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3月の見落としがちなバス釣りテクニック:スパイベイト

3月の見落としがちなバス釣りテクニック:スパイベイト
Photo by wmky.org

スパイベイトというルアー・ジャンルは数年前にプチブレイクしたものですが、あまり受け入れられていない印象があります。しかし、低水温・ナーバスな状態の3月のプリスポーンバスにはぴったりのルアーです。「釣らず嫌い」で使ったことがない方は、ぜひ読んでみてください。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Kentucky Afield Outdoors: Spybait technique is an overlooked option for March fishing”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:wmky.org ”Kentucky Afield Outdoors: Spybait technique is an overlooked option for March fishing”By PAUL HITCHCOCK • MAR 2, 2020

毎年毎年、バス釣り業界には新しい風が吹き、新しいブームが巻き起こります。

新しいルアーやテクニックが生まれると、すぐにそれに合ったロッドやリールまで出てきたりするので、ついていくのもなかなか大変ですよね。

つい数年前に買ったルアーがもういつも持ち歩くタックルボックスに入っていないなんてことはあると思いますが、2~3年前のロッドがもう部屋の片隅に立てかけられっぱなしなんていう方もいらっしゃるのでしょうか。うーん。

たしかに、新しいルアーやテクニックが開発されるということは、バスが釣れることを発見するわけですから、それが巨大なブームになることは普通のことだと思いますし良いことなのですが、数年前に起きたことがもう釣れなくなるということを意味するわけではありませんよね。

今回のテーマであります「スパイベイト」は、数年前にアメリカで大ブームが起き、日本でもまあまあ流行ったかな…という感じだったのですが、今やアメリカでもすっかり落ち着いています。

このジャンルの最大の難点は「ノー感じな釣り」というところでしょうか。

アングラー側に操作感が伝わってこない釣りなので、集中力が続かないということをよく耳にしましたが、それがそのままブームを終わらせてしまった感があります。

しかし、それから数年後の今、スパイベイトどころではないくらいのノー感じな釣りでも当たり前に使えるアングラーさんが増えてきていますよね。

これは個人的な意見になりますが、スパイベイトというジャンルは日本でもかなり有効な釣りで、今でもよく釣れる釣り方だと思います。

実際は「釣らず嫌い」の方も多いような気がしますので、ここでスパイベイトが有効となる釣りをあらためて紹介できればと思います。

この記事は、アメリカのケンタッキー州を中心とした教養からエンターテイメントを扱うラジオ局「モアヘッドステイトパブリックラジオ(MSPR)」の公式HPのコラム記事で、晩冬から3月のスパイベイトのバス釣りについて紹介してくれています。

スパイベイトは低水温やプレッシャーのかかったバスに強く、広く探れるルアーであることを思い出してください。

そう、プリスポーンのバスにはぴったりなんです。

ぜひ読んでみましょう。

スパイベイトが有効な3月の釣り方

引用文(タップすると開きます)
“When bass are suspended, a spybait gives a great chance to catch them,” said Chad Miles, host of the Kentucky Afield television show and an early adopter of the spybait technique. “At this time of year, after the sunlight gets on the water, fish will move out and suspend and get really hard to catch. They may be 10-15 feet deep, but suspended over 30 feet of water. That is a great time to throw the spybait.” The spybait is an import from Japan and designed with exquisite detail and subtle movement to fool the highly pressured largemouth bass in that country. The term spybait means “silent capture” in Japan. The lure resembles a diminutive version of the old Devil’s Horse topwater lure with a propeller on each end. Most spybaits are just over three inches long and feature finely tuned propellers and incredibly detailed life-like paint schemes. They weigh from 3/16- to 9/16 ounce and are designed to slowly sink and wobble down to a desired depth. The subtle nature of the spybait makes it a deadly lure for late winter through spring. In reservoirs, shad and alewives in those lakes that have them are going through a difficult period of the year as the year grinds into March. The coldest water temperatures of the year send these baitfish species into thermal stress. Some twitch and fight for life in water this cold, sending a signal to predator fish, such as smallmouth bass, to make these struggling, easier to capture baitfish their next meal. The spybait makes a perfect lure for late winter smallmouth bass in Kentucky’s world-class smallmouth reservoirs, such as Lake Cumberland, Laurel River Lake and Dale Hollow Lake. The lure also works in the smaller highland lakes east of I-75 that hold good populations of smallmouth or spotted bass. Check the annual Fishing Forecast to find some of these waters to fish. Miles uses the electronics on his boat to find schools of baitfish when fishing in winter. He then usually fishes near these schools, regardless of lure used, in the cold months. Note the depth of the baitfish schools and cast the spybait near them. Allow the lure to sink to that depth by counting it down and then slowly retrieve it. Watch your line intently while it sinks as bass often strike a spybait on the fall. The internal weighting of a spybait gives it a nearly imperceptible shimmy on the retrieve, thus imitating a shad. “The spybait will stay at that depth on the retrieve,” Miles said. “Hold on tight to your rod. When a fish hits, they smack it.” Stop reeling occasionally and let the spybait slowly sink and wobble. This mimics a thermally stressed threadfin shad fighting to survive winter and often triggers strikes from smallmouth or spotted bass. Anglers without sophisticated sonar units can prospect for smallmouth or spotted bass in these lakes by casting the spybait in the middle main lake cuts or small coves and let it sink for a count of 10. Retrieve the lure slowly and pause to let the bait sink a bit. If there is no action from bass, let the lure sink to a count of 15, then retrieve again and count it down to 20 on the next cast. Move to another cut or small cove after the third cast. Winter black bass often suspend in the middle of these cuts and coves, waiting for schools of baitfish to pass by. The cuts and small coves nearest the submerged river channel make the best places to try. The same technique works when casting to main lake points or fishing above channel drops.

