【閲覧注意】ボートに乗る責任:ライフジャケットは命を救う

【閲覧注意】ボートに乗る責任:ライフジャケットは命を救う
Photo by UF Bass Team Boating Accident/Youtube

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”BOAT RESPONSIBLY: LIFE JACKETS SAVE LIVES!”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:thefishingwire.com”BOAT RESPONSIBLY: LIFE JACKETS SAVE LIVES!”MAY 20, 2022

あなたはボートに乗るとき、ライフジャケットを着ていますよね。

船の上で着るライフジャケットは、車で言えばシートベルト、スカイダイビングで言えばパラシュート、スキューバーダイビングで言えば酸素ボンベのようなもの。

普通に考えたらそれなしでは考えられないものなのですが、人間というものは勝手なもので、事故は自分には起こらないと考える生き物なんですよね。

今回は、アメリカのウィスコンシン州で5/21~27日に行われた全国ボート安全週間の記事をもとに、ボートでのバス釣りにおけるボート乗りの責任=ライフジャケットの着用について再確認したいと思います。

最後にやや衝撃的な映像を添付していますので、閲覧に注意してください。

記事はアメリカの釣り専門ウェブ新聞「The fishing wire」の記事で、リンク先から確認することができます。

ボート乗りの責任:ライフジャケットは命を救います

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
It is human nature to think drowning can’t happen to you. Most people who drown in boating accidents know how to swim but become incapacitated in the water such as being injured or unconscious, exhausted or weighed down by clothing. So far this year, four people have died in boating incidents, and another 25 people died in 2021. Operator inexperience, inattention, recklessness and speeding are the four leading causes of tragic watercraft crashes, and the leading cause of death is drowning. Boating is a big part of Wisconsin’s culture and summer fun. With that comes the responsibility of making sure to operate your boat in a safe and responsible manner. Part of that is ensuring there are enough life jackets on board for everyone. Nationally, 80% of all boating related fatalities are the direct result of drowning. Something as simple as wearing your life jacket can significantly mitigate that risk and prevent a fun summer outing from becoming a tragedy. “Safety is an important part of water fun,” said Lt. Darren Kuhn, DNR Boating Law Administrator. “Wisconsin rivers and lakes can be relaxing and family-friendly places to spend a summer day when you put safety first and respect the water.” The department does not track all drownings – only those fatalities linked to the use of a recreational activity item, such as a boat, kayak or canoe. Boating incident reports to date for 2022 and previous years are available online here. Statistics show boaters who wear life jackets and take boater safety courses are most likely to stay safe on Wisconsin waters. New life jackets are much more comfortable, lightweight and stylish than the bulky orange style most boaters know. There are innovative options, such as inflatable life jackets, allowing mobility and flexibility for activities like boating, fishing, paddling or hunting and are much cooler in the warmer weather. Follow the basic safety tips below and enjoy Wisconsin’s open waters with family and friends.

溺死なんて自分には起こり得ない。と考えるのは人間の本性です。ボートの事故で溺死する人の多くは、泳ぎ方は知っていても、怪我をしたり、意識が飛んだり、疲れ果て力尽きたり、衣服で自由が利かなくなるなど、水中では無力になってしまっています。

今年のこれまでのところ、ボートの事故では4人が死亡しており、2021年には25人が死亡しています。悲劇的な船舶事故の主な原因は、運転手の経験不足、不注意、無謀、スピードの出し過ぎの4つであり、主な死因は溺死です。

ボートを使った遊びはウィスコンシン州の文化であり、夏の楽しみです。しかしそれに伴って、安全で責任ある方法でボートを運転する責任があります。その一環として、すべての人に救命胴衣(ライフジャケット)があることを確認してください。

全国的に、ボート事故関連の死者の80%の直接の死因は溺死です。ライフジャケットを着るといった簡単なことで、そのリスクを大幅に軽減し、楽しい夏のアウトドア遊びが悲劇になるのを防ぐことができます。

