大森貴洋プロ:レッドクレストへの想い【MLF】
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”REDCREST 2019: Omori Eager to Add Another Championship Trophy to Resume”という記事を引用してご紹介いたします。
いよいよメジャーリーグフィッシング(MLF)のバスプロツアー(BPT)のチャンピオンシップが8月21日から25日にかけて行われます。
このチャンピオンに贈られるトロフィーはレッドクレストと呼ばれています。
MLFバスプロツアーは年間8戦が行われ、8戦合計の獲得ポイント上位30名がチャンピオンシップに出場でき、レッドクレスト獲得のチャンスがあります。
今回、大森プロは8戦合計で25位に入りましたので、チャンピオンシップに出場します。ちなみに30名の選手とそれぞれの獲得ポイントは次の通りです。
- エドウィン・エバーズ – 510ポイント
- ジェフ・スプレーグ – 500ポイント
- ブレント・イーラー – 491ポイント
- ジェイコブ・ウィーラー – 488ポイント
- マイケル・ニール – 470ポイント
- トッド・フェアクロス – 468ポイント
- ジョーダン・リー – 460ポイント
- ダスティン・コネル – 445ポイント
- ボビー・レーン – 437ポイント
- マーク・ローズ – 431ポイント
- アンディ・モーガン – 428ポイント
- マイク・アイコネリ – 417ポイント
- ケーシー・アシュリー – 414ポイント
- アーロン・マーティンス – 413ポイント
- アンディ・モンゴメリー – 413ポイント
- オット・デフォー – 406ポイント
- ウェズリー・ストラダー – 406ポイント
- ジャレッド・リントナー – 406ポイント
- グレッグ・ハックニー – 406ポイント
- フレッド・ルンバニス – 405ポイント
- ブラッドリー・ロイ – 402ポイント
- スティーブン・ブラウニング – 399ポイント
- ジェイコブ・ポロウズニク – 390ポイント
- ザック・ビルジ – 385ポイント
- 大森貴洋 – 376ポイント
- グレッグ・ビンソン – 374ポイント
- ブランドン・パラニューク – 371ポイント
- マーク・ダニエルズJr – 369ポイント
- コディ・メイヤー – 365ポイント
- ランダル・サープ – 361ポイント
(名前の読みが間違っていたらすみません)
この顔ぶれ、改めて見るとすごいですね。
さて、 メジャーリーグフィッシング公式サイトのコラム記事では、こんな価値あるバスプロツアー初年度のレッドクレストをかけて戦う大森プロが意気込みを語っています。
応援の意味も込めて、ぜひ読んでみてください。
大森貴洋が求めるもうひとつのトロフィー
MLFプロの大森貴洋にBass Pro Tourでの2019年シーズンの総括をお願いしたところ、総合ポイント25位でレッドクレスト獲得権を得たとこに誇りを持っていると言いますが、次の2020年シーズンもすでに楽しみにしていると言います。
大森は、以前よりMLFのフォーマットで戦っていた31人のアングラーのうちの1人としてシーズンインしました。しかし、これまでの「すべてのバスをカウントしていく」ルールに沿った戦略に慣れていたにもかかわらず、大森は2019年のバスプロツアーシーズンが始まるや大きなアジャストが必要であることにすぐに気づきました。
「これまでカップ戦ではプラクティスがなかったのが、バスプロツアーには試合前の2日間にプラクティスが設けられました。これは大きな変化でした」と大森は言います。 「これにより、バスプロツアーでは、カップ戦よりも多くの魚を釣る必要があるということを直感しました。」
大森は第1戦のレイクトホで10位入賞、第3戦ローリーでは3位に入りました。良いスタートダッシュを決めたにもかかわらず、彼はもっとよくなると考えていて、彼がよりこのフォーマットに慣れてくることでさらに自分は競争力が上がると確信しています。
