新しいテクニックに挑戦すること

2021年1月12日

新しいテクニックに挑戦すること
Photo by lurenet.com

バスアングラーがいくつものテクニックを使いこなすのはやはり、いろんなシチュエーションでバスを釣りたいからです。もしかしたらもう新しいテクニックなんて必要ないと考える方もいるかもしれませんが、本当にそれでいいのでしょうか。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Booyah: Master New Skills This Winter”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:lurenet.com ”Booyah: Master New Skills This Winter” Jan 18, 2017

みなさんはいくつ、バスを釣る方法を身に付けてらっしゃいますでしょうか?

クランクベイトのただ巻きやストップアンドゴー、ジャークベイトのロングポーズ、ノーシンカーワームのトゥイッチ、虫ルアーの放置…などなど、バス釣りには数えきれないほどの釣り方やテクニックがありますね。

おそらく、地球上のすべてのバス釣りテクニックをマスターしているという方はいないでしょう。

逆に、まったくひとつのことでしかバス釣りをしていないという方もいないと思います。

ほぼすべてのアングラーさんが、少なくとも2つ以上のテクニックをもっていて、それらを使い分けて、バスを釣っていることかと思います。

そこで思い出していただきたいのは、あなたがひとつのテクニックで釣りをしていないのはなぜか、言い換えると、なぜ、新しい使えるテクニックを増やしたのか?ということです。

ただ単純に好きなプロアングラーがYoutubeでやっていた釣りを自分もマスターしたくてやっているということもあるでしょう。

または今やってる釣りに飽きちゃったから、かもしれませんね…。

しかしほとんどの場合、「もっとバスを釣りたいから」ではないでしょうか。

もっと言うと「いつでも、どこでも、どんな場面でもバスを釣りたいから」だと思います。

そしてそれは、何かの場面で釣ることができなかった、新しい場所で釣りをしたらいつもの釣りが通用しなかった、夏は釣れたのに秋には釣れなかった、といった、失敗や悔しい気持ちがそうさせているのだと思います。

つまり、自分の力量不足を認めた時です。

好きな趣味の世界にいる時の自分というのは常にポジティブなものですが、時にこういったネガティブな感情があってこそ、練習や鍛錬を重ね、次のときにまたポジティブな気持ちで取り組むことができるというものですよね。

さて、この冬という季節、寒いのが苦手という方も多いことから、冬のバス釣りテクニックの開発に取り組めていないという方が多くなります。

そういった方のために、冬に新しいテクニックをマスターした方の話をおすすめしてみたいと思います。

この記事は、アメリカのルアー通販専門店「LURE NET」のブログ記事で、アメリカのルアーメーカーBooyah(ブーヤー)のアンバサダーでもありトーナメンターアングラーのジョッシュ・ジェッタ―氏が、冬のバイブレーションの釣りを身につけた時のお話です。

彼の冬の挑戦をちょっと見てみましょう。

 気になるところだけ読んでもOKです 

この冬、マスターしたテクニック

引用文(タップすると開きます)
“I know people who use them,” he said, “but I just hadn’t fished lipless cranks that much. Plus, they’re designed to trigger reaction strikes; just what you want for bass in cold water.” With the next tournament season still on the horizon, Jetter has had time to experiment with the Booyah One Knocker — first, by watching the lure after casting it into a swimming pool. “I loved how it just shimmered as it fell through the water; and the unique ‘thump’ from its single tungsten rattle.” The next step was to take the lure to a local pond where he fished from the bank. “Pretty soon my son and I started catching fish wherever we found hydrilla.” The key, he explained was to give the One Knocker a quick, hard snap when it touched the vegetation, then immediately let it fall again. Bass would crash the lure as soon as it started to sink. “They were complete and total reaction strikes,” he said. From there Jetter moved to the lake where the lure’s ½-ounce, 2½-inch Rayburn Red version evolved into his go-to lure. “I’ve been fishing it in water temp ranging from 42 to 52 degrees and just smashing them; the warmer the water, the better,” he said. “I find patches of hydrilla or grass with the Lowrance, position the boat about 15 yards from the edge and cast into the bed. Where there are green weeds, bass are there, too.” Most often the best approach, he explained, is to let the lure flutter to bottom, reeling up until he feels the lure snag slightly, imparting a sharp, aggressive snap and immediately letting it fall again. The yo-yo retrieve continues until the lure exits the vegetation — or a bass attacks. “They almost always hit just as the starts to drop,” he said; “and sometimes as it settles after the cast.” When bass don’t react to the high-energy tactic, though, Jetter can usually get them to take a swimming retrieve where the rattle bait just skims the weed tops. “The bass are averaging 4 pounds,” he said, “and I’ve been pretty impressed so far.” OK, maybe you already have mad skills with a rattle bait. But if you make an honest assessment, you’re bound to find a weakness or two in your fishing program. The best way to overcome a weakness is to make a plan and attack it head-on. Just like Jetter does.

