明るさはバス釣りにどう影響するのか?【バスの食べ物】

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明るさはバス釣りにどう影響するのか?【バスの食べ物】
Photo by bassmaster.com

ルアーのカラーを選ぶときには何を基準にするかとなると、多くの方は水質や天気になるかと思います。バスが食べているエサが水質や天気によってその色を変えたりするわけではないのに、なぜそうするのでしょうか。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”How does light affect what bass eat?”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassmaster.com ”How does light affect what bass eat?”by Gene Gilliland June 11, 2020

バス釣りの攻略法のひとつ、ルアーのカラー選択。

皆さんもルアーのカラーを決めるとき、「なんでもいいや」とはしないでしょう。

バス釣りの優先度としましては、たしかにカラーよりもポイントですとかレンジ、ルアーというものの方が優先度としては先だと思うのですが、それが決まったら、ルアーのカラーをどうしようかとなりますよね。

ルアーのカラー選択としてセオリーと言われていることとしては、クリウォーターならナチュラル・リアル系カラー、濁りがあれば暗い系カラー。また晴れていれば地味なカラー、雨などローライトコンディションなら派手目なカラー、大まかにするとそんな感じですよね。

なぜ、そうするのでしょうか?

その答えは、まあ、その方が釣れるからということになるのですが、ではなぜ、その方が釣れるのでしょうかね?

だっておかしいですよね。たとえば、晴れてクリアウォーターの日中のワカサギを食べていた野尻湖のバスは、夕方になって雨が降って水が濁ったら黒っぽいエサを食べるようになるということでしょうか?

野尻湖に限らず、どのフィールドでも、バスが食べているエサは、天気や水質によって色が変わったりするものではないはずです。

釣り人の視点に立ってカラー選びをすれば「釣れるからそのカラーを使う」これだけで充分だとは思うのですが、バスの視点に立ってみたとき、私たちの考えはそれと同じなのでしょうか。

この記事は、アメリカバスマスター公式サイトのコラム記事で、B.A.S.S.のナショナルコンサベーションディレクター(バスの保護活動や若者の育成に努める役目)である、ジーン・ギリランド氏が、生物学者とアングラーの両方の視点から、明るさとルアーのカラー選択について解説しています。

ぜひ、バスの気持ちになって読んでみてください。

 気になるところだけ読んでもOKです 

明るさがバスの食べているものに与える影響とは?

引用文(タップすると開きます)
Researchers have known for some time that changes in turbidity can influence fish behavior. It all boils down to light penetration and “visual acuity.” In general, under more turbid conditions, prey species have a harder time seeing their own food. And more importantly, detection of predators and their reaction distances are reduced which can also lead to early mortality – being eaten. Predatory fish like bass are just the opposite. As light intensity decreases either from reduced sunlight or from increased turbidity, the advantage shifts from the prey fish to the predators. In clear water many prey fish can see and recognize bass as a threat much further than the bass can see and recognize the prey as a meal. Reduce the available light or dirty up the water a bit and bass gain the edge. Think dawn and dusk? Reduced light = advantage bass. A plankton bloom that provides a nice green tint to the water and reduces visibility to a few feet = advantage bass. But just how does that change in light availability or water clarity affect predator feeding? Studies in the laboratory, later confirmed by field evaluations, show that although darker water offers an element of concealment for the predator, the trade-off is a reduced ability to discriminate targets and accurately strike the prey. Since bass are basically sight feeders, in clear water they can see a greater distance and have a higher capture efficiency – better vision equals greater success. But as the water gets darker or increasingly turbid, their ability to accurately locate a target and capture it goes down. Keep in mind, however, that just how dark it looks to you or how turbid you think the water is may not be the same to a bass. Bass have excellent vision and can see objects at surprising distances. They probably do not know if the object is a shad or a crayfish — it might be too dark or turbid to allow them to see the details — but the visual outline coupled with other sensory information such as vibration will often lead them to closer inspection and eventually to an attack on the object. They will often engulf an object then decide if it is really food and make a decision to swallow or spit it out. From an angling perspective, one interesting observation that biologists have made is that a bass’ diet may change significantly as water clarity changes. In clear water, bass will stalk and attack the abundant, easily located schools of shad. But although shad may make up the bulk of their food, during periods of increased turbidity, crayfish intake will often increase. The same holds true in low light conditions. Is it any wonder that a jig or soft plastic creature bait is often the bait of choice in dark water? It appears that science can support conventional wisdom. Clearer water means more light and better vision so color, size, shape, and detail may really make a difference in what lure you should choose. In dirty water or low light conditions, detail may be less important and dark or fluorescent colors may be more easily seen, presenting a contrasting silhouette that entices the bass to strike first and ask questions later.

