JB TOP50第4戦”桧原湖”上位の戦略
Photo by 五十嵐誠のポジティブに行こう!より
こんにちは!
今日は昨日のブログ「JB TOP50第4戦”桧原湖”の結果!」の続きとして、上位入賞者の「お立ち台パターン」を見ていこうと思ういます!
日本のトップトーナメントのTOP50しかも優勝を左右するスモールマウスバス戦で上位に入ったパターンだし、トーナメントの3日間だけじゃなくて、プラの段階からいろんなタックルの中から絞られてこのパターンに辿り着いているだからかなり信頼できるはずだよ♪
優勝 五十嵐誠選手のパターン
Photo by 五十嵐誠ブログ「五十嵐誠のポジティブに行こう!」より
去年の同大会も優勝、それから1か月後のJBクライマックスエリート5(桧原湖)でも優勝とますますスモールマウスバスが得意なイメージが増した五十嵐選手のウイニングルアーは…?
これは…「イガジグスピン」というネーミングみたいだけど…自作のテールスピンジグなんだね…!
これをワカサギの群れに直撃させるっていう風に書いてあったから、シューティングで使ったんだね♪
普通のテールスピンじゃダメだったのかというと、野尻湖と違ってロックハンプが多い桧原湖では根掛かり防止のためにジグヘッドリグが必要だったんじゃないかな?
テールスピンジグは野尻湖でももちろん実績があって、エバーグリーン・ディープマジックやジャッカル・デラクーなんかはかなり釣れてるからぜひ試してみて!
(クリックすると売場へ行きます)
2位 澳原潤選手のパターン
Photo by 澳原潤FACEBOOKより
澳原選手も去年の同大会を2位で終えているし、桧原湖がホームレイクということもあってスモールマウスはお手の物って感じなのかな!
そんな澳原選手のルアーはバークレイ・ベビーサーディンのダウンショット!これをワカサギの群れを見つけて入れていくシューティングで使っていたんだね♪野尻湖でもかなり使われているパターンです!
それとバスがサスペンド気味の時は4インチイモグラブにラバーを挿したチューンをキャロで使っていたみたい。これは去年あたりから桧原湖で流行っているリグで、野尻湖でも通用するのかどうかはよくわからないけど、釣れそうだよね…スモールが好きそう♪
3位 沢村幸弘選手のパターン
Photo by 沢村幸弘ブログ「サワムラ式」より
沢村選手は去年のクライマックスエリート5(桧原湖)に出場してラージマウスバス狙いに絞った展開をして、2日目ノーフィッシュ含めて5人中5位なんてこともあったけど、それだってプラの時から900gクラスのスモールは見えていたけど勝負に出た結果だったし、2014年の野尻湖戦では3位に入っている選手。
沢村選手のルアーはサワムラ・スイミーバレット2.5インチでのネコリグ、ダウンショット、キャロライナのいずれかを、その時合に合わせてのステディーリトリーブかステイっていう基本的な使い方だったんじゃないかな♪
スイミーバレット2.5インチは他ではあまり売っていませんが野尻湖釣具店にはしっかりありますよ~!
4位 関和学選手のパターン
Photo by 関和学FACEBOOKより
関和選手は去年の同大会の途中に大けがをしてしまって、この大会でのリベンジを誓っていたみたいだね…それで表彰台って、すごい執念だよね!関和選手は霞ヶ浦水系がホームでマッディウォーターに強いイメージなんだけど、近年のTOP50だと木崎湖で7位、桧原湖で2位、野尻湖で11位と12位と、スモールマウスバス戦で上位に入っている選手なんだ。
関和選手のパターンはなんとキャロクランク!小さなシャロークランクをロングキャストしてドラッギングで釣っていったんだね!
どんなルアーか具体的にはよくわからないんだけど、写真を見る限りではトラウト用のタックルハウス・エルフィンシケイダーのような感じのタイニークランク(38㎜)みたいだね。
当店で扱ってるルアーで言うと中古しかないけどメガバス・ライブXスモルトかX-30あたりかな?
メガバス・ライブX スモルトの売場へ行く
5位 小森嗣彦選手のパターン
Photo by 小森嗣彦FACEBOOKより
小森プロはJB TOP50ワールドチャンピオンで唯一通算3回チャンピオンになっていることに加えてこのトップカテゴリーの中でずっと安定した成績を収めているのは皆さんもご存じの通りだよね♪とにかくどんなフィールド、どんなコンディションでも必ず上位にいる選手♪
小森選手のパターンはバークレイ・ガルプ!アライブ1インチミノーのダウンショットか、ジャクソン・エグジグにゲーリー4インチイモグラブの組み合わせで、いずれもシューティングで狙っていくやり方だったみたいだね!
バークレイ・ガルプ!アライブ1インチミノーは近日入荷予定!しばらくお待ちください!
野尻湖で秋のパターンは?
だいたいどの試合でも「入賞パターン」っていうのがあって、なぜか上位陣は似たようなやり方になっていることが多いみたい。
今回も、こうやってトーナメント上位のパターンを見ていくと共通点があることがわかるよね!同じスモールマウスバス相手だから、野尻湖でも有効なのかな?
シューティングパターン
共通点のひとつは「シューティングで釣る」こと♪上位5人中3人がそう言ってるね!
この時期ワカサギがメインベイトなのは桧原湖も野尻湖も同じようで、魚探でワカサギの群れ追うバスを見つけたらリグを入れていくっていうやり方。ベイトの見つけ方と魚探の扱いに慣れているならこの方法が手っ取り早いよね♪
そこまで魚探の扱いに自信がなければ、ワカサギのいるエリアを大まかに見つけた後に少しでも絞って行って、そのあたりをドラッギングで広く探っていく感じでOKだと思う!気長にやらなきゃいけないかもしれないけど、シューティングでもそんなに簡単に口を使うわけじゃないから、どっちにしても気長にやらなきゃいけないんだ♪
巻物かダウンショット
もう一つの共通点は「巻物」か「ダウンショット」だよね!これは上位5人中5人がどちらかを使っているね!
巻物はテールスピンジグ系とキャロクランクだからちょっとリアクション系なのかな?ワカサギの群れにルアーを突っ込ませてワカサギがびっくりして散るとバスにスイッチが入るっていうやりかたはよく聞くから、そういう感じなのかなあ?
ダウンショットはもう野尻湖でも完全におなじみの秋のパターン!
1インチ~2.5インチくらいの細身のワームが定番で、やっぱりワカサギゾーンをズル引きかステイっていうのがよく聞かれるやり方で、ついでに回収するときに思いっきり早く巻きあげるとリアクションで喰いつくっていうのも結構ある話だから忘れずにね♪
こんな感じで桧原湖のトーナメント上位入賞パターンを野尻湖に当てはめてみたけど、使われているルアーは間違いなくスモールに効くものばかりだから、まだ使ったことがないものがあったらぜひ試してみてね♪
秋の野尻湖も楽しもう!
それからこれから野尻湖はどんどん秋が深まって気温が下がっていくから、防寒にも気を付けて!
遠くまで来たのに寒くて釣りにならないなんて、ホントに最悪だと思うから!
それじゃあ今日はこの辺で♪みんな、良い釣りを!