【初心者向き】ジャークベイトで釣る方法
ジャークベイトやシャッドは、ただ巻くだけのルアーとは違い、ジャークして使うことが前提となっていますので、初心者さんにはちょっとハードルが高く感じるかもしれません。しかし実際はまったくそんなことはありません。ここでジャークベイトやシャッドで釣る方法を学べばいいのです。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”HOW TO FISH A JERKBAIT”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:takemefishing.org ”HOW TO FISH A JERKBAIT”by ANDY WHITCOMB,9/8/2020
ジャークベイトのバス釣り、私は大好きなんです。
普段からスモールマウスバスを相手にしているということもあり、ライトリグの出番がすごく多くなる私なのですが、ライトリグというのはそこにいるバスに対して口を使わせるような釣りですよね。
それとは逆に、遠くにいるバスの方からルアーに近づけさせて口を使わせる釣りのひとつが、ジャークベイトの釣りだと思うんです。
ミノーやシャッドがこれに当たります。
まあ、言ってしまえば結局はどんな釣り方でも大好きなのですが(笑)、このジャークベイトの釣りというのはルアーを操作してる感、激しいバイトの出方、そして釣れたバスが興奮している感じがするところに、満足感を覚える釣りなんです。これは個人的な意見ですけどね。
このジャークベイトの釣りが有効になると感じているのは圧倒的に春なのですが、実際のところ、秋もベストシーズンのひとつですし、釣れるかどうかで言えば真夏でも真冬でも釣れるという、オールシーズン有効なルアーでもあります。
また、このルアーの他の特徴としては、読んで字のごとく、ジャークして使うという部分があります。
クランクベイトやスピナーベイトなどタダ巻きで使われることが基本設計となっているルアーと違って、ジャークされることが前提で設計されています。
慣れてしまえばなんてことの無いこのジャークという動作なのですが、私が初心者の頃は「ジャークのやり方が分からなければ釣れないルアー」というハードルの高さを感じてしまい、手が出しにくいルアーのひとつでもありました。
たしかに、ジャークベイトで釣るにはコツをつかむことが必要ですが、私でも釣れるようになったのですから、実際はハードルの高い釣りではありません。
そこがこの釣りの好きなところでもあるんです!
では、初心者さんがジャークベイトで実際にバスを釣るとき、どんなところに気を付ければいいのでしょうか。
この記事は、アメリカの釣りやボートを楽しむための情報サイト「Take me fishing」のブログ記事で、初心者さんがジャークベイトでバスを釣るためのコツがいくつか解説されています。
まだジャークベイトやシャッドでバスを釣ったことがないという方にはぜひ、読んでいただければと思います。
リズムを意識する
チャターやクランクベイトなどのルアーのようにタダ巻きで使うのではなく、ジャークベイトの釣りは、ロッドをジャークしてラインスラックを巻き取る動作を繰り返すことで、ルアーをトゥイッチさせながら前進させる釣りです。ジャークベイトで釣る方法を学ぶために重要となるのは、このアクションのリズムです。大げさに聞こえるかもしれませんが、たとえば、「ジャークジャーク、ポーズ」と「ジャークジャークジャーク、ポーズ」の違いは非常に大きくなる可能性があります。
また、ジャークベイトでバスを釣る場合、このポーズの長さを軽く考えないでください。ポーズの長さは、時には20秒以上になることもあります。水温が下がるほど、ポーズは長くしてみます。朝の水温が氷のように感じる場合は、バス釣りのスペシャリストであり、バス釣り番組の司会者でもあるマーク・ゾナの言葉「待ってる間は誰かにメールでも送っといて下さい。」という忍耐力を表現したヒントにならってください。ジャークベイトの釣りでは、釣れるリズムやテンポを見つけたら、それを覚えておいて、コンスタントに再現していく必要があるでしょう。
ルアーのレンジも重要
ルアーのカラーも確かに重要な役割を果たしますが、その日に最も有効なジャークベイトが何かを判断するのに役立つのは、潜行深度です。ジャークベイトの中には浮くものもあれば、沈むものもあり、決まったレンジでサスペンドするものもあります。その中でも浅い(30センチ~90センチ)ものもあれば、3メートル以上潜らせるために大きなリップを持っていたり重いウェイトが内蔵されているものもあります。
様々なジャークベイトの使い道