「私たちは「トップ・オブ・トップ」の80名のアングラーであり、彼らにそのフィールドで学習する時間を与えれば、彼らはすぐさま答えを見つけ出し、そして実行に移すはずです。」と大森は言いました。 「だからこそ、私はこの最初のシーズンにレッドクレストに挑戦できることを誇りに思います。ただし来年はもっと上手くできると思います。」
ミシシッピーリバーでの経験
大森はウィスコンシン州ラクロスからミシシッピ川上流で行われたプール7と8の試合で好成績を収めています。 また彼はバスマスターエリートシリーズでも4試合のうち2回をトップ10入賞し、全体では7位、9位、19位、46位で終えています。
大森はラクロスでの釣りは彼の得意分野なのだと言います。
「私はあのフィールドが好きです。なぜなら、シャローの釣りで釣ることができるからです。 プール7と8は私のスタイルにぴったり合っています。 しかし、私は8月のトーナメントを戦ったことは一度もありません。そこは河川水系なので、釣りはすべてコンディションに左右されます。 私がそこに立った時、水位や流れの速さで、魚がどこにいて何をしているのかを把握することが重要になります。」
もうひとつのトロフィーを求めて
2004年、ノースカロライナ州ワイリーレイクで彼は劇的な最後の1分でのキャッチでバスマスタークラシックを勝ち取ったアメリカ人以外での最初のアングラーとなり、その後大森は釣りの世界で有名になりました。
バスマスタークラシックやFLWカップの過去の受賞者のなかの一人として、彼は自分の歴史のなかにまた別のチャンピオンシップを獲り、彼のコレクションにレッドクレストトロフィーを加えたいと考えています。
「これは大きな挑戦であり、私の意見では、この試合には世界最高のアングラーたちがいると考えています。 レッドクレストを獲ることは、私にとって非常に大きな名誉になるでしょう。」と大森は言います。
このチャンピオンシップ、大森プロが得意なミシシッピーリバー上流のウィスコンシン州ラクロスで行われるんですね。これは期待してしまいますね!
この試合の模様はMLFの公式サイトかMLFアプリでのライブ中継を無料で見ることができます。時差の関係で深夜になってしまいますが、ぜひ観てみたいです。
メジャーリーグフィッシング公式サイトはこちら。ライブ中継が始まると「LIVE NOW!」みたいな表示が出るのでそれをクリックするとすぐに見れます。
https://majorleaguefishing.com
MLFアプリはこちら。こちらもライブ中継が始まるとトップページですぐに見れるようになっています。
https://apps.apple.com/jp/app/major-league-fishing/id1338817609?ign-mpt=uo%3D4
そして今年6月、MLFではワールドチャンピオンシップが行われました。これもミシシッピーリバー水系の下流だったのですが、なんと大森プロは2位でフィニッシュしているのです!
なぜかワールドチャンピオンシップだけはCBSテレビでの放送になり、日本では見ることができず、ひっそりと終わってしまった感があるのですが、ここでもミシシッピーリバーに強い大森プロを見ることが出来たんですね。(現在はMOTVでワールドチャンピオンシップのダイジェストが視聴可能です)
これでさらにレッドクレストへの期待が高まります。
ちなみにこのワールドチャンピオンシップはかなり少数の選手で争われるのですが、文字通り非常に狭き門です。出場資格があるのは、
- 前年の4つのカップ戦の上位3位に入ること(計12名)
- 前年のカップポイントの上位2名に入ること(計2名)
- 前年のレッドクレスト獲得者(計1名)
- 前年のワールドチャンピオンシップの優勝者(計1名)
という感じになっています(選手がダブればその分出場選手が少なくなる)。残念ながら今年、カップ戦では大森選手はいずれも3位入賞は逃していますので、来年のワールドチャンピオンシップに出るにはレッドクレストを獲るしかありません。
ぜひ大森プロには頑張ってほしいと思います。私も影ながら応援させていただこうと思います。
みなさんももし起きていることができれば、メジャーリーグフィッシングを観てみてくださいね。
それではまた。
毎度ありがとうございます!