「バスがサスペンドしているときが、スパイベイトで釣る絶好のチャンスです。」とケンタッキー・アフィールドのテレビ番組の司会者であり、スパイベイトを早くから使っていたチャド・マイルズは言いました。 「この時期、日光が水面に当たると、バスは浮いてきてサスペンドし、釣りにくくなります。水深自体は9メートルあっても、サスペンドするのは3~4.5メートルとかそんなところです。こんな時が、スパイベイトを投げる絶好の機会です。」

スパイベイトは日本から入ってきたテクニックであり、日本のハイプレッシャーなラージマウスバスに口を使わせるための精巧な外観と繊細なアクションで設計されています。スパイベイトという用語は、日本では「暗殺者」のような意味になります。

スパイベイトは昔ながらのトップウォータールアーのデビルズホースを小さくしたような、両端にプロペラが付いたルアーです。スパイベイトの多くは8センチ前後の長さで、精巧に計算されたプロペラと、恐ろしほどリアルなカラーリングが施されています。重さは5gから16gほどで、希望するレンジまでスローなシミーフォールするように設計されています。

スパイベイトのフィネスな性質は、冬の終わりから春にかけて有効なルアーになります。リザーバーに住むベイトフィッシュ達にとって3月を迎えるということは、その前にかなり寒い厳しい時期を経験しているということです。一年で最も水温が下がるということは、ベイトフィッシュにとってもストレスになります。

晩冬のスモールマウスバスとスポッテッドバス

水温が下がり切ることでベイトフィッシュ達は死にかけ、必死に生きようと抗うそのピクピクした動きは、スモールマウスバスなどの捕食者に食べやすい状態であるという信号を送ります。スパイベイトは、カンバーランド湖、ローレルリバー湖、デールホロー湖などケンタッキー州にある世界的に有名なスモールマウスフィールドでは晩冬のスモールマウスに最適なルアーになります。

このルアーは、国道75号線より東にあるスモールマウスやスポッテッドバスが住む小さなハイランドレイクでも有効です。このあたりは現地の情報を調べてみてください。

マイルズが冬に釣りをするときは、魚探を使用してベイトフィッシュの群れを見つけます。冬はベイトフィッシュを見つけたら、使用するルアーに関係なく、その群れの周りで釣りをします。

ベイトフィッシュの群れのレンジに注意し、その近くにスパイベイトを投げます。ルアーをカウントダウンしてそのレンジまで沈め、スローリトリーブします。バスはフォール中にバイトして来ることもあるので、カントダウン中はラインを注意深く観察してください。スパイベイトの内部ウェイトにより、リトリーブ中はベイトフィッシュを模倣するためのほとんど感じられないシミーアクションが発生しています。

「スパイベイトをリトリーブすると、そのレンジをキープします。 ロッドはしっかりと握ってください。バスはロッドをひったくるようにバイトします。」

時々リトリーブをやめて、スパイベイトをスローシミーフォールさせます。これは、冬の低水温でストレスを受けているベイトフィッシュの動きを模倣し、スモールマウスバスやスポッテッドバスのバイトを誘発することがあります。

高性能な魚探をお持ちでなければ、メインレイクにある小さなワンドの真ん中でスパイベイトをキャストし、バスを見つけるためにますは10カウント沈めます。スローリトリーブし、時々止めてみてください。バスのバイトがなければ、次は15カウント沈め、再びリトリーブし、次のキャストでは20カウントダウンしてみます。 3回キャストしてもだめなら、別のワンドへ移動します。

冬のブラックバスは、ベイトフィッシュの群れが通るのを待つために、よく小さなワンドの真ん中にサスペンドしています。水中のクリークチャンネルが寄っているワンドが最適な場所です。同じやり方で、メインレイクの岬やチャンネルに落ち込むブレイクライン上で釣りをしても有効です。

