林晃大プロ:野尻湖のキャロシャッドでスモールマウスバスを釣るには
こんにちは!店長の小山です!
本日はキープキャスト2019で林晃大プロに取材させていただいた「野尻湖でのキャロシャッドでスモールマウスバスを釣るには」というテーマについてお伝えさせていただきたいと思います。
当店での恒例記事ともなりましたキープキャストでの取材記事と動画のほうを楽しみにして下さる方もいらっしゃるようで、大変ありがたく思います。
今年も多くのプロの方にお時間をいただき、お話をお聞きしましたが、本日は私も気になっていた林晃大プロの野尻湖でのキャロシャッドについてのお話をお伝えさせていただきたいと思います!
まずは動画の方をご覧ください。
厳しい野尻湖の晩秋シーズンなど、他の誰もが釣れていない時でも、ガイドブログを拝見すると順調にガイドのお客さんに釣ってもらっておられている林プロ。
私も野尻湖ではこれまで何度もキャロシャッドは投入してきているのですが、完璧にハメたという実感はありません。
何か特別な仕組みでもあればと思ってインタビューさせていただいたわけですが、キャロシャッド専用ロッド開発後というタイミングもよかったのか、快く応えていただけました。
若干ですが補足もございますので、ここからは動画の内容をあらためてまとめていこうと思います。
野尻湖のキャロシャッドのシーズン
- 秋というイメージが強いが、アフタースポーンの6月ごろからディープに落ち始めたバスがいればもう釣れる。
補足:魚探が使える方であれば、ボトムのベイトにバスが突っ込んで行っている映像が映るようなところでやるとなおいいということでした。
キャロシャッドの使い方
- 8mレンジまでは7gのシンカーを使う
- アクションは2ジャーク1ポーズ
- ボトムにルアーのリップを当てていき、リアクション狙い
補足:7gのシンカーは重いため根掛かりが心配になるかと思いますが、ジャークの時にシンカーは跳ね上がってルアーだけがボトムに擦りつけられる形になるので大丈夫とのことです。
キャロシャッドの強み
- ハイプレッシャーな状況
- ライトリグで釣った後
- 先行者に叩かれた後
こういった状況下でもバイトを得られるということが強み。
林プロはトーナメントの時でも、どれだけ先行者がいても、どれだけ釣られていても気にせずその後からエリアに入っていき、キャロシャッドに反応する魚をバンバン釣っていったという実績があり、自信に繋がったということでした。
キャロシャッドのロッド
- 水深8mでもシャッドが綺麗にダートするための張りがあるロッド
2019年3月現在、レジットデザインにて発売準備中のWSS64MLというロッドがまさにキャロシャッド用のロッドということですが、やはりこだわりのポイントとしては水深8mでシャッドをしっかりダートさせられるロッドの張り・硬さということでした。
私がキャロシャッドに何度も挑戦しているけど思ったように釣れないという話をしたところ、「やはりディープできちんとダートしていないのではないか」ということを言われました。ロッド選びは重要そうですね。
キャロシャッドに向いたルアー
これは動画の中では話されていない内容なのですが、しっかり聞いてきました。
キャロシャッドはジャークの力が伝わりづらいディープの釣りになりますので、シャッドルアーに求められるのは、
- 横っ飛び性能
- キレの良さ
ということでした。
では横っ飛びしやすく動きにキレのあるシャッドとはどういうものかといいますと、林プロがいつも使っているものも含めて具体的には
- ハイカット(OSP)
- スパット(がまかつラグゼ)
- ウルトラスレッジ(エバーグリーン)
などが挙げられるそうです。これらのシャッドの共通点は固定重心であることです。
林プロが言うには、固定重心のシャッドの方がジャークの動きが伝わってからルアーが動き出すまでのタイムラグがないため、より動きにキレがあるということでした。
これ以外のシャッドでも、固定重心のもので自分が持っているシャッドがあれば、目に見えるところでジャークさせてみて、横っ飛びしやすいなと思えばキャロシャッドに向いているシャッドだということですので、そういうものを使ってみてくださいということでした。
エバーグリーン・ウルトラスレッジCBS(固定重心モデル)の売場へ行く
これまでシークレット色が強くなかなか情報が出てこない釣りではありましたが、林プロに注目することで、今後はキャロシャッドの釣りがどんどん簡単になっていけばいいですね。
林プロもぜひ野尻湖の釣りを皆さんに楽しんでいただきたいということでしたので、これを機に皆さんも挑戦されてみてはいかがでしょうか。
最後にこの場をお借りしてお礼を言わせていただきたいのですが、林プロにはお忙しい中、お時間をいただきましてありがとうございました。また機会がありましたらお邪魔させていただきたいと思います。
それではまた。
毎度ありがとうございます!