「安全は水遊びの重要な部分です。ウィスコンシンの川や湖は、夏の休日を楽しむために水を尊重し安全を第一に考えることで、家族みんながリラックスできる場所です。」とDNRボート法管理者のダレン・クーンは言います。

先ほどの数字はすべての溺死のデータではなく、ボート、カヤック、カヌーなどのレクリエーションに関する死亡者のみで取ったデータです。 2022年以前のこれまでのボート事件の報告は、ここからオンラインで見ることができます

統計によると、ライフジャケットを着用し、ボートの安全コースを受講した人は、ウィスコンシンの水上で安全を維持する可能性が最も高いとされています。近年発売されているライフジャケットは、多くのボート乗りがイメージするような分厚いオレンジ色のものよりもはるかに快適で、軽量で、スタイリッシュです。インフレータブル(自動膨張式=水に落ちると自動的に膨らむ)ライフジャケットもあり、ボート、釣り、パドリング、ハンティングなどのアクティビティに機動性と柔軟性をもたらし、暑い地方でもより涼しく着用できます。

次の基本的な安全のヒントに従って、家族や友人とウィスコンシンの水遊びを楽しんでください。

水上の安全について

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
Sign up now to take an online boater education course. Always wear a properly fitted life jacket that has a snug fit and is fastened when you’re on or near the water. Life jackets will keep you on top of the water if you walk off an unexpected drop-off, or a wave or current overpowers you or you fall out of a boat. Enjoy the waters sober and know your limits. Alcohol blurs a person’s judgment, reaction time and abilities. River shorelines and sandbars pose unseen dangers. Higher, fast-moving water can tax an individual’s boating, paddling and swimming skills. Keep an eye on the weather and let someone know where you are going. Be ready for the unexpected and always wear your life jacket. More boating safety tips are available on the DNR website.
  • ここにサインアップして、オンラインでのボート遊び教育コースを受講してください。
  • 水上または水辺の近くでは、ぴったりとフィットして固定でき、適切なライフジャケットを常に着用してください。 波や流れなど、予期せぬ事態で転覆したりボートから落ちたりした場合、ライフジャケットはあなたを水面上に保ちます。
  • 自分の限界を謙虚に認めて、水遊びを楽しんでください。 またアルコールは、人間の判断力、反応時間、身体能力を鈍らせます。
  • 川岸や砂州(中州やサンドバー)は目に見えない危険をもたらします。 流れの速い水ほど、人のボート、パドリング、泳ぎのスキルを無効にする可能性があります。
  • 天気をよく見て、あなたがどこに行くのかを誰かに知らせておいてください。
  • 予期せぬ事態に備え、常にライフジャケットを着用してください。

フロリダ大学バスチームの事故映像

この映像は、アメリカのフロリダ大学のバス釣りチームのボート事故の様子です。

動画の説明欄によると、これは約1時間走ったのち、ボートから飛び出してしまう様子です。時速91km。これは無謀運転ではなくステアリングシステムの部品の故障が原因だったようですが、幸いにも2人の若者にケガはなかったそうです。

ライフジャケットを着ることとキルスイッチの重要性が改めて分かりますね。

繰り返しますが、これはバスボートが危険だという意味ではなく、ライフジャケットとキルスイッチの着用が重要だという意味ですからね。

水は、釣りを含め正しく付き合えば最高の遊び相手になると思いますが、一歩間違えれば命に直結する遊びであることを再確認しましょう。

他人の見た目を優先せず、自分や家族や友達の命を優先しましょう。

誰かがやってないから自分もやらないのではなく、誰がやってなくとも自分たちはやりましょう。

そういうことが当たり前のようにできる人が、本当にカッコいい人ですよね。

私が言うのもおかしな話ですが、ライフジャケットを常に着用することが当たり前だと気にもしていない方々には本当にありがたいと思っています。ありがとうございます!

そして、このような説教くさい記事でも最後まで読んでいただいたあなたにも、本当にありがとうございます!

それでは、次は楽しいバス釣りの記事でお会いしましょう!