雨の日のバス釣り

雨の日のバス釣り

Photo by mossyoak.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”GEAR FOR BASS FISHING IN THE RAIN”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:mossyoak.com ”GEAR FOR BASS FISHING IN THE RAIN”with Ott DeFoe May 6, 2019

 

今年も春がやってきまして、快適さが増すとともにこれまでの冬の寒さもどこかへ忘れてしまったようです。

冬の間はある程度釣りに行けなくても我慢ができるのに、こういう気候になると釣りに行けない時間というのはなかなか我慢が出来ないものですね。

しかしこの5月、今年に関して言うとなんとなく雨が多かったような気がします。全国天気では久しぶりにゲリラ豪雨の話題もあがりましたし、私の住んでいるところも雨が続くことがありました。

そしてこれからあとしばらくもすれば梅雨入りします。

バス釣りと雨は切っても切れない関係にありますが、これから先、季節が進むにつれてその傾向はもっと強くなることでしょうね。

皆さんは雨の中でのバス釣りはお好きでしょうか。

恐らくですが、皆さんにとって、雨には好きな理由と好きではない理由の両方があるのではないかと思います。

この記事は、アメリカのハンティングとフィッシングの専門メディア「MOSSY OAK」の記事で、メジャーリーガーのオット・デフォー氏が雨の中でのバス釣りについて語ってくれています。

雨が好きなのか嫌いなのか、これを読んで確認してみましょう。

 

 気になるところだけ読んでもOKです 

雨のバス釣りはカッパを着て

引用文(タップすると開きます)
If you’re an enthusiastic bass fisherman who fishes 2-4 times per month, there will be a day when you get caught in the rain. As a tournament angler, I not only have to fish in the rain, I often have to fish in a downpour. The only time tournament anglers are called off the water is if there’s lightning, or if the waves are so high that being out on the water isn’t safe.

The key to catching bass during these kinds of conditions is preparing ahead of time. I keep an Onyx rainsuit in Mossy Oak Elements Agua in my boat all the time. The weatherman is not always accurate about when a rainstorm is going to come in, so I need to have a rainsuit in my boat to put on as soon as the rain begins. One of the mistakes that bass fishermen sometimes make is to wait until they’re already wet before putting on their rainsuits. If you do that, you will be uncomfortable all day.

In some areas of the country, a rainstorm will cause the bass to start biting. Elsewhere, the rain will slow down the bite and make catching a bass tough. For instance, smallmouths like bright sun and clear skies, so if you get rain on a lake with a lot of smallmouths in it, fishing can become difficult. But if you’re fishing a lake in Tennessee, Kentucky or Alabama, cloudy days with rain may turn bass on to biting.

Where you’re fishing, and what type of bass you’re fishing for will dictate how you react to a rainy day. If the rain causes smallmouths to not bite aggressively, then I know I’ll have to slow down, use smaller lures and try to land every bite I get. If I’m fishing a southern lake, I smile through the rain and fish faster and bigger baits. When rain hits in a northern lake where I’m fishing for smallmouths, I want to fish lures that will hug the bottom. I’ll drag drop shot and tube-type baits on the bottom. If I’m fishing in the South, and rain comes in, I’ll fish top-water lures like a Storm Arashi Top Walker, as well as spinner baits, bladed jigs and square-billed crankbaits. A buzzbait is also a good top-water lure that puts off a lot of sound and vibration.

バス釣りが好きで月に2〜4回ほど釣りに行くアングラーの場合は、雨に見舞われる日があるはずです。トーナメントアングラーの私にとっては雨の中でも釣りをする必要があるだけでなく、土砂降りの中でも釣りをしなければなりません。トーナメントアングラーが雨で釣りを止めるのは、雷が鳴っている場合か、波が非常に高く危険である場合だけです。

このような状況でバスをキャッチするための鍵は、前もって準備することです。私はボートの中には常にレインウェアを置いています。天気予報は、いつ雨が降るのか常に正確であるというわけではないので、雨が降ったらすぐに着れるようにボートにレインウェアを持っている必要があるのです。バスアングラーが時々やってしまう間違いの1つは、雨が降っているのに、限界までレインウェアを着ずに濡れながら待ってしまうことです。それをしてしまうと、一日中不快になってしまうでしょう。

国内のある地域は雨が原因でバスが釣れるようになります。他の地域では、雨がバイトを遠ざけ、バスを釣るのが困難になります。たとえばスモールマウスは、明るい太陽や晴天を好むので、スモールマウスバスがたくさんいる湖で雨が降ると、釣りがタフになることがあります。しかし、ケンタッキー州やアラバマ州、テネシー州などの湖で釣りをしているのであれば、雨がバスのスイッチを入れるかもしれません。

あなたが釣りをしている場所、そして釣ろうとしているバスの種類によって、雨の日にどう対処するかが決まります。スモールを釣っていて雨がバイトを遠のけた場合は、スローダウンしてルアーを小型化し、バイトを得ようとします。もしラージマウスバスの釣りをしているのなら、私は雨の中を喜んで速くそして大きなルアーに替えます。北部の湖でスモールマウスを釣っていて湖に雨が降ったときは、ボトムを這わすようなルアーで釣ろうとします。ダウンショットやチューブワームでボトムをズル引きです。ラージを釣っていて雨が降ってきたら、ストーム・アラシトップウォーカーのようなトップウォータールアー、スピナーベイト、チャターベイト、スクエアビルクランクなどで釣るでしょう。バズベイトもまた、音や振動をたくさん発生させる優れたトップウォータールアーです。

雨の日のバス釣り


 

雨が嫌いな理由、それはなんと言っても人間が不快だということです。

濡れた身体が不快になるのはもちろんのこと、スマホや食べ物など色々と濡らさないように気を使わなければならなくなりますので、精神的にもめんどくさい気持ちになったりしますよね。

私もこの記事に書いてある通り、雨が降ってきてもなかなかカッパを着ないタイプです。あと1投したらカッパ着ようかなと思って何投もしてしまうんですよね…そんな方ってけっこう多いような気もするんですが…。

そのカッパを着るという初動が遅いせいで、すべてが後手に回ってしまうんですよね。

雨が降ってきたらサッとカッパを着て、それからバスの活性が上がることに備えたほうが絶対いいですよね。

そうして雨によっていい思いができれば、雨が好きになることでしょう。

ただし、カッパのフードによって視界が狭まること、雨が当たる音で周囲の音が聞こえづらくなることで身の回りの危険度は上がります。いつも以上に周りを目で見て、安全確認をしましょう。

 

スモールマウスを狙うアングラーさんにとって雨は大敵だと言われています。

スモールマウスは目で見てエサを狩るタイプの魚ですので、ローライトになると視界が落ち、やる気がなくなるというのが通説ですよね。私も雨だとあまり釣れません。

しかしこの記事にもある通り、スローダウンしたりルアーを小さくしたりという手はありますし、スモールマウスのトーナメントを見ていて雨だと釣れないという感じもあまりないんですよね…。

釣る人は釣るんですよね…。

なにより、スモールは夜間の暗闇の中でもバンバンフィーディングしていますし、実際のところローライトが本当にダメなのか、よくわかりません。

雨の日のスモールの釣りは私にとっての課題のひとつですから、今度は雨が降ったら面倒くさがらずサッとカッパを着て、攻略することに集中したいと思います。

皆さんもカッパの準備を忘れずに!ですね。

 

それではまた。

 

毎度ありがとうございます!