【バス釣り初心者向け】寒い季節のバス釣り

寒い季節のバス釣り
Photo by bassmaster.com

バス釣りの楽しいところのひとつは、自分で動かしたルアーにバスが食いつくところだと思います。しかし寒い季節になるとバスがあまり活発でなくなるので、なかなかうまくいかなくなります。寒い季節のバス釣りは、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Cold water fishing tactics”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassmaster.com”Cold water fishing tactics”by Mark Menendez|March 6, 2023

みなさんは寒い季節でもバス釣りを楽しんでいますでしょうか。

バス釣りの楽しさでもっとも基本的な部分は何かといえば、これは私の意見ですが、「自分で動かしたルアーに魚が食いつく」という部分です。

これが私の根本にありまして、これをさらに広げると「自分が選んだ場所で」「自分が覚えた知識を使って」という感じになっていって、もう何をやっても楽しくなっていくんですよね(笑)

しかし、それはバスという魚が活発に動いている季節だからこそです。

冬から春にかけては、通常は代謝が落ち、バスの活性が下がるため、バス釣りに向いている季節ではありません。

そんな状況でバスを釣るというのは難しいのではないかと考えてしまうのですが、冬だからといってバスも何も食べないというわけにはいきません。

チャンスはあるはずなんです。

では、寒い季節にするバス釣りでは、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。

この記事は、アメリカバスマスター公式サイトのコラム記事で、エリートプロのマーク・メネンデズ氏が、寒い季節のバス釣りについて解説してくれています。

寒い季節には、寒い季節の釣りがあります。

ぜひ最後まで読んで、他の季節との違いを知りましょう。

 気になるところだけ読んでもOKです 

寒い季節のバス釣り戦略

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
I know it’s getting closer to spring and in some areas of the country the weather is getting warmer. For example, we just left Lake Okeechobee where we saw daytime highs in the 80s. But for the most part, a lot of the country is still in late winter mode, which means many of you are dealing with cold water. Cold water fishing is a unique situation that requires a little thought as to what you’re doing, how you’re going to prepare yourself for it and what your thought process is going to be when it comes to attacking the day. Let’s start with preparing yourself and your clothing. Obviously, trying to stay warm is important because you can’t concentrate if you’re thinking about being uncomfortable. I’m fortunate that my feet rarely get cold, but wearing warm socks and footwear will help you stay comfortable. I wear my regular clothes with an AFTCO Pufferfish jacket as my top layer, and then I wear my AFTCO Hydronaut suit which seems to keep me warm enough on the majority of my days on the water. I’ll put on a Solido 2 Sun Mask on my face and then wear a pair of AFTCO Solago gloves to round out my warmth layers. But I don’t stop there when it comes to safety. I try to go fishing with someone else, and if I can’t, I let my family know what area of the lake I’m going to be in just in case I go swimming unintentionally. On top of that, I always carry an extra set of clothes in the wintertime. That way if I do get wet, I can put on a whole new set of warm and dry clothes. Onto the fishing — cold water is relative to your area. Cold to one area could be in the forties, but could it be more or less. It all depends on where you live. What I do know is that bass can be predictable no matter where they live, and they have tendencies. Those tendencies tell me that there will be little periods when we are more likely to get bites than other times during the day. The first time that I usually see some good bites is first thing when the sun comes up. I think bass struggle to feed at night, and when the light hits the water, they can see better. It makes them a little more susceptible to being caught. The next one is midday somewhere between noon and two o’clock after the sun’s been on the water all morning. Finally, the last hour of the evening again, almost like they are preparing for a long night. Those are the times that I need to be on top of my game, when I’m most likely to catch the biggest fish of the day. My favorite techniques for cold weather involve a jerkbait, spinnerbait, and a big jig. I prefer a Strike King KVD 300 Deep jerkbait, and my favorite color is Summer Sexy Shad this time of year. I will always have a 1/2-ounce Hack Attack Spinnerbait tied on, but I will change out the main blade to a larger size. And finally, a 1/2-ounce Hack Attack jig, I leave the skirt full and pair it with a full Strike King Rodent as a trailer. The reason for this jig combo is I want a lot of presence without too much action. I’m going to fish all of these slowly in order to match the mood of the environment. My primary objective with the jerkbait is to use softer twitches and to try to figure out how long to pause in between. Don’t be surprised if it’s as much as a fifteen second pause between each twitch of the rod tip. I will slow roll the spinnerbait to keep a good presence in the water without making the bass have to chase too much. The same goes for the jig, slow dragging movement should draw more strikes. A couple of final tips that should help you. I like to use Fluorocarbon line, like Seaguar Invizx, because it helps me feel everything the lure is doing and quickly transmits subtle bites. One final tip — especially with the jerkbait — is to use really sticky hooks. Super sharp hooks like size 4 round bend Gamakatsu trebles will help you land fish when bites are subtle. Also make sure to sharpen your spinnerbait and jig hooks so that they penetrate effectively. Wintertime fishing may not be the most comfortable for us, but with a little preparation it can be the best time to catch the biggest bass of the year. In my experience, you don’t need to wait until spring to have success on the water.

