【早春に使いたい】プリスポーンバスに有効なルアー4選!

バス釣りプリスポーンバスルアー
Photo by gameandfishmag.com

プリスポーンというこの時期、バスは暖かい日や寒い日といったコンディションに左右されやすく、居場所をコロコロ変えていきます。具体的にはどんなエリアで、どんなルアーを使えばうまくプリスポーンバスを釣ることができるのでしょうか。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Early Pre-spawn Bass Fishing Tips and Best Baits to Use”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:gameandfishmag.com”Early Pre-spawn Bass Fishing Tips and Best Baits to Use”By Skipper Mark|February 05, 2013

早いもので、今年ももう3月になりました。

つい先日まで、毎日の気分を天気に左右され、真冬の感じになるのをずっと怖がっていたのですが、気が付けばだいぶ日が長くなり、暖かさを感じるようになってきましたね。

きっとバスたちも同じように感じているはずで、もうじき産卵の季節がやってくると心の準備をしているのではないでしょうか。

バスが産卵のタイミングを決めるのには、水温や日照時間の変化などさまざまな要因があげられますが、今のところ科学的にこれという根拠は解明されていません。

しかしながら、日照時間が長くなり水温も日々上昇していくことで、バスが産卵をより意識していき、活性が日に日に上がっていくことは間違いありません。

ただし、まだ実際に産卵をするまでは時間があります。

この時期はプリスポーンと呼ばれていまして、バスは天気などフィールドのコンディションに左右されやすく、居場所をコロコロ変えているようです。

基本的には春らしい暖かい日にはシャロー、冬のような寒さが戻った時には少し深いところを行ったり来たりしているようですね。

では、具体的にはこのプリスポーンの時期、どんなエリアを探して、どんなルアーを使えばいいのでしょうか。

この記事は、アメリカのゲームフィッシング専門メディア「GAME & FISH」の記事で、プリスポーン時期のバスの動きとそれに合ったルアーを4つ、紹介と解説をしてくれています。

徐々にやる気を出し始めるバスをうまく仕留めるため、ぜひ学んでいきましょう。

プリスポーンバスの居場所

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
Year to year, many bass anglers record and remember where spawning beds are located, which gives them a distinct advantage when fishing during the pre-spawn. When fishing from a canoe or kayak on a small private lake or from a high-peformance bass boat in a major reservoir, anglers make the most of this season by fishing the deeper channels leading to shallower areas. If the channel has a sharp bend or a hump, bass will often be holding there. A lake point close to a spawning flat is another hot spot for pre-spawn bass. In deep reservoirs void of cover, bass often spawn on ledges or shelves along steep ledges in creeks. Pre-spawn bass will almost always migrate to these deeper areas near their spawning grounds as they wait for conditions to become suitable for the spawn. The pre-spawn season is a productive time to fish beginning in the Deep South and moving north as days become longer, and as the air and water temperatures rise. Most major tournament trails will follow a northern direction as spring approaches for this reason. As winter gives way to spring, the pre-spawn moves upwards in North America and many anglers wait and watch the warming trends closely until the temperatures are just right. The spawn will follow this same trend. Mother Nature tells bass this before many fishermen have a clue to the changes taking place daily as the days become longer and the water becomes warmer.

多くのバスアングラーは、毎年スポーニングベッドがどこにできるかということは覚えているものです。 小さなため池でのオカッパリなのか、ビッグレイクでバスボートを使った釣りをするかにかかわらず、シャローにつながるディープからの道で釣りをすることで、この季節の釣りが最大限に効率的になります。

ディープのチャンネルラインに鋭いカーブやハンプがある場合、バスはそこにいることがよくあります。 スポーニングフラットに近いメインレイクの岬もまた、プリスポーンバスのもうひとつの激アツポイントです。 水深があってカバーの少ないリザーバーでは、バスはクリークの急斜面バンクの途中にある棚でスポーニングすることもよくあります。 プリスポーンバスは、フィールドのコンディションが産卵に適した状態になるのを待っているあいだ、多くの場合、こういった産卵場所近くのディープエリアに移動しています。

プリスポーンのよく釣れるタイミングというのは、国の南のほうから始まり、日が長くなり、気温と水温が上昇するにつれて北部に移動していきます。 このため、多くのトーナメントスケジュールは、春に南部から始まり、夏が近づくにつれて北部げと進みます。

北アメリカでは、多くのアングラーが冬から春に変わり、プリスポーンが近付くと、気温がちょうどいい感じになるのを注意深く見守ります。 ミッドスポーニングの時期もこれと同じような感じになります。 しかし、母なる自然は、多くのアングラーよりも早く、日が長くなり、水温が上昇するという毎日の変化をバスに伝ているのです。

