バスを釣る人と釣れない人の決定的な違い

2022年5月11日

バス釣りバスを釣る人釣らない人
Photo by inthespread.com

バス釣りが上手な人に対して、そのタックルやテクニックに注目してしまいがちですが、本当はそこではなく、一番重要なのは「相手(バス)に合わせること」なんですよね。バスが釣れない人がやるべきことは、次の通りです。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Retrieve and Cadence in Largemouth Bass Fishing”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:inthespread.com”Retrieve and Cadence in Largemouth Bass Fishing”May 4, 2021|Mike Gerry

バスを釣る人、釣れない人の決定的な違いってなんでしょうか?

これは大変難しい質問のような気がします。

私はよく、バス釣りとは男女の恋愛関係に似ているとこのブログで言っています。(男女関係といっても男である私の目線でしか言えないので女性には当てはまらないかもしれません)

では、バス釣りを男女の恋愛関係に例えてみましょう。

モテる男性とモテない男性を比べてみるとどうでしょうか。

「そんなの見た目が良い男がモテるに決まっているだろう」と思うかもしれませんが、実際はそんなことはありません。私は見た目が良いのにモテないですし、なんであの人はあんなにモテるんだろうという人もたくさん見てきました。

見た目でモテている人というのは、見た目を重視する人からモテているだけにすぎません。この比率は、実感レベルですがだいたい全体の3割くらいかなと思います。

残りの7割の女性は、容姿を最重要とはみなしていません。

他にも収入ですとか、性格や人柄、着る服のセンスなど、多くの要素はあるでしょう。しかしこれは付き合うとか結婚という話ではなくモテるかどうかの話ですので、その他多くの要素はひとまず置いておいてください。

私が見る限り、モテる男性というのは「女性をよく見ている」「女性の変化に気付く」「正しい表現ができる」「相手を否定しない」「適切な言葉をかける」この5つ、この5つだけをやり続けられる人です。

これを続けられる男性というのは、あらゆる条件や要素を乗り越え、よくモテる男だと考えています。(※これは釣り情報ブログです)

そして最も重要なことは、モテないで悩んでいる人というのは、「なぜ自分はモテないのか」という思考になりがちなことで、そうではなく、モテるために本当に必要なのは「どうしたらモテるようになるのか」と考えることなんですよね。

この考え方は似ているようでまったく違います。

「お前はそんなんだから女性にモテないんだよ!」とモテない人同士がお互いにモテない理由を指摘し合っても本当かどうかよくわかりません。

やはりちゃんとモテている人から理由を探さなければ、自分との違いが分からないんです。

あくまでもこれは私にとっての考え方ですので、誰にも当てはまるわけではないですし異論もあると思いますが、私の意見では、これはそのままバス釣りに当てはまると思っているんです。

本当にどうでもいい話を長々としてしまってすみません(笑)

私が言いたいのは、バスを釣りたければ釣る人から学ぼうということなんです。

この記事は、アメリカのゲームフィッシング専門の動画情報サイト「In TheSpread」のコラム記事で、アメリカガンターズビルレイクのフィッシングプロガイド、マイク・ゲイリー氏が、自身のゲストさんとの経験から、釣りのコツを解説してくれています。

非常に重要な内容だと思います。心を開いて読むようにしましょう!