どんなジャークベイトを使うかは、釣りをするフィールドによって異なります。たとえば川でジャークベイトを使うなら、ハードルアーでもワーム素材でできたソフトジャークベイトでも行うことができます。またそれぞれに長所と短所があります。ハードルアーには2つから3つのトレブルフックついているので、当たればフッキングする可能性が高くなります。ただしこれは、岩やウィードなどに引っ掛かりやすいということでもあります。これを回避するためのひとつの方法として、「フルーク系」と呼ばれるワーム素材のソフトジャークベイトを使います。これは、オフセットフックなどを使ってウィードレス仕様で使うことができます。これでミスバイトが起きるようなら、トレブルフックを追加するなどのカスタムもできます。
やはりアクションも重要
ジャークベイトで釣る方法を学ぶときに忘れてはならないのは、水温が高いうちは「動きすぎる」と考えられているということです。 ダウンショットリグやキャロライナリグなど他の高水温時に有効なテクニックは、「あまり動かさないもの」と言えるかもしれません。多くのプロアングラーも言うように「ズル引きするだけ」です。 しかし、水温が下がるにつれて、バスの代謝は低下し、食べる量が減っていきます。 こんなときは、バスが必ずしも空腹ではないとわかっていても、リアクションバイトを引き出すためにはキャスト・トゥイッチ・トゥイッチと、ルアーを一生懸命「動かす」ことが必要なのです。
ジャークベイトは、基本的にはポーズの最中に食ってくることが多い、またはポーズで食わせることが多いため、しっかりラインスラックを出してルアーを止めることが重要だと言われます。
しかしこれは、しっかりルアーが動いてこその食わせのポーズですから、この記事の最後にある通り、ルアーをしっかり動かすことができないといけないということでもありますね。
そしてジャークベイトやシャッドで釣るのに重要なのは、釣れない時は釣りのリズムやテンポを変えること、そしてルアーローテーションをするときはカラーではなくレンジを替えることだと書かれていました。
覚えておきたいですね。
ここには書かれていませんが、基本のアクションはよく2ジャーク1ポーズと言われていますが、まさにその通りだと思います。
その基本は変えずに、スピードやテンポだけを変えて、釣れなければルアー(レンジ)を替えてみる、その繰り返しなんですよね。
1匹釣れるまでは不安なのですが、釣れてしまうと「ははーん、なんか今わかったぞ」となるのがジャークベイトの釣りだと思います。
めっちゃ楽しいのでぜひ釣ってくださいね!
また、ジャークベイトの釣りというのは、ルアーの中では数少ない「横の誘い」ができるルアーでもあります。
通常、ルアーが起こす変化での誘いというのは、巻きスピードを替える、止めて浮かせる、止めて沈めるという、縦(上下)の変化かスピード(前後)の変化で誘うルアーが多いと思います。
そんな中、横の変化で誘うのは、このジャークベイトやシャッドのほかには、ペンシルベイトとS字系ルアーくらいしか無いように思います。
これが他のルアーに比べて守備範囲が広く、バスを遠くから寄せて食わせることができる理由のひとつではないかと思うので、使うルアーを選ぶときは、しっかり横に動くジャークベイトを選ぶということも重要になるかと思います。
そこで私がおすすめするジャークベイトといいますと、こちらです。
特に初心者の方におすすめしたいのは、横っ飛びしやすいジャークベイトで、遠くへ飛ぶものです。
ジャークベイトは遠くからバスを寄せて食わせることができるルアーですから、遠くへ飛ばせることができるほど広い範囲を探れて有利になりますし、横っ飛びしやすいということは、遠くへ飛ばした先でもルアーがアクションしやすい(ルアーの性能が落ちにくい)ということでもあります。
そして、アクションさせやすいということは、結果として疲れにくいルアーだというところも重要です。
そういう意味で、ニシネルアーワークスのエリーシリーズとメガバスのワンテンLBOはとても良いルアーだと考えています。
ぜひボートでもオカッパリでも、こんなルアーをブッ飛ばして使ってみてくださいね。
ジャークベイトの使い方等については、そのニシネルアーワークスさんの動画で分かりやすく解説されていますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
こうして見ると、ジャークベイトの釣りはかなりハードルが低いと感じられるのではないでしょうか。
私がこの釣りが好きなのは、もちろん釣れるからでもありますが、やはり使って楽しい、釣れて満足という、心に来るルアーだというところがあります。ハートを揺さぶられるっていうんですかね。
押し付けるようでちょっと申し訳ないのですが、釣れば釣るほど、どんどん好きになるジャンルだと思いますので、ぜひ釣れるまであきらめずにジャークベイトを使ってみてくださいね!
それではまた。
毎度ありがとうございます!