バスの目は夜でもルアーが見えているか?

過去の本日はこんな記事を書いてました。読んでみてくださいね。

気になるテーマでブログ内を検索!

バスの目は夜でもルアーが見えているか?

バスは夜行性とか言われているけど、夜でもちゃんとルアーは見えているの?という疑問を解決(できるといいですね)!

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”THE BEST TIME TO FISH ACCORDING TO THE BASS”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:berkley-fishing.com ”THE BEST TIME TO FISH ACCORDING TO THE BASS”

皆さんは、「バスは夜行性の魚である」ということを耳にしたことはありますでしょうか。

もしバスが夜行性だとしたら、普段私たちが釣っている昼間のバスたちはなんなのでしょうか。特殊な性格のひねくれものなのでしょうか。

それとも、夜に釣りをした方がもっと数もサイズもいい感じに釣りやすいのでしょうか。

当店ではバスの夜釣りは危険なためおすすめしておりません。今回も、あくまでバスの生態、バスの身体の仕組みを理解して釣果に繋げようという主旨のものです。

バスの目は夜になるとどういう見え方をするのか、実際のところ気になりますよね。

夜行性ということであれば、たまにテレビなどで見る赤外線スコープの映像のように見えているはずですが、じゃあ、バスはいつ寝ているのか?休む暇はあるのか?ということになりますよね。

バスの気持ちになれば、もっとバスは釣れる!というのが信条の私のバス釣りですから、考え始めると気になって夜も眠れません。バスと同じです(笑)

この記事は、アメリカの世界的ルアーメーカー「Berkley(バークレイ)」の公式HPのコラム記事で、バス釣りのベストタイムはいつかというテーマに基づいて、バスの目の見え方について書かれています。

これを読んで、バスが夜行性かどうかについての真実に近づいてみましょう。

 気になるところだけ読んでもOKです 

バス釣りのベストタイム

引用文(タップすると開きます)

Like any other visual predator, a bass’ hunting ability varies with the photic environment. There isn’t an animal alive; neither predator nor prey that is lord and master of the entire light intensity range.

If there is one timeless principle in the world of sensory biology, it is that any given sensory system is built on a series of compromises. In gaining an advantage over its prey in one arena, a predator loses ground in another. Neither predator nor prey can master everything. Survival is a constant game of give and take.

Every fish species is designed to operate best within some established light intensity range, either at one of the two extremes (blinding light or pitch black) or somewhere in between. Bass appear to effectively straddle that fence without being stellar in either direction. A bass’ strength lies in its ability to play the middle ground well, especially during the periods of dawn and dusk.

The bass eye is constructed so its large round lens protrudes through each pupil. This protrusion provides the bass with a wide field of view. But it also has the downside of preventing the pupil from opening and closing. The pupil is stuck wide open no matter how intense the ambient light may be. Because bass cannot control their pupils and because they do not have eyelids, they are left to deal with whatever light comes their way.

To some degree that is not as bad as it first seems. Because of water’s light absorption properties, it tones down even the bright light of midday. For that reason there is less need underwater for a light intensity regulator such as pupil contraction.

The back of the bass’ eye is the key. It contains specialized pigment cells that contain a dark substance called melanin, the same pigment in our human skin for that great tan. It gets pretty complicated inside the eye, but simply put, the melanin pigment cells can change how the eye works in bright and not-so bright conditions.

For daytime, bass are said to have photopic vision; at night and other low light conditions, bass have scotopic vision. These two types of vision are dramatically different. What a bass sees at night is definitely not what it sees during the day.

So what does this mean? Simply, the bass’ daytime vision has enhanced depth perception and color identification. In lower light conditions, the bass’ eyes take in more light for improved vision when its prey can’t see as well.

I guess that’s why most of us fish more at dawn and dusk, when the bass is using both vision types.