 気になるところだけ読んでもOKです 

バス釣りで重要なのはリトリーブとリズム

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
When fishing for largemouth bass, doing the same retrieve the same way does not always get the same results. The problem is that it may or may not be good! If your catching fish well, you can say its working, if not the same result may be frustrating. Most experienced anglers are constantly adjusting their retrieve and making a change as to how they present baits until they find a bite. Constantly changing your retrieve speed, cadence, and rod tip action can make a big difference. There are many ways to change what your doing, although subtle they can be the difference in catching bass or not. You should always be adjusting your retrieve and cadence until you get a bite. Angles, line, rod tip, speed and more all make a difference and if you are constantly looking for that correct movement then you will always have a chance to improve your boat position, your retrieve speed and more. Customers ask me all the time what and how am I presenting my bait. My standard answer is that I am constantly changing what I do with the bait until I find a presentation the bass react to. Adjustment in your presentation is something every angler should do day after day, cast after cast and when you find a bite remember what you were doing to get that bite, then repeat it. Pay attention to detail, focus on your action and be astutely aware of what and how you are retrieving your bait. If you don’t, you cannot repeat it! Repetition when your catching largemouth bass is key to the next bite, but changing when you are not catching is key to the first bite, and in order to be successful you must get the first bite! Many of the world’s best bass fisherman will talk about cadence as a key to catching fish on many different types of baits. There is no doubt that cadence is especially important while retrieving a bait, but cadence does not mean to do the same thing every time you work a bait. Change your cadence continually with speed variations or pauses, or tip and wrist action. When you do this, you are still creating a cadence it is just changing it until you find a cadence that triggers bass bites. Largemouth bass are creatures of habit, although the way they react or what they react to on a daily basis may be different. The habits they have generally have them doing the same thing. Your job is to get them to react to what you are doing with your bait. It is also a fact that all rods present a variety of different tip action. If you find that you cannot easily change the action of bait then you might very well be fishing with a rod that might be too stiff in the tip. The rod might be too long or short for your body type, making it hard to make longer swings or fast movements with your wrist. Fishing rods are not all created equally and if you find you cannot present a bait the way you expect, it might be time to find a different rod or tip action or even manufacturer so you can get the desired action you are looking for. I find that thick rods do not work well for me. That is because I have small size hands and that can be a difference maker for you also. Line is also a factor in being able to change your cadence or retrieve action, as all lines are different. Some are thick, many are thin, some have stretch and some do not. Some lines sink and some do not. Line size always makes the bait work differently in the water, so if you are not getting the bait moving how it should, change line size. It could very well be the difference you are looking for in your bass fishing. That old saying “if you’re doing the same thing and getting the same result,” it might be time to change, especially if the results are not what you desire.

バスを釣りというのは、同じ方法で同じリトリーブを行っても、必ずしも同じ結果が得られるとは限りません。問題は、それで良いのかもしれないし、それでは良くないかもしれないということです!
それでバスが釣れているなら、それで良いと言えますし、釣れていないのであればずっと釣れないはずなので面白くないでしょう。

多くの経験豊富なアングラーは常にリトリーブを調整し、バイトがあるまでルアーのプレゼンテーションを変えています。リトリーブスピード、リズム、ロッドティップでのアクションを絶えず変更することで大きな違いが生まれます。

バスが釣れるかどうかの差に大きな違いはなくても、あなたの行動で変わることはたくさんあります。バイトがあるまで、常にリトリーブやリズムを調整する必要があります。角度、ライン、ロッドティップ、スピードなどすべてが違いを生みます。もっと言うと、リトリーブスピードなどのほかにボートポジションまで気にする必要があります。

私のお客様はいつも、どんなルアーをどうやってプレゼンテーションすればいいのかと尋ねます。
私の答えは「バスが反応するプレゼンテーションを見つけるまで、そのルアーですることを絶えず変更しましょう」ということです。プレゼンテーションの調整というのは、すべてのアングラーが毎キャストごとに行う必要があることです。バイトがあったときに、そのバイトを得るるために何をしていたかを思い出し、それを繰り返します。細部にまで注意を払い、行動に集中し、どんなルアーをどのようにリトリーブしているかを詳しく意識してください。そうしないと再現することができません!

