魚は100万倍の嗅覚!? 魚が嫌う匂いの秘密と釣果アップ術

2018年11月27日

魚は100万倍の嗅覚!? 魚が嫌う匂いの秘密と釣果アップ術

Photo by Dr juice USA.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”An Interview With Dr. Juice”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:drjuiceusa.com”An Interview With Dr. Juice”POSTED BY OSMIC RESEARCH · NOVEMBER 26, 2018(海外サイトです)

 

はじめに断っておいた方がいいと思いますので言っておこうと思うのですが、この記事は宣伝です…。最後に当店の商品を買っていただこうという記事ですので、予めご了承くださいませ。

おそらく日本国内において、当店でしか扱っていないであろうフォーミュラ剤があることをご存知でしょうか。

ドクタージュースという商品名で販売させていただいているのがそれなのですが、これは、これまでのフォーミュラ剤とはちょっとタイプが違うものなのです。(これについては後で説明させていただきます)

ところで、フォーミュラ剤といいますと、ニンニク臭、エビ臭、魚臭といった匂いや味というところを配合して作られていますよね。皆さんはこういった物をお使いになったことはありますでしょうか。

長年使っているという方に理由を聞けば、それは匂いにより「釣れるから」という答えが返ってきますし、使わないという方に理由を聞けば、「信用できないから」「お金がもったいないから」という答えが返ってきます。これは、どちらも正しいと思います。

しかし、そもそも魚と匂いの関係については、あまり知られていないように思います。

この記事は、アメリカのフォーミュラ剤メーカーである「Dr.Juice」社のブログ記事で、この商品の開発者であり医師、精神科医、漁業研究者、人類学者という側面を持つグレゴリー・バンベネク博士にインタビューしたもので、魚と嗅覚などのことについて話がされています。

当店の商品を買う必要は全くございません。良い記事だと思いますのでぜひ読んでみてください。

 

 気になるところだけ読んでもOKです 

ドクタージュースへのインタビュー

Dr. Gregory Bambenek knows a good thing when he smells it, and because fish do likewise, this physician and psychiatrist of Duluth, Mn., has made a big name for himself in sportfishing circles across North America. His patients know him as Dr. Bambenek; anglers call him “Dr. Juice.”

“Not until recent years did North American fishermen realize there is more to catching fish than the color, size, configuration and action of baits; they have learned smell can be the most important factor of all,” says Dr. Bambenek who while traveling to India, China, Nepal and the Central American rainforests to study techniques for human healing discovered the extent that scents play in catching fish.

“Traditionally, medicine men of the jungle where, and in many places, still are obliged to catch fish where no one else was catching them to insure the tribe’s survival. So they brewed concoctions that caught fish when nothing else worked.”

“They passed many of these secrets on to me, and combined with my own lifelong interest in fishing and the role scents play in improving success, Dr. Juice now offers products applicable to just about all fishing situations. And we’re becoming much more involved in the role scent also plays in hunting, with much emphasis on big game such as deer.”

“Most of the artificial lures of today are designed to catch the eye of fishermen. They see something fancy, colorful and with lots of glitz, so they buy it. But, what looks good to a fishermen doesn’t necessarily look good to a fish. That’s where Dr. Juice scents come into the picture.”

Though scents are rapidly gaining popularity among fishermen everywhere today, there remain some skeptics. Dr. Bambenek attributes this to the fact that fishermen are mammals who live in air where scent greatly diminished. “We rely on our eyes and ears; smell plays a lesser role than it does underwater where things are different.”

“Visibility of fish underwater is not as keen as ours in the air; thus fish must rely on scent more than we do, and they’re well-equipped to so it. A dog’s sense of smell is one thousand times more sensitive than that of a human, but a fish’s sense of smell is a thousand more times better than a dog’s.

“That means a fish can smell one million times better than a man. Because of this astronomical difference, many fishermen have no conception of how really important the sense of smell plays when trying to catch them”

Dr. Bamvenek’s fishing products are not limited to providing life-like scent to artificial lures; lately there have come innovations to make the smell of live baits more important in the aching process. A single drop of one of his scents can rejuvenate the original scent of a live bait, but more important it can also cause a live bait to exhibit characteristics that attract larger sports fish to take it.

Referring to a study published in Germany in 1941, he summed up the process as “Take live minnows or shiners as an example, they have little sacs under the shin that release scents when they are frightened or wounded to make others in the school aware of danger. By duplicating this, the bait being fished not only usually acts the part of being frightened or wounded, but also releases those ‘messages,’ while the artificial attractant broadcasts them even more, And any fishermen knows that nothing attracts predatory fish more than visual and scent distress signals.”