研究者たちは、濁りの変化がバスの行動に影響を与える可能性があることは以前から知っていました。すべては「光の浸透」と「視力」に要約されます。一般的に、より濁りが激しい状況では、獲物となる被食者(食べられる側)は自分の食べ物を見つけるのが難しくなります。そしてさらに重要なことには、捕食されることを察知する距離も減少し、食べられやすくなり早死にする可能性があります。

バスのような捕食者(食べる側)は正反対です。日光の減少または濁りの増加により光の強度が低下し、被食者から捕食者の側へメリットが移行します。クリアウォーターでは、多くの被食者がバスを脅威として認識し、バスも獲物を餌として認識することができます。水中に入ってくる光が減るか、水が少し濁っている方が、バスは優位に立てます。朝まづめや夕まづめはどうでしょうか?ローライト=バスにとって有利。プランクトンの増加は?水にいい感じの緑色が加わり、視界を悪くする=バスにとって有利。

しかし、水中の光の多さや水の透明度の変化が捕食者のフィーディングにどのように影響するのでしょうか。実験室での研究では(後に実際のフィールドで確認され証明されましたましたが)、濁った水は捕食者が気付かれずに獲物を襲いやすい要素となりますが、それと引き換えに、ターゲットを識別して獲物を正確に攻撃する能力も低下してしまいます。バスは基本的には目で獲物を襲うタイプの捕食者であるため、クリアウォーターではより遠くまで見ることができ、獲物を捕捉する効率が高くなります。よりクリアな視界はより大きな成功につながります。しかし、暗いときや濁りが増すと、ターゲットを正確に特定して捕捉する能力は低下します。

ただし、人間が見る暗さや水の濁りというのは、バスと同じではない場合があることに注意してください。バスは優れた視力を持ち、驚くほど遠くの物体を見ることができます。ターゲットががベイトフィッシュなのかザリガニであるかどうかはおそらくわかりません。ローライトや濁ったりすれば詳しくはわからない場合があります。ただし、見た目の輪郭(シルエット)と波動など他の感覚器官の情報を組み合わせることで、バスは獲物の詳細を知ることができ、最終的には攻撃対象とします。そしてバスはよく、物体を飲み込んでみて、それが本当に食べ物かどうかを判断し、それを飲み込むか吐き出すかを決定します。

釣りの観点から、生物学者が行った興味深い観察の1つに、水の透明度が変化するとバスの食事が大幅に変わる可能性があることがあります。クリアウォーターの中では、バスはシャッドなど量が豊富で簡単に見つけられるベイトフィッシュの群れに忍び寄っては攻撃します。しかし、シャッドのようなベイトフィッシュがバスのエサの大部分を占めているような状況でも、濁りが増している間は、ザリガニの摂取量が増加するのです。ローライトコンディションのときでも同じことが言えます。ジグやクリーチャー系ワームが濁りが強い時に選ばれるルアーであるのが不思議に思いませんでしたか?

科学は昔ながらの知恵を裏付けてくれたようです。クリアウォーターになるほどより多くの光とより良い視界であることを意味するので、色、サイズ、形、その他の細かいことまであなたが選ぶべきルアーに違いをもたらすかもしれません。濁った水やローライトコンディションでは、姿かたちはそれほど重要ではなく、暗い色や蛍光色などシルエットがはっきり出るものを使って、まずはそれでバスを釣ってみて、正解かどうかは後で考えるというやり方をしましょう。

明るさはバス釣りにどう影響するのか?【バスの食べ物】
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面白いですね、クリアウォーターでベイトフィッシュを追っていたバスは、濁りが入ったり夜になるとザリガニにシフトチェンジするんですね。

さすがに、全てのバスがそのような行動になるとは考えにくいですから、もしかしたら朝方と夜型のバスがいて、朝方はベイトフィッシュ、夜型のバスは夜勤でザリガニを食べているとかそんな感じなのでしょう。

それとも、実際のフィールドで検証されたようですが、全部のバスがそのような行動をしたのですかね?

もうひとつ面白いのは、最後の段落での、濁りの時やローライトの時は暗いルアーを使ってみて、正解かどうかは釣ってから考えましょう、というもの。

これはアメリカ独特の考え方で、たとえば銃をこちらに向けられた警官は、まずは身を守るために発砲して、その発砲が正しかったかどうかは後で検証するというやり方があるんですね。

銃社会のアメリカらしい考え方で、その是非は私には判断できませんが、釣りに当てはめてみた時は、保守的な考え方よりよっぽど健全といいますか、楽しい考え方だと思います。

記事にも書かれていましたが、バスもこれと同じ、まずは口に入れてみて、食べ物かどうかは口に入れてから考える(吐き出す)という考えの持ち主のようです。さすが、アメリカ生まれの魚です(笑)

ひとまず、明るさや水質によるバスと被食者の関係が分かったところで、これからより自信を持って釣りをすることができるようになったような気がします。よかったよかった。

さて、今回、科学がこのようなことを証明しているわけですが、この実験検証が行われるよりもずっと以前から、釣り人は天気や水の濁りによってルアーのカラーを変えるということを実践してきました。

釣り人のやってきたこと証明する科学というものもすごいですが、それを証明させた釣り人の観察眼や経験というものもすごいものですよね。

おそらくですが、科学的には証明されていないけど、釣り人の間では当たり前のように行われていることって、探せばまだあるような気がします。

それをオカルトと言ってしまうと興ざめしてしまうのですが、そういう新発見のような部分があるからこそ面白い、意見が合わない人がいるからこそ、やめられない。

そんなことも言えるかもしれませんね。

皆さんが気付いたことを誰かに言ったら笑われてしまったとしても、気にしないでください。

疑問が湧いたらぜひ、自分で解明してくださいね!

それではまた。

毎度ありがとうございます!

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