バスが釣れたときは、釣れたパターンの繰り返しをすることが次のバイトへ繋がる鍵ですが、釣れない時には変えていくことが最初のバイトへの鍵です。成功するには、最初のバイトを得る必要があります。

世界のトップアングラーの多くは、ルアーでバスを釣るための鍵としてリズムについて話します。ルアーをリトリーブする際にはリズムが重要であることは間違いありませんが、リズムというのは、ルアーを毎回同じようにアクションさせることを意味するわけではありません。スピードの変化やポーズ、またはロッドティップや手首のアクションを使用して、リズムは継続的に変更します。このときも、バスのバイトが出やすいリズムが見つかるまで、リズムを変更しているだけです。

バスは習慣の生き物ですが、日によってバスが反応する方法やものは変わる場合があります。しかし彼らが持つ習慣というのは一般的に、彼らに同じことをさせています。あなたがやるべきことは、彼らの習慣をあなたがルアーで表現し、彼らを反応させることです。

それぞれのロッドがもつティップの特性によりルアーのアクションが変わることも事実です。

ルアーの動きを簡単に変えることができない場合は、ティップが硬すぎるロッドを使って釣りをしている可能性があります。ロッドが自分の体型に対して長すぎたり短すぎたりして、手首で長いストロークや速い動きをするのが難しくなっている可能性もあります。ロッドはすべて同じように作られているわけではなく、期待した通りにルアーのプレゼンテーションができない場合は、別のロッドやティップアクション、さらには他のメーカーから探し、求めているアクションが表現できるようにする必要があります。

たとえば、太いロッドは私にはうまく機能しないことがわかりました。私の手が小さいからです。似たようなことで、あなたにとっても違いを生み出すことがあります。

ラインもすべてが異なるため、ラインひとつでリズムが変わったり、アクションが良くなったりすることもあります。太いものから細いもの、伸びがあるものとないものがあります。沈むラインと沈まないラインがあります。ラインの太さで水中のルアーアクションが変わるため、ルアーがしっかりアクションしない場合は、ラインの太さをえてください。

こういったことが、あなたがバス釣りで探している違いかもしれません。 「同じことをすれば同じ結果が得られる」という言葉が本当であれば、結果が希望どおりでない場合は、変更するタイミングなのかもしれません。

バス釣りバスを釣る人釣らない人
Photo by inthespread.com

冒頭で私は自信満々にバス釣りと人間の恋愛関係は似ていると言いましたが、これを読んでみたら、ちょっと違うといいますか、それではちょっと足りないかなと思いました。

モテるためには、やるべきことを相手(バス)に合わせるという意味では同じだと思うのですが、実際に釣りが上手といいますか、バスが釣れる人というのは、人一倍フラれ続けているとも言えるのかな、と思ったんです。

フラれるというと変な印象がありますが、バスが釣れないのはバスのせいではないのですから、自分に原因があると考え、変なプライドや意地を捨ててしまえばより早くバスに近づける感じなんですかね。

これがなかなかできないんですけどね。

メディアやネットに出ている情報というのはもともと、嘘のことと本当のこととがあるのですが、たとえ正しい情報でも状況が変われば嘘になってしまうようなこともたくさんあります。

よく釣る人というのはこの記事にもある通り、自分を否定し続けて釣り方を変え続けている人のようですが、そういう人というのは、どういうわけか、釣り方を他の人に教えるときにそんなことを言わないのです。

よくわからないのですが、たぶん無意識にやっているのか、難しすぎて伝わらないと思っているのではないでしょうか。それなら「このルアーでこうやって巻いてたら釣れるよ~」って言った方が早いですもんね。

結果としてそういうのが、情報としてネットやメディアに出回っているのだと思います。

バス釣りは自然が相手ですから、信じている情報通りにタックルを揃え、釣り方をしても釣れない場合もあるはずです。そんなときは、一度バスの立場に立ってみて「どうしたら釣れるのか」というところから考え直すといいのかもしれません。

釣れない自分を受け入れることや自分を否定し続けるというのは辛いことですが、それで釣れない自分を打ち破るのが目的ですので、頑張るしかないですね!

それではまた。

毎度ありがとうございます!