他の目を使って獲物を追う捕食者と同様に、バスのハンティング能力は光の多さによって異なります。どんな光量の中でも変わらない性能のままの捕食者も被捕食者もこの世にはいません。

生物の感覚の世界というのは不変であり、苦手な条件になってしまえば、感覚的に妥協するしかなくなります。ベイトの方が有利な状況になってしまえば、捕食者であっても別の土俵で勝負するしかなくなります。捕食者も被捕食者も、すべての環境を味方に付けることはできません。野生の世界は、絶え間ない食うか食われるかの世界なのです。

すべての魚種は、まばゆい光か漆黒の闇という2つの極端な環境のどちらか、またはその中間の光の強さの範囲内で快適に暮らせるように設計されています。バスはどちらの方向にも偏らずに、その境界線を効果的に行き来するように感じます。バスの強みは、特に夜明けと夕暮れといった時間帯の曖昧な視界の中で上手にフィーディングできることにあります。

バスの目は、大きな瞳孔を持つ丸いレンズが飛び出すような構造になっています。目が出ていることで、バスに広い視野をもたらしています。しかし、まぶたがなく、まばたきができないという欠点もあります。周囲の光がどれほど強くても、瞳孔は大きく開いたままになります。バスは瞳孔をコントロールできず、まぶたがないため、どんな光が来てもいいように対処するしかありません。

ただそれは、思ったほど悪いことでもありません。水は光を吸収する性質があるため、昼間の明るい光を抑えてくれます。そのため、瞳孔の収縮による光の強度調節の機能は水中ではそれほど必要性がなくなります。

バスの目の奥の方が鍵です。そこにはメラニンと呼ばれる黒っぽい物質を含む特殊な色素細胞があります。メラニンは、私たちの皮膚にも含まれている黄褐色の色素です。目の中なのでかなり複雑になりますが、簡単に言えば、メラニン色素細胞は、明るい状態とそれほど明るくない状態での目の働きを切り替えてくれることができます。

昼間のバスは明所視(明るいところで色が分かるほど目が機能する)と言われています。夜やその他のローライトコンディションでは、バスは暗所視(暗いところでモノクロで見る目の機能)になります。これら2つのタイプの見え方は劇的に異なります。バスが夜に見ているものは、日中には同じように見えていません。

これはなにを意味しているのでしょうか?簡単に言えば、バスの昼間の目は、奥行きの感覚と色の識別が強くなっています。ローライトコンディションの状態では、バスの目はより多くの光を感じ取って、ベイトの目が見えないときに自分の視力を強化しています。

バスがその両方の視覚を持ち合せているということが、私たちの多くが朝まづめと夕まづめにより多くのバスを釣っている理由なのだと思います。

バスの目は夜でもルアーが見えているか?

バスが朝まづめと夕まづめによく釣れるというのは、明るいところでも暗いところでも適応できる性能の目を持っているからだということでした。

ただし、まぶたがないため、光の量は自分の居場所によって調節するしかありません。ですので、明るい時にはカバーの中に入ってたりするんですね。

そうすると、バスが夜行性と言うこともできますが、別の見方をすれば、他の生き物(ベイト)が苦手な時(視界が効かない時)にバスが有利になっているだけという感じでもありました。

なんなら、全光型と言ってもいいのでしょうか。まさにバス無双、無敵じゃないですか。

ということはもしかしたら、たくさんのナマズやウォールアイといった本格的な夜行性のフィッシュイーターが天敵となるようなところに住んでいる場合は、身を守るためにもその目が役に立っているかもしれませんね。

では、この情報を釣果に繋げるためにはどうしたらいいのかについて、もうすこし考えてみます。

バスの目にも、私たち人間と同じコーン細胞による「色覚」とロッド細胞による「明るさ」を感知できることが分かっていますが、見え方については人間と同じではありません。

例えば色覚をつかさどるコーン細胞は、バスは赤と緑の2つの方向性を持っています。これは、赤と緑のどちらか寄りの色かを見分けることが得意ということです。

人間は、赤と緑と青の3つの方向性を持っています。これは、赤と緑と青の色々な混ぜ方をしたあらゆる色を見分けられるということです。

バスにとっては白や黄色やチャートはすべて「白っぽいもの」としか見えていません。また、青や黒もまたすべて「黒っぽいもの」としか見えていません。

また色彩は、明るさが暗くなる(深くなる)につれて失われていきます(すべて黒になってしまいます)が、一番早く黒になってしまうのが赤、それから黄色、緑、青という風になっていきます。一番暗いところ(深いところ)でも識別できるのが青ということです。

