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フィールド別:真冬のリアクションルアー【ケビン・バンダム】

フィールド別:真冬のリアクションルアー【ケビン・バンダム】
Photo by majorleaguefishing.com

バスがルアーに食いつくには、食性(食欲)以外にも威嚇、怒り、防御などの理由があり、それら食欲以外でのバイトのことをリアクションバイトと呼んでいます。食欲が最小になる真冬、リアクションの釣りが上手にできるかどうかは、釣果全体を左右しますよね。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”KEVIN VANDAM: Coldest Water of the Year Calls for Reaction Baits”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:majorleaguefishing.com ”KEVIN VANDAM: Coldest Water of the Year Calls for Reaction Baits”JANUARY 15, 2021 • KEVIN VANDAM

日本の各地で、1年で最も寒い時期を迎えようとしています。

水中でも同じような季節感になっているようで、12月までは冬といってもまだ晩秋の釣りを引きずっていたり、まだ通用することがあったところでも、今の時期はよりタフな状況になるようですね。

北半球の生き物の全体が1年で最も低活性になるこの時期、人にもよると思いますが、頼りになるルアーといえば、リアクションの釣りができるルアーではないでしょうか。

ご存知の通り、バスには食性(食欲)意外にもルアーを食ってくることがありまして、それは防御、威嚇、怒りなど、いくつかの理由があるようですが、基本的には食性以外の理由でルアーを食ってるくことをリアクションバイトと呼ばれていますよね。

バスのバイトのうちの9割近くが実はリアクションバイトだという説もあるほどです。

9割というのが本当かどうかは別として、いずれにしても、特に食欲が落ちてしまう真冬のこの時期、リアクションルアーを上手く使えるかどうかで、釣果に差が出てしまうのは間違いないことのように思えます。

しかし問題なのは、日本全体をみたとき、季節感は地域ごとにまったく別ものですし、みんな同じフィールドで釣りをするわけでもないですから、いくつかのパターンに分かれるのではないかということが考えられることですよね。

この記事は、アメリカメジャーリグフィッシング公式サイトのアングラーズコラムの記事で、メジャーリーガーのケビン・バンダム氏が、真冬のリアクションルアーのフィールドや地域ごとの使い方についての解説を共有してくれています。

ケビンバンダムはアメリカの最北部にある州のひとつ、ミシガン州出身のプロです。

寒さに強い彼の釣りをぜひ学んでおきましょう。

最低水温の時期はリアクションルアーが必要になる

引用文(タップすると開きます)
It’s starting to get to the middle of winter in a lot of places around the country. Water temperatures are bottoming out for the year, which puts bass in a state of semi-hibernation. Their metabolism has slowed way down and their activity level has been squelched. Basically, the underwater world has become dormant. When I talk about the kind of water temperature that puts bass into a passive state, it’s relative. While 48-degree water borders on dormancy for Florida-strain bass in the south, 48 degrees is still pretty warm for smallmouth in Michigan. When water temps do reach their lowest point in a given region, bass will huddle up in deeper, more stable areas and become inactive. The good news is, bass are grumpy creatures by nature. They don’t like to be pestered, especially during their winter slumber. If something gets in their face, they strike out, mostly out of pure reaction. After all, their mouth is the only defensive weapon they have. Several of my favorite cold-water reactionary lures for these conditions include a suspending jerkbait, a Red Eyed Shad, a jigging spoon and a metal blade bait. All of these lures are “snappy” reaction lures. They’re hard baits designed to get into a zone where bass are sulking and essentially snap or flare in front of a fish’s face and provoke their inherent instinct to strike in self-defense. In addition, I’ll add three more reaction lures: a football jig, a punching rig and a swimbait. These are softer lures and may be viewed as “slower” baits but they are used to provoke that same reaction with a fast flash in a bass’ face. With these reaction tools in mind, here’s a closer look at which ones I use based on super-cold water conditions in these areas of the country:

全国各地で真冬になり始めています。1年のうちで最も水温が低くなる今、バスは半冬眠状態になります。バスの代謝はかなり遅くなり、活動レベルもずっと低くなります。

基本的に、水中の世界は休眠状態になっています。

バスを無気力にしてしまう水温については相対的なものです。アメリカ南部のフロリダバスは約9℃の水温で休眠状態になってしまいますが、北部のミシガン州のスモールマウスバスにとって9℃はまだまだ温かいと言えます。

水温がその地域の最低温度に達すると、バスはディープの水温がより安定したエリアに集まり、じっとするようになります。これをポジティブに考えた時、バスは基本的に不機嫌な生き物であり、彼らは、特に冬に休んでいるのを邪魔されるのが好きではありません。何かが彼らの目の前に現れると、本能的に反応してしまい、手を出してしまいます。バスにとって唯一の防御または武器となるものは、口しかないのです。

