フォローベイトを投げるとき

フォローベイトを投げるとき
Photo by kayakanglermag.com

バスがルアーにバイトしても、必ずしもフッキングに持ち込めるわけではありません。ミスバイトは必ず起こります。そのあとはすかさずフォローベイトを撃ち込んでいきたいところですが、さてそのフォローベイトについては、どんな戦略を込めればいいのでしょうか。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Expert Tips For Using A Follow Up Lure After A Reaction Lure”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:kayakanglermag.com ”Expert Tips For Using A Follow Up Lure After A Reaction Lure”By Drew Gregory

バス釣りをしていて嬉しい瞬間のひとつ、巻き物やハードルアーで釣れたとき。

誰もがそうとは言いませんが、私は巻き物やハードルアーで釣れると嬉しいという感じが強いです。ぜひそれで釣りたいということでもないのですが、結果としてなんか嬉しい、そんな感じ、皆さんのなかでもお分かりになる方は多いのではないかと思います。

巻き物やハードルアーで釣れる時というのは、すべてとは言えないのですが、そのルアーで数匹釣れることが多い時のような気がします。パターンにはめやすいというのか、ハマればワームより数は釣れるような感じではないですかね。

ハードルアーにはだいたい、トレブルフックが2本から3本付いています。ワームフックが1本とすると、フックの数で言うと6本から9本付いていることになりますから、ワームの釣りよりも6倍から9倍はフッキングは良さそうに思いますよね。

しかし現実はそうでもありません。なぜがバーン!といい感じのバイトがあってもフッキングしないということがあるんですよね。すごく不思議なんですが、フックが刺さらないことがあるんですね。

ハードルアーでバスが釣れると嬉しい半面、こういうミスバイトは本当にがっかりしてしまいます。

しかし、落ち込んでいる暇はありません、フォローベイトを投げないと!

こんな時、皆さんならどうしますでしょうか。何を投げますでしょうか。

人間で例えると、たとえばお寿司屋さんでお茶をもらった時に、湯呑みを受け取ったらめちゃめちゃ熱くてその湯呑みを落としちゃったとするじゃないですか。

そこですかさず同じ湯呑みを出されたら、すぐ受け取れますでしょうか?

それより、水が入ったグラスを出されたらどうでしょう。この状況では、やっぱり水の方が受け取りやすくないでしょうか。

いつもながら例えが悪いような、合っているような(笑)

とりあえずですね、ひとまず、フォローベイトは有効であること、そしてフォローベイトには一定の戦略があるはずだと思うんです。

ではそのフォローベイトについて、どんな風に考えておけばいいのでしょうか。

この記事は、アメリカのカヤックフィッシング専門サイト「ジャクソン カヤックフィッシング マガジン」の記事で、巻きモノやハードルアーなどリアクションルアーでのミスバイト後のフォローベイトについて解説されています。

この記事を覚えておけば、ミスバイトに落ち込む時間を取り戻せるかもしれません。早速読んでいきましょう。

リアクションルアーの後のフォロー

引用文(タップすると開きます)
The first response is to throw the same lure back to the same area. But the fish may not be twice fooled. When I know my adversary is lurking, but fear it may be wise to my ways, I switch up to my backup plan. Follow these steps to choose and use a follow-up lure.

ミスバイトしたバスもまだそのエサを探していますから、まずやるべきは、同じルアーを同じ場所に投げることでしょう。しかし、バスは2回もだまされてはくれないかもしれません。バスはそのあたりにいるだろうと思いつつも、もし賢いやつだったらどうしようと考えると、私はバックアップ作戦に切り替えます。次の手順に従ってフォローベイトを選び、使用します。

準備しておく

Tie on the follow-up lure before you leave the launch. Match the color and size to your reaction lure.

出船する時点ですでに、フォローベイトは結んでおきます。 色や大きさは使うリアクションベイトに合わせておきます。

手の届く場所に置く

Keep the follow-up rod in easy reach. I keep it in the same rod holder all day. I can grab it without looking.

フォローベイトを結んだロッドは手の届くところに置いてください。 私は一日を通して常に同じ場所に置いています。 それなら探すこともありません。

ハードルアーは避ける

No matter how hard the fish hit, don’t make another cast with the reaction lure. It ruins the ruse.

バスがどれだけ激しくバイトしてきたとしても、ハードルアーを再びキャストしないようにしてください。 戦略が台無しになります。

正確に

Land the follow-up lure close to the original strike.

バイトがあった場所にフォローベイトを正確に投げ入れます。

アクション

Let the lure die. Keep enough tension to feel the bite. Use the rod tip to twitch the lure. Let it swirl in place.

ルアーを殺します。 バイトがあったら感じれるようにテンションは保っておきます。 ロッドティップでルアーをトゥイッチします。 そこに水流ができるように。

ツーストライク

As soon as you feel the fish, set the hook hard. You won’t get a third chance. Make it count.

バイトを感じたらすぐに、強くフッキングします。 3度目のチャンスはありません。 悔いの残らぬようにしてください。

フォローベイトを投げるとき
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こうして見ると、フォローベイトといっても簡単ながらも色々なことを意識して投げているんですね。

私の場合は何かのフォローということを決めて、フォローベイトを用意するということはあまりありませんでした。

どちらかというと、何かのルアーにミスバイトがあった時にすかさずライトリグを投げればいいかなという感じでした。ライトリグにミスバイトがあった場合は同じリグを投げていますが、ワームがずれていたら別のライトリグを結んだタックルに替えて投げる感じですかね。

しかしこの記事では、フォローを投げる前提で出船しているんですね。

たしかに、その方が良さそうです。

考えてみると、私の場合だけかもわかりませんが、ミスバイトがあった時って、割とボートの近くのような気がします。

フォローを入れるときはだいたい近距離戦、ということを前もって分かっていれば、もっと対処が早くなるかもしれないなと思いました。

まあこれは私の場合といいますか、その人の釣りによって変わって来ることかと思いますので、自分のミスバイトが起きるパターンや傾向のようなものがあれば、それに対策する感じで釣果は伸びそうですよね。

皆さんにとっても嫌な思い出かもしれませんが、自分のミスバイトのパターンを思い出してみては、いかがでしょうか。

それではまた。

毎度ありがとうございます!