そういえば、ブラック/ブルーのラバージグやワームはビッグバスがよく釣れるカラーとして有名ですよね。

しかし、バスは青と黒を識別できませんし、暗いところ(深いところ)では赤外線カメラのように色の識別はつかないはず。

なんか変ですよね。なんだか考えれば考えるほど、わけが分からなくなります。

コーン細胞やロッド細胞を持つ高度な目があったとしても、その情報を処理する脳はどれくらい発達しているのかというのも分かりません。

これは結局のところ、人間の科学とバスの気持ちはまだ紐付けられていないということですよね。

ディープでもシャローでもリアルなワカサギのカラーにばかり反応が良いということが起きるのも、コーン細胞が2つしかないバスにはあまり関係がないはずなんですもんね。色がどうこうというより、リアルなワカサギ感が大事といいますか。

バスが普段食べている食べ物の見た目、色、形、大きさをバスは記憶しているから反応するわけですから、昼間ほどバスがよく食べているベイトに似せたカラーが色覚とは別として効く傾向はあります。

これは水がクリアになればなるほどその傾向が強くなるようです。

濁りがある場合は、浅い場所や明るい場所ではある程度の色覚が通用するので、バスが食べているベイトのカラーやカラフルな模様もバスは識別していると思いますが、ちょっと深いところやローライトコンディションになれば、細かなカラーの差は科学的にはほとんど関係なくなります。

シルエットとかコントラストのほうがより重要になるという感じでしょうか。

さらに夜や超ディープゾーンになると人間の感覚では目が見えなくなるので音や波動が強いほど釣れるような気がしてしまうのですが、そうでもありません。

バスは夜でも高い視力を持っていて、依然として目に大きく依存して獲物を追っているということです。

ただし、明るさをつかさどるロッド細胞が優先され、色覚よりも明るさ(暗さ)の識別が重要になるため、全ての色の中でもよりはっきりする黒系がよく釣れるカラーになるようです。

ディープの釣りが盛んな野尻湖や木崎湖では、(あまり知られていないようですが)黒いワームがよく釣れています。超ディープは、夜と同じなんですね。

ちょっと長くなってしまいましたが、ひとまず、夜でもバスはよく見えているということ。そして夜やディープのバスを釣るためのルアーのカラーは黒、というのがとりあえずの結論と言っていいのでしょうか?

他のカラーとしては、大きく分けて白~黄色~チャート系、赤系、緑系、青~黒系という4種類にリアルベイトフィッシュ系を足した5種類の系統カラーを軸にしてそれぞれで反応を探ればいいということでしょうか。

これがなんの役に立つかといいますと、結局のところ人間の目による科学的な情報とバス釣りを完璧に結びつけるのは今のところは難しく、自分の経験がものをいうということかもしれません。ただし、使うカラーをこの5系統に絞れるということは、お財布の節約にはなると思います。

ルアーメーカーさんの発売する多くのカラーの宣伝文句に惑わされないようになるのに役立ちますね。ええ、こんな結論ですみません(笑)

もちろん、特に暗い時にはルアーの出す音や波動も無視できませんが、ここではひとまず目や視力に限って考えてみました。

最後にひとつだけ、私から提案させていただくとすれば、もし夜にバス釣りをするのであれば、バズベイト、チャター、ラバージグあたりの黒をおすすめします。

理由は、暗い中でもキャストしやすく、なおかつ根掛かりもしづらく、ミスキャストしても回収しやすいことと、シングルフックのため、もし自分の方に飛んできたら暗くて避けにくいものの、当たっても大怪我をする確率がグッと低くなるためです。

ただ、夜の闇の中で釣りをするのは本当に危険ですから、できれば避けましょう。明るい常夜灯があったり、安全さが日中並みに確保できる時だけにしましょう。

この記事は夜のバス釣りの攻略法としてでなく、あくまでもバスの生態を知る楽しさとしてご理解をいただければと思います。

それではまた。

毎度ありがとうございます!

当ブログをご覧の皆様へ
 当店のブログは「釣りに行きましょう!」という主旨のものが多くなっておりますが、新型コロナウィルスの感染拡大が進んでしまっている現在、これを防ぐには外出を自粛することも同時に求められています。
 個人的には皆さまが楽しく釣りをしてほしいのと同じくらい、安全であってほしいと願っております。どうかお出かけの際は、社会的距離を保てる方、出掛けられる状況の方、3密の状況を避けることができる方など、各自で適切なご判断をされますようお願いいたします。
 言うまでもなく、すべてクリアできるようであれば、正しく釣りを楽しみましょう。

過去の本日はこんな記事を書いてました。読んでみてくださいね。