このような時に使う私のお気に入りの低水温用リアクションルアーは、サスペンドジャークベイトレッドアイドシャッド(バイブレーション)メタルジグメタルバイブなどがあります。これらのルアーはすべてメリハリの効いたリアクションルアーです。これらは基本的に、バスがじっとしているゾーンに入りこんで、バスの目の前でキレのある動きをし、防御のために攻撃するというバスの本能を刺激するように設計されたハードルアーです。

さらに、フットボールジグパンチングスイムベイトの3つのリアクションルアーもあります。これらはソフトルアーであり、スローで食性に訴えるルアーと見なされる場合がありますが、バスの目の前での速い動きで同じ反応を引き起こすためにも使えます。

これらのリアクションルアーを念頭に置き、全国の主な地域の最低水温期に私が使用しているリアクションルアーを詳しく見てみましょう。

南部の平地のフィールド

引用文(タップすると開きます)
When the natural lakes of Florida and the lowland impoundments of Texas, Mississippi, Alabama and Georgia get to the 50-degree mark, I’m starting with a suspending KVD 300 Jerkbait and a 1/2-ounce Red Eyed Shad in ditches, drains or “voids” in the grass in lakes like Toledo Bend, Ross Barnett and Toho. When these baits are snatched out of grass aggressively, it trips the trigger of cold, moody bass. If the lake has matted hyacinths or hydrilla, bass will sulk up under them to nurse brain freeze. Punch a 1-1/2 ounce Tour Grade tungsten weight with a Rage Punch Bug down through their roof and they’ll snap it up out of reaction.

フロリダのナチュラルレイクやテキサス州、ミシシッピ州、アラバマ州、ジョージア州の平地のリザーバーの水温が10℃を切ってくるとき、私はKVD300サスペンドジャークベイトやレッドアイドシャッドの1/2ozをチャンネルやミオ筋で使ったり、または、トレドベンド、ロスバーネット、トホなどのウィードレイクではウィードの切れ目などで使います。 これらのルアーがウィードに絡まって外れた時、低水温でやる気のないバスがバイトするきっかけとなります。

冬でも湖にウィードマットがある場合、バスはその下に潜りこみ、寒さをしのいでいます。 レイジパンチバグに1.5ozのタングステンシンカーでパンチングをすると、リアクションで食いついてきます。

南部のハイランドリザーバー

引用文(タップすると開きます)
Moving up into the highland impoundments of the south like Lanier, Murray, Hartwell, Smith Lake and Lake Martin with 45- to 50-degree water temperatures and spotted bass become a consideration. Using my electronics, I’ll scout deep breaks, main lake points and humps, timbered creek channels and channel swing bluffs. Any of these structures mixed with timber, brush or ledge rock is ideal. Don’t be surprised if the fish you see on your electronics don’t want to eat. Remember, you have to make them react to your lures. With that, more reaction baits come into play. To reach extra depth with a jerkbait, I’ll go to the KVD 300D, which runs down to 10 feet. In addition, I’ll get out the football jig, the Rage Swimmer and a jigging spoon. During this time, a 3/4-ounce Tour Grade Football Jig really shines on bluffy, channel-swing ledge rock and “stair step” rock points. Winter bass like to snug up to the vertical faces of the small ledges formed by stair-stepping rock. By “walking” a heavy jig down the stairs, it falls off those little ledges right into a bass’ space. The jig with a 3.25-inch Rage Swimmer is to target the tops of deep timber where winter bass suspend, contacting the wood to cause a deflection that results in a reaction bite. A 1/4-ounce head will get it to 10 to 15 feet. A 3/8-ounce head will take it to 20 feet and 1/2-ounce will get you to timber tops in 30 feet. Keep a 3/4-ounce jigging spoon at the ready on your deck in the event you see a ball of shad or stagnant arches that won’t move in deep timber. Dropping a spoon straight to them, and hopping it up in their face can create the type of reaction bite I’m talking about.

ラニエ、マレー、ハートウェル、スミスレイク、レイクマーティンなど、アメリカ南部でスポッテッドバスもいるハイランドリザーバーの水温7℃~10℃のことを想定してみましょう。

魚探を使用して、ディープのブレイク、メインレイクの岬やハンプ、クリークチャンネルの立木、チャンネルのカーブにある垂直岩盤を見て回ります。このような地形に立木、オダ、岩棚などが絡んでいると理想的です。魚探に映ったバスの食欲がなさそうと感じても、心配しないでください。あなたはそのバスをリアクションルアーで反応させようとしていることを思い出してください。ということで、リアクションルアーを見ていきましょう。

よりディープゾーンを攻めるために、ジャークベイトは3m潜るKVD300Dを使います。さらに、フットボールジグ、レイジスイマー、メタルジグを用意します。

この時期、崖やチャンネルのカーブで岩の階段状になった岬などで3/4ozのフットボールジグはかなり有効です。冬のバスは、階段状になった岩の垂直面にぴったりと寄り添うのが好きなようです。重めのジグで階段を歩かせることで、階段にいるバスのスペースに辿り着きます。

