冬のバス釣り:冬に釣れるルアーとは
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Best Winter Bass Lures”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:bestbassfishinglures.com ”Best Winter Bass Lures”
冬は、バスがなかなか釣れないですね。
冬のバスは活性が低くなってしまうために釣りづらいということをよく耳にします。
では、なぜ、冬に活性が低くなってしまうのか、というかむしろ活性とは何か?ということになるのですが、一般的に魚は変温動物(冷血動物)のため、水温によって新陳代謝が変化します。水温が高いと代謝が活発になり、水温が低いと代謝が鈍ります。
代謝というのはざっくり言いますと食べたものが肉体の一部になることを言いますが、もっと分かりやすく言えば食べたものが消化される早さのようなもので、水温が高ければ食べたものがすぐに消化してしまい、お腹が空くのも早いのですが、水温が低い冬場のバスは何か食べたらずっとお腹がいっぱいで、あまり食べなくてもいいという状態が長く続きます。
これが、冬は活性が低いと言われて、冬にバスが釣りづらい原因とされています。
気温が低く、人間にとってもかなり過酷な条件となる冬。やっぱり寒いですよね。
そして水中のバスもそれほど食べなくてもいい状態。
こんな時期に釣りをする必要があるのでしょうか?
冬にバス釣りをしている人は何が楽しくてやっているのでしょうか?
冬にバス釣りをしている人は上級者で、初心者には釣れないのでしょうか?
多分ですけど、なぜ冬にバス釣りをするかと言えば、冬のバス釣りも楽しいからですし、釣れればデカいですし、初心者でも頑張ればバスが釣れるからだと思います!
少なくとも私は、そう思っています。
でも実際、冬のバスがなかなか釣れないのは間違いありませんから、なんとかして釣れる方法を知りたいものですよね。
この記事は、アメリカのバスフィッシング専門タックル情報サイト「best bass fishing lures.com」の記事で、冬のバス釣りで有効なルアーを紹介してくれています。
冬に有効なルアーはどんなもので、どう使うものなのかを理解することで、冬のバスに一歩近付けるはずです。
ぜひ読んでみましょう。
低水温で有効なルアーとは
冬のバス釣りには、スローダウンと忍耐が不可欠です。 スローという言葉すら間違いかもしれません。ルアーをキャストし、時には5分以上かけてルアーを回収するということもあるくらいです。 バスは、ルアーに食いつこうかどうかを決めるまでに1分以上も止まっているルアーを見ていることがあります。 ルアーによっては、他のルアーよりも遅く使った方が有効なものがあります。ここでは、冬のバス釣りに使用するのに最適なルアーを取りあげてみました。
ジャークベイト
低水温期に有効な究極のルアーは間違いなくジャークベイトです。 これは早春や晩秋に効果があることで非常によく知られています。
具体的には、ラパラ・ X-Rapのようなハードサスペンドジャークベイトや、Zoom・スーパーフルークのようなソフトジャークベイトです。 両方ともポーズとポーズの間にジャークを入れ、そのときのダートにより向きを変えるといった同じ使い方をします。
これはバスからリアクションバイトを得られることで最もよく知られています。 ハードジャークベイトの場合、バスは中層でサスペンドするルアーを見ていて、ダートさせると反応してヒットしてきます。 ソフトジャークベイトの場合は、ジャークの後にルアーがナチュラルフォールしているとき、またはボトムに着いた時に反応してきます。
ラバージグ
ラバージグは、ゆっくりと動かしてバスに魅力的なアプローチをするのに適しています。 つまり、低水温期に最適なルアーということです。これには通常のラバージグの他に、ヘアジグも含まれます。
低水温期のラバージグの使い方は、ボトムまで沈めたらずっと置いておくことです。 しばらくしてから、ジグをゆっくりとボトムをズル引き、またポーズを入れます。 ポーズの時間は好きなように決めても構いませんが、バスのバイトの出方を見て、長くしたり短くする必要があります。
ジグは止めておいてもトレーラーやスカートが水中でゆっくりと動き、リアルなアクションを演出することができます。 ジグをどのくらいの時間止めておくかは調整する必要がありますが、まずはズル引きから次のズル引きの間に20〜30秒ほど止めておくことから始めるといいでしょう。 この方法は、BiCOジグのようなスタンドアップスタイルのジグで特に効果的です。
メタルバイブ
ヘドン・ソナーなどのメタルバイブを使用することは、極寒のフィールドで非常に効果的な戦術です。 このルアーはラージマウスバスを釣るのに役立ちますが、スモールマウスバスにも非常に有効なルアーであることで特に有名です。 メタルバイブの使い方としては、ボトムまで沈ませたら少しポーズを入れておくことです。 次に、ロッドティップを上にジャークしてルアーを持ち上げて止め、またボトムまでバタバタとフォールさせるというプロセスを繰り返します。
このやりかたは、必ずしもボトムで使用する必要はありません。中層のあらゆるレンジで同じ方法をで使用できます。 ルアーを数十センチほどフォールさせ、また持ち上げます。 ルアーが引き上げられると振動を発し、水中にその波動が広がると、近くのバスが引き寄せられてきます。