プリスポーンバスに有効なルアー

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
Suspending jerkbaits are among one of the most popular pre-spawn bass lures. This is a go-to bait for many anglers for the late-winter conditions and seasonal cold fronts will come and go until spring finally hits as bass move from deep to shallow water. Crankbaits also are on many anglers list of top pre-spawn lures. The action of these lures is difficult to beat when targeting pre-spawn bass that are moving to shallow cover, such as rocks and submerged timber. The lures’ ability to bounce and bump cover is a great way to get bass to bite. Diving baits are great for colder temperatures while shallow-running squarebilled baits are well suited for searching flats for migrating bass after a warming trend. The mighty jig is the next lure to mention. Many bass gurus swear by this versatile bait for emerging lethargic pre-spawn bass. As water warms and cools with the coming of spring, bass will move with the water temps. Jigs are a versatile option for deep to shallow water. They are excellent crawfish and creature imitation baits; bass cannot resist slow moving crawfish meals in late winter and early spring. It is said that a bass will gain a pound for ever five pounds of crawfish they eat. Crawfish provide valuable protein needed to survive through reproduction, bedding and guarding a nest. As water warms in shallower coves more rapidly, baitfish – followed by bass – will seek out this warmer water. Bass will looking for schools of shad and other baitfish as well as crawfish. A jig and trailer fished in these areas can be extremely effective. A small jig with a craw trailer will give a slow descent, then dragging slow with short hops to resemble a defending crawfish will produce strikes. When necessary, the versatility of a jig allows anglers to adjust with the conditions from a slow crawl to swimming. Once considered a secret weapon, the spinnerbait has always been one of the top-selling lures in modern bass fishing. This versatile baitfish-imitation lure can be fished at every depth. With different blade combinations, spinnerbaits can be quickly changed to suit the mood of bass. These baits are great for searching during the pre-spawn season because retrieve speed can be varied greatly to suit finicky bass.
バス釣りプリスポーンバスルアー
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サスペンドジャークベイトは、最も人気のあるプリスポーンルアーのひとつです。 これは、晩冬から釣りをしているアングラーの多くにとって頼りにされているルアーであり、寒冷前線などの影響でバスがディープとシャローを行ったり来たりし、ようやく春が来るときまでよく使われるルアーです。

バス釣りプリスポーンバスルアー
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クランクベイトもまた、多くのアングラーがプリスポーンに使う候補にあげるルアーです。このルアーのアクションは、シャローの水中にある岩や木などのカバーに移動しているプリスポーンバスをターゲットにする場合に、これに勝るものはありません。 ルアーをカバーに当てて跳ね返らせることで、バスをバイトさせることができます。 ディープクランクは低水温の時に、スクエアビルクランクは暖かい日にシャローフラットへ移動したバスをサーチするのに適しています。

バス釣りプリスポーンバスルアー
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次のルアーはラバージグです。 多くのベテランバスアングラーは、このバーサタイルなルアーで活性の低いバスを狙っています。 春がきて温まった水が再び冷やされたとき、バスは水温に合わせて動きます。 ラバージグはディープからシャローまで幅広く対応できるルアーです。

ラバージグはザリガニのような生き物をうまく模したルアーで、冬の終わりから春先にかけて、バスはゆっくりと動くザリガニの誘惑に抵抗できません。 バスはザリガニを5ポンド食べると1ポンド太ると言われています。 それほどザリガニは産卵からベッドの保護など、繁殖のための生き残りに必要な貴重なタンパク質を提供するのです。

水深のないワンドでは水温がより速く上がりやすく、ベイトフィッシュとバスはこの温かい水を求めています。 バスはザリガニだけでなく、ベイトフィッシュの群れも探しています。 こんなエリアで釣りをするにもラバージグとトレーラーは非常に効果的です。 クロー系トレーラーを付けた小さめのラバージグはスローフォールし、防御のときのザリガニのように短いジャンプを入れつつゆっくりとズル引きすることでバイトを誘います。 ラバージグはバーサタイル性が高いので、必要に応じてゆっくりとしたスイミングで使ったりと、状況に合わせてアジャストできます。

バス釣りプリスポーンバスルアー
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かつては秘密兵器とされていたスピナーベイトは、今やバスフィッシングで最も売れているルアーのひとつです。 このバーサタイル性の高いベイトフィッシュを模したルアーは、あらゆる水深で釣ることができます。 またスピナーベイトは、タイプの違うブレードの組み合わせにより、バスの気分に合わせて素早く変更できます。 このルアーは、リトリーブ速度を大きく変えることで気難しいバスにも対応することができるため、プリスポーンの時期のサーチベイトに最適です。

バス釣りプリスポーンバスルアー
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バスが産卵に向けて動き出す。

その姿をイメージしただけでもワクワクしてしまい、何も考えずに釣りに出掛けたくなるところですが、この記事に書かれていたようなバスの行動やルアーの知識をしっかりと覚えておくことで、プリスポーンの時期のバスを釣るのがより効率的になりますよね。

特に、この記事によれば、この時期のバスは活性が高い時と低い時の差が激しいようです。

そんなバスを相手にするのに、いつも同じルアーというわけにはいかないでしょうからね!

今日のタイミングでバスがいるのはシャローなのかディープなのか、バスが反応するスピードは速いのかゆっくりなのかというところを考えて、エリアやルアーを決めると良さそうです。

また、冬から春が進むスピードは私たちアングラーが考えるよりもずっと早そうです。

先週はどこどこで釣れても、今日もそこで釣れるかどうかは分かりません。季節は進んでいます。

そのようなことを色々と考えながら、プリスポーンのバスをきっちりと探し当てたいものですね!

それではまた。

毎度ありがとうございます!