There is still another aspect of the role scent plays in fishing that occupies Dr. Bambenek’s research; how to disguise or otherwise overcome scents that turn fish off. If fish are attracted by things they like, they can also be repelled by things they don’t like- and they can detect repellent substances from man at a dilution of one pare per 80 billion, he claims.

Among many scents fish fear and loathe is :-serine, a repugnant amino acid evident in enemies such as man, sea lions and bears. Just baiting a hook can release enough of the scent on the lure to discourage fish, so it must be eliminated- or the fisherman should have someone else bait the hook.

Former President George Bush, who Dr. Bambenek tested at a fishing show in 1988, should be interested in Dr. Juice Hand and Lure Cleaner. “The former president was very high in serine secretions, so much so his fingerprints on a bait can stink up the water and repel fish, says Dr. Bamenek, who has a comparable amino count.

Though most of his time is spent fishing or experimenting with scents wherever different fish and different secrets might lure him, the doctor, a graduate of the University of Minnesota Medical School, still practices one day a week. But, he does enough “fun” fishing to admit, “I’m my own best customer.”

グレゴリー・バンベネク博士は匂いがすることは良いことだと考えています。そしてそれは、魚釣りにも同様です。このミネソタ州ダルースの医師であり精神科医は、北アメリカのスポーツフィッシングサークルで大きな知名度があります。彼の患者から見れば彼はバンべネク先生として知られていますが、アングラーたちからは彼は「Dr.ジュース」と呼ばれています。

魚は100万倍の嗅覚!? 魚が嫌う匂いの秘密と釣果アップ術

Photo by Dr juice USA.com

「近年まで、北アメリカのアングラーは、より魚を釣るにはルアーの色、大きさ、形状、アクションによるところが大きいと認識していましたが、臭いも重要な要素であることを学びました。」と言います。一方で、人間の治療の技術を研究するためにインド、中国、ネパール、中米のジャングルを訪れ、香りは魚をキャッチするにも有効であることを発見したとバンべネク博士は言います。

「多くの場所では古くからの伝統で、ジャングルの医者たちは部族を生き残らせるために魚を捕まえなければならない義務があります。ですので彼らは苦労することなく魚を捕まえるような調合物(フォーミュラ)を作り出したのです。」

「彼らはこれらの秘密の多くを私に伝えてくれました。これにより生涯に渡り釣りにおいて匂いがもつ役割による釣果の向上を目指すことに関心を持ち、ドクタージュースは現在、多くの対象魚に利用できる製品を提供しています。そして私たちは、ハンティング(狩り)でも香りが役割を果たすようになり、鹿狩りのようなビッグゲームに重点を置いています。」

「現在、市場にあるルアーの多くは、アングラーの目を引くようにデザインされています。なんとか目立つように、カラフルで、キレイな外観を持つことで人々は購入します。しかし、アングラーによく見えるものは必ずしも魚によく見えるとは限りません。そこで、ドクタージュースのフォーミュラ剤が登場するのです。」

現在ではアングラーの間で急速にフォーミュラが広く普及していますが、懐疑的な意見も見受けられます。 バンベネク博士は、これは、アングラーが大気中に生きる哺乳類であり、大気中は匂いが大幅に減退しやすいという事実に基づくと考えています。 「私たちは目と耳に頼っています。水中はこれとは違い、匂いはより大きな役割を果たします。」

「水中での魚の視界は、私たちの住む空気中と同じように見えるわけではありません。したがって、魚は私たちよりも多く嗅覚に依存しなければなりません。犬の嗅覚は人間の嗅覚よりも1000倍も敏感ですが、魚の嗅覚は犬より数千倍優れています。」

「それは、魚が人間より100万倍も嗅覚に敏感であることを意味します。この天文学的な違いのため、多くのアングラーは、魚を釣るのに嗅覚の感覚が本当に重要であるという概念を持っていません。」

バンべネク博士の製品はルアーに生き物の匂いを提供するだけに留まりません。最近では、弱っていく生きエサの臭いをより重要視した技術革新が起こっています。彼のフォーミュラを1滴垂らすことで生きエサの匂いを元の新鮮な状態に戻すことができますが、しかし、より重要なのは、その生きエサにより大きな魚を引き付ける特徴を持たせることです。