早春のラージマウスバス

引用文(タップすると開きます)
The mid-depth reservoirs, such as Green River Lake, Nolin River Lake, Barren River Lake and Rough River Lake, are good places to throw a spybait in early spring. Largemouth bass are still lethargic from winter’s cold in early-to mid-March and will not chase lures. They stage in deeper water before moving into the shallows as the water warms. A spybait moving slowly nearby will draw strikes from lazy largemouth bass while they stage at this time of year. Anglers fishing Green River or Barren River lakes may pick up a chunky smallmouth bass as well. Medium-light power spinning rods from 6 feet, 8 inches long to 7 feet long designed for the drop shot technique make excellent rods for spybaiting. Japanese anglers often use 4-pound fluorocarbon line for throwing spybaits, but anglers here can get away with 6- to 8-pound test fluorocarbon line. The large outdoor retailers and bass fishing tackle websites carry spybaits. Some models cost less than $10, but most go for between $12 and $15. Make sure to fish these lures in the middle of the water column. If they contact any woody cover or snag on a craggy bottom, even a lure retriever may not save you from losing one. Colors that imitate shad makes a good choice for spybaits for Kentucky fishing. Hues of silver, blue, with wisps of chartreuse work well. Many spybaits have shad in the name of some of their lure color choices, making find the right one easy. “It is effective,” Miles said. “If you can catch them on a suspending jerkbait, you can catch them on a spybait and it doesn’t wear you out.” Tie on a spybait from now until mid-spring and use an underutilized, but deadly, technique for bass during a tough, but rewarding, time of year.

グリーンリバー湖、ノーリンリバー湖、バレンリバー湖、ラフリバー湖などの水深のあるリザーバーは、春先のスパイベイトに適したフィールドです。ラージマウスバスは、3月上旬から中旬の冬のような寒さのなかでは無気力であり、ルアーをあまり追いかけません。

彼らは水温が上がるにつれてシャローへ移動しますが、その前にはディープゾーンで待機しています。この待機中、近くをゆっくりとスパイベイトを通すことで無気力なラージマウスバスからのバイトを引き出します。グリーンリバーやバーレンリバーなどの湖で釣りをすればスモールマウスも釣れるかもしれません。

ダウンショット用に設計された長さ6フィート8インチから7フィートのミディアムライトのスピニングロッドがスパイベイトに最適なロッドになります。日本のアングラーはスパイベイトを投げるのに4ポンドのフロロカーボンラインを使うようですが、ここでは6ポンドから8ポンドのフロロでも大丈夫です。

大きなアウトドアショップやバスタックルショップや通販でスパイベイトは入手できます。1000円未満で変えるものもありますが、多くは1200円から1500円以上はします。このルアーは中層を通すルアーであるということを忘れないでください。ウッドカバーに当てたり、ハードボトムに当てて根掛かりしてしまうと、根掛かり回収機を使ったとしても取れなくなる可能性があります。

ケンタッキーでスパイベイトで釣りをするなら、ベイトフィッシュ系のカラーが適しています。シルバーやブルー系のカラーにチャートのアクセントが有効です。スパイベイトの多くは、ルアーカラーの名前が分かりやすいので、求めるカラーを簡単に見つけることができます。

「これの良いところはね」マイルズは言います。 「サスペンドジャークベイトで釣れるならスパイベイトでも釣ることができるということなんですが、こっちの釣りは疲れにくいんす。」

さあ、春の後半まではぜひスパイベイトを結んで、タフでありながらもやりがいのあるこのシーズン、あまりやっている人がいないのに効果的なこの釣りをやってみましょう。

3月の見落としがちなバス釣りテクニック:スパイベイト
Photo by wmky.org

この記事によりますと、スモールマウスは晩冬から、ラージマウスは早春から有効という感じでしたね。

近年ますます注目されているワームのジグヘッドスイミングですとかホバストといったライトリグとI字系ハードプラグの釣りですが、同じ仲間のこのスパイベイトだけが、なぜかあまり注目されません。

この釣りがミドストや表層I字系と違うところは、なんと言ってもそれらより良く飛んでワンキャストで広く探れるという点と、表層の一段下を探れるという点です。

一段下というのは、濁り方やフィールドによって違うのですが、いずれの場合も、ちょうどこちらからバスが見えなくなり、バスからもこちらが見えなくなるレンジというイメージです。

そのお互いが見えない状況はバイトが出やすい状況ですし、あまり使っている人がいないという要素はバスが口を使いやすいシチュエーションですからね。

とても釣れるルアーですので、ぜひ投げてみてください。

スパイベイトの火付け役、レアリススピンベイト80 980円

さらにシンキングスピードを速めた仕様のG-Fixがこちら 1080円

よりスローに誘うならステルスペッパー70 1680円

さらにフィネスに誘うステルスペッパー55 1480円

表層に特化したサスペンド仕様に透明ペラでスーパーナチュラルなプロップキング65SP 1580円

これらルアーは全部おすすめです!

私でもこれ全部でちゃんとバス釣ってますのでね…!

よりディープを攻めるのであれば、キャロライナリグにして投げ、ドラッギングするというのもありです。

あまりに濁っているフィールドには向いていないかもしれませんが、クリアからステインウォーターのフィールドで釣りをされる方はぜひお試しくださいね!

それではまた。

毎度ありがとうございます!