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バス釣りトーナメントにあるべき焦点とマインド

バス釣りトーナメントにあるべき焦点とマインド
Photo by bassresource.com

バス釣りトーナメントには華がありますが、光あるところには影あり、首にかかるメダルには裏があるものだ、という言葉もある通り、影の苦労はあるものです。そのひとつに、釣りをするときのマインド、精神状態というものがあります。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Tournament Head Trips and Mind Games”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassresource.com ”Tournament Head Trips and Mind Games”By M.L. Anderson / December 19, 2014

バストーナメント、皆さんは出場されたことはありますでしょうか。

バス釣りに限らず、釣りというのは基本的にはひとりで楽しむものだと思うのですが、誰かと一緒に釣りをしたり、競い合っても楽しいものですよね。

特にバス釣りはゲームフィッシングというジャンルにくくられている通り、バスと対峙するゲームでもあり、他の人と競い合うゲームとしても成立しています。

私はつい最近まで、誰かと競い合う釣りというのをしていなかったのですが、今では楽しみの一つとして取り入れていますし、自分の釣り人生に大きく役立っています。

私が競うというのはたとえばJB/NBCといった公式的なものではなく、もっとローカル的なものになりますので、エキスパートの方からすると笑われてしまうとは思うのですが、自分なりにはいい勉強になっていますので、まあよしとさせていただければ幸いです(笑)

さて、これは私の意見ですが、ひとりで釣りをするときと、そういった他の人と競い合う場で釣りをするときとの一番の違いは、釣りをするときの精神状態にありました。

競い合うということは、自分が一番釣らなければなりませんし、または、他の人が釣れないようになってもらわなければなりません。

これが正直な気持ちです。

ではもし、このとき、同じ日に、試合には参加せず、同じ人たちもいながら、その中でひとりで釣りをしていたとすれば、釣果は変わるのか。

言い換えれば、精神状態がどれほど釣果に影響するのか、ということが気になってしまうんです。

証明することができない、たらればの話になってしまうのですが、これについてとても興味があるんですよね。

バスプロの方々を見ていると、試合も取材もプライベートも、どうもあまり釣果に差が出ないような気がします。

そのあたり、私たちも何か気を付けること、何かできることはないのでしょうか。

この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「BASS RESOURCE」のコラム記事で、トーナメントにおいての精神状態や目を向けるべき焦点について解説されています。

アメリカのトーナメントでのバスプロさん同士の世界というものに、少し触れてみましょう。

バス釣りトーナメントでのマインド

引用文(タップすると開きます)
We all know how important it is to be in the right state of mind during a tournament, and even during pre-fish days. If you keep thinking about problems at work or at home, or if you keep wondering how the guy in that Stratos over there is doing, you are going to be seriously off your game. It’s not just your own problems that can interfere with your fishing – fellow competitors are only too happy to mess with your head. Say you’ve had a great pre-fish and you figure you can put 15 to 18 pounds in the boat, no problem. You’ve been pitching craws and landing some hogs. Life is good. Until you reach the dock. You’re walking up the ramp toward your truck and spot one of your competitors in the wipe-down area. Worse yet, he spots you. “How’d you do today?” he yells? Well, you can’t be rude, so you amble over and let him know that you didn’t do too bad. Ego strikes and you can’t resist telling him that you think you can probably weigh almost 20 pounds on the big day. Of course, he is going to tell you that he can weigh 25 pounds. That’s why it’s called competition! Rule number one: Fishermen lie, especially to other fishermen. Have two or three really good buddies that you can trust, and dismiss all other jabber as dock talk. What happens if you believe this guy? You casually eye up his deck to see what he’s got tied on, and you start racking your brain trying to remember if you saw him today. What part of the lake was he on? What was he throwing? There goes your confidence out the door. If that’s the way you’re going to think, you may as well pre-fish at home on the computer! If you would man up, you’d probably have to admit that you have participated in a little less-than-truthful dock talk. I know guys who tie on completely different baits when they’re headed for shore. I also know guys who pick up a different rod when they come within view of a tournament fisherman. Have you ever listened to a guy up on stage telling everyone how he caught the winning sack and you’re thinking “that’s a damn lie – I saw you all morning!” You’ve got to get to the point where you have confidence in what YOU have found, and stop trying to catch other people’s fish. That never works. Sometimes it doesn’t even take words to psych an angler out. Let a certain guy show up at sign-in and all of a sudden everyone else feels like they will be lucky to get second place. In all reality, it probably boils down to this. That guy has been on that lake so many times and he has fished it so often that he has complete confidence in his decisions and actions. Nothing is stopping you from having the same confidence except one person – the guy in the mirror. I hate to think like this, but tournament fishing these days is not like it used to be. Manners and good sportsmanship are a thing of the past. It used to be that if you were seen pre-fishing a spot for several days, others would give you the courtesy of staying off that spot until you left it. Not any more. I’ve actually had guys hit the side of my boat with their baits during a tournament. More than ever, being able to control your emotions and thoughts is of primary importance. You cannot let the rudeness or ignorance of others to ruin your day. It used to be that the dock talk and mind game stuff was almost funny – it was sort of expected, and the experienced anglers would brush it off. But it can get nasty at times – people cut you off, run over your spots, or even come over and fish the same spot you’re on while you’re on it. But remember that these tactics only work if you let them. You can learn to control your thoughts and concentrate on your own performance, and your fishing will improve exponentially.

