真冬のボーナスバス!?

2021年1月13日

真冬のボーナスバス!?

冬はバスのバイトが減ってしまうはずなのですが、SNSのタイムラインを見る限り、でっかいバスが相変わらず釣れているようです。冬であっても場所とタイミングを見定めれば、少ないチャンスをモノにできるということですよね。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Bonus Bass”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:lurenet.com ”Bonus Bass”By Jeff Samsel|Jan 27, 2020

私も含め、多くのアングラーさんが、春を待っています。

日本の冬は、バスには寒すぎるためです。

いえ、むしろ、人間に寒すぎるためです(笑)。

まあ、実際のところ、暖かい季節に比べたら寒いときにはバスのバイトは減りますから、同じ時間当たりのチャンスは減るわけで、この寒い中にわざわざ頑張る必要なないのかもしれません。

しかしSNSを見てみると、とんでもないサイズのバスがタイムラインを埋め尽くしていますよね。

バスのバイトが減ってしまうとはいえ、それがすべてではなく、しっかり場所と時間を見定めることができれば、あのような見事なバスを釣ることができるということです。

もちろん、南北に長いこの日本という国では、その冬のバスが釣れる場所やタイミングはまったく異なると思います。

温暖な地域ではいまだに晩秋のような流れのままのこともあれば、東北地方などでは、氷に穴を開けてバスを釣っている方もいるほどですからね。

いずれにしても、バイトチャンスが少ない冬であることは間違いないのですが、先ほどのように場所とタイミングを見定めることで、SNSで良く見かけるあの見事なバスを仕留めることがより確実なものにできるはずです。

まさに、冬のビッグボーナスと呼べるようなビッグバスですが、どのようなタイミングを待てばいいのでしょうか。

この記事は、アメリカのルアー通販専門店「LURE NET」のブログ記事で、冬のバスを釣るタイミングや場所について解説されています。

少ないチャンスをモノにできるよう、ぜひ覚えていきましょう。

 気になるところだけ読んでもOKです 

真冬のボーナスバス

引用文(タップすると開きます)
In most places, though, when more days than not remain winterlike – but the cold snaps are broken by strings of sunny, warm days – the fish start hanging out in areas where shallow and deep water are close to each other. Prime areas are ledges at the edges of spawning flats and prominent points that connect shallow spawning areas with creek or river channels. The fish suspend over the deeper water much of the time, but then move up onto the flats to feed during warming periods. Heavy rain that is warmer than the average water temperature can also cause fish to move up into heads of creeks and backs of coves with significant drains, especially if the warmer inflow adds a bit of stain to the water. Because of the influence of sunlight, afternoons tend to be better than mornings, with the best action often occurring atop flats or over points that get a lot of sun exposure. All else equal, stained water warms faster than clear water, and waters close to rip rap banks get extra warming in the afternoon as the sun bakes the rocks. Windows of spring-like fishing typically occur earlier in the year in ponds and small lakes than in larger bodies of water simply because the warming happens faster in smaller waters. Because fish move shallow, this provides great opportunities for shoreline fishing in parks and around small municipal lakes or neighborhood ponds. These bass have feeding in mind, so horizontal presentations with lures that suggest natural forage tend to work best. Excellent options include Rebel Wee-Crawfish, Bluegills and Tracdown Minnows. Crawfish work wonderfully along the edges of developing weedbeds and near rocks, both areas where real craws tend to be plentiful. Bluegills are great for working flats and do well deflecting off cover such as stumps or tree branches. Tracdown Minnows allow for slow presentations that even include pauses, which can be important some early-season days. Of course, the most important thing is to simply get out there when conditions get right with a realization bass could be shallower and more inclined to feed than you might expect. You can’t make spring come any sooner, but if you can sneak in some spring-like fishing action, that’s a pretty good step in the right direction.
真冬のボーナスバス!?
Photo by Lurenet.com

ほとんどの場所で、冬らしい寒い日が続いた後には、晴れて暖かい日が続くもので、こんな時バスはディープを離れ、近くのシャローをウロウロしています。具体的な場所としては、スポーニングフラットのエッジにある急なブレイク、またはシャローのスポーニングエリアとリバーチャンネルやクリークチャンネルが隣接する岬です。

バスは多くの場合、ディープゾーンでサスペンドしていますが、暖かい日が来るとその期間中にフィーディングのためにフラットへ移動します。また水温よりも暖かい大雨が降り、さらにその暖かい流れ込みに少しの濁りがある場合、バスたちはワンドの奥にある流れ込みやクリークの流れ込みに集中する可能性があります。

日光の影響により、午後のほうが朝よりも良い傾向があり、多くの場合に最高となるのは、日当たりのいいフラット、または岬となります。その他の条件としては、濁りがある水はクリアウォーターよりも早く温まり、リップラップバンクに接している水は太陽が当たることで岩の温度を上げるため、午後になるにつれてさらに温かくなります。

小春日和による釣りのチャンスは通常、大きなフィールドよりも池や小さな湖のようなフィールドの方が早く訪れます。これは、小さなフィールドの方が早く温まりやすいためです。バスがシャローへ移動するということは、公園にある小さな湖や近隣のため池でのオカッパリの釣りに絶好のチャンスとなります。

シャローへ移動したバスというのはフィーディングのことが頭にあるため、ナチュラル系のルアーを使った横方向の釣りが最も効果的です。たとえば、レーベル・ウィークロウフィッシュ、ブルーギル(フラットサイドクランク)、トラックダウンミノーなどがあります。クロー系ルアーは、本物のザリガニがたくさんいる可能性の高い、ウィードエッジや岩場で効果的です。ブルーギル(フラットサイドクランク)はフラットエリアでの釣りに最適で、スタンプや木の枝などのカバーをうまくかわすことができます。 トラックダウンミノーは、ポーズを入れて行くことでスローなプレゼンテーションを可能にします。これは、早春よりに重要になる可能性があります。

なにより重要なことは、バスがシャローに上がって、フィーディングするのではないかと予測したら、そのタイミングで自分がそこへ出掛けることです。あなたが春が来るのを早めることはできませんが、春のような釣りをすることができれば、それは正しい方向へのはじめの一歩となるはずです。

真冬のボーナスバス!?

非常に簡単にまとめられていますが、寒い冬に長時間の釣りをしないためには、ピンポイントで「ここだ」という条件だけを釣るのもいいのかもしれません。

簡単にまとめると

  • 暖かい日が数日続いている時
  • 午後
  • 日当たりのいいフラットまたは岬
  • 濁り
  • 暖かい大雨の後の流れ込み
  • リップラップ
  • 横方向に動くナチュラル系ルアー

こんな感じでしょうか。

そして何より重要なのが、「いまだ!」と思ったタイミングで釣りに出かけるということ!

たしかに、思った通りに釣りに出かけるスケジュールが組める方は多くないとは思うのですが、休みの日に「今日はいい気がする」と感じたら、実際は寒くても思い切って出かけてみることなのだと思います。

実際、デカいバスをSNSにアップしている方も「寒い中頑張った!」というコメントが添えられていることが多いです。

寒い中やった努力に見合った結果を勝ち取ったと言ってもいいでしょう。本当に尊敬に値します。

ということで私も、防寒の準備・対策をしっかり取って、いいタイミングを狙って冬のビッグボーナスを取りに行ってみるとしましょう。

それではまた。

毎度ありがとうございます!