オープンウォーターのベイトフィッシュに付くバスを釣るには

オープンウォーターのベイトフィッシュに付くバスを釣るには
Photo by bass fishing gurus.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Open Water Bass”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassfishing-gurus.com ”Open Water Bass”

ブラックバスという魚は基本的には、カバーや地形変化に居着く魚ですよね。

回遊性が強いと言われているスモールマウスバスでも、基本的にはそういうものを横目に見ながら行動していると思います。

バスに限らず、肉食の動物というのはだいたいが、余計な体力を使わないように、獲物に気付かれないようにギリギリまで忍び寄って仕留めるという行動をすると思います。

バスも自分の存在を隠すため、少なくとも目立たないようにするためには、物陰に隠れたり地形を利用する方が都合がいいはずですよね。

しかし、そんなことをまったく気にしていないグループもいます。

自分の存在がどうとかはもう気にせず、完全に開き直ってベイトフィッシュをストーキングしているグループです。または日頃のフィッシングプレッシャーを避け、アングラーの裏をかくように行動しているとも言われています。これはラージもスモールも関係なく存在しているんですよね。

この手のバスを釣るのは非常に厄介です。例えばナチュラルレイクやリザーバーなどでその傾向は違いますし、天気や時間帯によってもベイトやバスの居場所が変わってしまうためです。

出来ればそんな厄介なバスを相手にしたくはありませんが、たとえば秋という季節、またカバーの極端に少ないフィールド、常にフィッシングプレッシャーの強いフィールドなどでは、そんなバスを相手にするしかない状況もあるかと思います。

ベイトフィッシュに付くバスを釣る方法は、なんとかマスターしたいものなんですよね。

この記事は、アメリカのバスフィッシングをメインとした釣り専門メディア「bass fishing gurus.com」の記事で、ベイトフィッシュに付くバスをどう釣ればいいか、解説してくれています。

オープンウォーターの釣りが苦手な方は、ぜひ読んでみてください。

水面をよく観察する

引用文(タップすると開きます)

What happens however when we don’t get lucky and physically see a frantic school of shad busting the surface with piranha minded bass pushing below? Often as well, bass that we can see are much more difficult to catch than the fish we cannot see. If you are only fishing open water bass when the baitfish jump out of the water or you can see fish, you are missing out on opportunities.

水面を観察するとは言っても、どうやらベイトフィッシュがバスに追われてボイルが起きていないような場合はどうするか。そのまま水面を観察したとしても、多くの場合、見えバスを釣るのは見えていないバスを釣るよりも難しいものです。 ベイトフィッシュが追われて水面から飛び出しているようなときだけオープンウォーターのバスを釣るようにします。見えバスにこだわると、チャンスを逃してしまうかもしれません。

表層に魚がいると判断するには

引用文(タップすると開きます)

One of the first things to determine is just how high in the water column most of the fish are relating. Realize as well that fish move up and down over the course of a day. In my mind, if the fish are deeper than 10 feet, I will see them with my electronics. Shallower fish right under the surface are often pretty tough to see with electronics so if deeper clutter and activity on the depth finder starts to disappear, look high. Breaking down this open water however can be an intimidating proposition none the less.

まずしなければならないのは、多くの魚がいるレンジを突き止めることです。 魚は1日の間に上下に動くことも覚えておいてください。 私の考えでは、魚のレンジが3メートルより深い場合、魚探で探すことになります。 水面直下にいる魚は魚探で見つけるのはかなり難しい場合が多いので、魚探に映る魚の群れが消えたら、水面直下に来たと考えます。 しかし、だからと言ってこのオープンウォーターのどこにいるかを知るには、依然として難しい問題を抱えたままです。

バスがカバーからいなくなるのはなぜか

引用文(タップすると開きます)

Even fish that are cruising through open water chasing baitfish are typically somehow relating to some type of big structure like a creek channel, deep break, docks, bridge piling or some other kind of structure. While the fish might be out over deep water or cruising through shallow water away from the traditional cover, these fish are still often merely straying from sanctuaries when conditions are right. So what causes a bass to leave the sanctuary and safety that cover or structure provides? Typically the answer is always a meal. With that being said, you can often approach these fish with a very aggressive mindset and presentation.

