新しいテクニックに挑戦すること

バスアングラーがいくつものテクニックを使いこなすのはやはり、いろんなシチュエーションでバスを釣りたいからです。もしかしたらもう新しいテクニックなんて必要ないと考える方もいるかもしれませんが、本当にそれでいいのでしょうか。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Booyah: Master New Skills This Winter”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:lurenet.com ”Booyah: Master New Skills This Winter” Jan 18, 2017
みなさんはいくつ、バスを釣る方法を身に付けてらっしゃいますでしょうか?
クランクベイトのただ巻きやストップアンドゴー、ジャークベイトのロングポーズ、ノーシンカーワームのトゥイッチ、虫ルアーの放置…などなど、バス釣りには数えきれないほどの釣り方やテクニックがありますね。
おそらく、地球上のすべてのバス釣りテクニックをマスターしているという方はいないでしょう。
逆に、まったくひとつのことでしかバス釣りをしていないという方もいないと思います。
ほぼすべてのアングラーさんが、少なくとも2つ以上のテクニックをもっていて、それらを使い分けて、バスを釣っていることかと思います。
そこで思い出していただきたいのは、あなたがひとつのテクニックで釣りをしていないのはなぜか、言い換えると、なぜ、新しい使えるテクニックを増やしたのか?ということです。
ただ単純に好きなプロアングラーがYoutubeでやっていた釣りを自分もマスターしたくてやっているということもあるでしょう。
または今やってる釣りに飽きちゃったから、かもしれませんね…。
しかしほとんどの場合、「もっとバスを釣りたいから」ではないでしょうか。
もっと言うと「いつでも、どこでも、どんな場面でもバスを釣りたいから」だと思います。
そしてそれは、何かの場面で釣ることができなかった、新しい場所で釣りをしたらいつもの釣りが通用しなかった、夏は釣れたのに秋には釣れなかった、といった、失敗や悔しい気持ちがそうさせているのだと思います。
つまり、自分の力量不足を認めた時です。
好きな趣味の世界にいる時の自分というのは常にポジティブなものですが、時にこういったネガティブな感情があってこそ、練習や鍛錬を重ね、次のときにまたポジティブな気持ちで取り組むことができるというものですよね。
さて、この冬という季節、寒いのが苦手という方も多いことから、冬のバス釣りテクニックの開発に取り組めていないという方が多くなります。
そういった方のために、冬に新しいテクニックをマスターした方の話をおすすめしてみたいと思います。
この記事は、アメリカのルアー通販専門店「LURE NET」のブログ記事で、アメリカのルアーメーカーBooyah(ブーヤー)のアンバサダーでもありトーナメンターアングラーのジョッシュ・ジェッタ―氏が、冬のバイブレーションの釣りを身につけた時のお話です。
彼の冬の挑戦をちょっと見てみましょう。
この冬、マスターしたテクニック
「バイブレーションを冬にみんなが投げているのは知ってました。でも、低水温で有効となるリアクションバイトを取るように設計されたバイブレーションというのを、私はこれまでやってこなかったんです。」
次のトーナメントシーズンがまでまだ時間があったため、ジェッターはブーヤー・ワンノッカーを試してみることにしました。まず、ルアーをプールに投げ込れて観察してみました。 「水中を落ちていくときのシミーアクション、そして、タングステンのシングルラトル独特の「ゴツン」という手ごたえがとても気に入りました。」
次に、近所の池にそのルアーを持って行き、オカッパリの釣りをしてみました。 「私と息子は、カナダ藻を発見したエリアですぐにバスを釣りました。」重要なのは、ワンノッカーがウィードに触れたときにすばやくジャークし、すぐにフォールさせることだと彼は説明しました。バスはフォールをし始めのところで食ってきました。 「あれは完全にリアクションバイトですね。」と彼は言いました。
そこからジェッターは湖に移動し、そこでワンノッカー60の½ozレイバーンレッドカラーが彼の1軍ルアーに昇格したのです。
「私は水温5.5℃から11℃まででたくさん釣ってきましたが、水温は高い方が良いですね。魚探でカナダ藻のパッチを見つけ、ボートをウィードエッジから約15メートルの位置につけて、ウィードベッドに向かってキャストします。冬でもウィードが緑色のところには、バスもいます。」
ほとんどの場合、ベストなアプローチは、ルアーをボトムまでシミーフォールさせ、ルアーがわずかにウィードに引っ掛かるのを感じるまでリーリングしたところで鋭くジャークして外し、すぐにフォールさせることです。このヨーヨーイングというリトリーブは、ルアーがウィードエリアから外れるまで、またはバスが食ってくるまで繰り返します。 「バスはほとんどの場合、フォールの初めに食ってきますが、時々キャスト後のファーストフォールで食います。」
しかし、バスがこのやり方で食ってこない時、ジェッターは通常、バイブレーションがウィードトップをかすめるように泳がせています。 「食ってくるバスは平均4ポンド(約1.8キロ)なんです。これはかなりやばいでしょ。」
さて、あなたはすでにバイブレーションの釣りをマスターしているのかもしれません。しかしこれはたとえばの話で、正直に自分の釣りを見たとき、自分の釣りに1つか2つくらいは弱点もあるはずです。弱点を克服する最善の方法は、計画を立てて苦手なものに正面から取り組むことです。そう、ジェッターと同じように。

これはちょこっと、厄介な問題なんですよね。
意外と誰でも一度はあるのではないかと(勝手に)思うのですが、「もう新しいルアーやテクニックはやんなくてもいいかな」と考えたことって、ありませんでしょうか。
なんとなく自分のスタイルが確立して、狙った釣り方である程度バスが釣れるようになってきたタイミングで、私はこんなことを考えたことがありました。
結果としてはすぐに新しい釣り方を覚えたくなってその考えは改めたのですが、なんていうのでしょう、自分の殻に閉じこもるといいますか、ぬるま湯に浸かるというんですかね?
別にそれはそれでその後のバス釣り人生がつまらなくなるわけではないと思うんです。
しかし、自分がいまだに釣り人として成長したいと願っていることを考えると、あのときあの考えが変わってよかったなと思います。
これは別に新しいもの好きになれということではなく、ただ単に自分の中の新しいルアー、未体験なこと、行ったことの無い場所へチャレンジするということで、結果としていままでの自分が持っていたテクニックにも磨きがかかり、新しいことも身に着くのではないか、ということです。
冬という季節はすべてがスローな世界ですので、新しいことが身に着くペースも遅くなるとは思います。
これは冬に新しいことをマスターしたという内容の記事ですし、冬に有効なテクニックの紹介でもありますが、肝心なのは、季節に関わらず、自分と素直に向き合い、自分の弱点を正面から見つめるということではないでしょうか。
これは年を取るにしたがってなかなかできないことになります。
私もみんながやっていることはあまりやりたくないという天邪鬼っぽいところがありますので(笑)、もっと自分に素直になりたいと思います。
でも、それ以前に失敗や悔しい思いをいっぱいしているので、やるべきことが山積みなんですけどね(笑)
当分私の向上心が衰えることがなさそうで良かったと思います。
みなさんもきっと、そうなのでしょう(笑)?
すみません失礼なことを言って!
それではまた。
毎度ありがとうございます!