彼は1941年にドイツで発表された研究を参考に、「生きた小魚やシャイナーを例にすると、群れの仲間に気づかせるために恐怖を感じたり怪我をしたときにわずかな匂いを放ちます。このときの匂いを複製することによって、釣りに使っているルアーが恐怖を感じたり怪我をしていることを知らせるだけでなく、ルアーがそれらの「メッセージ」を放つことで、多くのアングラーが考える見た目以上の危険信号という名の匂いを放ち続け、捕食者を引き寄せます。

魚は100万倍の嗅覚!? 魚が嫌う匂いの秘密と釣果アップ術

バンベネク博士が釣りに対する匂いの役割の研究をしていることにはもう一つの側面があります。それはいかにして魚が嫌いな匂いを消すか、または匂いを克服するかです。もし魚が好きな匂いに引き付けられるということであれば、嫌いな匂いを避けるということです。彼らは80億分の1に希釈された殺虫剤を検出することができるわけですから。

多くの匂いの中で、魚が恐怖感や嫌悪感を持つのは次のものです: 「L-セリン」。これは人間、アシカ、クマなどの敵が持つアミノ酸です。フックにエサを付けるだけで、指から魚が嫌うのに十分な匂いが付きますので、釣りをするときには取り除かなければなりません。あるいは、アングラーは魚の敵じゃないものにエサを付けてもらうべきです。

1988年、バンベネク博士はフィッシングショーでジョージ・ブッシュ前大統領をテストしましたが、彼は「ドクタージュース・ルアー&ハンドクリーナー」に興味を持ったはずです。 「前大統領はセリンの分泌量が非常に高かったので、ルアーについた指紋が水を伝って魚を撃退する可能性があるとバンベネク博士は言います。そして、彼も同等のアミノ酸(セリン)持つのです。

魚は100万倍の嗅覚!? 魚が嫌う匂いの秘密と釣果アップ術

ミネソタ大学医学部の卒業生である博士は、あらゆる異なる魚に対する異なるシークレットをルアーに持たせるため、殆どの時間を釣りや匂いの実験に費やされていますが、今でも週に1日は練習に充てており、その釣りを十分に楽しんでいます。 彼は「私は自分の商品の最高の顧客のひとりです」と言っています。


 

いかがでしょうか。

ただの宣伝にするにはもったいないほどの科学的根拠といいますか、重要なことが書かれているような気がしますよね。

このフォーミュラはただ単に特定の生き物の匂いを発するだけではなく、ベイトフィッシュが恐怖を感じた時に発する成分、つまり「フェロモン」を発しているのだそうです。

これが、今までの匂いや味をつけた「フレーバー系」のフォーミュラーとは違う部分です。言うなればこのフォーミュラは「フェロモン系」と言っていいと思います。

もう少し細かく説明しますと、ベイトフィッシュの発するフェロモンにはこの記事に出てきた「恐怖フェロモン」のほかに、ベイトフィッシュが群れを成すために群れの中心にいる魚が発する「スクーリングフェロモン」、バスがスポーニング時などの婚姻行動や縄張り争いの時に出す「性フェロモン」という3種類のフェロモンが配合されているということです。

ベイトフィッシュが群れの仲間に危険を知らせるために発したフェロモンを、こともあろうに捕食者であるバスがこれらのフェロモンを敏感に察知し、そちらに引き寄せられるという自然界の厳しい仕組みを利用したフォーミュラ剤なんですね。

また、性フェロモンはスポーニングシーズンに見られるような、バスをアグレッシブで攻撃的な状態にさせる作用があるようですね。

ちなみにこれはバス専用のフォーミュラで、他にトラウトやウォールアイ用など魚種により専用の商品があるのですが、当店ではバス用のみの取り扱いとなっております。

興味のある方はぜひ、ドクタージュース・バスセントをお試しください。

魚は100万倍の嗅覚!? 魚が嫌う匂いの秘密と釣果アップ術

ドクタージュース・バスセントの売場へ行く

 

また、博士が言うとおり、人間の発する匂いにバスは敏感です。タバコや整髪料などの匂いはバスが嫌うということで有名だと思いますが、これらの匂いを消すだけでも釣果に影響があるということです。もちろん、強力な消臭剤ですので、手に付いた魚の匂いやフォーミュラ剤の除去にお使いいただいてもいいかと思います。

魚は100万倍の嗅覚!? 魚が嫌う匂いの秘密と釣果アップ術

ドクタージュース・セントフリー・ルアー&ハンドクリーナーの売場へ行く

 

バス釣りは人間の100万倍の嗅覚をもつという魚を相手にしたスポーツですから、匂いを付ける、匂いを消す、ということにもう少し気を使ってみるのも、釣果を伸ばす事に繋がるかもしれませんね。

ぜひ、お試しくださいませ。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!