ベイトフィッシュを追ってオープンウォーターを回遊しているバスとは言っても、通常はクリークチャンネル、ディープブレイク、桟橋、橋脚、その他の地形変化をに依存しています。 バスがディープの表層に浮いたり、カバーを離れて回遊することはあるかもしれませんが、状況にもよりますが、これらの魚はたまたま付き場から外れているだけです。

それでは、カバーや地形変化の恩恵を受けるエリアからバスが離れる原因は何でしょうか? 答えは、ほとんどが食事のためです。 それさえわかっていれば、かなりポジティブな考え方や攻め方でこれらの魚にアプローチすることができるはずです。

速い釣りをしよう

引用文(タップすると開きます)

Open water bass that are not relating to structure have plenty of room to run down a lure so the windows of opportunity are often broad. Long casts often shine where the last crank can be as productive as the first crank. Typically, I have been much more effective targeting these situations with speed and fish fast. Fishing fast means I get to make more casts but over open water. I believe speed is a powerful trigger that causes fish to react. One of my favorite techniques for covering water is to bomb cast heavy spinner baits with long casts and reel the baits back fast. The beauty of spinnerbaits is that you can count them down to different parts of the water column until you find the zone.

地形などに関係していないオープンウォーターのバスには、ルアーを落とし込む範囲がかなり広いため、チャンスは多いと言えます。 ロングキャストをすれば、クランクなら最初から最後まで有効なゾーンを通せるためかなり有効になります。 また多くの場合、こういった魚を狙うには、スピードのある速い釣りをすることが効果的だと私は考えます。 速く釣りをするということは、オープンウォーターにおいてより多くのキャストができることを意味しますし、スピードは魚を反応させる強力な引き金になると思います。

そのための私のお気に入りのテクニックの1つは、ヘビースピナーベイトをロングキャストし、素早くリトリーブすることです。 スピナーベイトの利点は、カウントダウンすることでヒットゾーンが見つかるまであらゆるレンジを探れるということです。

バスがカバーにいないと判断したら

引用文(タップすると開きます)

When bass seem to be vacating the traditional structure and cover, spend some time over adjacent open water and look for baitfish activity. Come mid to late summer, these nomadic fish can be a very consistent pattern that some anglers overlook. While the open zone of water away from structure can indeed be intimidating, fishing through these locations quickly can even the odds and make you very efficient at combing this water.

バスがいつもの地形変化やカバーを留守にしているようだと判断したら、隣接するオープンウォーターをしばらく時間を使ってベイトフィッシュを探してください。 夏から晩夏にかけて、これらの回遊魚ねらいは安定したパターンと言える釣りであり、多くのアングラーが見落としがちです。

地形変化から離れたオープンウォーターの釣りというのは確かに不安になるものですが、こういうエリアで速い釣りをするということは、効率は良いわけですから、釣れる確率は変わりません。

オープンウォーターのベイトフィッシュに付くバスを釣るには
Photo by bass fishing gurus.com

オープンウォーターの釣りが苦手な方の多くは、普段からカバー撃ち中心の釣りをされている方かもしれません。

私はオープンウォーターの釣りをすることの方が多いものですから、カバーにスキッピングでルアーを送り込むと言った技術にはまったく自信がありませんので、きっとその逆ですよね。

と言っても、私がオープンウォーターの釣りが得意とは言っていないわけですが(笑)

この記事で大事だなと思うのは、ベイトフィッシュやバスの活動を目で見るなり魚探で探すなりしてから釣るということであって、決して当てずっぽうで釣らないということだと思います。

確かに、目で見えるボイルだけを釣ることや、魚探に移るベイトやバスだけを釣るということは、釣りの範囲は狭くなり効率的ですし、いると分かっている魚を釣るという信頼感がありますよね。

また、この記事に書かれていたことで思ったことは、ちょっと離れた表層の魚は魚探に映らないということです。

ワンキャスト分も離れたら魚探には映りませんよね。(サイドスキャンなどがあれば別ですが…)

実際、魚探に移るベイトフィッシュの群れを見ながらエレキを踏んだり風に流されていると、ベイトの群れがせり上がって来て、そこでいなくなる(消える)ことがありますが、その直後にボートの周りワンキャストの範囲ぐらいの距離でボイルが起きたりします。

これは実は私がボイルフィッシュを狙う時に楽しみにしている魚探映像で、ボイルが起きなくてもベイトが表層に追い込まれている証拠ですから、どんな沖であっても表層系ルアーをとりあえずキャストするタイミングなんですよね。

これは最初にも言った通り、スモールもラージも関係なく起きると思いますので、どんなに沖でこれが起きても躊躇なくルアーを投げ込むことが重要かと思います。

沖のベイトフィッシュに付くバスを釣るのは本当に厄介なのですが、ボイルの気配を少しでも事前に感じることができれば激アツですから、ディープの釣りをしつつ、水面や魚探を常に気にしていくようにしましょう。

私もボイルに頼らなくても大丈夫なくらいディープの回遊バスの釣りが上手になりたいですから、もっともっと練習しなくては!

それではまた。

毎度ありがとうございます!