「バイブレーションを冬にみんなが投げているのは知ってました。でも、低水温で有効となるリアクションバイトを取るように設計されたバイブレーションというのを、私はこれまでやってこなかったんです。」

次のトーナメントシーズンがまでまだ時間があったため、ジェッターはブーヤー・ワンノッカーを試してみることにしました。まず、ルアーをプールに投げ込れて観察してみました。 「水中を落ちていくときのシミーアクション、そして、タングステンのシングルラトル独特の「ゴツン」という手ごたえがとても気に入りました。」

次に、近所の池にそのルアーを持って行き、オカッパリの釣りをしてみました。 「私と息子は、カナダ藻を発見したエリアですぐにバスを釣りました。」重要なのは、ワンノッカーがウィードに触れたときにすばやくジャークし、すぐにフォールさせることだと彼は説明しました。バスはフォールをし始めのところで食ってきました。 「あれは完全にリアクションバイトですね。」と彼は言いました。

そこからジェッターは湖に移動し、そこでワンノッカー60の½ozレイバーンレッドカラーが彼の1軍ルアーに昇格したのです。

「私は水温5.5℃から11℃まででたくさん釣ってきましたが、水温は高い方が良いですね。魚探でカナダ藻のパッチを見つけ、ボートをウィードエッジから約15メートルの位置につけて、ウィードベッドに向かってキャストします。冬でもウィードが緑色のところには、バスもいます。」

ほとんどの場合、ベストなアプローチは、ルアーをボトムまでシミーフォールさせ、ルアーがわずかにウィードに引っ掛かるのを感じるまでリーリングしたところで鋭くジャークして外し、すぐにフォールさせることです。このヨーヨーイングというリトリーブは、ルアーがウィードエリアから外れるまで、またはバスが食ってくるまで繰り返します。 「バスはほとんどの場合、フォールの初めに食ってきますが、時々キャスト後のファーストフォールで食います。」

しかし、バスがこのやり方で食ってこない時、ジェッターは通常、バイブレーションがウィードトップをかすめるように泳がせています。 「食ってくるバスは平均4ポンド(約1.8キロ)なんです。これはかなりやばいでしょ。」

さて、あなたはすでにバイブレーションの釣りをマスターしているのかもしれません。しかしこれはたとえばの話で、正直に自分の釣りを見たとき、自分の釣りに1つか2つくらいは弱点もあるはずです。弱点を克服する最善の方法は、計画を立てて苦手なものに正面から取り組むことです。そう、ジェッターと同じように。

新しいテクニックに挑戦すること
Photo by lurenet.com

これはちょこっと、厄介な問題なんですよね。

意外と誰でも一度はあるのではないかと(勝手に)思うのですが、「もう新しいルアーやテクニックはやんなくてもいいかな」と考えたことって、ありませんでしょうか。

なんとなく自分のスタイルが確立して、狙った釣り方である程度バスが釣れるようになってきたタイミングで、私はこんなことを考えたことがありました。

結果としてはすぐに新しい釣り方を覚えたくなってその考えは改めたのですが、なんていうのでしょう、自分の殻に閉じこもるといいますか、ぬるま湯に浸かるというんですかね?

別にそれはそれでその後のバス釣り人生がつまらなくなるわけではないと思うんです。

しかし、自分がいまだに釣り人として成長したいと願っていることを考えると、あのときあの考えが変わってよかったなと思います。

これは別に新しいもの好きになれということではなく、ただ単に自分の中の新しいルアー、未体験なこと、行ったことの無い場所へチャレンジするということで、結果としていままでの自分が持っていたテクニックにも磨きがかかり、新しいことも身に着くのではないか、ということです。

冬という季節はすべてがスローな世界ですので、新しいことが身に着くペースも遅くなるとは思います。

これは冬に新しいことをマスターしたという内容の記事ですし、冬に有効なテクニックの紹介でもありますが、肝心なのは、季節に関わらず、自分と素直に向き合い、自分の弱点を正面から見つめるということではないでしょうか。

これは年を取るにしたがってなかなかできないことになります。

私もみんながやっていることはあまりやりたくないという天邪鬼っぽいところがありますので(笑)、もっと自分に素直になりたいと思います。

でも、それ以前に失敗や悔しい思いをいっぱいしているので、やるべきことが山積みなんですけどね(笑)

当分私の向上心が衰えることがなさそうで良かったと思います。

みなさんもきっと、そうなのでしょう(笑)?

すみません失礼なことを言って!

それではまた。

毎度ありがとうございます!