4月。はじめての湖でバスを釣る:ボビー・レーン編
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こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Pro Bass Tips for Fishing ‘Mystery Lake’”という記事を引用してご紹介いたします。
初めてのフィールドを訪れた時、皆さんはどのようなエリアから釣りをされるのでしょうか。
野池のような小規模なフィールドであれば、いずれ1周できると思いますので、気にせず片っ端からやっていってもいいかもしれません。
しかし広い湖ではそうもいきません…。なるべく的を絞って、効率よく釣っていくのが理想的と考えるのではないかと思います。
この記事は、アメリカのフィッシングメディア「GAME&FISHING」がアメリカメジャーリーグフィッシングに出場している3人のトッププロに、「初めての湖で4月にバスを釣るならどうするか」という質問をぶつけたものです。
舞台は4月。この絞られたお題に対して、プロはどう考えるのでしょうか。
本日は全3回中の2回目、ボビー・レーン編です。彼ならどういった作戦で初めての湖を攻略しようとするのか、ぜひ参考にさせてもらいましょう。
BOBBY LANE(ボビー・レーン)
Photo by game and fishing.com
Hometown: Tampa, Florida
Bio: Lane grew up in a fishing family in Florida, spending considerable time on the Kissimmee Chain of Lakes. He started fishing professionally in 2002 and began fishing the FLW circuit in 2004, winning the Rookie of the Year award that same year. In 2007, he qualified for the BASS Elites, again winning Rookie of the Year honors and qualifying for his first Bassmaster Classic. Since then, Lane has qualified for another 10 Classics, and has earned more than $1.2 million on the BASS Tour. In 2009, Lane won an Elite event on Kentucky Lake and has finished in the money 95 times in 128 tournaments.
Location 1: I’d start in the pockets with the docks. Those would be great spots for any spawn or early post-spawn activity. These are protected areas and would offer the tightest cover in shallow water, both of which are must-haves for this time of year.
Bait: For me, narrowing it down to one bait would be difficult. It’s going to depend on what I see while I’m actually on the water. But I would more than likely start with a Yo-Zuri Pencil. That bait has a great side-to-side slashing action that draws aggressive strikes, both feeding as well as reaction. It lets me cover plenty of water to locate fish. I would go with a shad color as it imitates baitfish that congregate in the shallows and those that bass would naturally feed on while there.
Location 2: I would focus on blowdowns or any related cover that is found in shallow water.
Bait: Once I began locating fish and the specific structure they’re holding on with the slash bait, I’d switch over to something that allows for more precise presentations. My go-to bait there would be a PowerBait MaxScent General rigged wacky.
Location 3: I’d target the shallow docks and trees for fish that were spawning there, or might be there guarding fry.
Bait: Since I’m probably zeroed in on specific fish now, I’d stick with precision presentation baits, like a creature soft-plastic whacky rigged — one I can fish slow.
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ホームタウン:タンパ、フロリダ州
略歴:レーンはフロリダの釣り好きな家庭で育てられ、キシミーチェーンレイクでかなりの時間を過ごしました。彼は2002年にプロとしての釣りを始め、2004年にFLWサーキットを開始し、同じ年にルーキーオブザイヤーを受賞しました。 2007年にはバスマスターエリートの資格を得て、その年のルーキーオブザイヤーを受賞し、初のBassmaster Classicの参加資格を得ました。それ以来、レーンはさらに10のクラシックの資格を得て、B.A.S.S.ツアーで120万ドル以上を獲得しています。 2009年、レーンはケンタッキーレイクでエリートの試合で勝ち、これまで128回の試合のうち95回、賞金を獲得しています。
ポイント1:私は桟橋のあるポケットから始めるでしょう。ここは、スポーンからアフタースポーン初期までに活動するための優れたスポットです。保護された区域であり、シャローには狭いカバーもあります。どちらも、この時期に欠かせないものです。
ルアー:1つのルアーに絞るのは難しいです。フィールドにいるときに見えるものに依存することになるでしょう。しかし、Yo-Zuri Pencil(ヨーヅリ・ペンシル)から始めることが多いと思います。このルアーは食性とリアクションの両方による積極的なバイトを引き起こす素晴らしい左右の滑らかなアクションを持っています。バスを見つけるためには、たくさんのエリアをカバーすることです。浅瀬にベイトフィッシュが集まり、当然バスがフィーディングしている、それを模しているシャッドカラーで行きます。
ポイント2:シャローで見られる倒木などどんなカバーにも焦点を当てていきます。
ルアー:バスや特定の地形をペンシルベイトで見つけたら、より正確なプレゼンテーションができるものに切り替えるでしょう。PowerBait MaxScent General(バークレイ・パワーベイトマックスセント ジェネラル)のワッキーリグを試していくと思います。
ポイント3:スポーニングのためまたは稚魚を守っているであろう魚を探してシャローの桟橋やレイダウンを目標にするでしょう。
ルアー:これまでとは全く違う明確な魚を釣るわけですから、ここはルアーでプレゼンテーション精度にこだわります。クリーチャー系ワームのワッキーリグなどは、スローに釣ることができるもののひとつです。
いかがでしたか。
ボビー・レーンはルアーを一つに絞るのは難しいとしながらも、4月でもペンシルベイトで広く探っていく事が多いんですね。
反応のあるエリアを見つけたら、レイダウンなどの小さなカバーに絞っていくということでいいのでしょうか。
やはり初めて訪れる湖ですから、最初は信頼のできるルアーで広く釣っていきたいはず。そういう意味では、ボビーレーンにとってヨーヅリ(DUEL)の3DBペンシルはよほど信頼のあるルアーのひとつなのでしょう。
3つ目はもうネストを探して撃つというものですので、4月に初めて行った湖では最終手段としてそうなるのでしょう。(このブログでは記事として紹介しているのであって、ネスト撃ちを推奨するものではございません)
速いペンシルの釣りと遅いワッキーリグの釣り。ボビーレーンの4月の釣りは両極端な釣りなんですね。
今回は全3回のうちの2回目でした。次回もぜひご覧ください。
それでは、また。
毎度ありがとうございます!