ラバージグに3.25インチのレイジスイマーをトレーラーにし、冬のバスがサスペンドしているディープの立木の上のほうを狙って当てていくと、その時のふらつきでリアクションバイトを引き起こします。 狙う立木の水深ごとにウエイトを変えます。3~4.5mで1/4oz、 6mまでで3/8oz、9mまでで1/2ozを使います。

ディープの立木でじっとしているベイトフィッシュのかたまりを見つけた場合に備えて、3/4オンスのメタルジグを準備しておきましょう。メタルジグをまっすぐ下に落とし、バスの前で跳ね上げると、同じようにリアクションバイトを引き起こす可能性があります。

アメリカ中西部

引用文(タップすると開きます)
Once we move up into northern Kentucky, Tennessee, Arkansas and into the lower Midwest this time of year, we are now talking about seriously cold water, like low 40s and below. Places like Dale Hollow, Cumberland, Cherokee and Table Rock occasionally get cold enough to form ice in the calmer backwaters. When we start talking 40 degrees and below, lure size, profile and vibration should be toned down. You need something compact and subtle to infiltrate their deeper haunts and to sort of buzz into their space like an annoying fly, triggering a reactionary swat so to speak. For this scenario, my two primary super-cold water go-to’s are the Rage Swimmer and a 3/4-ounce metal blade bait. Creep the Rage Swimmer along the bottom in a stop-and-go fashion, literally belly bumping the bottom, feeling for any kind of cover and “dropping” the swimmer into any holes, ledges or crevices. We don’t hear as much about metal blade baits as the other lures I’ve mentioned, but trust me they are a killer in super cold water. Lift and drop them along the bottom in mini hops, like 6 to 8 inches at a time. The swimmer and the blade bait are usually the last two lures I’ll use before the water turns hard and we start drilling holes… but that’s a topic for another time.

この時期にケンタッキー州、テネシー州、アーカンソー州などの北部、またアメリカ中西部にあるフィールドでは、水温は4℃以下のかなり冷たい水になります。デールホロー、カンバーランド、チェロキー、テーブルロックなどのフィールドは、流れが穏やかなワンドの奥は凍ってしまうほど冷え込みます。

水温4℃以下となれば、ルアーの重量、シルエット、波動を落とす必要があります。このような状況でバスにリアクションバイトさせるには、部屋に侵入してきたハエのように、思わず叩き落としたくなるようなコンパクトで繊細なものが必要となります。

このときの私の2つの主な超低水温ルアーは、レイジスイマーと3/4オンスのメタルバイブです。レイジスイマーをストップアンドゴーでボトムに沿って這わし、文字通り腹をボトムに当て、ボトムにあるカバーを感じながら、ルアーを穴、段差、隙間に落としていきます。

スペースの都合上、今回はメタルバイブについては詳しく解説できませんが、これもまた私にとっての超低水温キラーであることを信じてください。1回につき15~20センチといった小さなリフト&フォールでボトム沿いを探っていきます。

レイジスイマーとメタルバイブは、水が凍ってしまう前に使う最後の2つのルアーですが、それはまた別の機会にお話しましょう。

フィールド別:真冬のリアクションルアー【ケビン・バンダム】
Photo by majorleaguefishing.com

同じ真冬といっても、アメリカは北から南ではずいぶんと違いますよね。

それは日本でも同じで、東北より北や本州の日本海側と太平洋側ではずいぶんと気候や水温に差があります。

よくルアーメーカーさんが発売されるルアーのプロモーション動画などを観るのですが、冬でも釣れるルアーとして紹介されるものがあった場合、いつ、どこで撮影されたものかはしっかり確認する必要があると思います。

冬によく釣れるルアーというざっくりとしたくくりでは、地域によっては冬には向かないルアーである可能性もあるためです。

もちろん、それはメーカーさんが我々をだますつもりがあるのではありません。

メーカーさんには動画の他にもHPやプロスタッフさんのブログなどで細かい使い方などが解説されている場合がほとんどですから、気になる商品はそういうところまでチェックしていけば間違いありません。

自分のいる地域やフィールドと同じようなところでよく釣れていて、自分も同じような使い方ができそうであれば、買うべきルアーかもしれないということですね。

そういう意味でも、このケビンバンダムの記事はとてもいい勉強になると思います。

バス釣りには非常に多くのシチュエーションがあり、真冬のリアクションルアーだけでもこれだけ多く登場していますので、それに合わせたルアー選びができるようになりたいと思います。

いよいよ、今年最低の水温になる時期です。

皆さんの地域はどんな感じでしょうか。

それではまた。

毎度ありがとうございます!