春が近づき、全国のある地域によってはだいぶ暖かくなってきたようです。 たとえば、オキチョビ―レイクでは最高気温が早くも25℃を記録したようです。しかし、ほとんどの地域ではまだ晩冬という感じで、多くの人にとっては低水温の釣りを強いられています。

低水温期というのは、何をするべきか、どんな準備をするのか、その日のバスの活性はどんな感じかなどについて、少し考える必要がある時期です。

そこで、まずは服装の準備から始めましょう。 快適でないことには釣りに集中できないため、暖かく過ごせることが重要です。 私は足先が冷えるということはあまりないのですが、それでも暖かい靴下や靴を履くことで快適に過ごすことができます。

寒いバス釣り

私は普段着としてAFTCOのPufferfish ジャケットを着ているのですが、さらにその上からAFTCOのHydronautスーツを着ることで、かなりの寒さでもフィールドで快適に過ごすことができます。 最後にSolido 2 Sun Mask を顔に装着してから、AFTCO Solago グローブを着用して保温層を完成させます。(上写真参照)

しかし、安全に関して言えばそれだけでは不充分です。 私の場合は誰かと一緒に釣りに行くようにしていますが、それができない場合は、落水した時のことを考えて、どの湖のどのエリアにいるのかをあらかじめ家族に知らせています。 また、冬はいつも予備の服を持ち歩いています。 そうすればもし濡れた場合でも乾いた服を着ることができます。

ここからは釣りの話になります。

寒い季節といっても、それはあなたの住んでいる場所にもよります。 ある場所では気温0℃かもしれませんし、それより暖かい地域もあれば、もっと寒い地域もあります。すべてはあなたが住んでいる場所次第です。

私が知っていることと言えば、どこに住んでいようとバスの動きには傾向があり、予測可能であるということです。 その傾向とは、1日のなかで他の時間帯よりもバイトが出やすい時間帯というものがある、ということです。

私がバイトが出やすいと感じているのは、太陽が昇る朝です。 バスは夜にフィーディングするのに大変な時期ではないかと思います。光が差し込んでくると視界が良くなり、バスはフィーディングしやすくなります。 次は、晴れた日の正午から午後2時までの間です。 最後は、夜の準備の時間にあたる、夕方です。 その日の最大のバスが釣れる可能性が高くなるので、最高の状態でその時間を迎える必要があります。

【バス釣り初心者向け】寒い季節のバス釣り
KVD300ディープジャークベイト/サマーセクシーシャッドカラー

寒い季節の好きな釣りは、ジャークベイト、スピナーベイト、大きめのラバージグです。 ストライクキングのKVD300ディープジャークベイトが好きで、この季節のお気に入りの色はサマーセクシーシャッドです。

スピナーベイトは1/2ozのハックアタックスピナーベイトを使いますが、メインブレードは大きなサイズに交換します。 最後は1/2ozのハックアタックジグで、スカートはカットせず、トレーラーにストライクキング・ローデントを使います。 理由は、アクションしすぎず存在感を出したいからです。

低活性なバスに合わせて、これらはすべてスローに釣るようにします。

ジャークベイトでやるべきことは、よりソフトなトゥイッチにすることと、ポーズを何秒にするかを考えることです。15秒程度のロングポーズも恐れないでください。

スピナーベイトはスローロールで、水中での存在感を出し、バスにあまり追いかけさせないようにします。 同じことがラバージグにも言えます。ゆっくりとズル引きすることで、より多くのバイトが出るはずです。

その他のことでいえば、ラインはフロロカーボンラインを使用するということです。フロロカーボンラインは、ルアーのアクションなどが分かりやすくなる感度があり、微妙なバイトをすばやく伝えてくれます。

ジャークベイトについてのヒントは、非常に刺さりやすいフックを使うということです。がまかつトレブルのような非常に鋭いフックは、ショートバイトの時にもバスをランディングしやすくなります。スピナーベイトやラバージグのフックもまた、しっかり貫通する鋭いものを使うか、しっかり研いでください。

冬の釣りは人間にとっては試練かもしれませんが、適切な準備をすれば、一年で最大のバスが釣れる可能性があります。 私の経験では、ビッグバスを釣るのに春まで待つ必要はありません。

寒い季節のバス釣り
Photo by bassmaster.com

寒い時期にはスローに釣る必要があるというのは、どの情報を見ても書かれていたりしますので、ご存知の方は多いかと思います。

冬はバスのやる気がないというのはたしかにその通りだと思いますが、実際は寒い時期にはバスのエサとなるすべての生き物までぜんぶスローになるんですよね。

ですので、動かすルアーもゆっくり動かしたほうがマッチザベイトになり、よく釣れるということに繋がるのだと思います。

もうひとつ、非常に大事なのが、防寒の装備です。

アメリカのトッププロのマークメネンデズでさえ、快適でなければ集中できず、バスは釣れないというのですから、これは間違いありません。

まず最初に防寒について解説していましたからね。

どんな場所で、どんなタックルを揃えて、どんなルアーを使えばいいかという問題は重要ですが、まずは防寒着をしっかり揃えるというのがプロの意見ということです。

もし寒い時期にバスを釣りたいけど、ちゃんとした防寒着を持っていないという方は、この機会に揃えてみてはいかがでしょうか。

私もぜひおすすめしたいと思います。

冬でも寒くないというのは、釣り人として最強の気分ですからね!釣れる気しかしないんです!

それではまた。

毎度ありがとうございます!