冬のバス釣り
上記の3つのルアーを見て、その傾向にお気づきになったかもしれませんが、これらはすべてスローなアクションでこそ機能しています。冬の間はその多くの日が、バスは口を使わず、食べるときも長い距離は移動しません。そのため、スピナーベイトやクランクベイトのようなパワーフィッシング、いわゆる巻き物系のルアーは、多くの場合なかなか有効とはなりません。
ということは、ルアーを長時間ポーズしているということになりますが、私たちアングラーにとってこの時期、それは想像以上に寒く感じることがあります。この非常にスローな釣りをするとき、私たちは暖かく快適であるべきです。寒さに凍えているようでは釣りに集中し続けるのが難しくなります。これはスローな釣りをしているときに非常に重要なことです。
冬のバス釣りにはいくつかのメリットがありますが、主に、冬の間はビッグバスが釣れやすいということがあります。これが何故かと言えば、ほとんどのフィールドでフィッシングプレッシャーが下がっているからでしょう。
冬は水がクリアになってくる傾向があるので、この時期には細めのラインを使用することをお勧めします。具体的にはフロロカーボンラインが最適となります。魚から見えにくいだけでなく、低水温時のバスから生じる微妙なバイトへの感度がいいためです。
それでも釣れない場合は、タックルをさらにライトにして、フィネスルアーを使ってみてください。フィネスの釣りというのは、バスが低活性なときに非常に効果的なスタイルです。
冬のバスはやる気がありません。
私たちも冬になるとこたつに入り、なかなか出られません。お腹が空いても必要最低限だけ動き、なるべく早くこたつに戻り、そこで食べますよね。
だれかが食べ物をこたつまで持ってきてくれたら最高です。
バスもきっとそんな状態なのでしょう。
私たちの方からバスの居るところのできるだけそばへルアーを持っていかないとバスは食いつかないのでしょうね。
なんとかバスの方から近付いてきて欲しいためにポーズを長く取り、また、なるべくバスに食べやすい印象を与えるように、アクションはスローになるということなのでしょう。
この記事に沿ったルアーで当店にある冬におすすめのルアーはこちらです。
http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000000062
小さなサイズながらオカッパリでは心強い最大潜行深度2.5m、ボートドラッギングですと5m、またキャロシャッドならさらにスーパーディープまで攻略可能な、まさに低水温期に強いルアーのひとつです。
スモールマウスの反応も非常にいいルアーのひとつですね。
http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000002108&category_code=ct218&sort=brandname&page=1
キャリラバ最大の特徴はショートシャンクにやや外向きのフックポイントのフックを採用している点です。これにより初期掛かりがよく、冬の低活性バスのバイトも掛けていくことができます。ビッグバスの実績も非常に高いですよね。
http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000002255&category_code=ct218&sort=brandname&page=1
ヘアジグは日本ではマイナーなルアーですが、アメリカでは冬の低水温期の代表的なルアーのひとつです。このファットフライはバーチカルに落として中層でサスペンドさせても水平姿勢を保つようにできているのが特徴です。2個入りで680円という安さも魅力ですね。
http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000002214&category_code=ct216&sort=brandname&page=1
これまでのメタルバイブと違い、ラインアイが鉄板の真ん中に付いているのが特徴です。これによりリフト時はメタルバイブの波動が出て、フォール時はスライドフォールをするようになります。また、いわゆるエビ状態になりづらいため、ディープエリアでも安心して攻めることができます。
http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000001780&category_code=ct216&sort=brandname&page=1
言わずと知れた日本を代表するメタルバイブ、リトルマックスの1/4オンスモデルです。3カ所あるラインアイを使い分けることで、リトリーブやリフト&フォールを高いレベルで使いこなすことができます。
これらの釣れるルアーを使っていたとしても、冬はまた別の敵がいます。
それは、寒さです。
記事内にも書かれていましたが、寒さをうまく防がないと釣りに集中できませんし、最悪の場合は命の危険にまでつながってしまいます。
冬にビッグバスが釣れるのはフィッシングプレッシャーが低いためだとも書かれていました。
これは良いことかもしれませんが、裏を返せば、もしも落水などしてしまったら、まわりに助けてくれる人がいないということでもあります。
これはまったく大げさな話ではありませんので、しっかり暖かく安全な格好をして、冬のバス釣りに挑戦してくださいね。
それではまた。
毎度ありがとうございます!