バス釣り都市伝説!信じるか信じないかはあなた次第です
釣りにまつわるジンクスや都市伝説というものは意外と多く、どんな些細なことでも本気で信じているアングラーも多いもの。当然、バス釣りの本場アメリカでもそういったものを信じられているようですね。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”9 Common Fishing Superstitions and Anglers’ Thoughts on Them”という記事を引用してご紹介いたします。
人間は、努力する生き物です。
ひとつのことに向かって技術を磨いたり、メンタルを備えたり、これまでの経験を活かすことで、大きな目標に近づいたり、叶えたりするものですよね。
私たち釣り人にとっては、この他に道具を揃えたり、道具を適切に扱うことも努力の範囲に入るでしょう。
ある失敗をもとに改善を行い、それにより小さな成功体験を積み重ね、より大きな成功へ近づく。
実際はそう簡単ではないのですが、世の中がそういう仕組みであると信じていないと、逆に努力などすべて無駄なものに感じ、何も面白みがない人生だと感じてしまいますよね。
しかしながら、同じ釣り場、同じポイント、同じルアーを使って2人で釣りをしていても、どちらかはまったく釣れず、どちらかは大釣りしてしまうといったことを経験してしまうと、人生とはなんと不公平なものだと考えてしまうことを禁じ得ません。
なぜ、そういったことが起きてしまうのか─。
同じ装備、同じ力量、同じ場所で釣りをしても結果が違ってしまう…これは「運」というものの仕業なのか、では、運とは何なのか、人間の目には見えない高次の存在が成すことなのか、人々が言う「神のいたずら」と呼ぶものなのか、そんな未知のパワーを…感じずにはいられません。
これは非常にオカルトめいた話になってしまうのですが、「苦しい時の神頼み」という古いことわざもある通り、人間は昔から、最大の努力をした先に、それ以上の力を出すための「何か」を信じたりする存在でもあるんですよね。
この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「Wired 2 Fish」のコラム記事で、アメリカの釣り専用アプリ「フィッシュブレイン」の利用者700万人を対象に、釣りにまつわる都市伝説を集めたものをまとめたものです。
アメリカでも釣りにまつわるジンクスや都市伝説といったものはとても多く、それを楽しまれていたり本気でケンカになるほど信じられていたりするようですが、一体どんな内容のものなのでしょうか。
興味のある方は読んでみてください。
バナナ
バナナの都市伝説は、長い航海で腐ってしまったバナナが病原体を持った虫を引き寄せると言ったクルーから始まったとされ、多くの釣り都市伝説の中で最も有名です。 しかし今では、単純に釣りの日に食べてはいけないという風に伝えられています。 ジェイコブ・ウィーラーのようなトップトーナメンターでもこの都市伝説を信じているほどで、やはりというべきか、フィッシュブレインにより何百万人というアングラーを相手に調査したものの中で最も有名な都市伝説でした。
1投目で釣るな
ファーストキャストにまつわる話はもう1つの有名な釣り都市伝説で、その日の第1投でバイトがありバスをキャッチすると、その日の残りは散々な目に合う。というものです。 多くのプロアングラーでさえ、ファーストキャストの呪いを避けるために、1日のファーストキャストはバスがいそうな方向ではなく、ボートのすぐ横に試し投げをするほどです。
牛
「牛が寝そべると、釣れなくなる」と言われています。
湖に向かう途中にある牧場の近くで育ったり、または通り過ぎてきた釣り仲間の多くは、この言葉を一度や二度は聞いています。 釣り人によれば、牛もバスと同じように気圧に反応すると信じられています。 したがって、多くのフィッシュブレイン利用者によると、牛が寝そべってアグレッシブでない場合、バスも活性が低いと思われているようですが、意見は割れているようです。
ラッキーアイテム
多くのアングラーは、釣行前にいわゆる「ラッキーアイテム」を持って出かけると思われます。 おそらくそれは帽子、思い出の品、または単純にそれを持っていたらなぜかよく釣れるといった何らかの物でしょう。
ラッキールアー
アングラーが釣れる・釣れないの都市伝説について話をし始めると、必ずと言って良いほど出てくるのが「ラッキールアー」です。 前日によく釣れたルアーを最初に投げた方がいいですとか、なぜか釣れないと思うようなときは、ラッキールアーに頼るようにするなどです。
バスにキスをする
バスにキスするという行為は、ジミー・ヒューストンがテレビ番組でバスにキスしたシーンを見たところから始まったのだと思われます。それは、彼の昔の妻のファーストフィッシュの口から幸運が来たとして、その日はずっと釣れ続けたことに縁起を担いで、それからするようになったようですが、これも賛否の意見が分かれています。
ポジティブシンキング
これはいつからか、私たち全員が感じるようになったことだと思います。 子供のころに父親から「汚い言葉を使うから釣れないんだ」と釣果が良くない時に言われて育ったので、バスが釣れないと何かが原因だと思うようになるのです。フィッシュブレインが調査した多くのアングラーにも、自分の釣果を左右する釣りに関するジンクスがあるということがわかりました。
釣り中の音楽
先日のセントクレアの試合ではビル・ウィドラーがプロトーナメントで優勝しましたが、彼は釣りの間エアポッドで音楽を流し、ビッグスモールマウスとのファイト中でもリラックスして細いラインでのやり取りができるようにしていました。 一部のアングラーは音楽が効果的だとする一方で、他のアングラーは雑音はバスが嫌うためにそれに断固として反対しています。 フィッシュブレインのアングラーも賛否両論です。
フルーツ
今までパイナップルという話は聞いたことがなかったのですが、興味深いことに多くのフィッシュブレインアングラーはパイナップルが釣りに幸運をもたらすと言っているのです! どうやら、フルーツは一般的に釣りに共通のテーマとなってるようです。
そうですか…(笑)
私はフルーツ全般が大好きなのですが、釣りの前に食べるとお腹の調子がよろしくないのであまり口にしないようにはしています。
しかし、そんなの、ジンクスとか都市伝説でもなんでもないですけどね(笑)
バナナについては日本でもかなり信じている方は多いようで、釣りの日には絶対に食べないようにしているんですってね。
他にも第1投で釣れるとその日は釣れないというのも、ジンクスや都市伝説というというより、もはや「あるある」というレベルで皆さん同意されるのではないでしょうか(笑)
しかし、私が思うに、釣りというのはサッカーと同じような感じで、基本的には点が入らないスポーツだと思います。
バスケやハンドボールのように得点が決まりやすいスポーツや、テニスやバレーのように必ずどちらかにポイントが入るようなスポーツとは違うんですよね。
そういうことをやっている時に「○○すると釣れない」というジンクスを作ってしまうと、本当にその通りになりやすくなって当然なんです。
もし自分が都市伝説などを信じやすいタイプという自覚があるようでしたら、ぜひ「○○すると釣れる」というジンクスを探してみてください。
「○○すると釣れる」というジンクスは、それが起きるとメンタル面で非常に有利になりますし、もしそれが叶わなくても大したことに感じないものなんです。
サッカーと同じように、ゴール前までは行くのに決定力がなくなかなか1本が決まらないという展開はバス釣りにも多いもので、そのために1本の価値はとても大きいもので、その喜びも大きいものです。
ですので、都市伝説でもジンクスでもなんでもいいので、あらゆる過程を楽しみ、大事にして、努力と運を味方につけて、価値ある1本に辿り着きたいものなんですよね。
ちなみに私のジンクスは、「珍しい野生動物を目撃した日は釣れる」です。
信じるか信じないかは、あなた次第です!
それではまた。
毎度ありがとうございます!