紹介したいと思います。
LOADED for BASS
まずは私のビジネスパートナーでもあるLOADED for BASSです。
私のお気に入りである次世代ポークを造り出したメーカーです。このトレーラーは、柔らかい素材に浮力も併せ持ちながら、乾燥しても濡らせば元通りというポークの欠点をカバーしつつ、好きなフォーミュラ剤に漬けておけばパワー倍増というスグレモノなのです。
日本で取り扱っているのは現在、当店のみでございますので、日本のバスのほとんどがこのインパクトに備えられていない状態です。ぜひご検討下さい。
ご使用の際はこちら、Dr.JUICE BASS SCENT(ドクタージュース・バスセント)フォーミュラをあわせてお試しください。
このフォーミュラも日本初上陸、当店のみの取り扱いとなっております。今までのフレーバー系フォーミュラではなく、3種のフェロモンも追加配合された全く新しいフォーミュラです。
Dr.JUICE BASS SCENTの売場へ行く
また、このメーカーのもう一つの目玉商品として、スピナーベイトがございます。
クレイジーゲージ.125 スピナーベイト(1/8oz)
アイクローザースピナーベイト 3/8oz
これらについては後日、当店に入荷予定となっておりますので、詳細はその時に譲りますが、どちらも特徴のあるプロファイルですし、スモールマウスバスが対象魚となっているところも見逃せません。
ぜひ、入荷までお待ちください。
AREA51 FISHING
エリア51フィッシングです。地球上にないものを。がコンセプトのルアーショップです。
AREA51 FISHING HPはこちら
現在のラインナップはすべてハンドポワードのワーム、それからシンカーやアパレル類なのですが、ワームがまた釣れそうなものばかりなんです。
PILOT FISH 3” パイロットフィッシュ 3インチ
日本固有のベイトフィッシュであるアユカラーまでラインナップされていることろが素晴らしいダウンショット用ワーム。
LARYNX 3″ ラリンクス 3インチ
ゴビー系のワームですが、リアルでもあり、不気味でもある独特のデザイン。たまりません。
COBRA JUDY 3.25″ コブラジュディ 3.25インチ
アメリカの戦闘ヘリと海軍爆撃機の名前を冠しているということは相当な自信作なのでしょうか。5大湖のスモールマウスバス用に作られたダウンショット用ワームです。
AREA51FISHINGのワームも近日入荷予定となっております。コブラジュディが今月末の発売だそうなので、発売日が過ぎたら出荷されるのだと思います。日本に上陸するのはそれから10日後くらいですかね…。
入荷しましたらお知らせいたしますね。
他に面白そうなメーカーは
Boag Hog Baits
などがあると思います。興味のある方はチェックしてみて下さい。
このように、アメリカのローカルフィッシングショーには大手販売店では見ることのできない魅力的なルアーとの出会いがあるんですね。
スモールマウスバス用ルアーというものがなかなか日本では造りにくいようですが、アメリカには大手メーカーだけでなく、個人レベルで開発されていて、しかもフィッシングショーにまで出るという、さすがアメリカという感じです。
実際、アメリカでは個人レベルでラバージグやスピナーベイト、チャター、ワームを作って売っているメーカーというか個人経営者はいっぱいいますし、検索してみるとローカルのフィッシングエキスポに出展しているのがわかります。
個人で起ち上げたメーカーをこうやってある程度まで成長させて、大きな企業に会社ごと売るということもアメリカでは普通に行われていることですから、そういう意図もある個人経営者も出展しているのかもしれませんし、それも良いと思います。
色んな意味で、夢があると言ってもいいのではないでしょうか。
私もまた、いろんなフィッシングエキスポをネット上で覗いてみては、これはスモール釣れる!という新たな商材探しができればいいなと思います。
でも、意外と日本に出荷してくれるメーカーさんが少ないんです…。いいものを発見したのにどうにもならない、これは逆に苦しいものですが、仕方ありませんね(笑)
いいものが入荷したと思ったらお知らせいたしますので、その際はぜひチェックの方、よろしくお願いします。
それでは、また。
毎度ありがとうございます!
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