トーナメント中、そしてその前日、正しい精神状態にあることがいかに重要かは誰もが知っています。職場や家庭の問題を引きずっていたり、または近くにいる他の選手が何をしているのかが気になっているようだと、試合からは取り残されるはめになります。また、釣りを妨げるのは自分自身の問題だけではありません。他のライバルたちもあなたの精神状態をゆさぶってきます。あなたがプラクティスで素晴らしいバスを釣って、このままいけば当日は7~8㎏は釣れるだろうと考えていたとしましょう。素晴らしいです。クロー系ワームがバッチリハマって、重量のあるナイスバスばかりでした。今回はもらったと思います。そう、帰着するまでは。

帰着した後、ふと、ライバル選手がいることに気が付きます。向こうもこちらに気が付きます。 「今日はどうでしたか?」彼は聞いてきます。ウソを言うのもなんなので、いろいろやってみたけど悪くはなかったと彼に言います。いい調子だったので、当日はうまくいけば9㎏くらい行くかもしれないとつい口走ってしまいました。そこで彼から返ってきた返事は、なんと当日は10㎏が目標だということです!これが、トーナメントの世界です。
アングラーというものは、特に他のライバルアングラーには嘘をつくものです。あなたが信頼できる本当に良い仲間の2、3人以外が言うことは、話半分で聞くようにしてください。これは重要な法則です。

もし彼の言うことを信じたらどうなるでしょうか?あなたは彼のデッキをさりげなく見て、何のルアーを使っているか確認し、家に帰って今日の会話を思い出して頭を悩ませるでしょう。彼は湖のどのエリアにいたのか?彼は何を投げていたのか?さっきまでの自信はどこへ行ったのでしょう。いやいや、もし家でバス釣りのゲームをしてる時も、そんな風に考えますかって!

真剣勝負の場では、少しくらいは嘘もあることはわかっておくべきでしょう。出船前はわざとまったく使う気のないルアーを結んでいる人もいます。また、トーナメント中にライバル選手が来たときは別のロッドに持ち替えることもあるでしょう。ステージ上で優勝者がどのように釣ったのかをインタビューされるのを聞いたとき、「嘘じゃん。朝からずっと近くにいたからわかるけど」と思ったことはありませんか。そうです、自分がやってきたことに自信を持ち、他の人がどうしているかを考えるのをやめなければなりません。それには大した意味がありません。

時に、他のアングラーを動揺させるのには言葉さえ必要ありません。釣りをしている同じエリアにトップアングラーがやって来ただけで、なんだか上手くいきそうだと感じてしまいます。実際には、そんなことはありません。その男は何度もその湖で釣りをし、彼はこれまでの中で完全な自信を持てるほどに釣りこんできました。あなたも同じ自信を持っているのであれば、もう1人の自分以外、あなたの邪魔をする者はいません。

こんな風に考えるのは嫌なのですが、最近のトーナメントは昔とは違います。マナーを守るというスポーツマンシップは過去のものです。以前は、誰かが数日間同じスポットにいるのを見たら、他の人はその人が離れるまでそのスポットには入らないといった礼儀がありました。今はもう違います。トーナメント中に、ボートにルアーを当てられたこともあります。これまで以上に、自分の感情や思考をコントロールできるようになることが重要です。他人の無礼や無知であなたの一日を台無しにするわけにはいきません。

以前は、ちょっとした嘘の情報などのやりとりも楽しんでいました。それは一種のマインドゲームであり、経験豊富なアングラーには通用しませんでした。しかし、誰かに邪魔をされたり、自分のエリアを走り抜けたり、あなたが釣りをしている時に同じ場所で釣りをしたりというのは別です。こういった行為は、許可してもらった場合にのみできるはずなのです。しかし、あなたは自分の考えをコントロールし、自分のパフォーマンスに集中することを学ぶことで、自分の釣りを向上させましょう。

バス釣りトーナメントにあるべき焦点とマインド
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トーナメントで焦点を当てるべきこと

引用文(タップすると開きます)
In all sports, performance is self-fulfilling, according to sports psychologist Dr. Alan Goldberg. You always get what you expect. In other words, if you have a bad attitude, your fishing will suffer. Letting your head get screwed up is one of the biggest mistakes you can make. Change your focus to get control over your thoughts. Concentrating on things that are out of your control is a common mistake, says Dr. Goldberg. Don’t think about how you did last time, your opponent, or the weather. You can’t do anything about those things. Change your focus by first being aware of what you’re focusing on. You can’t change what you’re doing wrong if you don’t realize that you’re doing it. Dr. Goldberg says that you can learn to concentrate by recognizing when you’re focusing on the wrong things. Then you can bring your focus back to the right things. “Images program performance,” says Dr. Goldberg. Change the pictures in your mind. Bad attitudes come from the wrong images. Regularly practice changing the images in your head, he recommends. Have images of being relaxed, being confident, and doing well. Take quiet time before sleeping and rehearse your mental imagery. See yourself in as much detail as you can imagine, and picture yourself performing well. Make it as real as you can, but be sure you don’t start thinking about things you can’t control. In other words, don’t try picturing yourself winning the tournament or landing a trophy. Focus instead on seeing yourself having a good time, being relaxed, and having confidence in your decisions. Repeat mantras such as, “I am confident under pressure,” to yourself regularly. Remember that negative thoughts are no more real than positive ones. A nightmare can bring you awake in a sweat, heart pounding. Your brain alone did that to you, and your brain alone can also have positive results on your physical self. A slump can result from negative thoughts. You let a bad performance shake you, and then you carry the negative thoughts into your next performance. A vicious cycle can build, and you keep it going all by yourself. Remembering that thoughts are things can help you avoid making one of the biggest mistakes in bass fishing – giving up.

スポーツ心理学者のアラン・ゴールドバーグ博士によると、すべてのスポーツにおいて、パフォーマンスとは自己を達成するということです。常に自分が期待した結果になりやすいということです。言い換えれば、あなたが悪いイメージで釣りをすれば、あなたの釣りは苦しむことになるでしょう。頭を混乱させるということは、犯してしまいやすい最大の間違いの1つです。

自分の考えをコントロールするためには、焦点を変えてください。自分の手に負えないことを考えてしまうのはよくある間違いだと、ゴールドバーグ博士は言います。前回うまくいった釣り方、対戦相手、天気については考えても無駄です。それらについては自分にはどうしようもありません。

最初に何に焦点を合わせていたかを認識しておき、随時、焦点を変更していきます。自分が間違っていることに気づかなければ、間違っていたことを変えることはできません。ゴールドバーグ博士は、間違ったことに集中してしまったと認識することで、集中すべきことを学ぶことができると言います。それでこそ、焦点を正しいものに戻すことができます。

「イメージはパフォーマンスを調整する」とゴールドバーグ博士は言います。あなたの心のビジョンを変えてください。悪いパフォーマンスは間違ったイメージから来ます。定期的に頭の中のイメージを変える練習をすることをお勧めします。リラックスし、自信を持って、うまくやっているというイメージを持ってください。寝る前に静かな時間を取り、あなたの心のイメージもリハーサルしてください。できる限り詳しく自分自身をイメージして、自分がうまくいっていることを想像してください。できる限り現実的にイメージしてください。ただし、自分でコントロールできないものについては考えないようにしてください。

もう少しいうと、トーナメントで優勝したり、お立ち台に上がることを想像してはいけません。そうではなく、自分が楽しい時間を過ごし、リラックスし、自分の決断に自信を持っているということに集中してください。 「プレッシャーに打ち勝つ自信がある」といった言葉を繰り返し発してみてください。

ネガティブなこともポジティブなことも現実化しやすいことも覚えておいてください。悪夢で目覚めたときは、汗をかき、心臓がドキドキしていることがあります。これはあなたの脳がそうさせていますが、同様に、ポジティブなことを考えれば自分の肉体もそのような結果をもたらすということが言えます。

スランプというものは、ネガティブな考えから生じる可能性があります。あなたは試合での悪いパフォーマンスに動揺し、そして次の試合にネガティブなイメージを持ち込みます。ここに悪循環が生まれる可能性があり、それをすべて自分のなかで続けます。このことを覚えておけば、バス釣りで最大の間違いの1つである「あきらめる」という行為を避けるのに役立つでしょう。

バス釣りトーナメントにあるべき焦点とマインド
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記事の途中に出てきましたが、たしかに、家でテレビゲームをしている時は(オンライン対戦は別ですが)、他のプレーヤーの動きなどは気になりません。

いいスコアを出すには、自分のプレイに専念するのみですよね。

人間は、人間と戦うときだけ、相手のことを考えてしまうのでしょうか。

はじめにも書いた通り、釣りというのは1人でも成立するもので、自分にできることをするゲームです。

相手のすることを考えたり、1時間後の天気を自分の望みどおりにしようとしても、自分にはどうにもできませんから、テレビゲームと同じように、自分のプレイに専念することを考えたほうがいいということなんですね。

そのためのトレーニングといいますか、心掛けがゴールドバーグ博士の言う「イメージ・パフォーマンス・プログラム」で、良いイメージからパフォーマンスを作り出すというものでした。

しかし、これはなにも、トーナメントに限ったものではありませんよね。

普段の釣りのパフォーマンスを上げたいときにもとても有効なマインドでありトレーニングだと思います。

最大のライバルは自分の中のもう1人の自分ということを忘れずに、1人の時も、トーナメントの時も、結果を自分の釣り人生に役立てていこうと思います。

皆さんは、もう1人の自分には強い方でしょうか?

それではまた。

毎度ありがとうございます!